デデデン・デデ・デッデデ・デデデン・デデデン・デデ・デッデデデデン・ゲームオーバー

ハロー、アダム。ゴードン博士。さぁ、ゲームを始めよう。多くの人間は性に感謝しても生に感謝しないデデデン・デデ・デッデデ・デデデン・ゲームオーバーと言ってデスゲームを仕掛けるような超危険人物の見極め方はその眼光の鋭さとおちょぼ口にあると思う神谷道楽です。

え？

マジで？

うせやろ？（唖然
※関西弁豆知識コーナー：　関西人は本気で驚くと、嘘の「そ」が「せ」になるんやで工藤

驚いて鳥肌が立って唖然とする経験ってあるじゃないですか。

YouTubeのサバイバル系の動画が好きで観まくっていたら関連動画に「昆虫食」が出てくるようになってスクロール中に驚いて鳥肌が立ったりとか、

YouTubeの怖い話系の動画が好きで観まくっていたら関連動画に「ドラマ・トリハダ」のワンシーンが出てきてトリハダが立ったりとか、
※トリハダは劇場版よりもドラマ版がゾクッとします

そういった類の驚きではなくて、

感銘を受けて驚いて鳥肌が立つタイプのやつです。

創作用語ではいわゆる「どんでん返し」と呼ぶもので、
私がこれを明確に意識したのは忘れもしない16年前のあの時…

当時カフェのバイトで失恋して精神的な蝕の渦中にいた時に、
職場の兄貴分な先輩にケツを稲妻蹴られて一緒に映画館で鑑賞したのが、

かの名作「SAW」との出会いでした。

映画館であの「強烈なまでのオチ（どんでん返し型）」を初めて観た時は、
おしっこチビりそうな位ビビって顎関節が外れるほどの衝撃を受けました。

なもんで、一時期は取り憑かれたように「どんでん返し」系の作品を探しては、
映画、エロゲ、漫画、アニメ、小説、媒体問わず鑑賞しまくった思い出がぽろぽろとあります。

ちなみに私が神と崇める「菅野ひろゆき神先生」はエロゲ界で、
この「どんでん返し」を巧みに活かした構成の物語を数多く創造されました。
※菅野作品は語り始めると長くなるので今回は割愛

話をSAWに戻しますと、

今でもたまにあの有名な名曲デデン・デデ・デッデデデを流しては、

「さぁ、ゲームを始めようゲームオーバー」と一人芝居して悦に浸ることが度々あります。

SAWという作品は創作用語で言うところの「ミスリード（誤誘導）」が巧みで、

まぁ、普通に曇りなき眼で鑑賞していれば高確率で騙されます。

そんなマッチスティック・メンとミステリアスクールビューティー以外で騙される快感を味わえる映画…

知らない方の為にざっくりと粗筋を紹介しますと、

とにかく頭が良くてその哲学がぶっ飛び過ぎているトラップマスター（罠構築名人金持ちサイコ野郎）な連続殺人鬼「ジグソウ」に、

訳ありな連中が監禁されて「さぁ、ゲームを始めよう」とアナウンスが一方的に流れて、

制限時間内にトラップ（ほぼ無理ゲー）を解除して脱出しないとデストラップでデスするという実にシンプルでデスゲームな話です。

哀れなゲーム参加者の視点とジグソウ事件を捜査し真相に迫る「刑事視点」が交互に切り替わるので、

全くダレずに結末までノンストップに物語が進行します。

そして、最後の最後で真相が明らかになり、
その強烈なまでの「どんでん返し」に「え？うせやろ？」と呟くこと必至な作品となっております。

https://www.youtube.com/watch?v=JcdQTXv0PaU

サスペンス・ミステリー映画としては間違いなく最高峰に面白いので、さぁゲームを始めようです。

ちなみに、SAW　→　SAW2　→　SAW3　と続編が出まくっておりますが、
1が一番面白くてその後「これでもかスプラッタグロ描写三昧」でそっちに力を注いでいるので、物語的な面白さは下降していきます。

ただ犯人の「ジグソウ」その人に興味を持つと、
彼の過去とか知りたくなるのでそういう方には続編もオススメ・ベルです。
※私は人物背景とか気になっちゃうタイプなので最新作まで全て鑑賞してトビン・ベルのモノマネができるSAWマニアです。

さぁ、ゲームについて言及しましょう（デデデン・デデ・デッデデ・デデデン・デデデン・デデ・デッデデデデン