尾上屋台 2016/09/27 03:24

「あまんちゅ!」

・アニメ公式


前から原作買おうと思ってたんですけどね、結局アニメ化まで時が経ってしまいました(汗)。
なんだかんだと、前作ARIAは、今まで読んだ漫画の中でも、五本の指に入るほどの傑作でしたから。
でも変な話、あれ超える作品作るの、作者としても大変だろうなあって思ってました。

で、このアニメ見た感想としては・・・ARIAほどじゃないにしても、充分いい作品、と自分としては感じました。
逆にこう、ARIAとの比較で見ちゃう自分に、多少なりとも苛立ちを感じるってところで。
でも基本的に天野こずえ節全開で、ああやっぱこの人の作品だなあって。

原作先に読んでたら、どんな感想持ってたんでしょうね。
ちなみにARIAはアニメも見てますが、原作のコマの割り方とかは、漫画素人の自分から見ても「上手いなー!」ってのがわかる感じで、逆にアニメだとあの間の持ち方や迫力なんかの表現に、相当苦労してるなって思った次第で。
確か監督も、インタビューだか対談だかで、そういうこと口にしてたような。
あまんちゅも先に原作読んでたら同じように思ったのか、それともまったく違う感想を持てたのか、まあこうして先にアニメを見た以上、これは永遠にわからないわけですが。

話戻すとこれ逆に、ARIA見たことない人が見たら、どういう作品だったんでしょうね。
ARIAからの系譜感強いというか、日常に転がるまぶしいものを、そうと感じることができる作品じゃないですか。
自分みたいにARIA知っててこの作品に触れると、どうしてもそういうとこ期待しちゃうし、そういう視点で見ちゃうんですけど、これまでを知らない、まったくフラットな人が見たら、どう思うんだろうって。
話の作り方が基本漫画的じゃないというか、どっちかっていうと文学的ですからね。
すごく新鮮なんじゃないかって、そう思うんですけど・・・。

あとまったくもって余談ですが、代々東京生まれ東京育ちを公言している(?)自分ですが、実は四分の一だけ、今回の舞台となった、伊東の血が入ってるんですよ(笑)。
小学生の頃とか、夏休みに遠い親戚の招きで、伊東の辺りに何度か行っていて。
なので、僕は基本田舎っぽい風景にノスタルジー感じないんですが(むしろ都会に感じる) 、この辺りだけはちょっと特別で、なんともいえない懐かしい感じがしちゃったりして。
実際に舞台となった家並み街並みたいなものとはちょっと違うんですけどね。
この辺りのこういう雰囲気みたいのは、ちょっとノスタルジー感じちゃいましたね。

自分的ヒロインは、んー、ぴかりかなあ。
ぴかりだけ突出してって感じでもないんですけど、あえて言えばって感じで。

ARIAと比べると時系列で話が展開してるんで、今後どうなるのか、いずれ2期目もやってくれるのを期待したいところです。

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