約束のネバーランド 2期2話の感想

約束のネバーランド 2期2話(14話)の感想ですよー。

約束のネバーランド

　あ～　良かった…
今回も残酷で、鮮烈で、美しかった……

　今回OP見たら、ムジカも子供たちに交じって笑顔振りまいてますね（笑
ソンジュとムジカに対する鬼への恐怖が終わって、人心地。
まだまだ先は見えないけれど、安心して休める場所、食べ物と助けてくれる存在。
コニーの死からどれだけの日が過ぎたのか、孤児院の真実を知ってからどれだけの日を過ごしてきたのか。
エマ、そして誰よりレイにとって、得難い時間だったでしょう。
　この世界の「約束」の一端を知って希望を見出す2人はちょっと怖かったですけど（笑
精神力と計算力が強過ぎる。

　今までもずっと、そして前回も感じましたが、無茶ばかりするエマは無茶ばかりするし、レイは死にたがりと言いたくなるように自分ばかり犠牲にしますよね。
ああもう心配！
そんな2人を心から心配して、心から怒るギルダの存在もありがたいですよ。
この2人、定期的に怒らないとホント死にそうですからね！(笑
頑張ってギルダ!!

　漫画掲載時はなかなか他の弟妹たちを覚えられませんでしたが、薬草を覚え始めた三つ編みのアンナ、レイを心配するジェミマが覚えられそうです。

　生き抜くこと、弓矢、狩り、そして命を奪い糧とすること。
命を吸って紅く咲く、グプナ。
コニーやノーマン、多くの家族の命を奪ってきたこと。
感じ、苦しみ、吐きながらも強く成長していくエマの、痛々しく切ない表情。
　なんと美しく切なく残酷なのでしょう。
森も川も鳥も、何よりグプナの花の紅が、本当に美しくて。、

　さて、チョイダメやさぐれ中年は来週かな？

(以下ネタバレ注意！)

　グプナが美しかった……
ソンジュとムジカと出会って、鬼と人の同じ部分、違う部分を知ること。
そしてこの命を食って糧にするということ。
全てが最後の選択につながっている、大事なことなのですね。
　そして鬼の人食文化の根底に、命への敬意が深く存在していることは、命と食を通して人と鬼はつながっているということ。
そして女王の命への冒涜は、人にも鬼にも許さざるべき存在だと示唆する、大きな象徴なのじゃないかな。
　心に残る鮮烈さでした。

　この時点だとソンジュは「人を食おうと思わない優しい隣人」を演技していたかと思いますが、エマへの言葉と動き一つ一つが、子供を守り導くような、決して近づき過ぎない優しさを感じてしまいます。
なんとも思ってないと考えているけど、ついついエマたちの幼気な頑張りに庇護欲と人の良さが漏れ出しているというか…（笑

(ネタバレ終了)