クラモリン 2021/03/21 00:05

ヴィラネスチームについて教えて

い、一気に五人描くのはさすがにしんどかったぜ…

ヴィラネスチームというのはヒロインチームよりさらに稀少で、大手だとDCにフィメール・フューリーズ(Female Furies)、MARVELにシスターフッド・オブ・ミュータンツ(Sisterhood of Mutants)というのがいます。

闇の焔

ダークファイヤ(Darkfire)は本名をヴァネッサ・コード(Vanessa Cord)といい、人間の精神を操作し幻影を作り出すメント・ヘルメットを武器に、ザ・ヴァルキリーズ(The Valkyries)という暗殺者グループを統率しています。


フェムフォースとの因縁は1990年『FemForce #29 - Darkfire Delusions』からですが、もとはブラック・ダイアモンドのアンタゴニストとしてデビューしたキャラクターのようです。

辺獄の魔女

ブルー・バレッティアからナイトヴェールへの転生を描いた1984年の『Nightveil #1 - Special Edition First Issue』で登場した女悪魔ゴルガナ(Gorgana)はナイトヴェールの魔力を奪うことを画策しており、フェムフォースとも度々戦うこととなります。


こう、体つきは地球人の女性と変わらないのに顔面が人間離れしてるパターンって結構珍しいと思うんですよね。

ドイツ女子同盟出身

1993年、『FemForce #62 - V Is For Valkyra』で登場したヴァルキラ(Valkyra)は、ノルウェー国旗の意匠をコスチュームのデザインに組み込み、北欧諸国の政府と協力し平和を守るスーパーヒロイン。
アメリカのフェムフォースを親善の名目でヨーロッパに招待します。


が、その正体は1940年代からタイムマシンでやってきたハイジ・アストリッド・クラインシュロッセン(Heidi Astrid Kleinschlossen)。
超人の能力を得ても戦士としてはまだ未熟であった頃のミス・ヴィクトリーが、始めて対峙した超人パンツァー(Panzer)その人だったのです。

罠にかけられ大ピンチのフェムフォースはジェニファーとジェットガールの活躍で危機を脱し、ヴァルキラは裁判にかけられることになるのですが…

しくじり革命家の逆恨み

1992年『FemForce Up Close #2 - One Slip』で登場したプロキシマ(Proxima)はもともと惑星ルルの軍隊を指揮する将軍であり、1993年の『FemForce #65』~『#67』の三部作でスターダストを失脚させてルルの実験を奪おうと、地球攻略作戦を強行。


敵味方双方に多大な犠牲を強いる残虐行為によって軍隊からの支持を失い、その地位をフェム・パラゴンに奪われ、故郷を追放されることになります。

もう一人の追放者

宇宙のさすらい人となったプロキシマは1994年『FemForce #72 - Bad Girls Don't Cry』において荒涼とした小惑星に不時着し、かつて惑星ルルを侵略したクロノン帝国の女戦士・クローネ(Krone)と遭遇します。


彼女もまた艦隊司令であるクライネス卿(Lord Klyness)によって追放された身であり、スターダストへの復讐という共通の目的のため結託し、ともに地球を目指すことになります。

謎の存在トラベラー

地球にたどり着いたプロキシマとクローネはトラベラーと名乗る不可思議な存在と出会います。
トラベラーはヴァルキラを法廷から連れ出し、ダークファイヤとゴルガナをも呼び寄せ、打倒フェムフォースを掲げるヴィラネスチーム・フィアフォース(Fearforce)を結成させます。

…といっても、チーム・フィアフォースとしての活躍はあまり多くないようで、この後もそれぞれ単独で行動するパターンがメインになったようです。
これもトラベラーにとっては想定の範囲内だった…のかどうかはよくわかりません。

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