【えちえちデュエル】催淫ガスが充満した部屋でのメイドご奉仕
催淫ガスでガチガチに勃起させられた状態でデュエルをさせられ、モンスターカードのメイドに責められます。
さらに催淫ガスで快楽堕ちした淫魔にあまやかされます。
◆ストーリー
『ブラッドサキュバス』の謎を追っていた主人公は、デュエルシステムの開発・運営を行っているダーク&チャーム社が関係しているのではないかと疑う。
ダーク&チャーム社に向かうとそこにはダーク&チャーム社の幹部であり、主人公の学生時代の同期であったシャラがいた。
彼女の案内でダーク&チャーム社の社長の元へと向かうが…。
本編
今でこそ娯楽として楽しまれているチャームデュエルカードだが、かつては兵器として使われていたらしい。
本当かどうかは知らない。ただの都市伝説だと思っていたが…。
僕はとある大会でその都市伝説が真実ではないかと思わせられるカードを目の当たりにした。
『ブラッドサキュバス』。
デュエルシステムの制御を超えて相手に危害を加える可能性のあるカード。もしかしたらチャームデュエルカードには未だに兵器としての一面が残っているのかもしれない。
ルミカは『ブラッドサキュバス』のことをコンピュータウイルスのようなカードと言っていた。しかし、デュエルシステムのセキュリティはトップクラス。そんな簡単にウイルスを仕込めるとは思えない。
もちろん凄腕のハッカーが関わっている可能性もあるが、それよりも遥かに現実的な可能性。
それはシステムの開発・管理を行っているダーク&チャーム社が関わっている可能性だ。デュエルを管理している彼らであれば簡単にウイルスを仕込むことができる。どんな目的でそんなことをしていることまではわからないが…。
そんなことを考えながら歩いていたからか、僕はダーク&チャーム社の前まで来ていた。別に潜入しようとか会社について調べようとかそんなことは思っていない。
『ブラッドサキュバス』のカードについてはルミカ達が調べている様子。もし本当にダーク&チャーム社が関わっているとしても、僕が下手に嗅ぎ回れば警戒されてルミカ達の調査に支障が出るかもしれない。
というわけで怪しまれないうちに早々に立ち去るか。
「よっ」
不意に背中をポンと叩かれる。振り返るとそこにいたのは…。
黒のスーツを着込んだ女性。ツインテールのロリ顔で背はかなり低く、スーツを着ていなかったら、いや着ていたとしても小学生に間違えられてしまいそうな身長だ。
「シャラ」
学生時代に同期だったシャラだった。確か今はダーク&チャーム社の幹部と、大出世している。
もしかしたら彼女なら何か知って…いや、余計な詮索をして警戒はされたくはない。
「久しぶりー。うちの会社になんか用?」
「いや、たまたま通りかかっただけだよ」
「そうなの?それよりちょうどよかった。うちの社長があなたに会いたいんだってさ。今、時間ある?」
「え?僕に?」
もしかして僕がこの会社を探っていることがバレた?いやいやここに来たのは今日が初めてだし、会社の前でもちょっと立ち止まっただけだ。疑われるようなことはしていないはず…。
「あなた、結構いろんな大会で優勝してるでしょ?だからデュエルシステムのこととか感想を聞きたいんだってさ」
「そうなんだ、時間なら大丈夫だよ」
社長の方から接触してくれるなら願ったり叶ったりだ。この機会を活用して色々情報を掴んでおこう。
「じゃあ、こっちに」
シャラは受付に僕を案内する。そして入館名簿に名前を書かせた。僕は受付の女性から来客用の入館証を受け取る。
「これでOK。行こう」
僕はシャラと共に入館ゲートを潜る。そしてエレベーターに乗った。彼女が押したのは20階のボタン。そのすぐ後にメガネをかけた女性が乗ってくる。
「お、リザちゃんじゃん。今戻ったの?」
「はい」
無表情のまま女性、リザは答えた。
「そちらの方は?」
僕に気づいたリザはシャラに尋ねる。
「ナズナちゃ…社長が会いたいって言ってた人、ほら例の…」
「そうですか…彼が…」
リザは僕を見る。相変わらず無表情のままだ。彼女の顔からは感情が読み取れない。
「では、後は私が案内します。シャラさんは仕事に戻ってください」
「え?でも…ナズナちゃんにちゃんと連れてくるように言われてるし…」
「では、あの件に関してナズナ様に報告を…」
「うっ、それは…」
急に顔色が悪くなるシャラ。そして大きなため息をつく。
「ほどほどにしてよー。下手すればあたしも怒られるんだから」
「大丈夫です」
少し口元が緩んだ様子のリザ。初めて表情が変わった。エレベーターが20階に辿り着く。
「ということみたいだから、後はそのリザに案内してもらってね。じゃあまた」
彼女はエレベーターから降りると僕に会釈して去っていった。僕は無表情の女性、リザと共に取り残されてしまう。
「…こちらです」
リザは歩き出す。結構足が速い。僕はすぐに彼女を追いかける。
彼女は廊下を真っ直ぐ進み、奥にあるドアに手をかけた。
「こちらの部屋へどうぞ」
リザはドアのロックを解除し、ドアを開ける。
「さあ、入ってください」
リザは少し乱暴に僕の背を押して中に押し込む。そこはデュエル場だった。てっきり応接間にでも案内されると思っていたが。
ガチャン。
ドアにロックがかかる。あれ、これもしかして…。
「さて、少し私と遊んで頂けませんか?」
先ほどまでの無表情とは一点。にっこりと笑うリザ。なんか怖いな…。
「どうしても、殿方を見ていると…我慢できなくなっちゃうですよねー」
彼女はメガネを外す。そして背中から翼が生え、頭から二本の角が生えてきた。彼女はまさか…淫魔。
スーツを脱ぎ捨てる。その下からビキニのような際どいセクシーなドレスが現れた。
「さあ、私にあなたのデュエルを見せてくださいねえ!」
先ほどの無表情で冷静な様子とは一点、非常にテンションの高いキャラに豹変した。
デュエルフィールドが展開される。強○的にデュエルが始まってしまう。
「あなたのデュエルはたっぷりと見させて頂きましたー。とっても素晴らしいデュエルです。是非ともお手合わせ願いたいと思っていたところです♪」
【ターン1】
先攻はリザだ。
「私のターン、ですけど。その前に…」
彼女はスマホを操作する。すると床からピンク色の霧が吹き出す。
「こ、これは…」
「催淫ガスですよ♪頭がピンク色になっちゃうとっても気持ちいいガスです♥」
リザは深呼吸してガスを吸う。そして恍惚の表情を浮かべた。
「きゃはは♪気持ちいい♥」
催淫ガスの影響ですっかり頭の中が快楽で染まってしまったようだ。しかし、自ら快楽に染まりに行くなんて。流石淫魔…なのか?
まあ、そんなことより…ガスは部屋全体に広がっている。僕自身も既に影響を受けてペニスが疼き始めている。のんびりしていると彼女のように頭がピンク色に染まってしまう。
しかし、彼女あの状態でデュエルができるのか?
「行きますよん!『キャメーラ』ちゃんを召喚♥」
大丈夫な様子。
さて、リザの場に現れたのは監視カメラをデフォルメしたような球体のモンスター。背中にはコウモリのような羽が生えている。攻撃力は0、体力は1。
「にゃはは♪ターンエンドですよー」
恍惚とした表情のままリザはターンを終える。ふざけているのか本気なのか。
「僕のターン、ドロー。『シャドーベビードラゴン』を召喚。その効果により自身を破壊」
『シャドーベビードラゴン』は自身の効果で破壊された場合、次のターンに復活できる。相手の『キャメーラ』の攻撃力はゼロ。次のターン、大きなダメージを受ける可能性は低い。
「にゃはは♪『キャメーラ』ちゃんの効果発動。1ターンに1度相手がモンスターを召喚した時、そのモンスターと同じコストのマシンモンスター1体をデッキから手札に加えますにょ。私は『セキュリティボール』を手札に加えちゃいますねー」
こちらの召喚に合わせてカードをデッキから手札に加えるカードか。なかなか厄介だ。しかし、あんな状態なのに的確に効果を発動してくるとは。
「僕はこれでターンエンド」
徐々に僕もガスの影響が強くなっている。焦ってはダメだがのんびりもしていられない状況だ。
【ターン2】
「私のターン、ドローですにゃ」
口調がだんだんおかしくなっている。完全にやばいやつだ。
「『セキュリティボール』ちゃんを召喚。『セキュリティボール』ちゃんの召喚時効果、自分の場に他のマシンモンスターがいる時、デッキよりカードを1枚ドローしますにょ。さらに『セキュリティボール』ちゃんをもう1体召喚。さらに1枚ドローしちゃいますにゅ」
ボール型のモンスターが2体場に現れる。けたたましいサイレンを鳴らす。
ふらふらとしながらもガンガンモンスターを展開していく。
「さらに『セキュリティボール』ちゃんの効果ー、『セキュリティボール』ちゃん以外のマシンモンスターがいる時、威圧効果を得ますよん♪」
威圧効果はプレイヤーや他のモンスターへの攻撃を防ぐ効果。つまり『セキュリティボール』を倒さなければ『キャメーラ』もプレイヤーも攻撃できない。
「私の布陣は簡単に崩せませんよー。ターンエンドですにゃ」
「僕のターン、ドロー」
『セキュリティボール』の攻撃力は1、体力1だが、『セキュリティボール』以外のモンスターが自分の場にいる時、威圧効果を持つ厄介なモンスター。
さらに『セキュリティボール』を倒すために新たなモンスターを場に出せば、『キャメーラ』の効果が発動して相手はデッキからマシンモンスターを手札に加えてしまう。
ならば…。
「僕はコストを1払って『シャドーベビードラゴン』を復活させる」
召喚でなければ『キャメーラ』の効果は発動しない。
「僕はこれでターンエンド、うう…」
さらにガスの影響が強くなる。ペニスがガチガチに勃起していく。
【ターン3】
「私のターン、ドローですにゃ。このターンバトルを行っていない自分の場のマシンモンスターを全てドロップゾーンに送ることで、コスト6の『メタルメイドゴーレム』ちゃんはドロップゾーンに送ったモンスターの数だけコストを下げることができますよん♪」
彼女の場には3体のマシンモンスター。よってコスト3で『メタルメイドゴーレム』を呼び出すことができる。
場に現れたのはメイド服を着た機械人形の女性型モンスター。気の強そうな目でこちらを睨んでいる。攻撃力は3で体力は8。さらに防衛効果と威圧効果を持つ鉄壁のモンスター。
代わりにデメリットとして攻撃不可能力を持つが、放置すると他のモンスターに攻撃が通らずかなり厄介だ。
「きゃはは♪私はこれでターンエンドですう♪」
「僕のターン、ドロー」
相手の場には体力8のモンスター。かなり面倒な状況だが、前のターン相手は攻撃しなかったため『シャドーベビードラゴン』が場に残っている。
「僕は装備スペル『ダークランス』を『シャドーベビードラゴン』に装備」
『ダークランス』は攻撃力が2アップして反撃を無効にするカード。これで反撃を受けずに『メタルメイドゴーレム』の体力を削ることができる。
「『シャドーベビードラゴン』で『メタルメイドゴーレム』を攻撃」
これで体力を3まで削ることができた。
「あ、あうう…」
しかし、催淫ガスの影響がかなり大きくなってきた。体はかなり敏感になり、ちょっと服が擦れるだけで感じてしまう。頭の中もピンク色のオーラが覆い始める。
「ぼ、僕はこれでターンエンド」
相手は防御に特化したデッキ。全く削ることができずに時間が稼がれている。このままだと快楽に囚われデュエルができなくなってしまう。
【ターン4】
「私のターン、ドローですにゃん♪スペルカード『レプリケーション』を発動。場のマシンモンスター1体と同名のモンスターをデッキから場に出しますにょ。2体目の『メタルメイドゴーレム』ちゃんを場に出しますよん♪」
場にもう1体の『メタルメイドゴーレム』が現れる。まずい。1体だけでも厄介なモンスターなのに2体目まで場に出されてしまった。
「ターンエンドですにゃ」
べろんべろんな状態とは裏腹に凶悪な戦術。一体彼女はどうなっているのか。
「ぼ、僕のターン、ドロー。あ、あう…」
一方の僕は焦りと催淫ガスの影響で既に頭が回らなくなっている。もう、そろそろ快楽に耐えるのも限界だ。
オナニーをしたいという気持ちが溢れかえる。
(も、もう無理…)
僕はその場に座り込む。体が疼いてもうデュエルどころではない。
「あれれ、もう動けなくなっちゃったんですか?情けないですにゃ。動けないみたいですし、ターンエンドですね」
強○的にターンエンドにされてしまう。
【ターン5】
「私のターン、ドロー。さあ、もっと遊んであげますですにょ。スペルカード『ご奉仕モード』。自分の場の全てのマシンモンスターの効果を無効にして攻撃力を3アップ。さらに攻撃属性を快楽に変えますよ♪」
「こ、効果無効…」
『メタルメイドゴーレム』は攻撃不可能力を持っているが、効果が無効になった場合そのデメリットも消えて攻撃可能になる。
しかも攻撃力が3もアップして属性も快楽に変わってしまう。
「行くよ、メイドちゃん達で攻撃!まずは脱ぎ脱ぎしましょうね♪」
2体の『メタルメイドゴーレム』は僕の服を脱がす。
「脱ぎ脱ぎできましたねー、じゃあ、たっぷり可愛がってあげてください♥」
『メタルメイドゴーレム』達は左右から僕に密着する。そして僕の乳首とペニスに手を置く。そのまま乳首とペニスを責め始めた。
「おちんちんと乳首の同時責めですにゃ♥えっちなお汁を絞り出してあげますにょ」
「あへへ、気持ちいい…」
僕は快楽に囚われ情けない声を出してしまう。
催淫ガスのせいで既にペニスは限界。ちょっとした刺激でもビクビクと震える状態だ。しかし、『メタルメイドゴーレム』達は僕が射精しないように絶妙なペースでしごいている。なかなか射精できずにもどかしい。
「ふふふ。もう完全に快楽の虜ですにゅ。あなたはもう動けないみたいですし、私が一方的に責めちゃいますねー。スペルカード『魅了の踏みつけ』」
リザは僕のペニスをぎゅっと踏みつける。痛みと共に強い圧迫感が与えられ、僕のペニスに快感が広がる。
「さあ、私に魅了されちゃってください!」
強く僕のペニスを踏みつけるリザ。
「あふう、気持ちいい…」
足でペニスが踏まれているだけなのに脳内にピンク色のもやが広がっていく。頭の中が快楽で完全に溶けてしまう。
ぴゅるる…。
我慢できずに精液が漏れ出る。僕の負けだ。
「きゃはは♪情けなくお漏らしできましたね」
デュエルフィールドが消え、『メタルメイドゴーレム』も消えていく。後には僕のペニスを踏みつけるリザと射精してぐったりとなっている僕が残った。
僕の体から一気に力が抜けていく。射精と共に吹き出した精気をリザに吸われてしまったようだ。
「期待通りとっても美味しい精気ー♥もっと食べてあげますよ♥おいで♥」
リザは大きなおっぱいを揺らして僕を誘った。僕は誘惑に勝てず彼女のおっぱいに飛び込んでしまう。
もう完全に彼女の虜。逆らうことができない。
彼女はおっぱいで僕の顔をぱふぱふする。僕はだらしない顔のまま彼女のおっぱいにあまえた。
「可愛い…ペットにしちゃいたいですにゃ♪」
彼女に触れているだけで僕の体から力が抜けていく。まるで全身で射精しているみたいだ。
「さあ、私の中に入れてあげますにょ♥天国に連れて行って…」
「そこまでにしろ」
不意に第三者の声が割り込む。直後、部屋の換気扇が回り出した。部屋に充満していた催淫ガスを吸い出していく。部屋の催淫ガスが完全になくなったところでドアが開く。
部屋の中に誰かが入ってきた。シャラともう1人短髪で背の高い女性が現れる。確か、彼女はダーク&チャーム社の…。
「はっ、しまったですにゃ…じゃなくて、ナズナ様」
すぐに僕を解放して立ち上がるリザ。
そうだ、彼女はダーク&チャーム社社長のナズナ・ニジョウだ。
「ああ、ほどほどにって言ったのに…」
呆れた様子でシャラはリザを見ている。
「私が招いた客人だぞ。何をしている?」
「いや、その、えっと…」
もごもごした様子のリザ。彼女はメガネを手に取る。
そして頭を大きく下げた。
「も、申し訳ありませんでした!」
「全く。その癖がなければ完璧なんだが…」
ナズナは次にシャラを見る。
「お前もなぜ最後まで案内しない?」
「いや、だって、リザちゃんの言う通りにしないとあの件をバラされ…いえ、申し訳ありませんでした!」
シャラも頭を大きく下げる。
「まあいい。お前達への説教は後だ。まずは彼を休ませてやれ。今のままだとろくに話もできない」
「承知しました」
「了解!」
僕はシャラとリザによって医務室まで運ばれた。
ダーク&チャーム社会議室。
医務室で体力を回復した後、僕はすぐにここに呼ばれた。
部屋にいるのは社長のナズナ、そして幹部のシャラとリザだけだ。
あれ?確か幹部ってもう1人いたような…まあいいか。
「それで、僕に話というのは?」
「では単刀直入に言う。我々と手を組まないか?君達は『ブラッドサキュバス』について調べているのだろう。なら我々と利害が一致するかもしれない」
なるほど。既に僕達が『ブラッドサキュバス』について調べていることにも気づいていた訳だ。
「我々は『ブラッドサキュバス』の情報を多く有している。それにあれは君達が思っている以上に危険なカードだ。我々と手を組んだ方が良いと思うが…我々としてもあのカードに対抗するため強いデュエリストを1人でも味方につけたい状況なのだ」
リザほどではないが、彼女も表情の変化に乏しい。顔から考えが読み取れない。しかし、僕の答えは決まっている。
「断る」
もちろんNoだ。
うーん。本当にこれでよかったのだろうか。
結局僕はナズナの提案を受け入れることにした。
最初は断るつもりだったのだが。
「頼む。力を貸してくれ」
そう言ってナズナは僕に深々と頭を下げた。あんなに頭を下げられてしまうと断りにくい。
決してその後のリザやシャラの色仕掛けに屈して提案を受け入れた訳じゃないぞ、うん。
それに事態は思った以上に深刻のようだ。
僕はナズナから受け取った『ブラッドサキュバス』のカードを見る。
あの大会の召喚データを使って復元されたカードだ。
元々はデュエルシステムの制御から外れてしまったエラーカードらしい。カードを危険視したナズナの指示でカードもデータも破棄されたはずだったが、1人の開発者に無断でデュエルデータベースにデータを保存していた。
しかも、そのデータは『ブラッドサキュバス』のカードでしかデータが書き換えができないようにデータがロックされていたようだ。
だからナズナ達はデータベースに保存されている内容を元に『ブラッドサキュバス』の復元を試みた。しかし、保存されたデータにはダミーデータが多く含まれており、復元は困難を極めることになる。
そこで彼女達が考えたのは実際に『ブラッドサキュバス』を召喚してデュエルデータを集めること。複数の召喚データがあれば、ダミーデータを特定し、『ブラッドサキュバス』のデータだけを抽出することができるかもしれない。
そしてそのデータ収集のために行われたのが暗黒デュエル大会だ。
大会でデータを収集してカードを無事復元することができたようだが、問題はその後。復元データが盗まれてしまったらしい。
データを盗んだのは幹部のイーダ。そしてそのデータは少女の手にわたってしまった。
レイニャ・マーガレット。『ブラッドサキュバス』の開発者であり、そのデータをデュエルデータベースに保存した人物。暗黒デュエル大会にも出場していた少女だ。
(彼女が『ブラッドサキュバス』の開発者だったのか)
『ブラッドサキュバス』自体は既にデュエルシステムの制御下にあるためもう危険性はないらしい。しかし、レイニャが持ち出した復元データがあれば『ブラッドサキュバス』のような危険なカード、いやそれ以上に危険なカードも作り出すことができるという。
デュエリストを実験台にしたナズナ達も許せないが、今はそれを糾弾している場合ではないようだ。一刻も早くレイニャを見つけてデータを取り戻さなければならない。
「どうしたの?難しい顔して。あー、もしかして、リザちゃんのがよかった?」
隣を歩くシャラが僕に尋ねた。
僕に協力するという名目で僕の側に彼女がつけられた。まあ、監視も兼ねているのだろうが。
「ごめんねー。リザちゃんすっごく忙しい子だから。でもでも、代わりに、あたしが遊んであげるから」
彼女は僕の腕に自分の腕を絡める。彼女のおっぱいの柔らかさが布越しに伝わってきた。
「あたしの部屋すぐそこだから来なよ。学生時代の頃みたいに可愛がってあげる♥」
耳元で囁くシャラ。僕は彼女の声に魅了されてしまう。僕の思考はピンク色に染められ何も考えられなくなる。
結局その日は彼女の部屋でたっぷりと可愛がられてしまった。
◆えちえちデュエル大会編完結しました
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