■声優さんについてというか賤のキャラクタについて 第三回目■

お絵かきは四人目終了。 旅の踊り子フィーナについて。サーカスや見世物小屋が人さらいの代名詞だったって時代背景前提。最近の若い人にはピンとこないかもしれない。まーボクだってその時代に生きてたワケじゃないですが。そのへんの説明が不足してるような、説明してもしょうがないことなのでこのままでいいようなでちょっと悩み中。話のカンジとしては、パーフェクトブルーと少女椿を足して2で割ってアイドルとサイコとグロを引いてヘチカ係数をかけたようなお話。ヘチカ係数が小数点以下だったりマイナスだったりは個人次第。 ある種の凛々しさと滑舌が必須だったので、シーマ・パオラの実績から貴坂理緒さん。「舞台上」「日常」の二面性がテーマ、しかも短めの話なので、へたしたらコロコロ性格が変るだけになってしまいかねない少々難しい演技を見事にこなしてくださいました。舞台上モードでの怯えから日常モードの怯えへ推移するシーンは個人的にイチオシの聞き所。 紋章外典では一応、2度目以降の起用は(ムリのない範囲で)前回までとはなるべく違う配役、ということを意識してきたのですが、そういう意味で言えば貴坂さんがブレたキャスティングの一番の被害者かもしれない。(高潔な王女、 関西弁の酔っぱらい、場末のストリップ嬢)でもそのどれもが、ボクの期待以上でした。今後の適役に迷うくらい。 とめずらしく普通に褒めてみた。だってメールから垣間見える人柄があまりにもきちんとしたヒトすぎて(当然褒め言葉なこれ)ボクの珍奇な怪文章をどこまで本気だと思われるか怖くなったんですもの。そんなコトで今後の依頼を断られたらヤだもの。 貴坂理緒さんのHPはこちら→ またもた。

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