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約束のネバーランドの記事 (103)

ぶるがり屋 2021/03/26 04:52

約束のネバーランド 2期11話の感想

約束のネバーランド 2期11話(23話) 最終回の感想ですよー。


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約束のネバーランド

 あれ、もう1話あると思ったけど、最終回でした。
ピーターの苦悩と救済。
カットが多い中、ピーターの兄への愛と理念、そして最期の選択までしっかり描かれてい驚き、少し救われました。

 お!ナットに大事なセリフが!
人間界への門を通り、またエマたちとのひとときの別れの中で、グレイス=フィールド、フィル以上の子たち全員にセリフが有ったのじゃないかな。

 鬼の世界で、戦い続けると決めて。
ああ、鬼も人も全員救うのがエマだし、その優しさを一番大事にするのがノーマンだし、いかにも真っ当な理由でこじつけで協力するのが実にレイらしくて、良かった。
 アニメの展開を見る中で、鬼の世界の安定にまでエマたちが頑張る理由は確かに無いよなー、と思っていましたが、そんなこと出来ないのがエマでした。
そして、そんなエマだから、ただ逃げるだけだったムジカも命をかけて戦うと決めたのですね…。

 いや、予想していた何倍も良い最終回でした。
放映時間的にもカットした内容的にもGF全員で人間界行くで終わりでも良かったと思いもしますが、全体として作品のテーマと見せたいシーンの取捨選択に納得ですし、ダイジェストとは言え、本当に力の入った美しい絵ばかりでした。

 エマたちの選択の理由に納得しましたし、人間世界での描写にとても惹かれました。
のびのび生きるナットや音楽を楽しむママ、ドンたちの彼ららしい様々なファッション、
そして成長したギルダとフィルが、とても好きです。
色々な約束の中で、一人残されて孤独に頑張ったフィルとの約束が、何より大事だったとのでしょう。
良かったね、フィル……!

 何よりレイとママが一緒に幸せに生きられるだけでもありがたい…
罪をたくさん犯したとしても、報われて、幸せになって良いと思うのです。

 もちろん不満が無い訳では無い!
無い訳では無いですが、まず「11話で終わらせる」という大前提だったのだと推測できるので。
少ない時間の中で登場したキャラ一人一人、特に子供たちを大事に表現しようとしてくれたと感じます。
彼らの苦悩が、喜びが、とても美しく楽しく、少し救われました。

 スタッフの皆様、お疲れ様でした。

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ぶるがり屋 2021/03/19 23:23

約束のネバーランド 2期10話の感想

約束のネバーランド 2期10話(22話)の感想ですよー。


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約束のネバーランド

 ヴィンセントの裏切りが嘘だと開幕バレしてくれるのはありがたい。
一番の過激派&ノーマン信仰派ですしね!
原作から離れないよね?離れないでー!と思っていましたが、本当に良かったです。

 展開早いな!!(笑
原作勢からするとどーしても不満は有りますが、それでもエマたちとフィル、ママとの再会は大きいなぁ。
頑張ったねフィル…!

 ムジカは鬼社会の解放者かー。
「敬意をもって殺し、食べる」が大きなテーマの今作で、鬼たちが簡単に人食を止められる訳がないと語られてきましたが、同時に人食は圧政の道具、アヘンみたいなものでしたか。
 ただエマがムジカにお願いしたのがこの反乱だとすると、どうしても鬼同士の殺し合いが少しは発生する訳で。
エマもちゃんとエグいなぁ、と思ったり。

 円盤情報を見るに、多分12話が最終回。
短い時間で何処まで、何を描くのか。
楽しみです。




(以下ネタバレ注意!)



 女王という恐怖の圧政者、ゴールディ・ポンドの鬼と人間の戦い、オジサンたちの前世代の長い長い戦い、神との新しい契約…
うん、どれもあと2話の中に入りきりませんね!

 残りの範囲ですと、ママとレイの最後の別離、ピーターの苦悩が大好きなシーン。
かつアニメのテーマや演出として重要度が高いと思うので、しっかりやって欲しいですよ。
アニメでも1期のママのレスリーとの回想に泣きまくったなぁ…。
お願いスタッフ……!

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ぶるがり屋 2021/03/19 23:17

約束のネバーランド 2期9話の感想

約束のネバーランド 2期9話(21話)の感想ですよー。


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 ああ、ラムダチルドレンも、憎悪と死の恐怖に冒されていても、子供なのですね。
鬼を憎み殺せても、逃げ惑う子供たちを自分たちと同じ存在と気づいてしまったら、殺せない。

 殺戮が小規模で終わったこともですが、それよりもラムダの、悪意に人生を奪われた子供たちが救われたこと。
中でも自分から殺せないと選んだのは、バーバラが救われるようで嬉しいです。

 邪血のお爺ちゃんの苦しみと贖罪。
多くの犠牲を見てきたから選んだ苦渋の道が、また多くの仲間を苦しみを傍観することにもなって。
おそらくは何百年か苦しみ続けてきた訳で、前回ノーマンに許しを請うたのも理解できました。
人間も鬼も、多くの命を救えたかもしれないのですものね…

 スーパーお助けアイテムがエマの優しさのおかげで入手できたのはモヤッとしますが、ちゃんとレイに窘められててGood。
まー一番の理由は優しさよりもノーマン助けたい!でしたし(笑

 対象を自分たちと同じ存在と認知しつつ、敬意を持って殺し、食べる。
たとえ人間が喰われても、もう食幼児たちもそのことを恨みはしないのですね。
だからピーターの進めるラムダ計画は、食べる相手にも食事にも敬意ない支配の武器とする計画は、エマたちにも市井の鬼たちにも悪となるのでしょう。

 鬼エマの「ごめんなさい」は決して正しいものではないかもしれないけど。
少なくとももうノーマンは、鬼だからと言う理由でも、生きる為ではない理由でも、鬼を殺しはしないでしょう。

 ラスト。
不満はあっても今更裏切って得られるものが全く無いので、ヴィンセントは裏切るフリじゃ無いかなー?
食用児全員助けるなら相手の情報やら行動のコントロールも必要ですが、それよりヴィンセントはノーマン好き好きなイメージががが。




(以下ネタバレ注意!)



 展開が早い!(n回目
流石にラムダの薬解決まで今回でついでに解決はどうかと思うけど!
これはもう間違いなくあと数話で終わりですね…。

 個人的に、「普通の鬼たち」の描写が少なかった不満が有ったので、この点を解決してくれて嬉しいです。
鬼たちの社会の救済は不十分になりそうですが、まぁ元々これをエマたちが背負う必要ないしなぁ…

 ただ食幼児と鬼たちとの和解がどうしても個人的で薄くなってしまったのは物足りなく感じてしまいます。
やはりゴールディ・ポンドでレウウィス大公との対等に殺し合う展開はあるべきだった……!
けど、これが出来るならやってますよね。
あと1クール、出来ない理由が有ったのでしょうから、これはもう仕方ないのでしょうね。
無念!

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ぶるがり屋 2021/03/19 22:58

約束のネバーランド 2期8話の感想

約束のネバーランド 2期8話(20話)の感想ですよー。


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 あ、やっぱり門で出会った声の主はピーターでしたか。
細谷佳正さんの声で、優しくも影と暴力性を感じる良い配役です。
言葉は優しいのに、屠殺に出すママと、身も心も利用し尽くそうとするパパ。
事実育ててくれたのはママ、自分たちを生み出したのがこのパパなのですよね。
食用児の生きるこの世界の残酷さ、その欺瞞をそのまま抽出したような、この美しい醜さに息を飲みました。

 分かってはいましたが、それでも
ラムダがエグい。
自分が実験動物だ、いつでも食われる、いつか死ぬという恐怖の毎日。
小さい可能性を繋いで繋いで、生きる為に殺して殺して。
 死が待っていたとしても、愛を浴びて恐怖も知らず、家族いっぱいで育ってきたグレイス=フィールドチルドレンの幸せと、ノーマンの苦悩が痛いほど伝わってきて。
悲しい、辛い、やるせない…。

 ヴィンセントがラムダ脱出の相棒だったのですね。
そりゃ有能で、ノーマンと信頼がお互い厚いですわ。
あと脳内ではこっちが細谷佳正さんボイスでした(笑

 6つ足野良鬼さん出番多いな!(笑
トマラニの出番が多くてホクホク。
鬼を倒し、目的のムジカ・ソンジュとの再会は果たしたのに…

 自分を犠牲にして家族を守り、地獄の中で鬼を殺し、鬼を皆殺しにすると決めたノーマンは。
ああ、胸に来る…!
エマと言う名の少女、思い守り合う家族、子供たちをも殺す残酷さに。
罪を背負うと決めたのに、それでも。
幼いままの、本当は誰より繊細で甘いノーマンの顔が、あまりに痛々しく。

 だから、救うとエマは決めるのでしょう。

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ぶるがり屋 2021/03/19 22:18

約束のネバーランド 2期7話の感想

約束のネバーランド 2期7話(19話)の感想ですよー。


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約束のネバーランド

 鬼を皆殺しにするのか、共存できる道を模索するのか。
どちらも成功率は低く道のりは遠く、正解とは言い難く。
世界を転覆するのに、まず人数が少な過ぎるのですよね……。
それをノーマンの知略で無理やりなんとか出来てるだけで、そのノーマンも危うくて。

 正解が分からないからこそ、そして大好きな家族の為だからこそ、生き生きと動くキャラたちが眩しいです。
「全員救う」賭けに出るエマ、隙間を全部埋めてどんどん物語を進めるレイ、自分ばかり犠牲にしてしまうノーマン、頼り甲斐のあるドン、
そして優しいギルダ。
 守られ心配するだけだったギルダの、頼られる自分になった涙混じりの笑顔。
良かった…!
トマラニたちの激しい反応や、真摯な瞳のナットたち、一人一人が生きています。

 またノーマンだけでなく、ラムダチルドレンがエマの優しさを認めてるのも良いですね。
好きでいても、考えが違う場合もある、考えが違っても、好きでいられる。

 …エマを騙すノーマンになぜか違和感が。
ノーマンがエマ大好きなのは原作通りなのですが、『お約束のネバーランド』のおかげで狂的エマLOVE&完全肯定マンなイメージがどうしても拭えません(笑

 次回、ついにノーマンのこれまでの道程、グレイス=フィールドを去る日からの経緯が見られるかな?
わくわく。

 ラムダでノーマンたちを助けた人物、ミネルヴァの最後の仲間、スミー。
調べたら原作にも同名でちゃんと出てました。
もしこの後も外伝有るのなら、このキャラのも描いて欲しいなぁ。




(以下ネタバレ注意!)



 どこまで原作通りで、どこが原作とは違うのか、ドキドキします。
ノーマンの寿命が危険、という設定はそのままでしたね。

 孤児院の子供たち、メイン3人+ギルダドン以外は出番も活躍も非常に少なく、「出番!」→「次の章始まる」→「しばらく出番なし」でほとんど覚えられなかったのですよね。
その点アニメ版だと何かあってもすぐ出番なので、子供達の可愛さが楽しめてます。
個人的にこれは嬉しい、可愛い。

悪い点は原作より経過年数が短くなった分、ノーマンが幼いままなので、ラムダの子達がノーマンに縋るシーンがちょっと情けなく見えちゃうところでしょーか(笑

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