先週のアニメ感想 月分 20160104
プリパラ 77話
のつらづら感想!
プリパラ Season2 theater.1 DVD
茜屋日海夏
エイベックス・ピクチャーズ
2015-10-02
プリパラ
約束された敗北。
分かってはいましたが、痛い、痛い展開ですよ。
みれぃが結局秀才の一地方中学生なのに対し、一流芸能人として芸歴を積み重ねてきたひびきのリーダー、演出家としての差が、もう1シーンごとに痛い痛い。
最後にひびきがみれぃに勝利を確認したのは敵側のリーダーである事、ルールの確認が一番なのでしょうけど、もうね。
ただ、努力チームが負けたのはひびきが輝いてるが故に、攻撃的な登場をしたが故に、自分たちの魅力、強みを忘れているからなように思います。
みれぃは努力だけに拘って相手の分析を怠ってますし、らぁらもライブを観客と一緒に楽しもう、という気持ちが欠けているのですよね。
みれぃは「才能が無い者が勝つ事」、らぁらはそのみれぃが好きだから、みれぃの気持ちに寄り添っているだけで自分の意思でライブしていない。
特にらぁらは「誰かに勝つ」「勝敗をつける」事に意欲がないタチなのに、それを目標としている。
プリズムボイスにならなかったのはそれが原因なように思います。
ひびき、天才チームのライブは凄い、でももっと大事なものの為に、ひびきたちも含めた自分の好きなプリパラの為に歌う、そんな気持ちが必要なように。
努力チームの中で、自分の意思で自分の持ち味で戦ってるの、ドロシーだけなんじゃないかな。
最近の重い展開の中、本当にドロシーの低次元の悪口に心休まります(笑
あ、あとシオンの不意の「いごっ!」も(笑
ひびきチームのライブ。
才能と豪華さ満載ッ!で満杯のライブでした(笑
これは強い。
ただ、これが出来るのは才能ですけど、中身としては模倣なのですよね。
ひびきはエンターテイナーであって芸術家でない、というのも強く現れたのでしょう。
あと自己顕示欲の強さも。
さすがに自分の大型巨像は無いわー(笑
めがにぃは人間でGMのような存在かと思っていましたが、めがねぇと同じくAIだったのですね。
…あれ? プリズムストーンに居るめがねぇは人間?ロボット?
しかし自由意志やらプライド高いやら、負けても楽しいめがにぃですわ。
ただのガイって何だよ!(笑
あろみか可愛いわぁ…
お互いの意思を尊重する、アイドルとして高みを目指す、そんな名目を理解しないほど幼く強く結びついてるからこそ、この2人だけありのままなんですよね。
「飼育書」はヒドいですけど(笑
みかんがひびきチームの中で、以前からひびきの思想目的に賛同することなく、また今回もライブ後も高揚していないことは大きい。
シーンも明らかにみかんの為じゃなくてふわりに似合うものでしたし。
ひびきがふわりのことを無意識に思っている表れだと思います。
本当にひびきのことを思っているのも、本当に苦しい時助けるのも、ファルルとふわりなのだと思います。
ひびきが勝利し、プリパラをどう変えていくのか。
そこからが、みれぃとらぁらが自分らしく立ち上がり、ライブに向かう最終発になるのでしょう。