クラモリン 2021/03/22 00:05

ヴィランについて教えて

オッサン描いても楽しくない…
描いて楽しいオッサンもいるけど、この二人はあまり楽しくなかったなぁ。

リップだかアイアンだか

さて、ラッド誕生の直接的な原因であるブラック・コマンドーの他にも、フェムフォースと因縁の深いヴィランは何人もいて、そのうちの一人がリップ・ジョー(Rip-Jaw)と呼ばれる男です。


彼はもともと強盗やハイジャックといった凶悪犯罪を常習的に行っていた人物で、後にターク・ナルドッツィ(Turk Nardozzi)という本名が明らかになります。
クライムファイター・コルトに追われている最中、顔面に重傷を負い、失った顎をチタン合金で補っています。
リップ・ジョーは「裂けた顎」を意味すると同時に、顎に内蔵された開閉機構はかなりパワーがあるようで、牢獄の鉄格子をも「噛み裂く顎」です。

顔面を失う原因となったコルトと、タイムマシン強奪計画を邪魔したフェムフォースに強い恨みを抱き、度々フェムフォースの前に立ちはだかることになります。

リップ・ジョーのデビューは1985年の『FemForce #1 - Trek For A Time Twister』ですが、ジェット・ガールに対するロケットガールのように、リップ・ジョーにも原型と思しい黄金時代のキャラクターがいます。

アイアン・ジョー(Iron Jaw)は1942年にLev Gleason社の『Boy Comics #3』で登場したキャラクターで、本名はフォン・シュミット(von Schmidt)。
彼が顔面に重傷を負い鋼鉄製の顎を持つに至った経緯は、例のチョビ髭おじさんにとって表沙汰にできない秘密と関わっていたため、シュミットはチョビ髭おじさんを脅迫し、「チョビ髭おじさんの愉快な仲間たち」の中でそれなりの地位を得ています。

アイアン・ジョー自身も(パブリックドメイン化していたこともあり)『Femforce』シリーズの複数のエピソードに登場しているんですが、1995年にはリップ・ジョーがアイアン・ジョーになり替わろうとするなど結構ややこしい展開になります。

軍人軍人

本日二人目の紹介対象はまたしてもオッサンですが、ヴィラン以上の嫌われキャラクターです。
連邦緊急特務部隊(the Federal Emergency Missions Force)であるフェムフォースは、通常の軍隊の命令系統とは独立した立場ですが、扱いとしては国防省の管轄下にあり、ボスに相当する立場にあったのがロバート・ゴードン将軍(General Robert Gordon)です。


このヒトはフェムフォースに対する国家からの支援をカットしたり、施設や備品を接収したりと、主に憎まれ役を担当しています。
まぁ誰かが請け負わなければならない立場、という側面もあるのですが、この人自身が性別主義者であり、女性のみのチームであるフェムフォースに対して好意的な感情を持っていないという部分もあります。

他にもキャプテン・パラゴン率いるセンチネルズ・オブ・ジャスティスに解散を強○したり、ラッド抹殺のために独断で結成した傭兵チームに上述のリップ・ジョーが含まれていたりと、祖国を守るために戦う軍人としても不適切な行動の目立つ仁です。

そんなわけで、1994年『FemForce #74 - 'F' Is For Fear』で初登場した女性将校であるロベルタ・ストロック将軍(General Roberta Strock)がゴードン将軍の後任に就くことになります。


こちらは上司としてではなく、軍隊とフェムフォースの協力体制を維持するための連絡将校としての立場をとり、個人レベルでも度々互いの窮地を救う良好な関係を築いています。

ここらが限界

…ということで長々とフェムフォースフェムフォース言ってきましたが、英語が読めないクラモリが紹介できる情報は限界を迎えました。
支援者様からアドバイスを頂いたので、近日中にDLチャンネルでまとめ記事を作ろうかなーとか思ってますが、とりあえずここらでお開きにしたいと思います。

ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました!

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