SOUL CATCHER(S) -ソウルキャッチャーズ- ジャンプNEXTvol.5感想
離された手、優しい笑顔。
ついに判明、金井淵先輩の苦しみ!!
ジャンプNEXTvol.5掲載、
SOUL CATCHER(S)ソウルキャッチャーズの感想です。
SOUL CATCHER(S) 6 (ジャンプコミックス) [コミック]
神海 英雄
集英社
2014-08-04
SOUL CATCHER(S)
掲載誌変わっての連載第二回。
カラー口絵でやっぱりそんな展開かよ!
↓
金井淵先輩と咲良がどんどん仲良くなって微笑ましいよ、最後が辛いよ
トラックとか伏線積み上げるなよ…
↓
ああ、口絵通り、しかもふざけての小突き合いからか…
↓
うわぁああああー!!!
ほぼ予想の、今まで提示されていた事から推測できる過去だったんですが。
金井淵先輩の悲痛な決意と、それを翻した最後の笑顔がキツい…。
今回は本当に金井淵祭りでした。
何だこの愛らしいクッソ真面目の塊は(笑
言動が一々堅いわ、プライドとかアイデンティティへのしがみつきが有るにせよあんなに負け続けてもやり方を曲げないわ。
だから友達を傷付けた自分を絶対許せないんだろうけど、更に咲良が自分を許してるから余計に苦しんでるんだろうなぁこの困ったちゃんめ!(笑
咲良の半ズボンが面白いのは置いといて(笑
咲良と金井淵はずっとお互い大きな存在だったんだなぁ。
自分の持っていないモノを持っている存在。
金井淵にとっては自分のやり方を否定するような、咲良から見れば素晴らしい才能を生かせてない歯痒さを強く待っているという差は有りますが。
我々読者からすると咲良が5人目、彼ら咲良たちからすると金井淵が5人目なのは予想外でした。
何か面白い。
金井淵が咲良に並び立つ者(本人は劣等感強いでしょうけど)だったからこそ、最後のメンバーなのに今のリーダーなんですね。
真面目の塊だからこそ正確な音を出せ、更に人に寄り添う優しさが有るって事なのかな。
それが本当の『金井淵の音』。
そしてそんな思いやり、音楽を楽しむ彼らだからこそ『桜の音』なんじゃないのかな。
だから、今の苦しんで責任感に負い潰されてる金井淵たちでは出来ない、音。
咲良が許さなくて憎んでくれた方がまだ救われてたんじゃないかな。
今の金井淵にとって『桜の音』は呪いですよ。
咲良によって金井淵が救われて本当に良かった!
だから金井淵が自分の命を賭しても咲良を助けようとする気持ち、よく分かる。
だから最後の咲良の笑顔、本当に優しくて、キツいわー…
だから、金井淵がこれから本当に救われて、金井淵らしい音を出す時が、本当に楽しみになりました。