【エルフと暮せば】ゲーム序盤について解説します

こんにちは、やさにきです。今週も先週に引き続き、体験版公開に向けて序盤の修正とテストプレイを繰り返していました。ゲームとして普通に遊べる程度には形になってきましたが、「難易度高くない？」「このへんのUI使いづらくない？」といったセルフツッコミを入れながら可能な限りクオリティアップに努めております。

そこで、今週は徐々に形になってきたゲームの画像およびプレイ動画をご覧いただきながら、ゲーム序盤の進め方について少しだけ解説をさせていただこうと思います。昨日追加を決めた新要素についてもお話しいたしますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

基本的な進め方

こちらが本作の拠点。時間によって家事をしているルシアのイラストが変化します。ここでコマンドをクリックし、どう行動するかを選んでいきます。

採取

主人公の仕事は薬師で、魔法薬の調合に必要な材料を自身が住んでいる森で調達することになります。始めは行けるところが限られますが、採取を繰り返すと採取地が徐々に増えていきます。

採取は「LP」という数値を消費して行います。拾える素材は完全にランダムですが、同じ採取地でも時間帯や天候によって変わる場合も。「どの素材がどこでどの時間帯、天候のときに採れるか」については作中ですべて開示しているので、闇雲に採取を繰り返す手間は少ないかと思います。

「この森に住んで数年になる主人公がすべての採取地を把握してないのはおかしくないか？」とも思ったのですが、後半の採取地で拾える素材が序盤のゲーム性を崩壊させるレベルで強いので、あえて主人公の設定を無視してこういう措置をとりました。

後半の採取地は1回の採取で消費するLPの量が多いので複数回の採取は難しいのですが、強力な素材が拾えるまでリセマラすれば解決できてしまうので、そのあたりに関して対策させていただいた形です。

調合

素材が集まったら家に戻って魔法薬の調合を始めましょう。システムをゼロベースから組み上げる上で一番悩んだところですが、なんとか形にすることができました。上の動画が調合の基本的な流れです。

ガチの調合系ゲームのように、素材を厳選して完成品の品質をアップさせて……みたいな要素はないです。さすがにそれをやるのは私の技術力のキャパを超えます（汗）

ただ、さすがに基本素材を混ぜて薬を作るだけというのは寂しいので、「追加素材」という要素を作り、基本素材で作れる量よりも多く薬を作り出せる仕様を追加しました。

原則、魔法薬を1個作るごとにLPを1消費するのですが、追加素材で余分に作った分はLP消費の対象外となります。しかし調合経験値はしっかり獲得できるのでだいぶオトク。

上記の「採取」で後半の採取地を封じたのは、強力な追加素材を最序盤から拾えてしまうためでした。テストプレイの段階で、序盤にいきなり風邪薬を100個以上ドカッと作れてしまって笑ったのはここだけの話。

街へ

売り物の魔法薬が揃ったら街へ売りに行きましょう。売ったお金で食材を購入。ちなみにルシアを連れて行くと気前のいいおじちゃんおばちゃんが割引してくれるので、金銭面に余裕のない序盤はできるだけルシアと一緒に出かけるといいと思います。

ただし、ルシアがいないときでないと行けない場所や、発生しないイベントがあるので、新しいイベントが起きずに行き詰まったら1人で出かけるのもいいかもしれません。

食材の買い出し中にルシアをクリックすると、画像のようにちょっとだけ喋ってくれます。おっぱいをクリックしても反応しません。往来で乳繰り合うのはやめましょう。

料理

食材が用意できたらルシアに頼んで料理を作ってもらいましょう。料理はLP回復のほか、LP上限値と射精回数アップに必要な「精力」、「健康」の維持といった様々な効果があります。

「LPがあれば調合や採取はできるし、LPは寝れば回復するから食事は不要」と侮って絶食していると「健康」の値がゴリゴリ減っていき、体調不良に陥りやすくなるので料理はできるだけ毎日摂るようにしてください。

「健康」が下がって風邪を引くと、快復するまで精力の値が減少していくので注意が必要です。ただ、風邪を引いたとき限定のミニイベントがあるので、1度くらいは引いてみてもいいかもしれません。その際は風邪薬のご用意をお忘れなく。

交流

ここまでが日常生活を送る上で必須となる基本的な流れです。その中で上手く時間を作り、ルシアと親睦を深めていきましょう。

序盤でできる「交流」は雑談と散歩。散歩中は食材が手に入ることもあります。親睦が深まり、ルシアの「親愛度」が高まることでシナリオが進むようになっています。ただ、進行要素は親愛度だけでなく、魔法薬の売上総額や採取回数、ルシアの料理レベルなど、様々なパラメータが絡んでくるので、全体を満遍なく上げていく必要があります。

以上が本作の基本的なルーチンです。こうやって要素を並べてみるとだいぶ面倒臭いですね……（汗）ファンタジー世界の日常感を再現しようと努めた結果、こんな怪作が出来上がりつつあります。というかこれ、エロゲですよね？エロ要素はどこ……？