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2023年 10月の記事 (6)

レモネードオアシス 2023/10/30 08:33

TS俺が女の子のレッスン!?20

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

きのうは父の墓参りに行ってきました。
享年63歳。肝臓は沈黙の臓器。健康診断は受けておいたほうがいいぞ。

と、言うわけで今日も元気に小説を更新していけたらと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


 学校にはいつも二人で登校することにしていた。
 幼稚園のころからの習慣で、小学校も、中学校も、そして今でも。
 ずっと同じクラス・隣り合った席だから、日が出ている時間帯はほど幼なじみと一緒の時を過ごしてきたと言っても過言ではない。

「はぁ……。今日もスカート、なのか……」

 のっそりとした動きで制服に着替えていく。
 タンスの一番上の段から取りだしたのは、春巻きのように丸められている下着たち。
 広げてみると、白と水色のしましまショーツだ。
 本来ならば司はトランクス派だったけど、そんなものを穿けばスカートからはみ出してしまう。
 それほど女子のスカートは短いのだ。

 洗い晒しのTシャツも脱いで、露わになったのはショーツとお揃いのストライプ柄のブラジャー。
 女子になった瞬間にFカップに膨らんだおっぱいは、寝ているあいだでも形が崩れないようにブラをあてるようにと、晶に言われたからその通りにしているのだった。

「はぁ……。着たくねぇ……」

 呟きながらも、女子の制服を着ていく。
 ブラウス、スカート。
 女子の胸元はリボンと決まっていたけど、タイを締めているのは男だというせめてもの意思表示。
 些細なことかもしれないけど、ここは譲れない。

「はぁ……、男に戻らねえかなぁ……」

 そんなことを呟きながら靴下まで履いたとき――、

 ピンピンポーン♪

 ちょうど二連打のインターフォンが鳴った。
 いつもの七時ジャスト。
 どうやら幼なじみが迎えに来てくれたらしい。

        ☆

「おはよ。司」
「ああ、おはよ」

 いつものように迎えに来てくれた晶は、朝の挨拶もそこそこに家に上がりこんでくる。
 二人は、朝食はいつも司の家で食べることにしていた。
 こうでもしないと司は朝食を抜いてしまうから、必然的にこうなったのだった。
 6枚切りのこんがりトーストと目玉焼きにベーコン。それにミニトマト。
 晶は慣れた手つきで食卓に並べていく。

「さあ、早く食べちゃって」
「悪いな、いつも」
「こうしないと司は朝ご飯、抜いちゃうから。私のぶんのついでだから気にしないでいい」

 いつものように向かい合って食卓につく。
 もしかしたら、こうして食卓を囲む回数は、両親よりも晶のほうが多いかもしれない。

「あっ」

 だけど向き合って食卓についた、その瞬間だった。
 晶の顔を見ただけで、ムラッときてしまったとでもいうのだろうか?
 晶のスカートのなかに隠されているのは、軟体生物のように本能的に痙攣し、白濁した本気汁を漏らしていた女性器――。

「うう……」

 じゅわわっ。

 不意にクロッチの裏側に熱い感触が広がって、司は短い声を漏らしてしまう。
 晶の顔を見ただけでも意識してしまうようになっていた。
 だけど晶を見つめすぎただろうか?

「どうしたの。私の顔になにかついてる?」
「い、いや。なんでもない」
「そう。それならいいけど。あなたは可愛くなってるんだから、あんまり人の顔を見つめないほうがいい」
「可愛いとかいうなっ」
「早く認めたほうが楽になれる」

 そんなことを言われても、まだ女の子になって三週間ほどしか時が経っていないのだから仕方がない。
 司はこんがりトーストの上に目玉焼きを乗せると、かぶりつくのだった。

        ☆

 今日は一日座学の授業だ。
 まずはそのことに、司はホッと胸を撫で下ろす。
 体育の授業があれば、ブルマに着替えなくてはならないところだった。

(今日はずっと椅子に座ってれば放課後だな)

 よし、気合入れていくぞ!
 そう思っていると、ごく自然に男だったころの癖が出ていたのか、
 隣の席に座っている晶から、

「司、脚が開いてる。ぱんつ、見えてるわよ」
「はっ!?」

 少しでも気を抜くと、脚を開いて座っているのは男だったころの癖なのだろう。
 慌てて脚を閉じる。

(俺は男……、男……! だけど男子どもにぱんつを見られるのはなぜか悔しい気がする……!)

 不本意ながらもスカートのガードを固めておくことにする。
 座るときはしっかりとスカートの裾をお尻に巻き込んで。
 こうして少しずつ女の子になっていくのかもしれなかった。

        ☆

(今日はずっと座学だから楽勝だと思っていたのに……っ)

 もうすぐ三時限目の国語の授業中が始まろうという休み時間のこと。
 司は気まずくなって内股を擦り合わせていた。
 その異変をいち早く察知したのは、隣の席に座っている晶だ。
 さすが幼なじみ。
 なにか異変があるとすぐにバレる。

「どうしたの司。なんかほっぺたが赤い。熱ある?」
「い、いや……。そんなことは……大丈夫」
「そう。体調が悪かったら早めに言ってね。大変なことになる前に」
「おう」

 小声での短いやりとり。
 それだけで晶が心配してくれるのがわかる。
 それはありがたい。
 だけどそもそも、司が気まずくなって内股を擦り合わせた原因は晶にあった。

(ううっ、晶のことが頭から離れない……!)

 事の発端は、一週間前に晶がわざとおもらししてくれたことにあった。
 あのとき目の当たりにした幼なじみの女性器が頭から離れてくれない。
 黒タイツとショーツ越しでもわかるほどに、縦筋が軟体生物のように蠢き、白濁した愛液をドロリと垂らしていた。
 甘く濃厚な湯気が股間から立ち昇り、妖しくヌメッていた。
 その光景が、脳裏に焼き付いて離れない。

 じゅわわっ。

 少しでもあのときのことを思いだすと、おまたが熱く濡れてしまう。
 男は勃起すればそれで済むけど、女の子はそうはいかない。
 おまたが熱くなれば、クレヴァスから蜜が溢れ出してきてショーツを汚してしまう。
 おまたがあたる部分にクロッチが縫い付けられているのも納得だ。


TS俺が女の子のレッスン!?21につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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レモネードオアシス 2023/10/27 11:18

中学生日記。友達のおもらし3

 いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
 おかげさまで今年もあと2ヵ月。
 急に寒くなってきてますが、皆様もどうか体調にはお気をつけください。

 さて、先週に引き続き、わざとうんちおもらしをするのが好きなJCの小説を更新していきたいと思います。
 楽しんでもらえたら嬉しいです。

 この小説は何年後かに同人誌として発表するかもしれない小説です。
 記事を購入する場合は、その点にご留意頂けたらと思います。


目次

中学生日記。友達のおもらし(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


●主人公。
 望月千晴(もちづき ちはる)
 中学二年生。
 おもらしをするのが好きな女の子。
 ブルマを穿いておもらしをするのがお気に入り。
 身長155センチ。
 スタイルはよくもなく、悪くもなく。
 黒髪を一つ結びにしている。
 運動音痴。
 パイパンなのが密かなコンプレックス。

・ショーツ。
 白と水色のしましまショーツ。
 おへそのところには小さな青いリボン。

・ブラジャー。
 ショーツとお揃いのブラ。

●ヒロイン。
 藤川亜希子(ふじかわ あきこ)
 中学二年生。
 千晴のクラスメート。

 小柄な女の子。
 黒髪を二つ結びのおさげにしている。
 内気で大人しい性格。
 お腹を壊しやすい体質をしている。
 下の毛はまだ生えていない。

・中学生なのに女児ショーツを愛用しいてる。
 キュアキュアの女児ショーツ。
 フロントプリント。
 白地の記事に、変身ヒロインがプリントされている。
 おへそのところに小さなピンクのリボン。

・ブラジャー。
 ジュニアブラ。
 乳首が虫刺されのように腫れているだけなので、そのポッチを守るためにあてている。


●制服のデザイン。
 白を基調とした、紺色のラインが入ったオーソドックスなセーラー服。胸元には赤のリボン。
 靴はローファー。


盛り上がっていくブルマ


 ブチブチブチブチブチブチ!
 ブリュリュッ!
 ブバババババババ!

「あっ、ああーっ!」

 体育館に響き渡るのは、亜希子の悲鳴と、お尻から聞こえてくる茶色い爆音。
 その光景に、体育館はシーンと静まりかえっていた。

「あう! あうあああぁぁぁ!」

 ぶりゅりゅ!
 むりゅりゅりゅりゅ!

 小さなお尻から鳴り響く爆音が止まらない。
 不幸中の幸いか、紺色のブルマから溢れ出してくるということはなかった。
 だけどその代わりに、ブルマに覆われているヒップラインが、うっすらと盛りあがっている。
 きっとブルマのなかには、熱くドロドロの下痢がたくさん詰まっていることだろう。

「あ、亜希子ちゃん!?」
「あうあうぅ~っ」

 ビチチッ!
 ブバッ! ブボボボボッ!

 亜希子からの返事はない。
 ただ、呻き声を上げ、スパイクの直撃を受けたお腹を押さえて身体を丸め、いまにもしゃがみこみそうになっている。
 ここでしゃがみこんだらどうなるか?
 それは火を見るよりも明らかなことだった。
 そうなる前に、保健係である千晴が動かなくてはならない。

「亜希子ちゃん、保健室に行こうっ」
「う、うん……」

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

友達がうんちを漏らしてブルマがモリモリと盛り上がってく小説を読むことができます。

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
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レモネードオアシス 2023/10/25 14:18

TS俺が女の子のレッスン!?19

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

久しぶりの既刊の更新になりました。
最近は祖母の介護でメンタルがゴリゴリ削られていますが、細く長く更新していけたらなと思います。

さて、今日も元気に小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


♠♥晶の公開オナニー


 女の子として登校した日から、一週間のときが流れた。
 初めて登校した日には羞恥心のあまりにおもらしをしてしまったけど、いまとなっては我慢できるようになっていた。
 おもらしライナーも、三日で卒業することができた。

 だけど。
 司には、ある別の悩み事ができていた。
 それは、毎朝目を覚ますたびにショーツに染みこんでいる。

「ん……ぅぅぅ」

 朝日がすっかり昇ったころ。
 司はベッドにうつ伏せになって眠っていた。
 男だったころは仰向けで寝ていたけど、女の子になってからはFカップに膨らんだおっぱいが苦しいので、うつ伏せで眠ることにしていた。
 ごく自然にスパッツに包まれているお尻を突き出して、えっちな体位になってしまっているけど、一人で寝るときは気にしないようにしている。

「はっ!?」

 うつ伏せで眠っていた司は、ビクリと背筋を震わせると一気に目を覚ます。
 なにしろ、ショーツの中に感じられていたのは……、

 じとぉ……。

 濡れそぼったショーツは、お尻のほうまでジットリと濡れていて、ペッタリとお尻に貼り付いてきていた。
 かけていたタオルケットを払うと、もわぁ……、蒸れた甘い香りが発散される。
 シーツは……無事のようだ。
 とりあえずは胸を撫で下ろす。

「おねしょではない……ようだな。」

 と、言うことは……?
 おしっこではないのに、ショーツとスパッツはジットリと湿っていて、内股にも貼り付き、おまたに食い込んできている。

「おしっこではないということは……ううっ」

 どれくらい、やらかしてしまったのだろうか?
 それはスパッツとショーツを脱がなければわからない。
 家にいるときは、洗いざらしたTシャツと、三分丈のスパッツで過ごすことにしていた。

 ベッドから降りて、恐る恐るショーツをスパッツごと降ろしていく。

 もわわぁ~ん……。

「ううっ、酷すぎる……」

 露わになったのは、濡れそぼったショーツ。
 寝ているあいだにムラムラきてしまったのだろう。
 クロッチの裏側は、おしっこよりも恥ずかしい体液で濡れそぼっていた。
 ネットリとした愛液が染みこんでいて、おまたが食い込んでいた跡が縦筋となって残っている。
 分泌されて時間が経った愛液は、カスタードクリームのように茶色く変色していた。

「おねしょはしてないが……うう~……」

 それは、ここのところ一週間、司の頭を悩ませていることだった。
 たしかに、おもらしをすることはなくなった。
 だけど、その代わりにちょっとでもムラムラすると、おもらしをしたかのように股間を熱く濡らしてしまうのだった。
 起きているときも、寝ているときも見境なく。

「俺は汁ッ子……? 汁ッ子なのか……!?」

 ぐしょ濡れになって茶色く発酵しているクロッチを見つめながら呟いても、もちろん誰も答えてはくれない。
 ただ、一つだけ確かなことはある。

「また、晶の夢を見てしまった……」

 夢の中では、必ずと言っていいほど晶が登場してきていた。
 その原因は明らかだ。
 一週間前に、晶がわざとおもらしをしてくれたことが頭から離れず、夢にまで出てきているのだった。

「晶のスカートのなか……ううっ、あんなにエロいことになっていただなんて……」

 晶がわざとおもらしをしてくれたとき。
 黒タイツ越しにとはいえヒクヒクと痙攣し、うねりながらも熱く濡れている女性器は、ついこの前まで健全な男子だった司には刺激が強すぎた。

 じゅわわ……。

 思いだしただけでもおまたが熱く濡れてきてしまう。
 だけど、こればかりはいくらなんでも幼なじみといっても晶に相談することができずに一週間が過ぎていた。

「新しいぱんつに換えたほうが……いい、よなぁ……」

 晶が持ってきてくれたしましまぱんつのストックはたくさんある。
 だけどこのままだと、洗濯しても染みになってしまいそうだった。

「晶に相談したほうがいいのかなぁ……」

 しかしそうするとまたぱんつのなかにライナーを入れることになってしまうかもしれない。
 それは男(だったもの)として恥ずかしい。

 それに、司には気になることがあった。

「……女の子って、どうやって、その……、ひとりでやればいいんだ?」

 男だったころは、ちんちんという雄々しき存在があったから、気がついたら精通していた。
 だけど少女となった今、そんなものは股間から消滅している。

「ナニも握り締めるものがない……」

 えっちな気持ちになったとき、果たして女の子はどうやってその欲望を発散させているのだろうか?
 ネットで調べてみたら、山ほどそういう映像を見つけることができた。
 だけどそれが正しいという保証はない。
 それにおまたに指を入れるのは怖いし。
 お風呂で洗うときも、なるべく意識しないように手早く洗うことにしているくらいだ。

「う~ん……。ムラムラはするも……発散させる方法はわからず……」

 とりあえず、ティッシュでおまたを軽く拭いておくことにする。
 できるだけ軽く。
 おまたに指を食い込ませるのだって、まだ違和感がある。

 ねばぁ……。

 クレヴァスを拭うと、ティッシュに纏わり付いてくるのはカスタードクリームのようなネットリとした粘液。
 それに、納豆のように糸を引いているようにも見えた。

「なんだ、これ……」

 首をかしげるも、答えが出るわけでもない。
 ティッシュは丸めてゴミ箱に捨てておくことにする。
 こうしているうちにも、もうすぐ晶が迎えにくる時間になっていた。


TS俺が女の子のレッスン!?20につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2023/10/24 08:58

TS俺が女の子のレッスン!?18

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

久しぶりの既刊の更新になりました。
最近は祖母の介護でメンタルがゴリゴリ削られていますが、細く長く更新していけたらなと思います。

さて、今日も元気に小説を更新していきたいと思います。
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目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


「それじゃあ、司。やってみてちょうだい。ちゃんとおしっこできてるか見ててあげる」
「あの……、漏らしちゃったんだけど……」

 晶の絶頂を見て、辛うじて膀胱に残っていたおしっこも全部漏らしてしまったのだった。
 おまたは未だ熱くムズムズしているけど、おしっこを全部出してしまった爽快感はある。

「形だけでもやってみて。実演」
「あ、ああ……」

 晶が跨がっていた和式トイレに跨がってみる。
 たったそれだけでスイッチが入ってしまったとでもいうのだろうか?
 なぜか尿意がこみ上げてくる。

「あっ、なぜか尿意が……」
「そういうものなの。女の子はこまめに出しておかないと大変なことになるんだから」
「だから女子たちは休み時間ごとにトイレに行ってるのか。大変だなぁ……」

 しみじみとそんなことを呟きながら、ブルマの両サイドに指を引っかけて、ショーツごと降ろしていく。
 その直後だった。

 もわっ、もわわ……。

 ショーツの内側から、ネットリとした甘いアンモニア臭が、湯気となって立ち昇ってくる。
 露わになったのは、鮮やかなレモン色に染め上げられたショーツだった。
 白かったはずの生地は、白い部分を見つけるのが難しいほどに濡れそぼっている。
 それどころか、クロッチの裏側にはネットリとした粘液もこびり付いていた。

「ううっ、こんなに熱くなってただなんて」
「私のおまたでこんなになるなんて……凄い、えっちなんだから」
「健全な男子なんだから仕方ないだろっ」
「はいはい。司は女の子なんだから、おしっこをするときはちゃんと座ってしましょうね」
「うう~」

 これには反論の余地もない。
 ショーツとブルマを降ろした司は、和式のトイレへとしゃがみこむ。
 その瞬間――、

 ぷしゅっ。

 つるんとした赤ん坊のようなパイパンからおしっこが噴き出してきたではないか。
 座っているというのに勢いよく出てきたおしっこは、金隠しへとスプラッシュとなって散っていく。

「うわわっ、凄い勢いでおしっこが出てきてる!?」
「それが女子の本気。お腹に力を入れたらもっと噴き出してくる」
「うおお! すげー!」

 ぷっしゅいいいいいいいいいいい!

 晶に言われたとおりにしゃがみこむと、信じられないくらいにおしっこが噴き出してきた。
 ただ尿道が短いせいか、かなり飛び散ってしまうし、男のころとは比べものにならないほどの水音が鳴ってしまっている。

 しゅわわわわわわわわわ……!
 ぽた、ぽたた……。

 太い尿道から一気におしっこが噴き出してきて、膀胱はあっという間に空っぽになっていた。

「す、凄い……。あっという間に全部出ちまった……」
「それはよかった。それじゃあ、ぱんつ、洗ったほうがいい。授業が終わる前に」
「そ、そうだな」

 晶は呟くと、手早く黒タイツとショーツを脱いでトイレの個室から出ていく。
 そして手洗い場の蛇口を捻るとゴシゴシと手洗いを始めた。
 なんというか、手慣れているのは気のせいではないのだろう。

「司も脱いじゃって。洗っちゃうから」
「そ、それはさすがに恥ずかしいぞ。俺は自分で洗うっ」
「司には保健室にぱんつを取りに行ってもらう」
「あの、俺、ノーパンなんですけど」

「私のスカート貸してあげるから。ぱんつならわたしのほうが洗い慣れてる」

 その言葉に偽りはないのだろう。
 晶は備え付けのレモン石けんを泡立てると、ブルマも黒タイツもショーツも綺麗に洗っていく。
 その合間を縫ってスカートのホックを外したかと思えば、器用にお尻をふりふりしてスカートを降ろして、脚で渡してくる。
 ちょっとお行儀が悪いけど、晶は昔から身体が柔らかくて脚癖が悪いところがあったりする。
 それは幼なじみだけの秘密だ。

「はい、スカート」
「お、おう。それじゃあ保健室に行って、ぱんつ二枚、ゲットしてくるぜ」
「お願い」

 晶のスカートは、体温を宿していてまだ温かい。
 司は慣れない手つきでなんとかスカートを穿くと、体操服+スカートいう継ぎ接ぎスタイルでトイレを後にするのだった。

(女の子は、ショーツを洗いながら成長していくのかなぁ)

 そんなことを考えながら。
 廊下を小走りすると、スカートに入ってくるそよ風がノーパンのおまたに冷たかった。

        ☆

 それから。
 晶の助けもあり、司は何事もなくその日の授業に出ることができたのだった。
 クラスメートの男子が冷やかしにくる気配でもあれば、すぐ隣の席では晶が凍てつくブリザードのような視線で射貫く。


 女の子として登校した初日。
 おもらしをしてしまったり大変なこともあったけど、晶のおかげでなんとか無事に下校することができたのだった。

 だが司はまだ知らない。
 これから晶による女の子のレッスンが、いくつも待っていることに――。


TS俺が女の子のレッスン19につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。


この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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レモネードオアシス 2023/10/20 09:59

中学生日記。友達のおもらし2

 いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
 おかげさまでなんとか小説を書き続けていることができています。
 急に秋が深まってきましたが、皆様は元気でしょうか。
 僕は祖母の在宅介護にすり切りそうになってますが、なんとかやってます。

 さて、先週に引き続き、わざとうんちおもらしをするのが好きなJCの小説を更新していきたいと思います。
 楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

中学生日記。友達のおもらし(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


●主人公。
 望月千晴(もちづき ちはる)
 中学二年生。
 おもらしをするのが好きな女の子。
 ブルマを穿いておもらしをするのがお気に入り。
 身長155センチ。
 スタイルはよくもなく、悪くもなく。
 黒髪を一つ結びにしている。
 運動音痴。
 パイパンなのが密かなコンプレックス。

・ショーツ。
 白と水色のしましまショーツ。
 おへそのところには小さな青いリボン。

・ブラジャー。
 ショーツとお揃いのブラ。

●ヒロイン。
 藤川亜希子(ふじかわ あきこ)
 中学二年生。
 千晴のクラスメート。

 小柄な女の子。
 黒髪を二つ結びのおさげにしている。
 内気で大人しい性格。
 お腹を壊しやすい体質をしている。
 下の毛はまだ生えていない。

・中学生なのに女児ショーツを愛用しいてる。
 キュアキュアの女児ショーツ。
 フロントプリント。
 白地の記事に、変身ヒロインがプリントされている。
 おへそのところに小さなピンクのリボン。

・ブラジャー。
 ジュニアブラ。
 乳首が虫刺されのように腫れているだけなので、そのポッチを守るためにあてている。


●制服のデザイン。
 白を基調とした、紺色のラインが入ったオーソドックスなセーラー服。胸元には赤のリボン。
 靴はローファー。
 

体育での事件

(はぁ……。嫌だなぁ……)

 授業中の教室。
 憂鬱げな溜め息をついたのは、セーラー服に身を包んだ千晴だった。
 今日は体育があるから憂鬱な気分。
 しかも六時限目だ。
 一番眠たくて、疲れている時間。
 なにが嬉しくてそんな時間に運動をしなくてはならないのだろうか?
 晩年帰宅部の千晴には理解できないことだった。

(やだなぁ……)

 そんなことを考えながら座学の授業を受けていると、あっという間に時間が流れていき、六時限目の体育の授業がやってきてしまう。
 だけどこの一時間を乗り越えたら、今日はもう放課後。帰ることができる。
 女子は更衣室で着替えてから体育の授業を受けることになる。

(ブルマかぁ……。なんでうちの学校はブルマなんだろ)

 千晴の通っている学校では、体育の授業のとき女子は紺色のブルマを穿かなければならない。
 このブルマというものが、千晴は大嫌いだった。
 むしろ思春期の女子で好きな人なんていないだろう。
 身体のラインが出てしまうし、それに半ズボンよりも短い。
 ……冬とかの寒い季節に、スカートのなかに穿くのは、百歩譲って許すとしても。

(ぱんつ、はみ出してないよね)

 ぱちんっ。
 ブルマの足口に指を入れて、ショーツがはみ出していないか確認。
 はみ出していたら男子たちを喜ばせることになってしまう。

「さて、体育が終わったら放課後っ。がんばるぞっ!」

 気合とともに更衣室をあとにすると、千晴は体育館へと向かうことにする。
 この一時間を乗り越えることができたら下校だ。
 そうすれば家に帰って、こっそりとうんちをおもらししよう……。
 そんなことを考えながら体育館に向かっている千晴の秘部は、しっとりと熱く濡れていた。

        ☆

(私は石。路傍の石。隅っこで大人しくしてるから、どうかボールが飛んできませんように)

 体育の授業中。
 今日のお題目は、体育館でバレーボールだ。
 ただでさえ千晴は身体を動かすことが好きではない。
 更に言えば球技も嫌い。
 もっと言えば、団体競技も嫌い。
 嫌いなことのフルコースだ。

(できるだけ目立たないようにしていよう)

 心に決めて、コースの隅っこでレシーブの構えを取っておくことにする。
 だけどそう考えているのは千晴だけではないようだ。
 すぐ隣には、クラスメートの藤川亜希子が同じようにやる気のないレシーブの構えを取っていた。

「千晴ちゃん、私も隅っこでジッとしてるよ」

 千晴の隣に立った少女・亜希子は、小柄な少女だ。
 つややかな黒髪を二つ結びのおさげにして、肌は色白。
 いつも机の隅っこの席で読書をしている……そんな女の子だ。
 亜希子ちゃんは言う。

「みんな張り切ってるけど、バレーボールは腕が痛くなるし、嫌だよねー」
「うん。授業が終わるころには、腕が紫色になってるし」
「そうそう」

 コートの後ろのほうでおしゃべりしながら、飛んできた弾を適当にあしらっていく。サーブにレシーブ、それにトス。
 後方支援なら慣れたものだ。
 スパイクやブロックは、背が高くて積極的な女子たちにお任せで。
 何度かコートチェンジをして、授業も中盤に差し掛かったときのこと。

「う、ううう~」

 亜希子が苦しげな呻き声を漏らすと、お腹に手をあてていたのだ。
 顔面も蒼白で、明らかに体調不良だ。

「亜希子ちゃん、大丈夫? なんか体調、悪そうだけど」
「へ、平気……」
「そう? 我慢できなくなったらすぐに言ってね。わたし、保健係だから」
「うん……ありがと」

 短いやりとりから五分が経つ。
 亜希子ちゃんの顔色は、傍目から見てもわかるくらいに真っ青になっていた。
 額には脂汗が浮かんでいて、あまりの腹痛にへっぴり腰になっている。
 ブルマを穿いて身体のラインが出ているから、へっぴり腰になっているととても間の抜けた感じになってしまっている。
 だけどそのことに気づく余裕さえも、いまの亜希子には残されていないみたいだった。
 それどころか、

 ギュルルルルルルルルッ!

 突如鳴り響いたのは、腸が捻じ切れそうなほどの異音。
 その発生源は……間違いない。
 白の体操シャツに包まれている、亜希子のお腹からだった。

「あ、亜希子ちゃん……? なんか、いま凄い音したけど、大丈夫?」
「うううっ、ちょっと、ピンチ、かも……っ」

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

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