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お漏らしの記事 (33)

おかず味噌 2020/02/21 02:14

オススメ作品「排便妨害ーあの子のウンチを阻止せよー」

もしも「透明人間」になれたら、何をするか?


 人類にとって、いや紳士諸君にとって最大のテーマであろう。
 ある者は「金儲け」のために、その有為な手段を利用するだろうし、またある者は「強者」となるべく、その絶大な能力を行使するだろう。
 そして、多くの紳士諸君がこう考えるはずだ。

「エロいこと」をするために悪用する、と。

 更衣室に忍び込み、聖女たちの「着替え」を覗くも良し。女湯に入り込み、聖女たちの「裸」を鑑賞するも良し。女子トイレに押し入り、「聖水」を拝見するも良し。

 けれど、それだと「隠しカメラ」と大差はない。
 人知を超えた能力を手に入れたあなたはもっと「自由」に、もっと「大胆」に、その力を行使することだってできる。

 たとえば、気づかれぬまま――気づかれないからこそ、聖女の体に触れ、あるいは衣服を脱がし、そのまま「行為」に及ぶことだってできる。
 もちろん犯罪だが、相手は自分を認識していないのだから、発覚する恐れはない。
 あなたの気に入った、好意を寄せた聖女たちは皆、あなたの玩具であり、性欲のはけ口として機能する。
「透明人間」のいかに素晴らしいことだろう。

 けれど。残念ながら、我々にそのような能力は備わっておらず、この先備わる予定もない。死後であれば、あるいは可能であるかもしれないが、それは死んでからのお楽しみ。誰にも分からないことだ。
 それでも。「創作物」であれば。さすがに生身の手触りや臨場感さえ無いものの、それを疑似体験することはできる。現に、世の中には「透明人間」を扱った作品は数多く存在する。それもまた「願望の実現」という、フィクションだからこそ可能な到達点である。

 今回紹介する「RPG」もまた例に漏れず、そんないわゆる「透明人間もの」の作品だ。
排便妨害ーあの子のウンチを阻止せよー

 そして、この作品における「主人公」は、透明人間になって何をするのか?
 それはまさにタイトルの通り――

 聖女の「排便」を妨害するのだ。

 誰もが等しく持ち合わせている「生理欲求」でありながら、聖女たちの可憐な姿とその行為はあまりにもかけ離れている。
 まるで可愛いあの子は、美人すぎるあの子は、さも排泄なんてしないかのように。当たり前の顔をして、颯爽と、日々を過ごしている。
 けれど自分にその欲求があり、その行為をするように。聖女たちにだって、誰にも知られたくない「秘部」は確実に存在するのだ。

 あなたに与えられた任務は簡単だ。ただほんのちょっと、バスケットボールに右手を添えるみたいに、ほんの少しだけ力を加えてやればいい。
 それだけで、聖女たちはやがて自分の「生理欲求」と格闘し始め、仕舞いには「脱糞」してしまう。あなたはただそれを傍観するだけだ。
 そしてこのゲームには、聖女たちの我慢の「限界さ」によって、いくつかの展開が用意されている。
 無事にトイレで排泄することができるのか、ギリギリでチビってしまうのか、それともパンツの中に全てを出し切ってしまうのか。全てはあなたの手腕によるところである。

 あなたはいくつかの道具を駆使することができる。「下剤」「トイレットペーパー」「浣腸液」など、手持ち資金の中でそれらを組み合わせ、いかに聖女たちを窮地へと追い込むのか、その感動と興奮をぜひ体感して欲しい。

 あなたの取った行動がバタフライエフェクト的に、聖女たちを巻き込み、様々に展開していく。それはまるで「謎解き」をしているかのようで、その実あなたがしているのはむしろ「謎を構築」することに他ならない。そういったゲーム性もまた、この作品において欠かすことのできない重大な要素だ。

 日常がそうであるように、聖女たちはそう簡単に「お漏らし」をしてはくれない。だからこそ、数々のトライ・アンド・エラーを繰り返し、少しずつ彼女たちを追いこんでいく。それこそがこの作品における、最大の楽しみ方の一つであり、カタストロフィを感じる部分だ。

※ちなみにこの作品においては、いわゆる「排泄シーン」のイラストは一切用意されていない。
 けれどそれもまた、この作品がたった「ワンコイン」でお釣りが来る程度の価格で楽しめることを考えれば、納得のいくものだ。
 それに、即物的なイラストが無いからこそ、あなたはこれまで見てきた数々の動画やイラスト、画像、それらを思い返し、想像力を逞しくすることができる。
 筆者においても、それは容易なことであった。

 そして、数々の動画やアニメ、漫画や小説が、予め決められたルートをただなぞるだけのものであるのに対して、「ゲーム」というジャンルはそれもまた「予め用意された分岐」であるのはもちろんなのだけれど、あたかも自らが選択し行動した結果として享受される疑似体験であるというのも、やはりより現実に近い経験なのだろう。

 前回の記事と同じく、もちろん筆者は迷わず購入した。むしろ発売を知ってから、家に帰るのが待ち遠しくなったほどだ。
 ぜひ、読者の方々、紳士諸君にもこの感動と興奮を余すところなく、味わって頂きたい!

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おかず味噌 2020/02/20 01:11

ちょっとイケないこと… 第三話「尿意と再現」

(第二話はこちらから)
https://ci-en.dlsite.com/creator/5196/article/209572


 忘れもしない、あの日から一ヵ月。○○さんと街に出掛ける約束をした。俗にいうデートというやつだ。

「やっぱり、松永さんの黒タイツ姿は良いね!」

 会ってすぐ私の服装を見るなり彼はそう言った。彼は黒タイツの脚が好きらしい。だからこそ、私は今日それを履いてきたのだ。(寒いから、というのもあるけれど)そしてどうやら喜んでもらえたらしい。彼はさりげなく、私の太腿をそっと撫でた。

 まず本屋に行き、それからカフェで遅めの昼食を取った。私は水やコーヒーなど、飲み物を五杯ほど飲んだ。過剰摂取した水分が膀胱に蓄積されていくのが分かったが一度もトイレには行かなかった。単に行きたくならなかったというのもあるけれど、心の奥底で何かを期待する気持ちが微かにあった。


 あの日以来、私はごく頻繁に『おしっこ』を我慢するようになった。

 今の内に済ませておくべきという時でさえあえてトイレには行かず、ギリギリまで尿意を堪えるようになった。幸い、あの時みたく失敗することこそなかったものの、危なかったことなら二、三回ほどあった。それでも私はその癖を止められなかった。

――もし、漏らしてしまったら…。

 それを思うだけで。背徳感にも似た気持ちと綱渡りのようなスリルとが相まって、何ともいえない高揚を私は覚えるのだった。

――これじゃ、まるで変態みたいだ!

『おしっこ』を我慢することで興奮するなんて…。こんなの絶対、人には言えない。どうやらあの日の失態がきっかけとなり、私の中で何かが変わってしまったらしい。それもこれも全部、彼のせいだ。


 繁華街からバスで地元に帰ってきて、その後当たり前のように彼の家に誘われる。

「え~、どうしようかな~?」と私は断る素振りを窺わせつつも、内心ではとっくにそのつもりだった。あの日は思わぬハプニングがあったが、あるいは今日こそは。
 それを想像するだけで、私はまたしてもショーツ内を『おしっこ』とは違う液体で濡らすのだった。

 彼の家に着く頃には、尿意はいよいよ顕著になっていた。まだ限界というほどではないにせよ、このままだとひょっとすればひょっとするかもしれない。

――今『おしっこ』したら、どれだけ気持ちいいだろう?

 脱いだ靴を揃えながら、私はそんなことを考える。理性も尊厳もかなぐり捨てて、今すぐ尿意を解放することができたら。彼の前で『おもらし』することができたら。

 彼は私を蔑んだ目で見るだろう。一度ならず二度も年頃の女子が『失禁』だなんてそんなの絶対ダメだ。でも、だからこそやってみたい。そんなイケない衝動を理性で必死に抑え込む。

――ちょっとだけなら…。

 バレない程度にほんの少しだけ。私は微妙な力加減で括約筋に反対の力を込める。あくまで出過ぎてしまわないように気をつけながら。

――ジョロ…。

「くっ!」と慌てて押し留める。危ないところだった。あと少しで膀胱は自制を失いその全てが解放されてしまうところだった。

 ショーツの中がじんわりと温かく湿る。愛液と『おしっこ』が絶妙に混ざり合い、私の股間を優しく愛撫する。

――気持ちいい…。

 快感に身を委ねたのも束の間、慌てて足元を確認する。

 どうやら『おしっこ』は溢れていないらしい。『おもらし』がバレていないことに私は安堵する。けれど…。

――私、また『おもらし』しちゃったんだ。

 ショーツ内の柔らかなその感触が、自分のしてしまったことを自覚させる。そして次の瞬間、あの日のあの感覚が蘇ってくる。


 どうしようもなく恥ずかしくて情けなくて、切ないような甘く痺れるような感傷。決して人には見せられない姿。だがそれを見られてしまうことで私の全てを知られ、受け入れてもらえるみたいな、そんな感情。

 それは、男性に裸を見られる感慨にも似たものなのだろうか?

 いやそんなはずはない。男性に裸もしくは秘部を晒した経験は同年代の女子ならば誰もがあるだろうが。秘めたるべく、そこから溢れる羞恥の液体を見られた経験などほとんどの者にあるはずがない。

 そして、この後の展開をふいに想像してしまったことで。私は自分のした綱渡りのその代償についてようやく思い当たる。

――どうしよう。もし今、下着を脱がされたら…。

 私が『おしっこ』を漏らしたことがバレてしまう。ショーツの湿り具合はもはや、発情によるそれとして言い訳ができないくらい広範囲に及んでいる。とはいえそれはまだ『おもらし』というほどの被害ではなく、せいぜい『おちびり』程度のものだ。あくまで匂いにさえ気付かれなければ何とかなるかもしれない。

「結衣、どうしたの?」

 彼に呼ばれたことで、ふと我に返る。彼が私のことを下の名前で呼んでいるのは、今日のデートにおける数少ない成果の一つといえるかもしれない。

「体調悪いの?」

 彼は心配そうに訊ねてくる。本当に心配してくれているのかもしれない。あるいは私が生理中であることを彼は心配しているのかもしれない。せっかくお膳立てをしていよいよという時に、上げ膳を喰らうことを怪訝に思っているのかもしれない。

「いえ、大丈夫です!」

 私は精一杯に微笑んで見せる。元々体調が優れないわけではないのでそれはさほど難しいことではなかった。

「それなら良かった」

 彼はようやく安堵したらしく、中断していた話を再開する。思えば、私は彼の話を上の空でしか聞いていなかった。彼の家に上がって以来、いやそのずっと以前から、私の頭は違うことで一杯だった。


『おもらし』

 私の脳内は、今やそんな『四文字』の誘惑に支配されかけていた。
 カフェで飲み物を必要以上に飲んだのも、トイレに行かずバスに乗ったのも全てはその前準備だった。そして彼の家に来たことも一方では「初めて」を予感しつつも(そちらの方がまだ正常だろう)、どこかで「二度目」を期待したが故だった。

 ついに膀胱が悲鳴を上げ始める。体をちょっと動かすだけで、その声ははっきりと聞こえてくる。早く言わないと、「トイレに行きたいです」そう申し出るべきだと、かろうじて本能に抗う私の理性が告げている。

 彼はまたそれを拒むだろうか?拒否されたら困るという感情と、拒否されることで私の願望が叶うという劣情が葛藤する。

 いよいよ尿意は耐え難いところまできており。私は忙しなく両脚を組み替えたり、さりげなく股間に手をやったりして何とかそれを堪えるのだった。

 手を触れたことでそこが微かな火照りを覚える。同時にアソコに潤いを感じるも、それが果たして何の液体によるものなのかは判別できなかった。私は意を決しつつ、積み上げてきた我慢が無に帰してしまうことを恐れながらも彼に向けて言う。

「トイレ借りてもいいですか?」

 本来ならさりげなく、自然を装った流れの中で訊ねるべきことである。だけど私は彼との会話を分断して、突如その問いを発したのだった。

――さて、○○さんはどんな反応をするだろう?

 彼は面食らったような顔を見せつつも、そこでようやく私の様子が変だった理由に思い当たったみたいだった。

「え~、また~?」

 再度の申告に苦笑し、やや呆れながらも。

「いいよ」

 さも当然の如く彼は答えた。いや、無論それが当たり前なのだ。拒否される理由はどこにもない。それこそトイレが使えない(水が流れない)などが無ければ、即座に認められて然るべきである。(ちなみに、あの日拒否された理由はやはり嘘だった)

「じゃあ…」

 彼に告げて、私は立ち上がる。申請し、承認されたのだ。形式的な手続きであり、それはむしろ形骸化されたやり取りに過ぎない。だからこそ、私は沸き上がるような怒りを覚えるのだった。

――だったら、なぜあの時そう言ってくれなかったのか?

 あの日、私は同じく彼に願い出た。少しの気まずさと気恥ずかしさを覚えつつも、ちゃんと自分の口でそう言った。だが彼はそれを拒んだ。さらに私の移動を掌握し、あろうことか私の振動を増幅し、その結果ついに私は…。

『おもらし』をしてしまったのだ。まさかそのような予定が待ち受けているなんて、彼の家に行く前の私が想定しているはずもなかった。

 その瞬間と直後、私は激しい後悔に苛まれた。もっと早く言い出していたならば…(そもそも拒否されるなんて思わなかった)。職場を出る際に予め済ませておけば…(その時点では尿意など感じていなかった)。そんな無数の仮定と過程が私を攻め、責め立てるのだった。

 けれど洗面台で濡れたショーツを情けなく洗っている時、私は思った。

 大切な何かを失くしてしまった虚無感と、ふとした瞬間に蘇る羞恥の実感。
 家族に対して秘密を作ってしまった罪悪感と、誰かと分かち合いたい共感。
 全身を包み込むような脱力感と、もう決して過去には戻れないという予感。

 それらはきっと初体験をした(してしまった)時と同じ感情なのだろう、と。

 だからこそ私はその余韻を貪るように、部屋に戻ってから『オナニー』をした。
 アソコに絡み付く液体を彼の精液であるかのように。指を彼のペニスに見立てて、もう何度目かの一人きりの絶頂を迎えてしまったのだった。それなのに…。


 彼は、そんな私にとってのある種の性体験を無かったことにするように。あたかもそれ自体を否定するみたいに。私がトイレを使うことを許してくれた。

 私はそれが許せなかった。一回ヤったら終わり、と女を簡単に捨てる男のように。私をこんな気持ちに、こんな体にさせておいて、さも自分は何事もなかったかの如く平然と振舞っていることが。まるで自分は無関係だと平静を装っていることが。

 廊下を進みながら、私は何度この場で『おもらし』してやろうかと思った。

 だけど強○も矯正もされずに○す失敗はまさしく私の罪であり、彼の罪ではない。自ら望んで晒す失態はもはや『失禁』ですらなく、あくまでもプレイの一環として。特殊な性癖に倒錯する変態女、というレッテルが私のみに貼られてしまう。

 それはそれで何だか興奮するような気もした。だがやはりどこかで彼のせいだと、だから彼に責任を取ってもらうのだという大義名分が必要である気がした。

 私に彼氏が出来なかった原因。容姿もそこそこなのに(自分ではそう信じている)処女を守り続けてしまった理由は、そうした責任転嫁にこそあるのかもしれない。


 一歩ずつトイレに向かう。その足取りは重い。あえてそうしているわけではなく、膀胱が行動を制限しているのだ。そして今も尚、私は葛藤している。

 ここで解放してしまうべきか、きちんとあるべき場所で解消すべきか、を。

 ふいに強烈な波が押し寄せ、尿意を抑え込みつつ私は立ち止まる。
「これが最後のチャンスだよ」と彼に教えてあげたい。今もし下腹部を押されたら、きっと漏らしてしまうだろう。だけど彼は座ったまま、呑気にスマホを弄っている。私の気も知らないで。私がどんなに危機かも知らないで。

 ようやくドアの前へと辿り着く。あとはここを開けて中に入り、下着を脱ぎ去り、便座にしゃがみ込むことで。私は人としての尊厳を守り抜くことができる。
 今度こそ誰にも邪魔されることなく、今夜こそ羞恥や絶望に苛まれることもなく、無事に全てを終わらせることができる。けれど…。

 取っ手を掴みながら私は逡巡する。果たして間に合わせてしまって良いのか、と。私の中で失望と『失禁』とがせめぎ合う。そこで…。

 後方から伸びてきた無慈悲な手が、無警戒なままの私の腕を掴んだのだった。

「えっ!?」

 思い掛けぬ事態と隠し切れない期待から、つい私は叫声(嬌声)を発してしまう。遅滞なく振り返ると、そこには彼がいた。

「やっぱり、トイレには行かせられない」

 彼はきっぱりとそう言い切った。その目にはバイト中には見たこともないような、真摯さと真剣さが宿っていた。

「何でですか?」

 私はかろうじて欲情を堪えつつ日常の言葉で訊き返す。戸惑う演技は歓喜により、上手くいかなかったかもしれない。

「どうしても」

 彼は断言した。

「でも…。このままだと私、漏らしちゃいますよ?」

 恥ずかしげもなく、私は公言する。もう限界なのだと、そう宣言する。

「いいよ」

 同音異義の了承を彼は示した。優しげな口調はまるで私の失敗を肯定するように。あたかも私自身の結末を決定づけるように。

「本当に、もう無理なんです…!!」

 それでも私は自らの体裁を保つためだけに言う。あくまでも責任を自分ではなく、彼に押し付けるように。

「結衣の『おもらし』が見たいんだ」

 彼は告白した。紛れもなく己の口ではっきりと。私の情けない姿が見たいのだと。全ての責任は自分にあるのだと。だから私は安心して身を委ねればいいのだと。

――じゅわ…。

 反射的に私の括約筋は緩んでしまう。それによって不本意な小流が漏れてしまう。だけどまだ本流ではない。私は決意する。最終確認として彼に同意を求める。

「本当に良いんですか?」

 その問い自体が私の願望を吐露したようなものだ。彼は頷いた。そして…。

「結衣の『おもらし』見てください!!」

 私は尿道に力を込める。までもなく、ほんの少し力を緩めただけ。

――ジョボロロ~!!!

 下着の中がみるみる内に温かくなる感触。あの日と同じ感覚だ。けれど今日の私はショーパンと黒タイツを穿いている。

 まずショーツ内に水流が生み出される。激流を薄い衣料が貯留できるはずもなく、溢れ出す奔流は両脚を覆う黒タイツに模様を描く。尚且つ吸収しきれなかった急流がデニム生地のショートパンツを貫通して、下方のフローリングへと直流を結ぶ。

『放尿』しつつ私は放心していた。アソコが痙攣しているのが分かる。それによって『おしっこ』が断続的に幾つかのリズムに分けられる。

――ピチャ、ピチャ!!ピシャ~!!!

 跳ね返る液体は足元を濡らしている。のみならず下着も黒タイツもショーパンも。密着していたことで彼の着衣さえも。それら全てを染め上げ私は『失禁』を終える。

 すっかり『おしっこまみれ』となった体で。後悔と未来の課題に苛まれながらも、私の脳はもはや考えることを放棄していた。


「結衣、すごく可愛いよ」

 それでも彼は私の体を抱き寄せ、びしょ濡れになった下半身に手を当てる。

「汚いですよ?」

 そんな私の懸念を振り切り、彼は私の手を引き強引にベッドへと誘う。

――もしかしたら、今がその時なのかも…?

 私の不埒なそこは彼の不貞を迎え入れる準備を整えている。不浄な身と不純な心で今や不確かではない高揚を私は感じていた。


――続く――

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おかず味噌 2020/02/09 22:06

ちょっとイケないこと… 第一話「尿意と我慢」

 登場人物「松永結衣」

 バイトの後輩。この春から大学生になり、どちらかといえば地味でイケてなかった高校時代を取り戻すため、男遊びを覚えようとしているのだが。根が真面目なことと実家暮らしのため、いまいち一歩が踏み出せないでいる。

 あなたに好意を抱いているわけではないけれど。だからこそ好きでもない相手と、その場のノリで、一線を越えてしまうことに、少なからず憧れのようなものがある。
「この前、バイトの先輩とヤッちゃって~」などと武勇伝を語ることで。さも自らもイケイケの女子大生に近づけるという、ややズレた貞操観念を持ちながら。
「大学生にもなって、処女とかないよね~」友人とのそんな会話に相槌を打ちつつ、実は自分がまだ『処女』であることは機密事項。

 美少女とまではいえないながらも、比較的整った容姿を持ち、スタイルも細身で、決して男ウケしないわけではない。だからこそ、不遇だった(あまりモテなかった)高校時代は己の恋愛に対する生真面目さこそが原因だと思い込み、不真面目な恋愛に爛れることで何かが変わると信じている。

 バイトの帰り道が偶然一緒になった、あなたからの「家に来ない?」という誘いに確実に下心を感じながらも。雰囲気次第ではそれも悪くないと半ば覚悟を決めつつ、あっさりと付いてきた…。


「ちょっと、トイレ行ってくる」

 何を話すでもなく、バイトの愚痴や趣味の話など、そんな他愛もない話題の最中。ふと僕は尿意を感じて、会話の中断を申し出たのだった。
 思えばバイト先を出る前からトイレには行っておらず、もう数時間が経っていたし、談笑に夢中になることで飲み物を飲み過ぎたせいもあるだろう。

「ごめんごめん、それで何だっけ?」

 僕が排尿を終えて戻ってくると、結衣は何か言いたげな様子だった。

「私も、トイレ借りていいですか?」

 あくまでさりげなさを装って、彼女は訊いてくる。男の家に来てトイレを借りたいというのは、女子として言い出しづらいものがあったのかもしれない。だから彼女は僕がトイレに行った後、そのタイミングを好機とみて、ごく自然にそう切り出したのだろう。そして同時に、彼女は思ったはずだ。

 当然トイレには行かせてもらえるだろう、と。

「だめ」

 僕は無情にも言い放つ。彼女は一瞬、何を言われたのか分からないという顔をして表情を強ばらせつつ、

「えっ…?何でですか?」

 やはり冗談っぽくそう切り返した。「いや、普通断ります?」というような、まだどこか余裕を残した様子だった。だけど僕には分かっていた。

 もう間もなく、彼女の膀胱が限界を迎えようとしていることが。

 僕の家に来てからもう二時間くらい経っただろうか。彼女は僕の差し出したお茶を飲み干している。まさかその行動がごく近い将来の自分を苦しめることになろうとは露とも知らず…。


 結衣はバイト上がりで、そのまま僕の家へとやって来た。バイト中も、バイト後も恐らくトイレには行っていない。行くチャンスがなかった訳ではない。バイト先でもコンビニでも、機会はいくらでもあったはずだ。それでもあえて行かなかったのは、単にトイレなんていつでも行けると思っていたからに違いない。

 そして何より、その時はまだ尿意なんて微塵も感じていなかったのだろう。まさか僕と一緒にいる間に催すことになろうとは考えもしなかったのだろうし。たとえ仮に催したとしても、その時はその時ですぐに対処可能だと思い込んでいたのだろう。

 だけど僕は、彼女がトイレを使うことを決して許さなかった。

「いや、トイレ借りますよ?」

 もうこれ以上、無意味なやり取りをするつもりはないというように。結衣は強引にトイレの方へ向かおうとする。排尿を禁じられることで今はっきりと尿意を自覚したらしく、それがもはや如何ともし難いところまで来ていることに気づいたらしい。

「ダメだってば!」

 だが僕は断固として、彼女の前に立ちはだかる。

「え~、何でですか?」

 彼女の表情が曇る。少し怒っているようにも見えた。

「そんなにトイレ行きたいの?」

 僕は意地悪く、彼女に訊ねる。

「はい、まあ…」

 そこでようやく、彼女は自らの生理現象を告白したのだった。
 それによって、僕のS気質にますます火が灯されるとも知らずに…。

「ずっと我慢してたの?」

「いや、そういうわけじゃ…」

 結衣は言葉を濁す。仮にも女子である自分が「おしっこを我慢していました」とは言いたくないらしい。だが僕は知っている。彼女の膀胱はもうパンパンなのだ、と。
 その証拠に彼女は小刻みに(注意して視なければ見逃してしまうほど僅かにだが)震えていた。本当は両手で股間を押さえ付けたいのだろうが、僕の前でそんな醜態を晒すわけにもいかないらしい。

「なんで、トイレ行っちゃだめなんですか?」

 拒否されなければならない理由問う彼女に対して、

「うちのトイレ、今水流れないから」

 僕は苦し紛れの嘘をつく。もしそうならば、困るのは家主である僕自身なのだが。

「えっ…」

 それでも、どうやら彼女は僕の嘘を信じ込んだらしい。しばし動きを止めたまま、何事かを考え込んでいる。

 無事に排尿を済まし終えたとして。水を流せないとあらば、便器内に溜まる液体も便所内に漂う臭気も、そこに留まり続けることになる。
 それを僕に見られ嗅がれてしまうこともまた、やはり彼女にとって耐え難い羞恥に他ならないのだろう。

「じゃあ、そろそろ帰りますね」

 僕の家でトイレを借りるのを断念したらしく、結衣は妥協案を提示する。本当なら今すぐにでも便器に跨って、制服ズボンとパンティを下ろし放尿したいのだろうが。尿意の解消を先延ばしにして、とりあえずはこの状況を打開しようと試みたらしい。

「ダメだよ」

 それでも僕は、彼女のそんなわずかな希望(もしどうしても間に合わないのならばせめて野外で。万が一漏らすにしても僕の前ではなく一人で)さえも打ち砕く。
 だが彼女にとってもその妥協案は譲ることのできない、乙女として最期の防衛線であるらしく。「もう夜遅いので」と建前を口にしながらも、おもむろに玄関の方へと向かうのだった。

――あと、もう一押しだ!

 そう悟った僕は、背中から結衣に抱きついた。

「ちょっと、やめてください!」

 当然の如く、彼女は抵抗する。僕の腕を振り払おうと自らの腕を振り回す。全ては女性としての尊厳を守りつつ、大人としての威厳を保ち、生理現象に抗うために。
 だがそこは男の力だ、そう簡単に振り解けはしなかった。

「離してください!本当に、トイレに行きたいんです…」

 ついに彼女は己の欲求に正直になり始めた。涙目になりながらも、悲痛な面持ちで懇願してくる。すかさず僕は彼女の腰に手を回し、下腹部を軽く押さえてみた。

 同時に、空いたもう一方の手で尻を揉む。これまでバイト中に眺めるばかりだった結衣の小振りの尻は柔らかく、細い体は壊れてしまいそうなほど頼りなかった。

「うっ…」と声にならない声を上げて、尚も彼女は焦燥に耐えようと必死に歯を食いしばっている。僕は下腹部にあてた手を徐々に下ろしてゆく。そしてズボン越しに、結衣の『おしっこ』の出る部分に触れる。

 その瞬間、彼女の体がびくりと震えたのが分かった。

 反射的に腰を突き出し「もういっそ恥じらいなど捨ててしまえ」と言わんばかりに股間に自らの手をあてがう。そこにはもはや普段の真面目で上品な彼女の姿はなく、ただひたすら尿意を堪えるだけの下品な女に成り下がっていた。


『おもらし』

 彼女の脳内には、そんな禁忌の『四文字』が大きく浮かんでいることだろう。
 大人になった自分とは無縁の、それどころか自我が芽生えた頃から現在に至るまでおよそ経験のない羞恥と隣り合わせという現実に、大いに戸惑っていることだろう。

 これまで自分が築き上げてきた立場、人間関係、プライドが。あとほんのちょっと股の力を緩めてしまえば、立ちどころに崩壊するという恐怖。そうした心理的感情と身体的活動の結果、彼女の体はもはや誰が見ても明らかなほど振動していた。

 彼女にはもうわずかな抵抗力さえも残されてはいなかった。出来ることといえば、ただ股を押さえる力を強めることのみ。間もなく結衣は限界を迎えようとしていた。

 僕は彼女を浴室に誘導する。さすがに廊下でされたとあらば後片付けが面倒だし。いくら結衣のものとはいえ『おしっこ臭』が部屋に充満するのは避けたかった。

 だがそれは僕の事情だ。彼女としては失禁する場所が廊下だろうと浴室だろうと、「人前で漏らす」という羞恥はどちらにせよ筆舌に尽くし難いものに違いない。

「制服が汚れるといけないから」

 僕はいかにも真っ当であるかのような(少しも真っ当ではない)ことを言いつつ、結衣の制服を脱がしにかかる。彼女は再び激しく抵抗した。
 下着を見られるのが恥ずかしいというよりは、「ズボンを脱ぐ」というその行為が「尿意を解放していい」という大義名分を与えることを恐れているみたいだった。

 僕は抵抗する彼女の手をかいくぐって(彼女は相変わらず股間から手を離すことができないでいたから、それは容易かった)ベルトを外し、ファスナーに手を掛ける。

「ジジィ…」と金属の擦れる音が聞こえて、ズボンのチャックを全開にする。
 暴れる彼女の手をうまく捕まえつつ、少しずつ重力の方向へと下ろしてゆく…。


 結衣は、黒のパンティを穿いていた。見たところさしたる装飾のない、前面上部に取って付けたような小さなリボンがあしらってあるだけの簡素なパンティだった。

「純白だったら良かったのに…」と少し思ったけれど、そう思い通りにはいかない。
 彼女は彼女の意思でこのパンティを選び(あるいは洗濯のサイクルの中で偶々)、今こうして僕の家に穿いてきたのだ。
 決して人に見せるためのものではなかったのかもしれない。だがそれもまたいい。偶然か必然か、彼女はこの下着を『おもらしパンティ』に選んでしまったのだった。

 黒パンティのクロッチ部分を指でそっとなぞってみる。やや湿り気がある。いや、そこはかなり大胆に湿っていた。

「ちょっと、チビっちゃった?」

 僕は意地悪く結衣に訊ねる。彼女からの返答は当然の如く得られなかった。
 だけど、そこは明らかに濡れていた。性的興奮によって分泌された液体ではなく、それは『おしっこ』によるものだった。

 僕は顔を近づけて、結衣のパンティの匂いを嗅いでみた。彼女は再び抵抗したが、もはや全てを諦めているようだった。鼻腔にツンとくる刺激臭、それは紛れもない『アンモニア臭』だった。

 何度も濡れた部分を指でこする。すると、じわじわと液体が溢れ出してきた。
 そしてある一定の境界線を越えたとき、「あっ…!」と結衣は断末魔のような声を上げたのだった。


――シュィィィ…!!

 パンティの下方から水流が生み出される。それは止めようとしても止められない、決して抗うことのできない奔流。

 結衣は『おもらし』をしていた。

――ジョオォォォ~!!!

 永く堪えていた末の激流は留まるところを知らない。今や彼女はすっかり脱力し、己の本能に身を委ねていた。パンティから垂れる雫は足元に水溜まりを作りつつも、すぐに排水溝へと流れてゆく。(ここが浴室で良かった、と僕は心から思った)

 本来不浄であるはずの濁流。だがそれも彼女の体内で醸成されたものだと知ると、不思議と清浄なものに思えた。愛おしい、とさえ感じた。
 湧き出すそれを手のひらで受け止めてみる。結衣の『おしっこ』は生温かった。

――チョロロロ…。

 やがて、結衣の『おもらし』が終わる。
 徐々に急流は断続的となり、人生最大の羞恥と共に彼女は『失禁』を終える。
 俯く彼女は何も言わず、僕としても掛ける言葉は見つからなかった。

 辺りに立ち込めるアンモニア臭と、まだわずかにパンティから滴る雫。
 やがて消えてしまうそれらを、僕はただ五感で享受していた…。


――続く――

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おかず味噌 2020/02/06 23:33

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おかず味噌 2020/02/06 23:17

オススメ作品「どうあがいても絶望~美少女脱糞戦記 エレベーター編~」

一体、どれくらいの確率であろうか?

「エレベーター内でうんちを我慢している女性と乗り合わせ、『お漏らし』を目撃する」
 そんな夢のような展開に巡り合う確率だ。

 まず日常的にエレベーターを利用することが少ないという方もいるだろう。自宅マンションや会社など、限られた場所の限られたエレベーターにしか乗らないという方もいるだろう。営業や配達の仕事をされている方は、もう少し頻繁にエレベーターに乗るかもしれない。
 次に「女性と乗り合わせる」ということについてだが、果たしてこれまでの人生において、何度「年頃の女性」と同じエレベーターに「二人きり」になったことがあるだろう。
 しかも、その女性が「うんちを我慢している」なんて状況がさらに確率を低くさせる。一体世の中の女性のどれだけが便意を携えながら、日々を送っているのか、知る由もない。
 そして極め付きは「お漏らし」というイベントに出会える確率。それが途方もない、雷に打たれるくらい低い確率であることは言うまでもない。世の女性の括約筋はそこまで軟弱なものではなく、腹具合も良好である。
 だが、そんなイベントに出会う確率がグッと上がる「緊急事態」が発生することがある。それが――

「エレベーターに閉じ込められる」という状況だ。

 だがそもそも、それが一体どれくらい低く、日常においてほとんど無視して良い程度のリスクであるかについても、もはや説明不要だろう。これまで一度でも、エレベーター内に閉じ込められたという経験があるだろうか。日本企業の技術は素晴らしく、今日も各地のエレベーターは正常に運行している。
 しかも、「女性と二人きり」というそれ自体ただでさえ少ない状況が同時に重なることなんて、まさに「天文学的確率」である。

 だが仮に「惑星直列」とも思われる状況が全て重なり、奇跡が起きたとしたら――

 不運に見舞われた女性はやがて便意を催し始め、管理センターの「コールボタン」を必死に連打する。だが自分にとっては幸いなことに、彼女にとっては最悪なことに応答はない。
 何度も足を組み替え足踏みをして、恥ずかしげもなく尻を手で抑え、「おなら」をまき散らし始める。そして、ついには――

 そんな、日常ではまず出会うことのできない「非日常」を疑似的に体験できるのが、この作品だ。

どうあがいても絶望~美少女脱糞戦記 エレベーター編~

 音声のみのコンテンツではあるが、だからこそより想像をかき立てられる。一応イラスト付きではあるが、あるいは「声」という間接的情報を元にあなたの好きなようにその女性の姿をカスタマイズすることだってできる。それにイラストの女性も中々魅了的で、しかも「生意気」というのがまた良い。「生意気な女」だからこそ、少しくらいの天罰が下ったって同情の余地はなく、むしろ「お仕置き」くらいのつもりでちょうどいい。

 作品は、便意を催す「分岐前」に始まり、そこから「甘口」「中辛」「激辛」とそれぞれの状況へと分岐していく。そして、それぞれの状況で彼女は「脱糞」を始めるのだが、「公開脱糞」「羞恥脱糞」「脱糞お漏らし」と、どの分岐においても「おかず」として申し分ない。
 オススメの愉しみ方としては、音声を聞きながら、台本となる「テキスト」を開き、耳と目とで「非日常」を存分に味わう方法だ。
 小説を投稿している身でありながら、こんなことを言ってしまうのはやや気が引けるが、やはり「音声」が加わることで物語が何倍も現実味を帯び、よりリアルな疑似体験をもたらしてくれることは否めない。

 アブノーマル趣向の作品というのは、需要と供給の関係からも分かるようにその数は少なく、だからこそ高額なものも多い。そこでまずは比較的安価な作品から試してみるのも悪くはないだろう。

 ちなみに、筆者が迷わず購入したことについてはもはや言うまでもないだろう。

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