パワーシステム考
ごきげんよう諸君。
外で10本のマイクにファンタムを送らなくてはいけない
さて、ORTF3D収録用のマイクの到着を待つのみになった。
マイクホルダや3mまで伸ばせる高いスタンドも手配した。
Neumann KU100の頭頂部に設置できるようにもした。
あとはそこいらじゅうを駆け回って録音するだけである。
で、そこで出てくる問題が電源問題。
電池の持つ時間
https://www.sounddevices.com/mixpre-3-mixpre-6-maxbatteryruntime/
入手性のよさと再利用可能であるあたりでNiMH電池を自分は使用しているのだけど、SoundDevices公式にあるこの表の通り、ファンタムを送ると例により録音可能時間が大幅に縮み、さらに8ch同時録音となるとADCがより電気を使うのか、SDカード書き込むからとかそういう理由からか更に縮んで1時間弱収録できればマシとなる。
(下の写真でつながってるZaxcomだともうちょっとエコな動作)
…なので、バイク用のバッテリがちょうど12Vで20Ahといういい感じの容量で1万円ちょいなので購入。実際のところ充電器がもう5000円位かかる。
この手のロケーション用機材は概ねは定格12V(9-18Vと幅があったりもする)ので適当にヒロセ4ピンのついたコネクタでつないでやりゃ動く。
そしてかばんにもバッチリ収まる。やったね。
テストランの結果、マイク8本全てにファンタムを送っても最低でも24時間録音できる(…ってか、バッテリが切れる前にSDカードが埋まる)のでだいぶ荷物を軽くできる(NiMH電池も増えると重い)
ただ、このままだとうっかりショートさせた場合危ないというか、機材が壊れるだけならまだしも自分の体に流れた場合、目玉が煮えた悲惨な変死体で発見されることになるのでヒューズ付きのディストリビュータも導入予定。
http://www.audioroot.fr/product/bg-du-reg/
こんなやつ。
12VDC 7.5Aまでの入力を分配。
ヒューズとレギュレータが付いているので中々安心仕様。
配線ですってよ
バッテリ<->シガーソケットオス<->シガーソケットメス-ヒロセ 4pin
といった感じの接続。
シガーソケットオスは適当なヒューズの入れられる安い中華物件をAmazonで買った。
ラップトップも充電できたら良いなとか、シガーソケットにつなげるインバータやら便利グッズは多いのでとりあえず装着したのだが、ムカつくことにLEDがついていて、あろうことかつないだだけで光るのはいかがなもんかと思う。
じゃあ、次回はORTF3Dで録ったサンプル音声とか、次回作の間に挟むミニな作品の台本とかイラストとか載せるから心しておくように。
声優は浪実みおさんです。
エロ以外の内容はありません。
そういう感じのやつです。