りりあの病状報告。
ごあいさつ
今年も1年、アリコレをよろしくしてくださって
ありがとうございました。
12月27日、28日のりりあの体内の診断結果が出たのでおしらせするです。
肝臓癌の否定
まず12月の造影剤を使ったCT検査の結果と
メインの血液内科、そしてサブの呼吸器科の先生の診断。
好酸球もなんと900くらいにまで下がり(最初8800だった)、
血小板も26万まで回復(最初42000だった)。
血液検査だけならもうちょっとで健常者。
相変わらずなぜこんな血液異常になってしまったのか、
そしてなぜ1年かけてゆっくり回復に向かっているのかわからないままだけど。
というか、これ、回復したあたりで止まってくれるのかな。
血小板、このままの速度で増えていったら今度は大杉になるんですけど。
そして12月に入ってから日記にも書いてた肝臓癌の疑いのこと。
本来は12月28日に消化器内科で知らされるはずの肝臓癌の検査結果だけど
こちらは血管腫、つまり良性腫瘍とのことで心配ないと
血液内科、呼吸器科ともにフライングで12月27日に教えてくれました。
りりあが心配してたのが伝わってたのか、担当外の先生ですがお2人とも先に良い結果を教えてくださりました。
おかげで12月27日は安心して眠れました。
指の悪化
しかし指の痛みと悪化がひどいので
血液内科から膠原病(こうげんびょう)の専門家が紹介されることに。
膠原病は最初の最初、去年の12月に皮膚科で否定の診断がくだっているのですが
(その時に悪性リンパ腫の診断が出た)
皮膚科は専門ではないということで
膠原病内科にみてもらおうということになりました。
そもそも、りりあの病気は去年に肌に膠原病っぽいアザが出てたので、最初は膠原病が疑われてたのです。
血液検査も回復に向かい、血液の癌も、肝臓の癌も含め、
様々な科でみてもらったのにすべて陰性。
にもかかわらず、指だけがおかしくて激痛で、先生方も首をかしげている状態。
もう一度、原点の膠原病について再検証してみようということになりました。
膠原病内科の先生は2週間に1度現れるそうですが、
ちょうど28日がその日でした。
28日は肝臓癌の結果が出る日で
(フライングで27日すでに陰性だったと教えられたのですが)
もともと病院に来る日だったのでちょうどいいです。
膠原病内科
というわけで膠原病内科の先生にみてもらいました。
どうやらりりあが先生に会う前に、
先に血液内科の先生と膠原病内科の先生が
りりあの症状で色々話し合ってくれてたそうなのですが
結果からいうと専門家からみても膠原病ではないだろうと。
とりりあえず指を温めたほうがいいということなので
アリコレ絵描きのちーゆさんに
あったか手袋をかってもらいました。
膠原病の先生が言うにこの指の痛みはおそらく、
この一連の血液トラブルとは根本的に別で
切り離して考えたほうがいいとのことです。
また、肝臓癌の検査をしてくれた消化器内科のほうからも
今回の良性腫瘍は肝臓に悪影響を与えるものではなく
これが指や皮膚にトラブルを与えるとは考えられないと言われました。
肝臓はいたって健康とのことです。
それはつまり?
この1年、総合病院内で
血液内科、皮膚科、呼吸器科、循環器科、消化器内科、
整形外科、脳神経化、耳鼻咽喉科、膠原病内科、
そして様々な検査をしてくれる科にかかりました。
ほとんどすべて陰性。陽性のものも互いに関連が見られず。
異なる科の先生同士でよくりりあの身体の話をしてくれてると受付で何度か聞きました。
みんな首をひねっているということです。
現時点の票かとしてはこの1年の間に
偶然、同じ時期に原因不明で好酸球が8800とかまであがって好酸球増多症になり(現在900まで下がる)、
偶然、同じ時期に原因不明で血小板が42000までさがって紫斑性血小板減少になり(現在260000まで回復)、
偶然、同じ時期に原因不明で指の痛みが発症して苦しんで
偶然、同じ時期に良性腫瘍ができたということになります。
血液に異常があるものの回復に向かっているのに、
指の痛みと変なアザだけはどんどんおかしくなり、
先生同士でも色々とりりあの話をしてくれているのだけど原因不明。
悪性リンパ腫、白血病、肝臓癌と3つの癌の否定。
血液検査、CT検査、PET検査の結果、他の癌も疑われず。
神経内科の検査もすべて陰性で神経にも異常なし。
膠原病もひっかからず。
アトピーやら皮膚炎、帯状疱疹、ひょう疽など
皮膚科で判断できるような病気もすべて否定。
いったいりりあになにがおきているのでしょう……。
あとがき
ひとまず死ぬことはこの世で最もイヤなことなので、しばらくは即死の心配はなさそうということで、その点は安心しています。
指の痛みのせいで、りりあの作業量がちょっとへっているけど
それをサポートするように、アリコレの他のみんなもがんばってくれているので
新作もちょくちょく出していきたいです。
あと総合病院の先生方もりりあのいないところで、
先生同士で色々と相談なんかもしてくれているようで
とても頼もしいです。
お客様へ。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
これからもアリコレをどうかよろしくお願いします。