「鬼滅の刃 無限列車編、遊郭編」
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相変わらず面白いですな!
劇場版の無限列車編はTVで見たんですけど、あまりにもCM多過ぎて、逆全集中でしたけど(汗)。
ちゃんと劇場で見れたら、もうちょい入り込めたかなって感じがしますけど、これは作品のせいではないんで、致し方無し、で。
無限列車に関しては、同じようなシーンが続くんで、劇場一本で行けるって判断もあったかもですね。
というのも、あらためてTV版で見てみると、この似たようなシーンが続くのって、意外と見ててダレてくるというか。
それ考えると、ちゃんと映画館で見てたら、もっと楽しめたんじゃないかって思います。
それでも、充分クォリティの高い作品ではあったのですが。
で、遊郭編ですが、これ見ててあらためて思ったのが、炭治朗たちのキャラが充分立っていて、これだけその物語に付き合っていると、変な話、普通の作品だったら気になってしまうようなとこが、あんま気にならなくなって来るというところ。
具体的には、炭治朗たちが女性に紛争して遊郭に入るって、どう考えてもおかしいじゃないですか。
でもそういうのが気にかかるよりも強く、潜入後にどうなるんだろうって方が、気になるというか。
えらい力技だとも、"マンガ"的だとも思うんですけど、そこおかしい、よりも、物語に対する興味の方が勝つんですよね。
こういった力技が、作品の質を損ねないというか。
前に鬼滅の感想書いた時と同じようなこと言いますが、基本的にこの物語は面白いんですよ。
今まで色んな作品見てきた人がこの作品を100点というかは疑問でも、誰でも80点はつけざるをえないっていう。
あとえらく間口が広いというか、どこが好きっていう点も人それぞれなんでしょうけど、大抵の人はこの作品を好きになれるようなポイントが、たくさんある。
僕的には、戦闘にちゃんと命が懸かってるところと、努力の過程を見せてくれたのが好きな点ですね。
あとこれだけどのキャラも立ってるにも関わらず、ストーリー中心の作品でもあるんだなって。
というのも、僕は鬼滅のキャラ、誰が特別好きみたいのないんですよね。
にも関わらず、楽しめる。
この作品以外にも、特別好きなキャラはいないにも関わらず大好きな作品ってのはたまにあって、これもそういった作品のひとつになるかなあと。
大抵は、マンガやアニメって、好きなキャラあっての愛着だったり人気だったりするんですけどね、稀に、こうした作品もあって。
で、そういう作品って、やっぱ物語の骨組みがちゃんとしてるんですよ。
なので、前述したような「ちょっと気になる点」みたいのも、大きな流れからしたらどうでもよくなってくるというか。
前回書いた通り、とにかく「よくできた」作品ですよ。
絵的に弱かったらまた評価も変わってたかもですが、今や業界で一、二を競うufotableが、まったく隙なく作り込んでますからねえ。
その点でも、毎回唸らされるというか。
ともあれ、このまま来年まで放送はありますので、続きも期待しております!