約束のネバーランド 2期11話の感想
約束のネバーランド 2期11話(23話) 最終回の感想ですよー。
約束のネバーランド Season2 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
発売日 : 2021/4/7
出演 : 諸星すみれ, 伊瀬茉莉也, 植木慎英, Lynn, 石上静香
販売元 : アニプレックス
約束のネバーランド
あれ、もう1話あると思ったけど、最終回でした。
ピーターの苦悩と救済。
カットが多い中、ピーターの兄への愛と理念、そして最期の選択までしっかり描かれてい驚き、少し救われました。
お!ナットに大事なセリフが!
人間界への門を通り、またエマたちとのひとときの別れの中で、グレイス=フィールド、フィル以上の子たち全員にセリフが有ったのじゃないかな。
鬼の世界で、戦い続けると決めて。
ああ、鬼も人も全員救うのがエマだし、その優しさを一番大事にするのがノーマンだし、いかにも真っ当な理由でこじつけで協力するのが実にレイらしくて、良かった。
アニメの展開を見る中で、鬼の世界の安定にまでエマたちが頑張る理由は確かに無いよなー、と思っていましたが、そんなこと出来ないのがエマでした。
そして、そんなエマだから、ただ逃げるだけだったムジカも命をかけて戦うと決めたのですね…。
いや、予想していた何倍も良い最終回でした。
放映時間的にもカットした内容的にもGF全員で人間界行くで終わりでも良かったと思いもしますが、全体として作品のテーマと見せたいシーンの取捨選択に納得ですし、ダイジェストとは言え、本当に力の入った美しい絵ばかりでした。
エマたちの選択の理由に納得しましたし、人間世界での描写にとても惹かれました。
のびのび生きるナットや音楽を楽しむママ、ドンたちの彼ららしい様々なファッション、
そして成長したギルダとフィルが、とても好きです。
色々な約束の中で、一人残されて孤独に頑張ったフィルとの約束が、何より大事だったとのでしょう。
良かったね、フィル……!
何よりレイとママが一緒に幸せに生きられるだけでもありがたい…
罪をたくさん犯したとしても、報われて、幸せになって良いと思うのです。
もちろん不満が無い訳では無い!
無い訳では無いですが、まず「11話で終わらせる」という大前提だったのだと推測できるので。
少ない時間の中で登場したキャラ一人一人、特に子供たちを大事に表現しようとしてくれたと感じます。
彼らの苦悩が、喜びが、とても美しく楽しく、少し救われました。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。