津田ヒトクチ 2020/11/12 14:03

【雑談枠】小学生の頃、いつも椅子をカタカタ鳴らしていた女の子の話

皆さんこんにちは。

いつも懲りずにオマンコがどうこう言ってる津田ヒトクチです。

今回の雑談は、小学生の頃の性にまつわる思い出話なんですが、何て言うかエロエロな感じではなくて、思い出す度に何とも言えない気分になってしまう微妙な話なんです。
もちろん全て実話ですが、相変わらず長文になってしまっています、すみません。


あれは小学三年生の頃です。
いつぐらいから始まったのかは覚えてないんですが、はっきり認識するようになったのは秋口ぐらいかなあ…。
同じクラスのとある女の子が、授業中でもお構いなしに椅子をカタカタカタカタ鳴らすようになったんですよ。
僕は最初それが何の音かわからなかったんですが、その子の周りが少しずつ気付き始め、皆に広まった感じでした。

教室の、後ろの方に座ってた女の子が(仮にMちゃんとします)、こう、椅子に体重をかけて、下半身をぐりぐり擦りつけるように動かしていて、その時の音がカタカタカタカタ鳴っていたんです。

最初の内はそれほど激しくはなく、音もあまりしなかったので気付いてない子もいたのですが、日がたつにつれMちゃんの動きは本格的?になっていき、先生も注意するようなレベルになりました。

「おい、M、うるさいぞ」

そう言われるとMちゃんもさすがに動くのを止めるのですが、また五分もしない内にカタカタ鳴りだすんです。
特にテスト中などシーンとしてますから、その音が鳴りだすとずいぶん響いたものです。


今でこそエロ漫画なんて描いてる僕ですが、小3当時はその子が何をやってるか全くわかりませんでした。かゆいから擦りつけてるのかな?と思ってました。というかMちゃんも自覚してなかったと思います。わかっていたらさすがに出来ないでしょう。椅子に股間を擦りつけるとなんか気持ちいいかも、何だろうこれ…ぐらいだったと思います。クラスの他の子もわかってた子いなかったと思います、当時話した限りでは。内心なんとなく察してた子はいたかもしれませんが。

Mちゃんが椅子をカタカタ鳴らしてた時の顔を今でもよく覚えてるんですが、もうこれ以上ないくらい真っ赤に上気して、息もはぁはぁ荒げてる感じで、近くの子は本当に引いてましたね。「引く」って感覚を初めて認識したのもこの時だったかもしれません。

(雑ですが雰囲気的にはこんな感じでした)

それでですね、この話には不幸なことが二つあるんですよ。

ひとつは、担任教師がダメダメだったことです。
だって、Mちゃんが何をしてるかって大人ならわかるじゃないですか。そいつはオッサンだったから言いにくいにしても、保険の先生とかを介して、それがどういう行為で、授業中にはやるようなことじゃないとかいくらでも伝えられるじゃないですか? 担任はキレてただけですからね、「うるさいM、静かにしろ!椅子を鳴らすな!」って。馬鹿でしょ?
その教師は他にも多々クズポイントがあって、僕もよく叩かれたし、未だに許せない人ですが、まぁそれは別の話です。

ふたつめの不幸な点は、Mちゃんが全然可愛くなかったことです…。
いや、可愛かったらどうにかなるって話でもないのはそりゃそうなんですが、そもそもMちゃんがどんなタイプの生徒だったかと言うと、見た目はまぁ、言いにくいのですが決して可愛くはなく、小太りで、勉強も運動も苦手で、いつもおどおどしてうつむいていて、クラスで目立つことは一度もなく、友達も一人もいない…といった感じだったんです。


だから、Mちゃんがカタカタ椅子を鳴らすようになり、それを皆の前で担任教師が注意するようになると、Mちゃんはもうあっという間にいじめられるようになりました。

いじめられるというか、直接なんかされたりという感じではなく、例えばMちゃんの机や椅子はめちゃくちゃ汚いものとして扱われるようになりました。M菌、みたいな感じです。小学生ではありがちですね。掃除の時も机を並べる係の子は(そういう係があったんです)、誰もMちゃんの机や椅子には触らず、あとあとMちゃんが自分で直してました。近くの席の子はもう露骨に机を離してましたね。

そして、そんな状況になってもMちゃんは椅子を鳴らすのを止めなかったんです。

むしろ激しさは増してる感じで、たぶん繰り返す内に気持ちいいポイントがわかってきたんでしょうね、吐息も一段と激しくなってて、やめたくてももうやめられない、といった空気がひしひしと伝わってきました。周りの子ももう、嫌がらせとかではなく心底気持ち悪がって距離を置いてる印象でした。

いや、周りの子と書きましたが、何より僕も正直「気持ち悪い」と思ってました。

もう寒い季節になっていたのに、ひとりうっすら汗をかきながら真っ赤な顔で股間を椅子に擦り続けるさまは、小3の僕にはやっぱ理解不能だったので。当時、Mちゃんの机や椅子には僕も触りたくなかったです。


ちょうどその頃、ダンスの授業が行われることになりました。
いや、授業というか、毎年恒例で冬休み前ぐらいにダンス大会みたいなイベントがうちの小学校では行われていて、その時期体育の授業がダンスの練習にあてられてたんです。20年以上も前のことと考えると、だいぶ珍しい話ですよね。僕の通ってた小学校は、公立なのに他にも変なイベントや大会がいっぱいあった変わった所だったんです(たまにテレビの取材が来るぐらいに)。

ダンスの種類は毎年違うんですけど、その年は男女ペアになってそのまま割と長く踊る…社交ダンス的な感じの内容でした。だからクラス内で男女ペアを作らなくてはいけなくなったんです。

そしてうちのクラスのアホ担任は、学級会の時間に案の定「じゃ、好きなモン同士でペア組めー」と言い出しました。
小学生にとっては、かなり過酷な時間になる例のアレです。
特に男子の中で、「え、誰がMと組むんだよ」という空気がざっと走ったのをはっきり感じました。
僕も、これはかなり悲惨なことになるんじゃないかな…と思い、背中に鳥肌が立ち、頭が真っ白になってですね…気が付いたら、手を挙げてたんです。

「僕、Mちゃんと組みます」

クラス内はざわつきましたね。
津田くんマジで言ってんの?何考えてんの?っていう。いや、そもそもの話が、そういうのって挙手して宣言するもんじゃないんで(笑)、それも込みでの「何言ってんの?」です。

ま、結果的に僕はそのままMちゃんとペアを組むことになったんですが、実際のとこ僕が何でそんなことを口走ってしまったかと言うと、別に正義感とかええかっこしいとかでは全然なくてですね…、多分わかってくれる人もいると思うのですが、「この後の展開なんて見てられない」って気持ちになったんですよ。

男子は誰もMちゃんとは組みたがらないでしょうから、どうせじゃんけんとかになるじゃないですか?負けたやつがMとな、みたいな。負けた男子は絶対おおげさに嫌がるだろうし。うげ~気持ち悪~っ、俺ダンスサボるわ~!、ぐらいのことは言うじゃないですか。小学生だし。そういうの見るのはもう嫌だなと思ったし、場合によっては自分がそんなじゃんけんに参加することになるかもしれないし、全部ひっくるめたら、自分がMちゃんと組んで済むならそれでええわ、という気持ちでした。

でも僕だって「気持ち悪い」と思ってましたからね。他の男子と一緒です。

それからダンスの練習が毎日あったのですが、僕は極力Mちゃんとは手を繋ぎませんでした。
指先がちょっと当たるぐらい?それすら正直「イヤだな」と思ってました。
Mちゃんはダンスの振り付けも全然覚えられないし、動きもトロいし、すぐに息があがって顔が真っ赤になるのが教室で椅子を鳴らしている時の顔と重なってしまって、向かい合わせになる時は僕は息を止めてたぐらいです。そのぐらいイヤでした。


そしてダンス大会当日。
もちろん僕らのペアは目立たないところでこそこそ踊って終わりです。目立つカップルのぺアとかは派手に踊って入賞して…みたいに盛り上がってましたが、僕らはそんな空気とは無縁です。他の学年には、クラス全員でやるかっこいい振り付けがあったり、一年生たちのダンスはたどたどしくて可愛かったり、先生たちの本格的な創作ダンスがあったりと、そのイベント自体は毎年盛り上がるし面白いんですが、僕らは自分たちの出番が終わった後は、自由参加の時間でもただ座って他の人たちのダンスを見てました。ペア同士は一応その日は一緒に行動するという雰囲気だったんです。

そして長い長い大会が終わって…、もう陽もだいぶ傾いてきてました。
祭りの後の弛緩した空気の中、皆がぞろぞろと教室に戻っていきます。僕も戻ろうと歩きかけたのですが、横でMちゃんがなんかもぞもぞして立ち止まっていて、歩き出さないんです。どうしたのかな?と思っていると、「…津田くん」とMちゃんが言いました。

「私とペアを組んでくれて、ありがとう」

Mちゃんは下を向いたまま、今にも泣きだしそうな表情でそれだけ口にしました。
僕はなんて返したか覚えてないです。多分、「あぁ、うん」とかそっけない言い方をしただけだったと思います。僕はすぐに振り返って歩き始めました。西陽に照らされた校庭は赤く染まっていて、鉄棒の影だけが真っ黒に細長く伸びていました。覚えているのはそんな風景ばかりです。


そしてすぐ冬休みになって、新学期になって、久し振りに学校へ行くと、朝の学級会でMちゃんが冬休みの内に転校したことを聞かされました。

皆があれだけ触るのを嫌がってたMちゃんの机と椅子は、綺麗に片付けられていました。

担任教師は転校したことだけ事務的に伝えると、すぐに一時間目の授業に入りました。

小学生の頃は、クラスの誰かが転校するとなれば、皆で手紙を書いてプレゼントを贈って、お別れ会をやった(やらされた)ものですが、Mちゃんに対しては何もなかったです。
その日の内こそ「転校って、急すぎない?」と少し話題になりましたが、次の日にはもう誰もMちゃんの話はしませんでした。



そして僕も小学校を卒業し、中学生になって、オナニーするようになって…当時僕は、女の子がオナニーしている場面がなぜか凄く好きで(今も嫌いじゃないですが)、そういう場面があるエロ本や漫画をよく見ていたのですが、その中で女の子が跳び箱の角に股間を擦りつけるシーンが出てきて、その時ようやく、「あっ!」と思い当たったのです。

これ、小3の時にMちゃんがやってたやつだ…と。

遅すぎますよね(笑)? 普通もっと早く気付きそうなもんですけど、その時は本当に「あっ!」て声がでましたね。
あー、Mちゃんは自分でもたぶんよくわかってないまま、毎日公開オナニーしてたんだな…と。僕が女の子のオナニーに妙に魅かれていたのも、無意識というか潜在意識にそれが刷り込まれてたのかな?とか思いました。
それにしても、Mちゃんがあんなに注意されて、皆から気持ち悪がられても、椅子を鳴らして腰を振るのを止められなかったのが、中学生の自分が毎日のようにオナニーしてしまうことと重なって、なんだかむず痒い気持ちになったものでした。
Mちゃんも、もうこんなことやっちゃいけないって毎日思ってたんだろうな、でも気持ち良かったんだろうなー、と。
いや、当時僕がオナニーにそんな罪悪感を覚えていたわけではないんですけど、なんとなくです。なんとなく。


僕は今でもAVとかで擦りつけるタイプのオナニーシーンがあったりするとちゃんと見てしまいますが、「いやMちゃんの方が生々しくて獣っぽくてエロかった」とかアホな事を思ってしまいます(笑)。
たぶん相当頭の中で美化(?)されていますね。あれだけ当時は気持ち悪いとか思ってたくせに、つくづく身勝手な生き物です。
でも、当時のMちゃんのあの、自分だけの快楽を身体で追い求めていたあの表情とか(当時はそうだとわかっていませんでしたが)、やっぱ脳に焼き付いてるんです。僕は小学生の頃のクラスメイトって名前もあんまり覚えてないぐらいなんですが、小3で転校していったMちゃんは今でもフルネームではっきり覚えてますから。

Mちゃんが今も元気でいてくれたらいいな、と思ってます。
順当にいってれば相当のオナニー狂いになっていそうですが、なに、今となっては男でも女でもそんな人はいっぱいいますから。何も気にすることはないですよね。


さて、今回はこんな一風変わった実体験の話でした。
毎度毎度長くて申し訳ないです。でもこの話をブツ切りにするのもちょっとなあ、と。
最後まで目を通してくださった方、本当にありがとうございます。
またこれからも色んなエロ絡みの雑談をしていけたらいいなと思ってます。不定期気味なのはすみません。

それでは皆様、お元気で!よいオナニーとセックスを!

津田ヒトクチでした。

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