尾上屋台 2020/03/30 10:27

「ドロヘドロ」

・アニメ公式


いやーもう最高に気持ち悪いというか、それが最高ですよね(笑)。
各話冒頭「演出上残酷な表現が〜」みたいなテロップ出ますけど、いやそういうシーンしかないだろうってくらいで。

き、気持ち悪いと思いつつ、これかなりクセになりました。
なんかこう、世界観があるじゃないですか。
そういうのをきっちり表現してるって感じで、ぐいぐい引き込まれましたね。

どんなものであれ、やっぱ作者の世界観とか、そういうのをとことん追求してる作品って、面白いですよ。
なんかこう、おもねってる作品って、話自体が面白い時はいいんですけど、ちょっと中だるんだ時って、妙に冷めちゃうじゃないですか。
ドロヘドロは話自体も面白いんですけど、その話自体がちょっとおとなしくなってる時でも、この世界観にどっぷり浸れましたもんね。
逆に、この世界をよく見れる期間でもあったりして。
いや、これは作品として強いなあと。

あと、これはさっきのマギアレコードの話にも通じるんですけど、これは逆にキャラが妙にしぶとかったり、傷を一瞬で治すようなキャラが出てくるにも関わらず、妙に死の緊迫感があるんですよね。
マギアレコードが肉体的な感覚が軽いなら、こっちはどかどか流血しても、メインキャラはどうせ死なないだろうという感覚があるんですが、どっちも命そのものが軽い感じがしないというか。
これ、ちょっと不思議ですよね。
本来こういう演出って、命が軽い感じになっちゃうんですけど、それがないんですよ。
うわ、ニカイドウがやられた!とか、あーここで死んじゃうのか!?みたいな感じが、すごくありましたもん。

キャラは脇に至るまで、とにかく立ちに立ちまくってましたね。
デザインもそうなんですけど、中身はもっと立ってる(笑)。
ちょっと画面の端に出てくるキャラまで、ここまで個性的でいいのかっていう。
これもホント、世界観ですよね。
なんかこう、どこまでも全力投球というか、やっぱ見ていて気持ちいいですよ。

これは1クール分しか予定になかったようですけど、続きはメチャクチャ見たいですねえ。
クセになります。
毎回きっついなあと思いつつ、ホント毎回楽しみでね。
ぜひぜひ、二期目、よろしくお願いしたいです!

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