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2021年 10月の記事 (7)

神野 咲依 2021/10/31 23:59

続・灯油 と 選挙のこと

プレミア商品券で灯油買いました。

私が車に赤いポリタンク七つ積んで近所のスタンドでリッター104円で。

プレ券が30パーセントのプレミア率なので、それで買うとリッター72、3円くらいで買ったことになるのかな?

プレミア券は13000円(一万円で買った)が二冊あったが、ここは一冊にしとけと私が親に「待った」をかけた。

全国で現在灯油リッター104円くらいだと思うけど、これがピークだと思ったから… というか思いたいよ!もし灯油リッター120円とかなったら基地外だろ。

もうじき少しは安くなるだろうという読みで、11月は真冬に比べれば温かいし、ファンヒーターは朝夜だけだし、これだけあればひと月粘れるだろう。

昔は配達してもらってたんだよな~ でも配達するとリッターあたり5円くらい高くなる、だからウチだけでなく、みんなが最近は赤ポリを車に積んでってスタンドで買ってるよ。

団地でも給油車はあまりみかけなくなった。
一般人は、みんな貧しくなってしまったんだ…。
一方では、億万長者どころか兆金持ちすら大勢いる世の中なのにね。


で、こういう事態を招いてる政権与党が、今回の選挙でどうなったかというと…

選挙前の305議席からは多少は減るみたいだが、過半数の233議席はぜんぜん余裕で守りそうだ。
尻に火が付くどころか、僅かに熱くなったくらいで、焦げたまでもいかないね。

これをどう見るか…

もうちょっと厳しいお仕置きが必要だったんじゃないかな?
量的金融緩和(もう9年近くやってる!)して株価あげて、それだけしかやってない。
金持ちしか助けない政権だもんな。
コロナ対応も、絶望的なひどさだった。

過半数をわずかに割るくらいが妥当だったはず。

「じゃあお前は、立民政権になっていいの?」
こういうこと言う人が多い、殺し文句みたいに使いやがる。

い~やあんた… そういう話じゃあないんだってば!

選挙ってのは、必ずしも「二択の勝負事」じゃあないんだよ。
そこを勘違いしてる人が、すごく多いんじゃないかな?
政権に「お灸」をすえる、そういう選挙なんだって。

もちろん、私の様に保守でも、あえて支持しない野党に投票するのも全然アリ。
それは矛盾してないんだよ、全体を見て投票したまでのこと。

尻に火がつけば、己を省み、変わるかもしれない。
庶民の声にも、耳を傾けるかもしれない。
もし変わらなければ、次は下野してもらう、それでいいでしょ?ちがう?

今回はそういうケース。
でしょ?

でも今回の選挙の結果じゃあ… 何も変わりそうもないね。

神野 咲依 2021/10/30 00:52

あ~ 灯油をガンガン焚けてた時代って暖かくて幸せだったよな…

寒くなってきました、灯油の値段が気になるね。

たびたび書いてるけど、現在の原油高騰は異常だよ。
世界がコロナから回復しようとはしているが、まだまだ正常化には全然程遠い、しかしコロナ前より高騰している。

先回りして買い占めてるやつがいるのよ、コロナ後を見越して。
こういう奴らは、食糧危機になったとしたら、同じことやるだろ。
そう考えると恐ろしくなるよ。
原油も食料も、命をつなぐ大切な資源だ。

ものすげー迷惑だよな、だって一般人はまだまだコロナのダメージから回復してなくて、お金ないのに。

そういう中で、原油を買い占めてる屑どもは…
本当に本当に恥知らずだと思うよ!

だけど、金の亡者のそういう奴らに、
そもそも恥なんて概念はないのだろうけどね。

そしてこうなったのも、先進各国が起こって当然の株暴落を避けるために「量的金融緩和」に走ったためだと思う。
中央銀行に紙幣を刷らせて、それで債権や株式すら買ったのだった。
結果助かったのは株や債券を大量に保有していた大金持ち、だけ。
市場は量的緩和による新札であふれた。

彼ら大金持ちがこのコロナ相場で手にした大金が、いま色んな所に流れているのだと思う、原油にも流れてる。
こういう連中を助けても、次には結局なにかを買い占めるんだよ、投機で。

だからさあ、そもそもコロナ前からバブルだったんだから、バブルを崩壊させて、こういう金持ちを全員破産させたほうが良かった。

そうすれば原油に金が流れ込むこともなかったはず。
よけにな紙幣を市場にふやしても、こういう悪害しかない。

そんなことを考えながら、今夜寝る前にストーブに給油しました。

政府が相場に関与して高値を維持し続けるという事は…
金持ちに庶民が支配される構図が、さらに強化される事だと思うよ。

ちなみに私ら庶民は、投資家が破産していなくなっても全然っ困らない。

逆に、食料を作るお百姓さんや、生活必需品を作る職工さんがいなくなったら物凄く困るけどね。

なんでいなくなっても困らない少数の金持ち連中を助けるのさ!
おかしいだろ?いい加減にしろ。

我が家に必要なのは投資家でなく灯油なのです。

神野 咲依 2021/10/29 00:43

プレミアム商品券を買いにいかされた

親に買ってきてくれと頼まれまして。
一冊13000円のやつを一万円で買えるというアレですね、全国の市町村でやってる同じよなコロナ経済対策です。

一応これは、券が大型店舗用と中小型店舗用と二種類一組になっているんだが、大型はイオンとかのクラスです、普通のスーパーとかは中小にはいるんで、コロナの深刻な影響を一番受けている個人経営の飲食店とか小売りは完全に見殺しになりますね、誰もそこでは使わないだろう。

経済対策といいながら、政治的に見事に弱者見殺しになってますね、どこの自治体も同じようなプレミアム券やってるから、全国そうだと思うよ。

社会は矛盾でみちているな。
耐久力のある大型小売とかを税金で救って、弱者は見殺し…
そして、そういう商品券を、親のおつかいで買いに行く私…
やり場のないムカつきを感じた。
並んでいる人たちも、そういう雰囲気だった。
私と同じく、暗い顔で無言で並んでいた。

まるで、戦争中の「配給」みたいだ。

強者は弱者を救いたがらないものなんよ。
「弱者あってこそ、我は強者たりえる」
強者は弱者を必要としている…
だから弱者は永遠に弱者のままでいろ。
それが上級国民の本音だろうな。

まあいずれ… 革命みたいなことになるだろう。
企業経営者や政治家が、まるで王侯貴族の様な生活しているからな。

ITだとかなんとか… あんな奴ら偉くもなんともねーよ。

昔、ミカン一個「おまけ」してくれたりした、今はなくなった近所の雑貨屋の方がよっぽど人間として偉い、品性品格ある。


僅か二百年くらい前のあの時代に…
現代は凄く似ているんだよね。

神野 咲依 2021/10/23 01:17

石油が高騰した氷の世界

原油が高騰しているせいで、ガソリン、灯油がともに高騰している。
ガソリンはリッター162円、灯油は100円を超えた。

私が学生のころなんて、灯油は39円だった記憶もある、大体40円台前半だった。

それが「まともな世界」なんだよ。

生活必需品の値段を政府がコントロールするのは反自由でもなんてもない。
ある特効薬の薬価が何千万とか灯油がリッター100円とか、
そういうのは自由ではなく…
金持ちが、我々が生存するに必要な物質の値を決めれる世界。
我々の生殺与奪権は、既に奪われている様です。

埋蔵量は不足していない、
それどころか米国などではシェールオイルなるものも産出し、
昔よりはるかに余剰分はあるはず。
中東でも新たな油田が見つかったりしている。
世界中でも、まだまだ見つかりそうだ。
戦争も今のところ起きていない。
なのになぜなのか?

投資家と言われる連中が、先物を買い占めているからだ。
値が上がるものを買い占め、値が下がるものを空売りする。
それだけがこの連中の、創造性のかけらもない破壊的で下等な生業である。

ガソリンは、車の使用を控えるとか、通勤手当でなんとかなる。
だけど灯油リッター百円は殺人的だぜ?庶民にはダイレクトに。

金持ちが更に金持ちなるために、庶民が凍える…
このままでは本当に凍死する庶民も出るだろう。
投資家というより、これでは凍死させ屋だ。




てなわけで、マジに氷の世界になりそうですが…

ドラマの「氷の世界」は、まことに素晴らしい作品であります。

昨日紹介した「眠れる森」と同じ脚本家のドラマなんだけど、
眠れる森が、記憶とか過去、そして「人生」とは、みたいな深い精神世界を描いたドラマだったのにくらべ… そういう深さとかはあまりないかな。

この氷の世界は、とにかく「美しさ」とか「感動」「興奮」「涙」みたいな、
いってみれば、かのハリウッド映画みたいなアメリカナイズな作品です。

同じ脚本家ながら、今回はそういう鮮やかな作調を目指したんだと思う。

テーマも、普遍的なもの… 愛とか優しさ、正義と勇気、男らしさ、女らしさ…

私、実はこっちの作品の方が好きで…
ストレートに感動しました、引き込まれたね。
映像が時に美しくセピアがかったり、作中に流れる音楽も素晴らしく、私サントラも持ってたりします。

主要登場人物は、引いてしまうほど、すべて美男美女で固めてあります(笑)

主演は松島菜々子さんと、竹ノ内豊さん。
二人ともスーツ姿でよく出てくるんだけど、その着こなしたるや、ハリウッドも顔負けみたいな感じにカッコイイですよ!

で、イケメン登場人物ばかりなんだけど、これがまた…
社会不適合者的イケメンみたいな男たち(笑)

竹ノ内さんは保険調査員役、中村トオルさんはエリート刑事役、なんだけど…
この役柄がスゴイ。

保険調査員は、過去に自分の調査が浅かったとかなんとかいう理由で、幼い子供が親に保険を掛けられ殺されそうになったので、「もうだまされねえぞ!」とか言って、直接には全然関係ない松島さん演ずるヒロインを犯人と決めつけて追い回す役。
恋人がなぜか警官なので、スパイをやらせたりして自分に協力させる。
そして、追い回しているうちに、犯人かもしれないヒロインを好きになっていく(なんじゃそりゃ)。

エリート刑事のほうは、家庭崩壊してます。
そんで、なんとか妻の愛をつなぎとめようと、なぜか仕事で手柄をあげて出世しようとしている。
そんなときに事件が起きて、松島さん演ずるヒロインを、これまた犯人と決めつけ、違法捜査まがいのことまでして追い回す。
なので、署内には味方は一人もおらず、総スカンを食らっている。

…… 二人とも完全に、仕事に私情を持ち込むダメ社会人ですね。

でも演ずる俳優が超イケメンで声も妙~に色気があって、女性視聴者はみんな許してしまうという、不思議な現象が起きます。

ヒロインは女子高の教師だったりするんだけど、この二人は真昼間にタバコ吸いながらズカズカと乗り込んでいったりする、だけどイケメンだからなぜか許される。
そんで、ヒロインが電話で当直室に通報しようとすると、電話の受話器を置くところの白いやつを、プチっと押して… 「あなた自分が何をしてるか分かってるの!?」とかヒロインに怒られる。

かなり強引なストーリ展開ですね(笑)
でも、イケメンが演ずると、それがまた魅力に変わって映えるんだよな~
そういうとこまで、計算して作ってある。
サスペンスだけど、見てて嫌な気持ちにならない、胸糞がない。

こう作風も、すごくイイと思うんだよね、ストレートで刹那的でさ。

人生短い、なら潔く美しく、思いのままに生きよう。

そういう生き方もまた、人を激しく魅了したり感動させたりする。
それもまた… 一方の真実だったりする。

刹那的な、一瞬一瞬の輝きの連続… そんな作品。

神野 咲依 2021/10/22 00:46

眠れる森と氷の世界

重ね重ね歴史は重要だよ。
文明の進化にごまかされているが、
しょせんは、馬車→車
例えば紙の新聞とか雑誌、TV →
IT、ネット…みたいなたわいないもの。
飛行機を超える移動方法なんてビックな変化は多分起きない。

情報の伝達法は変わっても、情報の中身はどうでしょう?
犯罪とか人気者の記事、金に関わる話… 同じだよね。

医療の進歩でも、寿命はせいぜい生きても倍にしかならない。
人間らしく生きれる「健康寿命」なんて、それより変わってない。
だから老人ホームがいっぱい増えました、そういうことです。

科学的には限界を極めたという感じですかね、人類も。

絶えず進化して前進しているというのは錯覚だ…
人間は同じグラウンドのトラックを回っているようなもの。
似た瞬間は、再び必ずやってきて…
いつか躓いた石に、また躓くのだった。

ちなみに私は最近はYouTubeの「ピヨピヨ速報」で歴史を再確認したりしてる。
あれはイイよね!最高に要点をつかんでいて分かりやすい。
学校の社会科の先生も見習ってほしい。

YouTubeには否定的な私だが、
なかにはこういう、作りに凝った面白いのもあるんだよね。

「夜店のくじをみんな開けた」なんてのは、ありゃダメだ最悪(笑)



本題に入る。

「眠れる森」と「氷の世界」
YouTubeでアップされてて、久々に見た。

若い人は多分知らないかも、私が中学だか高校だか、その境目くらいの時に、夜九時にやってたドラマ。

いわゆるミステリーですが、当時人気のイケメンや人気女優を、これでもかとおしみなく起用している。

眠れる森は、キムタクと中山美穂… ですが、
それだけで視聴率が高かったわけじゃないと、私は思う。

なんというか脚本が… 変わってるね。

時代や流行を追随しないというか、作者の強烈な個性が溢れ出ている。

キムタクやミポリンは、いわば、その強烈な個性の「灰汁」の強さを緩和して視聴者に受け入れやすくする、緩和剤みたい役割だと思う。

この作品のいわんとしていること、あくまでも私の私見ですが…

「過去があるから今があり、人は過去から逃れられず、
生きるなら逃げずに背負うしかない」 てなことかな。

それは私もそう思う、過去は全部捨てて、生まれ変われそうな気もするが…
では、この私とは何か?というパラドックス(矛盾)に陥る。


このドラマでは、ミポリン演じるヒロインの記憶がそもそも最初の段階で催○療法で書き換えられている。
そして彼女は、その作られた記憶をもとに人生を生きている。
本当の記憶、つまり過去は別にあったのだが…
その別の本当の過去というものは、とっても強く、後から後からつきまとう。
そして最後は過去との対決のような形となり…

…………

人間は過去の記憶をもとに、人生を、今を生きるのだね。
「今」の自分の人格とは、過去の記憶なのだ。

だから、今だけを生きるなんてことは、そもそも荒唐無稽かつ不可能。
それは覆せないし、覆す意味もない。

今だけを生きるというのは、このドラマでいう偽の記憶をもとに生きるヒロインみたいなもので、必ず剥落する。

過去からにげるな。
実はそれが「今を生きる」ということなのだ。

そんなことを、改めてこのドラマを見て感じた。

ちなみにこのドラマの脚本家は、自ら命を…

…………

自分は良質の創作を、若い時に多数見ていたのだと、感謝してしまった。


今日はもう遅いので、「氷の世界」はまた後日。

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