ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 30話の感想
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 30話 の感想ですよー。
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Vol.6 (21~24話/初回仕様版) Blu-ray
小野賢章
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2019-07-10
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
良お〜しよしよしよし!
チョコラータ&セッコは、感心するほど判断力が高く慎重で、笑っちゃうほどリアクションがコミカルで、驚くほど強く、本当にゾッとするほど人を殺すことに躊躇が無いですね…
最高の悪役だ。
宮内敦士さんKENNさんの怪演、お見事でした。
KENNさん、普通に声だけ聞けば主人公声なのですよね(笑
ブチャラティがセッコに攻撃するため落ちた時、はっと気づきました。
この旅で何度も覚悟を決め、死んだと分かっているからこその決断ですが、
きっと、もっともっとすっと前から、多くの人が助かるなら、正しい道を進めるのなら、ブチャラティは自分の幸せを計算すらしない男なのだと。
優しくて正しくて強くて、自分が傷つくことに何の感情も抱かずにできる男なのだと。
誘拐され、恐ろしい地位にいる父に会えると恐怖したあの塔での語らいから、強くブチャラティに惹かれたトリッシュの想いは、だからこそ叶わないのだと。
もっと時間があってトリッシュとブチャラティが結ばれたとしても、きっとブチャラティは、正しい道を進んで、誰かのために死ぬだろう。
多くの誰かを幸せにして、自分と自分を愛してくれる人だけは幸せにできないんだ。
ディオは奪って手に入れた吸血鬼の力で死者の魂を汚し操りましたが、ジョルノは受け継いだスタンド=魂の力で死者の魂に寄り添い、もう少しだけ生きる力を分け与えたのですね。
連載時はリーダー&サブリーダーの意味でブチャラティとジョルノが名コンビだとしか感じていませんでしたが、こと戦闘においてジョルノ&ミスタの名コンビ感よ!
慎重と無謀、知略と覚悟のバランスもですが、非生命体に力を与える&銃弾を操作するの相乗効果も、チョコラータ&セッコに劣らず素晴らしい。