ぶるがり屋 2019/04/12 04:15

先々々週のアニメ感想 水曜分 20190320

ケムリクサ 11話、revisions 11話
の感想ですよー。


ケムリクサ 1巻 [Blu-ray] [Blu-ray]
小松未可子
movic co.,LTD.(PLC)(D)
2019-03-29

ケムリクサ

 これが… 世界の真実……!
開いた記憶の葉の中の"最初の人"の記憶。
衝撃で有り、今まで引っかかっていた「海は、霧の下はどうなっているのか」「ケムリクサ万能説」「日本小さ過ぎない?」「青いあみだくじのような筋は何か」「(視聴者である我々と同じ)人は居るのか」あたりの謎が解けていく感動と、りりと真わかばの切ない思いと決断に胸が締め付けられるようでした。
 どういう計算だったのか分かりませんが、わかばは計算通り再生して(能力的に緑のケムリクサ?)、りりのもとに帰ったのですね…
となれば、あとは目の前の赤いケムリクサの暴走さえ止められれば、全て救われる-!?

 と思ったらわかばが大怪我を!?
これじゃ誰も救われないよー!

 今まで見ていた世界は、おそらくはケムリクサの科学力を持つ異星人わかばが、地球の上に複製したものだったのですね。
世界そのものも、多分わかばもりりもケムリクサで出来ている、と。
 残る謎で気になるのは、わかばやりりは元に戻れるのか、日記の「姉妹たちの目的」を塗りつぶしたのはいつで誰なのか、ですね。
 地球人がもう滅亡寸前っぽいのも気になりますが…
まぁ、この作品としては蛇足ですかね。

revisions

 失敗をして。それでも生きて、だから取り戻したいものが有って。
メガネの人、副区長だったのですね。
自己主張の弱い人だったからこそ問題起こした者も引き入れて、皆で力を出し合える。
必ずしも正解では有りませんが、今の状況では、最良でしょう。
人も物も、もう満足には有りませんから…

 大介もガイも、頼る人を、仲間を失って、初めて素の自分の、弱さと愚かさを知って、向き合って。
その成長が嬉しく、2人の、いえ5人の失った苦しみが痛々しいですよ。
 だから、慶作を取り戻したくて、救いたくて。
皆で手を取り合って、力を合わせて。
初回のぶつかった自転車の人にはなかなか気づけませんでした(笑

 なのに、慶作にもなったニコラスがもう憎たらしい!
さらに全部ひっくり返して、一人だけ永遠になろうとは。
パペットしかない大介ではどんな手段で阻止できるのか…
と思ったらオチがヒドい
概念で無敵でも、物理を無視できる訳じゃないですものね(笑

 リヴィジョンズの人類救済計画とアーヴの対抗計画の全容。
滅茶苦茶ですが、リヴィジョンズは戦闘力が圧倒的優位なだけで、どう頑張っても先細りですからね…
感覚的には、リヴィジョンズは最後の博打、アーヴは打算的な賭け、という感じです。
 この時代には影響なさそうなのになんでニコラスは…と思いましたが、この時代に連れてきただけで歴史変わりますし、その中にニコラスの祖先がいないかなんて分類は完全に出来る訳ないですものね。

 慶作を主力と考えていたのは意外ですが、振り返ってみれば納得。
お見事でした。
どこでそんな観測が有ったのか、ミロが何故あんな言葉を伝えたのかも気になります。
そして、今回でのミロの決心と、それは今まで語られていたものと、またアーヴの命令と、違うのか違わないのか。
最後の大介の時空跳躍と合わせると、全く予想がつきません(笑

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