今週のへうげもの 感想 2011 9月第3週
今週はアニメのみ!
アニメ
ぬぺろ~ん♪
今回の名物は予想通り、三肩衝の楢柴。でもCGのモデリングが綺麗過ぎて、ちょっとつまらないかな。
もうちょっと歪んでる方が渋いと思うのだけど、本物はどうなのだろう。
九州平定、まずは筑前・秋月攻略。
秋月の城へ潜入して秋月の姫に接触、手練手管で一目(?)ぼれさせ共に城外へ脱出、人質として秋月を開城させ、楢柴を献上させる。
…が、ついでに秋月の策を利用して偽の蓋のまま秀吉に献上、楢柴の本物の蓋を自分のものとする。ギヒヒ!
そして九州平定後、スペイン王の手の者である宣教師たちの悪行から秀吉は禁教令を出す。
しかし織部の義弟でもある高山右近は従わず、織部は説得に。
自分の生き方、美学の為に従えない。という右近に、織部は説得をあきらめ、そして楢柴の蓋を渡して励ますのだった。
今回はぬぺろ~ん→ぎひぇぇぇから織部の悪辣さ、高山右近との一時の別れなど好きなシーンがいっぱいでした。
特に右近との別れは、道糞との最後の会談に続いて2番目に好きなシーンかも。
姫を騙して利用するは蓋を騙し取るはヒドい織部と、その下手すれば切腹さえ有り得る方法で入手した蓋をさりげなく渡す格好良い織部の両方を見せるのはなかなか面白かったです。
また秋月の姫に、死の危険もある中ふくよかな耳に美を見つける織部と、箔と華を重視し姫に美を見出さない秀吉の視点の比較も面白いです。今回見るまで気付きませんでしたが(笑
美人でも秀吉は手込めにはしなかったでしょうし、人間としては織部の方があくどいのも面白いです(笑
そして今見ると、「潮時にも一座建立を求めるが 数寄者の心得よ」の言葉が利休との別れを思い起こさせます。
今回の演出は、レモンシーンカットは寂しいですけどパーデレ=バテレンの説明が無いのはどうかなぁ。
あと思いっきり頭と膝が当たってる秀吉と秋月姫の作画ミスは笑っちゃいました(笑
名物や部屋に色が付くと面白いのは前からですが、今回は渋さと鮮やかさを上手く合わせた右近の茶室はなかなかうなるものがありました。ガラスの器も綺麗だったなぁ。
そして、今回は珍しく女性が美しくならず。秋月姫の美醜は絶妙でした(笑
織部妹も微妙だったなぁ。
でも今回の秋月姫の耳染め→頬染めは素晴らしかったです。ベネ!