おかず味噌 2020/02/06 23:17

オススメ作品「どうあがいても絶望~美少女脱糞戦記 エレベーター編~」

一体、どれくらいの確率であろうか?

「エレベーター内でうんちを我慢している女性と乗り合わせ、『お漏らし』を目撃する」
 そんな夢のような展開に巡り合う確率だ。

 まず日常的にエレベーターを利用することが少ないという方もいるだろう。自宅マンションや会社など、限られた場所の限られたエレベーターにしか乗らないという方もいるだろう。営業や配達の仕事をされている方は、もう少し頻繁にエレベーターに乗るかもしれない。
 次に「女性と乗り合わせる」ということについてだが、果たしてこれまでの人生において、何度「年頃の女性」と同じエレベーターに「二人きり」になったことがあるだろう。
 しかも、その女性が「うんちを我慢している」なんて状況がさらに確率を低くさせる。一体世の中の女性のどれだけが便意を携えながら、日々を送っているのか、知る由もない。
 そして極め付きは「お漏らし」というイベントに出会える確率。それが途方もない、雷に打たれるくらい低い確率であることは言うまでもない。世の女性の括約筋はそこまで軟弱なものではなく、腹具合も良好である。
 だが、そんなイベントに出会う確率がグッと上がる「緊急事態」が発生することがある。それが――

「エレベーターに閉じ込められる」という状況だ。

 だがそもそも、それが一体どれくらい低く、日常においてほとんど無視して良い程度のリスクであるかについても、もはや説明不要だろう。これまで一度でも、エレベーター内に閉じ込められたという経験があるだろうか。日本企業の技術は素晴らしく、今日も各地のエレベーターは正常に運行している。
 しかも、「女性と二人きり」というそれ自体ただでさえ少ない状況が同時に重なることなんて、まさに「天文学的確率」である。

 だが仮に「惑星直列」とも思われる状況が全て重なり、奇跡が起きたとしたら――

 不運に見舞われた女性はやがて便意を催し始め、管理センターの「コールボタン」を必死に連打する。だが自分にとっては幸いなことに、彼女にとっては最悪なことに応答はない。
 何度も足を組み替え足踏みをして、恥ずかしげもなく尻を手で抑え、「おなら」をまき散らし始める。そして、ついには――

 そんな、日常ではまず出会うことのできない「非日常」を疑似的に体験できるのが、この作品だ。

どうあがいても絶望~美少女脱糞戦記 エレベーター編~

 音声のみのコンテンツではあるが、だからこそより想像をかき立てられる。一応イラスト付きではあるが、あるいは「声」という間接的情報を元にあなたの好きなようにその女性の姿をカスタマイズすることだってできる。それにイラストの女性も中々魅了的で、しかも「生意気」というのがまた良い。「生意気な女」だからこそ、少しくらいの天罰が下ったって同情の余地はなく、むしろ「お仕置き」くらいのつもりでちょうどいい。

 作品は、便意を催す「分岐前」に始まり、そこから「甘口」「中辛」「激辛」とそれぞれの状況へと分岐していく。そして、それぞれの状況で彼女は「脱糞」を始めるのだが、「公開脱糞」「羞恥脱糞」「脱糞お漏らし」と、どの分岐においても「おかず」として申し分ない。
 オススメの愉しみ方としては、音声を聞きながら、台本となる「テキスト」を開き、耳と目とで「非日常」を存分に味わう方法だ。
 小説を投稿している身でありながら、こんなことを言ってしまうのはやや気が引けるが、やはり「音声」が加わることで物語が何倍も現実味を帯び、よりリアルな疑似体験をもたらしてくれることは否めない。

 アブノーマル趣向の作品というのは、需要と供給の関係からも分かるようにその数は少なく、だからこそ高額なものも多い。そこでまずは比較的安価な作品から試してみるのも悪くはないだろう。

 ちなみに、筆者が迷わず購入したことについてはもはや言うまでもないだろう。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索