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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/15 08:00

声優の"凄さ"について

声優の"凄さ"について

全てではないですが、いわゆる"意識高い系"という人は「映画で吹き替えはお子様」みたいな事を聞いた事があります。
ちなみに僕は吹き替え派のお子様な訳です。

話が変わりますが、
最近ではYouTubeに一般人のみではなく芸人や芸能人も参入して、さらに声優までYouTuberとして動画を投稿していますよね。
そこで声優の"鈴村健一"さんの動画が凄く勉強になるんです。

たかが声をあてるだけだと言っても、
創作者と同じかそれ以上にキャラクターの心情を創り上げています。
パン屋はパンを焼いて売れば成立しますが、
声優は声に迫力があれば成立する訳じゃないんでしょうね。

映画吹き替えでも米人の口パクに合わせないといけませんし、プロは吹き替えでも元のイントネーションまで意識されているそうです。

たまにアニメで人気の声優さんが映画吹き替えで出演されますが、具体例でいうと花澤香菜さんなんかは空気感が違って"映画には"マッチしないなと感じます。

対して、ベテラン18禁声優のももぞの薫さんがちょい役で映画に出ていたんですが違和感がなさすぎてびっくりしました。

たまに有名声優もいる全年齢ノベルゲームでも18禁声優が入ったりしますが、
若手の可愛いビジュアル声優よりも18禁声優の方が優秀だと思うんですが評価されないんですよね…。

テレビがYouTuberを批判すると世間は怒るのに、18禁声優はエッチだから声優が汚れるから上がってくるなという理屈は少し差別的だと思うんです。

"声優"という職業はそもそも演技力が全てであるはずなのに、
男女問わずビジュアルや、歌って踊れるや、不倫したらどうこうは完全にアイドルと混合している部分が僕はどうかと考えます。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/12 08:00

創作を遊びと取る人

創作をお遊びと取る人

漫画を読む、映画を観る、ゲームをする。
これらは全て"娯楽"です。
ただし、創作者にとっては最高の勉強材料に他ならないことは言わなくてもわかると思います。

しかし、一般の人にとっては娯楽はそれ以上でも以下でもない。
"子どもでも楽しめる暇つぶし"でしかありません。

「たかが遊びで本気にならなくても」という無気力な大人がいますが、
漫画家だって来週打ち切りになるかも知れないと死ぬ気で描いています。
ゲームだって少しでも不満があればSNSでボロカスに叩かれます。

そんな魂をぶちまけた作品に対して、
「子どもの教育によくない」
「金稼ぎのためならなんでも」
と馬鹿みたいなアンチが気軽に発信出来てしまう現代です。

"脳まで筋肉=脳筋"
という言葉が馬鹿にされがちですが、
単純にただ美しいもの。綺麗なもの。
涙をながして感動出来る美しい作品。

それも素晴らしいですが、それってつまり画力の腕相撲大会だと思うんです。
そもそもAIが出てきた時点でもう単純に美しいだけのイラストは数分で完成してしまいます。

お絵描きは"たかが遊び"と取ってしまう人はこういう創作者側の苦労は一切知らないんでしょう。
彼らなりの"優しい世界"という正義感を振りかざす正義の味方と、
手段を選ばないでたった1人で理想を目指す創作者。

だったら欲望、怠惰、妄想、狂気を形にしてゾクゾク出来る異常者の方が面白いと思うんです(創作の範囲内の話です)

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/09 08:00

"絵を描く"とは何なのか

"絵を描く"とは何なのか

馬鹿な大人は家族が知人が絵を描くと
「将来それが何になるのか」
「漫画家にでもなるつもりか」
少しでも絵を描く人は身に覚えがあるかも知れません。

もちろん「何のために絵を描くのか」という精神論は重要なことです。
上手なイラストの描き方本を読むより何倍も大事なことかも知れません。

ただし、それとはまた別に"絵を描く"って凄く難しいものだと思うんです。

モナリザを知らない人はいませんよね。
でも、モナリザをずっと見続けれる人もいません。
それに対して、好きなイラストは何回も何時間でも見ていられる人は多いと思うんです。

"モナリザは有名で凄い作品"とだけは知ってるのに別に人気があるわけじゃないんですよ。部屋にモナリザのポスターを飾ってる人なんかいません。

つまり何が言いたいかというと、
作品の"伝えたいこと"が見る側に伝わっていないと紙クズと同じ価値しかないんです。

例えば、
"モナリザ"と"知らない猫の画像"ならよく知らない猫でもそっちを取る人が多いと思うんですね。

下手くそだけれど面白い漫画もあればデッサン力が凄いのに単行本2巻で打ち切りの漫画もあります。
最近はAIが話題ですが単純に"上手い絵"ってそもそもが難しい議題ですよね。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/06 08:00

映画についてなど雑談

映画についてなど雑談

最近になってこのサイトのフォロー数が100人も超えていたことを初めて知って驚愕しました。
もう気が付けば同人活動を始めてこんなに経っていたんですね。

この活動をする以前からとんでもない量の映画は我ながら観ていたと思うんです。
"自称映画好き"という人よりは数倍観ている自信はあります、このサイトの記事だけでも既に何十と書いている気がしますね。

別に無理に合わせなくてもいいですが、映画を観て他人の意見が聞きたくなった時ってあると思うのでその時のお供くらいになればいいと思ってます。

僕個人の意見、目的としては、
他人が言うのはともかく素晴らしい映画を観て「あー面白かった」しか言えない事が自分は一番最悪だと思っているんです。

別に観た映画の記事を書いてはないので中には結局パッとしない記事になった、単的にあー面白かったの記事はボツにしたりしています。

よく映画、アニメの議論で他人の考察に対しての正論や深読みしすぎという意見がありますが、
反論する人…つまりアンチは大抵「あー面白かった」以上の感想が言えない人がほとんどだと思うんです。

記事を書くときは大体の量を揃えているつもりですが作品の感想の熱量が凄くて、
後から見返したら詰め込みすぎたなぁと思う事も多々あります。

映画なんてテレビのロードショーで十分だと感じるか、作り手側の魂を感じようとするか。
同じ2時間でもそれだけで全然違うものになるのではないでしょうか。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/03 08:00

映画「君の名は。」

映画「君の名は。」

「聲のかたち」と同時に公開され、こちらが有名になったとは知っていたものの、
なんだかんだで配信されなかったんですがAmazonプライムでやっと配信されてやっと初の視聴。

感想としては想像以上に大衆向けではなくてビックリしました。甘くみてました。
非常に難しいテーマを扱いつつ、
男女が入れ替わるというベタなテーマと画面背景の美しさで最後まで魅せてくれた作品です。

「あなたの中に私が入ってあなたが私の中に入って」
と下ネタと言うより"出逢う前からセックスしていた"という幻想的とまで言える物語の描き方。

そもそも、男女が入れ替わる物語は王道すぎて逆に飽きられやすく、男女どちら視点も描くと展開が非常に難しい筈なんです。
それをお手本かのような"起承転結"での描き方。
OP曲の前前前世までの30分の"起と承"の起こし方は見事です。

この物語はパッと見は"恋愛"がテーマなんですが、実際には人の"夢"がテーマなんだと感じました。
それは希望という意味の夢かも知れませんし、眠る時の夢かも知れません。

この物語のヒロインは2度しか主人公に出会わないんですが、その瞬間もほぼ触れ合ったりはしないんです。

物語中に何度も主人公の青年は、
「俺なにしてるんだろう」
と現実に引き戻される瞬間があります。

それはヒロインとの繋がりが切れるという夢物語ではなく"夢や希望を捨てて現実に引き戻される虚無感"だとも取れました。
あまりにも主人公がハッとする描写が多すぎるのは作者のそういう意味だと感じます。

夢もなく年上のバイトの先輩に見惚れていた少年が"夢"を見つけてひたむきに追いかける。
夢は目の前に見えている気がするのにすれ違いの連続。その夢は主人公が創ったフィクションなのかも知れない。

ただ、それがフィクションの美少女だとしても創作者としては大成功なわけです。バッドエンドではありません。

大衆向けとしては単なるSF的な恋愛映画に見えて、実際は何か全然違うテーマを突き付けられている素晴らしい映画でした。

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