チームデュエルで味方のおっぱいで絞られる
味方の女の子が敵のカードで操られて主人公をフェラしたりパイズリしたりします。
◆ストーリー
ある日主人公の元に暗黒デュエル大会の招待状が届く。主催者は数年前に失踪したえちえちデュエルの創設者であるクイーン。怪しいとは思いながらも主催者の目的を探るため主人公は大会に出場することを決める。
会場で出会った初心者デュエリストの淫魔イチカとペアを組むことになるが…。
本編
暗黒デュエル大会。どうやら腕のあるデュエリストを集めた大会らしいが、先日突然僕の元にその招待状が届いた。差出人の名前は「クイーン」。
クイーンと言えばえちえちデュエルを確立した人物と言われている。彼女が何者であるかはよく知らないが、どうやらどこぞの大富豪で正体はサキュバスらしい。
彼女はえちえちデュエルを確立した後に謎の失踪したと言われている。
特殊デュエルのルールを創設し、さらに謎の失踪。その人物から謎の招待状が届いたとなれば僕の好奇心を刺激するには十分だった。
もちろんクイーンの名を騙った偽物の可能性も高いが、いずれにせよ主催者が何者か興味がある。怪しいと思いながらも僕は大会に参加することにした。
会場はとある洋館の大部屋。部屋の中には数十人のデュエリストの姿があった。名のあるデュエリストも多くいる。なかなか手応えのある大会となりそうだ。開かれるのがまともな大会であればの話だが。
「あら、お兄さんも呼ばれたの?」
僕に声をかけてきたのはルミカ。僕をえちえちデュエルの世界に導いた張本人だ。会場を見るとメイミちゃんやリオ・サリナ・アスナ3姉妹の姿もある。
どうやらえちえちデュエリストも多く呼ばれているようだ。どのようなルールで行われるか招待状には書かれていなかったが、まさかえちえちデュエル?だとしたら、かなり厳しいことに…。
部屋の中央に不意に赤いドレスを着た女性が姿を現す。顔には悪魔のような不気味な仮面をつけていた。
「皆様、本日はお集まり頂きありがとうございます。私が主催者のクイーンです」
女性の声のようだが、ところどころイントネーションが少々不自然だ。どうやら人間が喋っている訳ではなく「合成音声」の技術を使って機械に読み上げさせているようだ。
ということはやはり主催者はクイーン本人ではない可能性が高いか。ならなぜクイーンの名を騙っているのか。
「本日皆様に行ってもらうのはペアデュエルという特殊ルールのデュエルです。ペアデュエルはその名の通り2人1組で行うデュエルです。ただし、タッグデュエルのような2対2のデュエルではありません。プレイヤーにはオペレーターとサポーターに別れてデュエルを行ってもらいます。詳しくは今から送信するメッセージをご確認ください」
スマホにデュエルのルールが書かれたメールが送信されてくる。僕はルールにざっと目を通す。
ペアデュエルは先ほども聞いた通りペアで行うデュエル。チーム内でオペレーターとサポーターに別れてデュエルを行う。
オペレーターはデュエルをメインで行うプレイヤー。基本的なルールは通常のデュエルと変わらない。
一方のサポーターはサポートカードと呼ばれる特殊なカードでデュエルをサポートするプレイヤーだ。サポーターはオペレーターとは別にライフを所持しており、そのライフを消費することでサポートカードを発動することができる。
サポーターのライフがゼロになっても敗北とはならないが、逆にオペレーターのライフがゼロになったらサポーターのライフが残っていても敗北となってしまう。
オペレーターはサポーターにも攻撃可能。相手のサポーターを先に倒してデュエルを有利に進める戦略もありだろう。
実際にやってみないと不明瞭な部分はあるが…やりながら覚えていくしかないだろう。
「では、ご武運を」
「え?」
突然僕の足元の床が開く。僕だけではなく、他のプレイヤーの床もパカパカと開いていく。
「うわあああ!」
僕はなすすべもなく穴に吸い込まれていった。穴の中は急な下り坂になっている。つるつると滑るためブレーキはかけられない。どうやら身を任せて滑っていく方が安全なようだ。
しばらく滑った後に真っ暗な広い空間に放り出される。辺りは荒野のようなエリアが広がっている僕は何とか着地する。怪我せずに済んだようだ。
他のデュエリスト達も次々とエリアに降りてくる。
「ここは…」
辺りには荒野のようなエリアが広がっている。ところどころ枯れた木々や草木が生えていた。恐らくデュエルシステムが映している映像だと思われる。
「あああああ!!」
そんなことを考えていると上から女性の悲鳴が聞こえた。嫌な予感。
「あっ」
僕の上に一人の少女が降ってきた。避けることができず僕に少女の体が直撃、僕は彼女に押し倒された。僕の顔が柔らかい感触に押し潰される。
(こ、これは、おっぱい…)
大きなおっぱいが僕の顔に押し付けられている。気持ちいいけど、苦しい…。
「あ、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
少女は申し訳なさそうな声で謝る。しかし、僕の顔に体重はかけたまま。僕の顔はおっぱいから解放されることなく口と鼻を塞がれたままだ。そろそろ息が…。
「はわわ、なんかぐったりとしちゃってませんか?ごめんなさい、すぐにどきますね」
ようやく少女が僕から離れる。窒息寸前のところで何とか解放された。
銀色のショートヘアを持ったロリ顔の少女。おっぱいが非常に大きく思わず目が行ってしまう。背中には小さなコウモリのような翼、髪の毛から2本の小さな角が覗いている。恐らく彼女は淫魔だろう。
彼女に見つめられると胸がきゅっと締め付けられるような感覚に襲われる。
ピーピー。
不意にスマホが鳴り出す。僕はスマホを手に取り確認した。主催者によって配られたデュエルアプリに通知が来ているようだ。
確かデュエルペアが近くにいるとスマホが反応するんだったな。
僕は辺りを見回す。この辺りにいるのは今落ちてきた少女のみだ。彼女のスマホも反応している様子。
「あ、私達、ペアみたいですね。私、イチカって言います。デュエル初心者ですが、よろしくお願いします」
ぺこりと丁寧に頭を下げるイチカちゃん。
「よろしく」
自己紹介を済ませたところでお互いの役割を確認。彼女がオペレーターで僕がサポーターか。彼女は初心者のようだが、まあ、今回の目的は優勝することではない。主催者の目的を探るためにもできる限り勝ち残りたいとは思うが。
予選開始までは1時間ほどあるようだ。恐らくこの時間でデッキの調整や戦略会議をしろということだろう。
「じゃあ、まずはデッキ調整しようか」
「はい。あ、ここでできるみたいですよ」
イチカちゃんが指差した方にはデッキ調整室と書かれたドアがある。僕とイチカちゃんはデッキの調整と戦略を練るため部屋に入った。
予想通りえちえちカードもあるようだ。僕がオペレーターでないのは逆に幸いかもしれない。
それとこの大会専用のカードもかなりの数あるようだ。それも含めた戦略を立てる必要がある。しかし、全てのカードを把握している時間はなかった。ひとまずイチカちゃんのデッキに合うカードを揃えておいた。
これでひとまずまともなデュエルはできるはず。
「これより大会の予選を開始します」
デッキの調整が終わった頃に会場にアナウンスが入った。
予選のデュエル内容がメールで送られてくる。
ルールは勝ち抜けデュエル。
エリア内にいる他のデュエリストとデュエルして1勝すれば次のステージに進むことができる。誰とデュエルしてもよく敗北しても失格とはならない。
ただし、次のステージに進めるのは15組。参加チームは30組だから半分になる計算だ。
「負けても失格にはならないみたいですね。それに1勝だけでいいなんて。これなら…」
「いや、逆に言うともたもたしているとあっという間に枠が埋まってしまうということだよ。負け自体にペナルティはないけどタイムロスが痛い。つまり負けたら敗退って思った方がいいかもね」
「はわわ」
「まあ、勝ち負け気にせず気楽にやろうよ」
「は、はい」
しかし、対戦相手の運もかなり絡みそうなゲームだ。初心者の彼女では勝つのは難しいかもしれない。
まあ、勝ち残るに越したことはないが、仮に敗退したとしても大会について調べることくらいはできるはず。
いずれにせよ早々に対戦相手を見つけないと何もしないうちに敗退が決まってしまう。どこかに対戦相手は。
「あら、可愛い淫魔のお嬢ちゃんと坊やが二人♥」
「この子達にしましょう♥」
どうやら対戦相手の方から来てくれたようだ。これは都合が良い。相手は気の強そうなロングヘアの女性達。ビキニなのか下着なのかわからないような際どい衣装。とにかくかなり露出度が高い。
女性達に見覚えがある。確かドル&ネル姉妹。そこそこの実力を持つデュエリストだ。
しかし、本当に艶かしい衣装と体だ。僕は思わず見惚れてしまう。
「わわ、なんか強そうな人達ですよ?どうします?お兄さん?」
「え?」
しまったぼーっとしてしまっていた。
「まあ、やるしかないだろう。頑張って」
「は、はい。頑張ります!」
イチカちゃんは元気にデュエルの準備を始める。
「ふふふ、どうやらやる気みたいだねー」
「私たちの魅力をたっぷりと教えてあげましょう」
ドル達もデュエルの準備を開始する。ドルがオペレーター。ネルがサポーターのようだ。
【ターン1】
「先攻は私がもらっちゃうよ」
先攻はドルのターン。さあ、どう出るか。
「最初から飛ばして行きましょう」
すぐにサポーターのネルが動く。
「サポートスペル『ブーストドロー』。ライフを10払うことで、デッキよりカードを1枚ドローする」
「ふふふ、ありがとう」
ドルはデッキよりカードを1枚ドローする。本来、先攻はカードをドローできないが、サポートの力でドローすれば手札4枚から始められる訳か。しかし、いきなりライフコスト10とは豪快な使い方だ。
「私はスペルカード『スペルダウジング』を発動。デッキよりカードを1枚ドローする。ただし、ドローしたカードがスペルカード以外ならドロップゾーンへ送る。私が引いたカードは『魅惑のディーラー・ブラックバニー』ちゃん。残念ながらモンスターカードだからドロップゾーンへ送るよ。ターンエンド」
結局彼女は場にカードを出すこともなく手札増強をすることもなくターンを終える。
「へへ、ラッキーだったみたいですね」
相手が効果に失敗した光景を見て笑みを浮かべるイチカちゃん。しかし、本当にただ失敗しただけなのか?彼女達の実力を考えると油断はできない。
彼女達の戦術は気になるが、サポーターはデュエル中、具体的なアドバイスは禁止。イチカちゃん自身の力で頑張るしかない。
「私のターンです。ドロー。私は『リトルヴァンパイア』を召喚」
イチカちゃんが出したのは可愛らしいヴァンパイアの女の子。攻撃力は1と低いが与えたダメージだけライフを回復する吸収効果を持つ。
「これでターンエンドです」
【ターン2】
「私のターン、ドロー」
「ここで、サポートスキル発動」
またすぐさま動き出すサポーターのネル。出し惜しみはせずにどんどん攻める気のようだ。こちらも早めにサポートを発動するべきか。
「サポートスキル『ブーストチャージ』。ライフを10払うことで、このターンのコストを1上昇させる」
これでこのターン、ドルはコスト3のカードを出すことができるようになる。しかし、その代償として、ネルのライフは既にゼロ。この後、一切のサポートができなくなってしまうが…。
「行くよ、私はスペルカード、『気まぐれな蘇生術』を発動。コイントスを行い、表なら自分のドロップゾーンからコスト5以下のモンスター1体を復活させる」
ドルはコイントスを行う。結果は表だ。
「あははは、表。流石ドル姉さんね」
「さあ、甦って、『魅惑のディーラー・ブラックバニー』ちゃん♥」
ドルの場にコスト5の『魅惑のディーラー・ブラックバニー』が蘇る。
なるほど。前のターン、『スペルダウジング』で外した場合の保険もあった訳か。しかし『気まぐれな蘇生術』もまたギャンブルカード。サポートのライフの使い方と言い、かなりハイリスクな戦術だ。
「『魅惑のディーラー・ブラックバニー』の効果、コインを投げて表なら相手に2ダメージ。裏なら相手をムラムラ状態にする♥」
この効果はどちらが出ても相手に有利な効果だ。ムラムラ状態がどんな状態かわからないが、ダメージよりも状態異常の方が厄介かもしれない。
「さあ、運命のコイントスだよ」
再びコイントスを行うドル。結果は裏。
「裏だね、じゃあ、君もムラムラ状態にしちゃう♥」
ピンク色の霧がイチカちゃんの周りを包む。
「はわわ、なんですか、これ?」
霧を浴びたイチカちゃんの目がとろんとする。
「ムラムラ状態だよ。通常のデュエルだとムラムラしてオナニーしちゃうんだけど、このペアデュエルではサポーターを攻撃しちゃう♥」
「え?」
つまり、それは…。
イチカちゃんは僕の方を見る。
「お兄さん、私なんか、体が熱くて、我慢できないんです」
彼女は僕に飛びかかってくる。そして僕のズボンを無理やり脱がした。
「な、ちょっと…」
僕は抵抗しようとしたが、体に力が入らない。
「抵抗しても無駄だよ。デュエルルールによる攻撃だから逆らえない」
「そ、そんな…」
どうやらイチカちゃんの攻撃を受け入れるしかないようだ。何とか耐えないと。
「いただきまーす」
イチカちゃんは僕のペニスを咥え込む。そして口の中でコロコロと転がした。流石に淫魔ということもあり与えてくる快楽はかなり強烈だ。
「は、はう」
快楽と共に僕のライフが減少していく。3ダメージを受けてしまった。
「ふふふ。サポーターが出し惜しみしているとこうなるのよ」
くすくすと笑うドルネル姉妹。
腹が立つが確かに彼女達の言う通り。サポーターも攻撃対象なことを忘れてはならない。
「はっ、私ってば何を…」
イチカちゃんが我に返る。
「ふふふ。その子は初心者みたいだし、サポーター君を潰せば勝てそうね」
「あはは♪楽勝。ターンエンド」
とにかく『魅惑のディーラー・ブラックバニー』をどうにかしなければならない。しかし、今イチカちゃんが使えるコストは2。かなり厳しい状況だ。
「私のターンです。ドロー」
サポーターは助言はできないが、オペレーターの手札を確認することはできる。彼女の手札に今この状況を突破できるカードは…1枚だけある。
コスト3のスペルカード『ヴァンパイアエッジ』。サポートスキル『ブーストチャージ』を発動すればこのターンに発動可能だが…。
僕はスキルを発動を宣言しようとするが…。
(リジェクト?)
僕のサポートカードに「Reject」の文字が表示される。イチカちゃんが僕のサポートの発動を拒否したということだ。
サポートスキルはオペレーターの同意がなければ発動できないスキル。オペレーターがタイミングが違うと思ったら拒否することも可能だ。
(なぜ拒否を?彼女なりに考えがあるのか?)
いずれにせよ、彼女の同意がなければサポートはできない。今は見守るしかないか。
「私は『ヴァンパイア・ガール』を召喚」
『ヴァンパイア・ガール』は攻撃力2のカード。『リトルヴァンパイア』と同じく吸収効果を持っている。
「そして『リトルヴァンパイア』でダイレクトアタック」
『リトルヴァンパイア』によって1ダメージを与える。
「くす♪痒いね」
余裕の笑みを浮かべるドル。
「ターンエンドです」
結局『魅惑のディーラー・ブラックバニー』が場に残ったままだ。
【ターン3】
「私のターン、ドロー。『魅惑のディーラー・ブラックバニー』のコイントスタイム♥」
ドルはコイントスを行う。結果は表。
「表ね。相手に2ダメージ。対象はサポーター」
「くっ」
「さらに『魅惑のディーラー・ブラックバニー』でダイレクトアタック」
『魅惑のディーラー・ブラックバニー』が僕に迫ってくる。
まずは僕を倒して彼女へのサポートを完全に封じるつもりか。
確かにヴァンパイアモンスター達は吸収効果を持つため、中途半端にプレイヤーにダメージを与えても回復されてしまう。
一方サポーターは一切のライフ回復手段を持たない。デュエルを有利に進めるならサポーターにダメージを与えていくの方が有効なのは確かだ。
「はい、おっぱい攻撃」
『魅惑のディーラー・ブラックバニー』はおっぱいで僕のペニスを挟み込む。そしてゆっくりとしごいた。強烈な快感が僕のペニスに走る。
「あ、あう…」
『魅惑のディーラー・ブラックバニー』の攻撃力は4。これで僕の残りライフは11になってしまった。
「お、お兄さん!」
「大丈夫…」
何とか射精感を押さえ込む。サポーターが射精してしまった場合、ライフがゼロになった扱いになり、一切のサポートができなくなる。
「さて、続いてスペルカード『ハイリスクドロー』。デッキからカードを1枚ドロー。ドローしたカードがモンスターカードの場合、さらに1枚ドロー。スペルカードの場合、相手が1枚ドローする」
彼女がドローしたカードはスペルカード『バニーシャッフル』。スペルカードだ。
「あら、残念。ではカードを1枚プレゼント」
イチカちゃんはカードをドローする。一見効果に失敗したように見えるが…。
「でもここで『魅惑のディーラー・ブラックバニー』の効果発動。相手が私のカードの効果でデッキからカードをドローした時、3ダメージを与える」
「うう…」
やはりただではドローさせてくれないようだ。
「あはは♪これでターンエンド」
「私のターンです。ドロー。私はスペルカード『ヴァンパイアエッジ』を発動。ヴァンパイアがいる時、相手のモンスターを破壊。『魅惑のディーラー・ブラックバニー』を破壊します」
「あらら、簡単に突破されちゃった」
「2体のヴァンパイアでダイレクトアタックです」
2体のヴァンパイアによる攻撃で合計3ダメージ。そして与えたダメージを自分のライフに吸収した。彼女のライフが20に戻る。
「ターンエンドです」
【ターン4】
「あらあら、ドル姉さん押されてるじゃない。頑張って」
「ふふふ。まだまだこれからよ。私のターン、ドロー。スペルカード『バニーシャッフル』を発動」
『バニーシャッフル』はデッキからカードを1枚選択してデッキの一番上に置くカード。キーカードを確実にデッキの上に置ける他、デッキの一番上のカードがわかるため様々なコンボにも活用できる。
「私はデッキから『アサシンバニー』を選択してデッキの一番上に置く。そしてスペルカード『大予言』を発動。カード名を一つ宣言。デッキの一番上のカードが宣言したカードだった場合、コストを3マイナスして手札に加える。私が宣言するのはもちろん『アサシンバニー』」
『バニーシャッフル』で『アサシンバニー』がデッキの一番上に置かれている。外れるはずはない。
「はい当たり。というわけでコスト3の『アサシンバニー』を手札に加えてコストを3下げる」
『アサシンバニー』はコストゼロとなった。このターンに召喚可能だ。
「『アサシンバニー』を召喚。アサシンバニーの召喚時効果、場のコスト2以下のモンスターを全て破壊する」
「あっ…」
イチカちゃんのヴァンパイア達が破壊されてしまう。
「『ヴァンパイアガール』の破壊時効果、デッキからヴァンパイア1枚をドロップゾーンへ送り、デッキからコスト1のヴァンパイア1体を召喚します。『リトルヴァンパイア』を召喚」
「あらあら、しぶといねえ。これでターンエンド」
「私のターンです。ドロー。スペルカード『ブラッドブリッド』を発動。自分のライフを5払って相手プレイヤー及び相手モンスターに合計5ダメージを与えます。私は『アサシンバニー』に3ダメージ、相手プレイヤーに2ダメージを与えます」
血の塊がドルや『アサシンバニー』に目掛けて飛んでいく。『アサシンバニー』の体力は3。3ダメージを受けて破壊される。
「さらに『リトルヴァンパイア』でダイレクトアタック」
これでドルの残りライフは13。確実にダメージが積み重なっている。このままのペースで責められると良いが…。
「ターンエンドです」
【ターン5】
「さあて、私のターン、ドロー。設置スペルカード『ムラムラフェロモン』を発動。相手プレイヤーをムラムラ状態にする」
「は、はう…」
またイチカちゃんがムラムラにされてしまう。
「お兄さん、ご、ごめんなさい、また」
イチカちゃんは僕のペニスをおっぱいで挟む。そしてぎゅっと押し潰した。興奮した様子で先ほどよりも長く僕のペニスを責め続ける。
「あはは♪長くやればやるほどダメージが増えちゃうから注意してね」
「だめなのに、止まらないです…」
僕のライフがどんどん削られていく。それでもイチカちゃんのパイズリは止まらない。このままだとまずい。
結局体力が3まで削られたところでようやく彼女の動きが止まった。このライフではほとんどのサポートが発動できない。
「ふふふ。すっかりお楽しみだったみたいだね」
「あの女の子、顔が真っ赤になっちゃって可愛い♥」
僕達を嘲笑するドルネル姉妹。
「ご、ごめんなさい、お兄さん…」
かなり気落ちしてしまったイチカちゃん。
「大丈夫。自分を信じて」
具体的なアドバイスはできないため、今はこれしか言えないのが辛いが、幸い今大きなダメージを受けたのは僕だけ。まだ完全に不利になった訳ではない。
相手はサポーターである僕を潰すことに注力しているらしく、イチカちゃん自身のカードへの対処は後手になっている。勝機は十分にあるはず。
「はい、これでターンエンド」
「私のターンです。ドロー。『ラブリーヴァンパイア』を召喚。召喚時効果によりカードを1枚ドローします」
イチカちゃんは『リトルヴァンパイア』でダイレクトアタックをしてターンを終える。
【ターン6】
「私のターン、ドロー。ふふふ、再び設置魔法『ムラムラフェロモン』の効果、ムラムラにしてあげる」
「はわあ…もう…」
ムラムラにされたイチカちゃんがまた僕に迫ってくる。このままだと何もサポートできないままライフがゼロになってしまう。ならば…。
「僕はサポートスキル『写し絵』を発動。オペレーターを状態異常を他のプレイヤーにコピーする」
ただし、このスキルのコストは現在ライフの半分だが、僕の残りライフは3。払うライフは少ない。それにどの道イチカちゃんに責められればライフが尽きてしまう。ここは思い切って使う方が良いはず。
「対象は相手オペレーター」
「え?」
目を丸くするドル。彼女もムラムラ状態になった。サポーターが既にいないため対象は自分になる。
「あ、あん体が熱くて…」
自分の股間を弄り始めるドル。
「あはは♪ドル姉さんってば何やってるの?」
味方が情けなくオナニーしている様子を他人事のように笑うネル。
さて、サポートはできたが、イチカちゃんの責めを止めることはできない。彼女のパイズリを受けてしまう。
「お兄さん、私、ダメダメでごめんなさい」
謝ってばかりのイチカちゃん。気にする必要ないのに。
彼女のおっぱいで僕のペニスが強く圧迫される。ガチガチに勃起してしまった僕のペニスには耐えられなかった。
ライフがゼロになるとほぼ同時に射精してしまう。イチカちゃんは僕のペニスをペロペロと舐め回し精液を舐め取っていく。
「は、はあ、よくもやってくれたわね」
ドルの方もたっぷりとオナニーを楽しんだらしく、残りライフは8まで減少している。
「ただの初心者だと思っていたけど、どうやら舐めてかからない方がいいようね」
彼女が召喚したのは超筋肉質の巨人級バニーガール『ギガントバニー』。
コスト5でありながら攻撃力8のカード。ただし、コイントスで表が出なければ攻撃できない。
「さらにスペルカード『イカサマバニー』を発動。自分のモンスターの効果を無効にし、速攻を与える。さらに攻撃力が1アップ。このカードはコスト3のカードだけど、自分の場にギャンブラーモンスターがいる時コスト1で発動できる。」
「何!?」
つまり『ギガントバニー』のコイントスで表が出なければ攻撃できないデメリット効果も消える。凶悪な攻撃力9のモンスターに化けてしまった訳だ。
「あらあらドル姉さんってば、初心者ちゃん相手に本気出しちゃうの?」
くすくすと笑うネル。
「こいつら思ったよりやるんだもん。だから叩き潰す」
『ギガントバニー』の強烈な一撃がイチカちゃんを襲う。これで彼女の残りライフは8だ。次のターン、攻撃を受けたら敗北してしまう。
僕のペニスを貪っていたイチカちゃんがようやく僕から離れる。そして無言で立ち上がった。少し様子がおかしいような気が。
「私のターン…です」
イチカちゃんはカードを引く。
彼女が引いたカードは『ブラッドサキュバス』。
あれ?あんなカード入ってたっけな?
「『ブラッドサキュバス』を召喚。このカードは、このデュエル中に他のプレイヤーに与えたダメージだけ攻撃力と体力がアップします」
イチカちゃんがドルに与えたダメージは7。よって攻撃力は7。相手のライフを削り切るにはちょっと足りないか。
「え、あれ?」
『ブラッドサキュバス』の攻撃力と体力は19になっている。
(そうか、『ブラッドサキュバス』の効果対象は「他のプレイヤー」。つまり僕も含まれる。彼女はムラムラ状態で僕にもダメージを与えていたからその分も加算された訳か)
「え?ちょっと、待って」
突然現れた化け物級の攻撃力に流石のドルも開いた口が塞がらない様子。
「『ブラッドサキュバス』は速攻能力を持っています。『ブラッドサキュバス』で『ギガントバニー』を攻撃。『ブラッドサキュバス』が相手モンスターを戦闘で破壊した時、体力を超過した分のダメージを相手プレイヤーに与えます」
「あひゃあ!」
情けない声をあげながらドルは倒れた。これで彼女のライフはゼロ。イチカちゃんと僕のペアの勝ちだ。
「え?」
デュエルが終了したはずだが、『ブラッドサキュバス』の姿は消えていない。
『ブラッドサキュバス』はドルに抱きつく。そして彼女に口付けし、彼女の股間を弄り始める。
「あ、ああ…」
なすすべもなくなぶられるドル。
「な、何これ…」
突然のことに呆然とした様子で見るしかないネル。
ドルの体はビクビクと痙攣し、何度も絶頂を迎えた。それでも『ブラッドサキュバス』は責め続ける。
このままでは流石に危険だ。
「イチカちゃん、ストップ!」
「え?」
僕の声に驚いた様子で振り返るイチカちゃん。それと同時に『ブラッドサキュバス』の姿が消えた。
ドルは力なく倒れた。
「ドル姉さん!」
ネルが心配そうに彼女を抱き起こす。大分衰弱しているようだが、幸い命に別状はなさそうだ。ネルは僕達の方を睨んだ。
「ちょっとお、からかったのは悪いけどちょっとやりすぎじゃない?」
「す、すみません。彼女、初心者なのでどうか大目に…」
それが言い訳になっているのかはわからないが、この場はひとまず謝るしかない。
「まあ、姉さんは無事みたいだからいいわ。次会ったらボコボコにしてあげるから覚えてなさい」
捨て台詞を吐きながら彼女達は立ち去っていく。
(さて)
僕は彼女のデッキを確認する。
(『ブラッドサキュバス』のカードがない…)
先ほどまでのデュエルで使われていたはずの『ブラッドサキュバス』がなくなっていた。彼女の周りを確認したがどこにもカードがない。
イチカちゃんはデュエルの終盤のことをよく覚えていないらしい。当然『ブラッドサキュバス』のことも覚えていないようだ。
◆おまけ(FANBOXで読めます)
イチカちゃんとえちえちデュエル特訓
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◆えちえちデュエル目次ページ
https://www.fanbox.cc/manage/posts/6730622