sixteen 2024/08/01 19:19

カードの並べ方調整とテキスト表示のデバッグをしていました

ご覧くださいましてありがとうございます。

今回は、前回の記事でお話した、カードの並べ方の見直しと、
以前から起きていたある不具合の調査と修正を行いました。
それぞれの進捗につきまして、ご報告させて頂きます。

カードの並びを山が三つになるように変更しました

現在開発しているソリティアは「トライピークス」といういうもので、
英語で TriPeaks と表記して、これには 「3つの山」という意味がある、
ということを、
前回の記事(https://ci-en.dlsite.com/creator/9335/article/1172791)
でお話させて頂きました。

これまでは一番難易度が低い時の並びは、

山が一つで、並んでいる場札は6枚でしたが、

山が三つで、並んでいる場札が9枚になるように変更しました。

また、難易度が一番高い時の並びは、

山が一つで、並んでいる場札は13枚でしたが、

山が三つで、並んでいる場札は22枚になりました。

カードを全部取ろうとするとかなり頭を使うようになったので、
個人的にはよい調整になったかなと思っています。

テキストがちらつく不具合の原因の調査と修正をしました

以前から発生していたのですが、
時折画面上に表示しているテキストがちらつく現象が起きていました。

ボタンの上のテキストがたまにちらつくなぁ、
という感じでそこまで気にしていなかったのですが、
チュートリアルで長めの文章が表示されると、
かなりの頻度でちらつきが発生するようになってきて、
「さすがにそろそろちゃんと調べたほうが良さそうだな…」
と思い、今回調査しました。

Profiler みてもおかしなところはない、
Stats で Vertex や Triangles の数も変動していない、
Performance View も安定して変なところはない、
だとするとモニターのリフレッシュレート関連だったりするかな?…

といった感じで、7月の土日はほぼこれに費やしていました。

いよいよ原因がわからないなぁと思っていたときに、
「ただのTextMeshにしたらどうだろうか?」
と試してみたところ、全くちらつかなくなったので、
「だとしたら自分でカスタマイズしたシェーダの不具合の可能性が高い!」
ということで、
気になる処理を調べたところ、
「上下に動くアニメーションをシェーダで実装しているところ」
に不具合があることが分かりました。

↑こんな感じで文字が上下するのを、
C#ではなく、シェーダで実装していたのですが、
この処理が悪さをしていて、
時折画面に文字列が表示されなくなる、という不具合を起こしていました。

C#ではなくシェーダだけで動きがどれくらい作れるだろうか?
という実験も兼ねて、実装していた機能だったのですが、
皮肉なことにこれが長いこと不具合を生じさせてしまっていました。。

シェーダはC#と違って、
ブレークポイントを貼ってデバッグ、といったことがやりづらいので、
あんまり凝ったことはしないほうがいいな…
と今回反省しました。


色々ありましたが、これで文字のおかしな表示も直せましたので、
次回はボタンが押された時のアニメーションや効果音を付けて、
演出面を強化していこうと思っています。
(今年の8月は夏季休暇がありそうなのでなんとかなるはず!)

最後までご覧下さいましてありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索