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2024年 01月の記事 (23)

レモネードオアシス 2024/01/17 14:49

おもらし日記4

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も半ばの水曜日。
ここ最近、あまり体調がよくありません。
カレーを食べたりしただけで胃が痛くなって起きてられない状態が年末から続いてる感じです。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


「帰らないと……」

 美雪の足元には、おしっこの湖が広がっている。
 こんなところを誰かに見られるわけにはいかなかった。

 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ……。

 一歩進むたびに、おしっこが溜まっているローファーから不快な音が鳴る。
 まるで美雪だけが大雨のなかを歩いてきたかのようだった。

(こんなことなら公園のおトイレ使うんだった……)

 後悔しても、もう遅い。
 美雪の歩いたあとには、恥ずかしすぎるおしっこの足跡が残されていく。

(スカート、目立ってない、よね……?)

 不幸中の幸いか、紺色のスカートはおしっこの染みを見えにくくしてくれていた。
 カバンで隠せばなんとかなりそうだ。
 こうして美雪がふらつきながら帰宅できたのは数分後のことだった。
 あともうちょっとで家のトイレに駆け込めたのに……とは思うけど、それは結果論でしかない。

(誰も、いないよね)

 両親は共働きで、美雪は一人っ子だから、この時間の家には誰もいないはずだ。
 帰宅した美雪は真っ先に洗濯場に急ぐと、濡れたスカートとショーツを洗濯機に放り込む。

「……ンッ」

 ショーツを脱いだときに、ヌルッとした不快感に小さく呻いてしまう。
 真っ白で素朴なショーツ――、
 そのクロッチは外側まで黄ばんでいて、最早どんなに洗濯しても取れることがないほどに繊維の奥底まで染みこんでいる。
 極度の怖がりの美雪は学校のトイレはなるべく使わずに、何度も軽失禁をしてきた証だった。

「ぱんつ、ヌルヌルになってるよ……」

 ショーツを広げて、クロッチの裏側を覗き込んでみる。
 するとそこには生卵の白身のような粘液が、ネッチャリとこびり付いていた。

「おもらしして、えっちなお汁が出てきちゃうなんて……なんて嫌らしい子なんだろう」

 その粘液に初めて気づいたのは、今日のようにおもらししてしまったときのことだった。
 初めて気づいたときは毎日のようにオナニーをしていたけど、それがエッチな行為だと知ってからは罪悪感が勝っているので、オナニーはおろか、お風呂で洗うときもなるべく見ないようにしている。

「おまた、赤ちゃんみたいにつるつるなのに」

 ショーツを脱ぎ払って剥き出しになったおまたは、産毛さえも生えていない、正真正銘の不毛地帯だった。
 ただでさえ、この年でパイパンはコンプレックスだというのに……、

 そのおしっこ臭いパイパンは、ヌルリとした体液に濡れていた。
 おもらしをしてしまうと、いつもこんな感じでぬるぬるにさせてしまうことも、美雪のコンプレックスだった。

「シャワー浴びよ……」

 制服を脱ぐと、おしっこの匂いを洗い流すためにシャワーを浴びる。
 トイレで拭くだけではおしっこの匂いは取れてくれないような気がする。
 おもらしをして帰ってきた日は、シャワーを浴びることが美雪の誰にも言えない決まり事だった。

(もう、おもらしなんかしないんだから)

 そう、心に決めて。
 おもらしに濡れたスカートとショーツだけを入れて回り始めた洗濯機だけが、美雪の恥ずかしい秘密を知っていた。


おもらし日記5につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2024/01/16 17:08

お腹の化石4

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も火曜日。
今日は体調が優れずに夕方の更新になりました。
皆様も飲み過ぎにはお気をつけください。
熱燗が美味しすぎてついつい飲み過ぎてしまいました。

さて、火曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

※この小説は、数年先に同人誌として発表するかもしれません。
 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

ブルマでオナニー

「ブルマ穿くと……、やっぱり我慢できなくなる」

 透子にとって、ブルマという衣類は、性的な意味を持っていた。
 ただでさえ性欲を持て余している透子は、オナニーをするときはショーツを穿いたままおもらしをしてから達することにしている。
 そのときにブルマを穿いておもらしをすると、背徳感がより一層強いものになるのだ。

「………………しちゃおっかな」

 じゅわわぁ……。

 それはトイレに来たときから決めていたことだった。
 触れてもいない股間は熱く疼き、ブルマの股間は生卵の白身のような愛液にヌメッている。
 ここで性欲を発散させておかなければ、体育の授業を受けいてるあいだに、内股に滝のような愛液を漏らしてしまうに違いなかった。

「オナニー、しちゃお――」

 洗いざらした白の体操シャツを着ると、透子は和式トイレに跨がってしゃがみこむ。
 もちろん、ブルマとショーツを穿いたままで、だ。

(これから体育があるのに、オナニーしても大丈夫なの……? それに、おもらしまでして……!)

 ただのオナニーでは満足できなくなっている透子は、ごく自然にスリルを求めるようになっていた。
 もしもバレたらどうしよう?
 想像しただけで股間が熱く濡れていく。

「……んっ」

 キュンッ! キュンッ!

 だけど、おしっこを漏らそうと思っても、緊張しておまたが苦しげに痙攣するばかりで、なかなかおしっこが出てきてくれない。
 今にも膀胱が爆発しそうになっているというのに。
 いつもならもっと上手におもらし遊びができるけど、これから体育の授業があるとわかっていると、無意識のうちに身体にセーブがかかっているらしい。

「おしっこしたい……。おしっこしたいの……ふぅぅっ」

 ヒクンッ、ヒククンッ!
 どぷっ、どぷぷっ。

 どんなにお腹に力を入れても、おまたが痙攣するばかりでおしっこは出てきてくれない。
 その代わりにドロッとした愛液が溢れ出してくると、ブルマから滲み出してくる。

「こういうときは落ち着いて……。無理にお腹に力を入れずに、少しずつおまたから力を抜いていって……」

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レモネードオアシス 2024/01/15 17:22

おもらし日記3

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日です。
今日は病院に行ってきたので夕方の更新になりました。

さて、今日は月曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


「あっうっううー!」

 へっぴり腰になっての前抑え。
 周りに誰もいないからこそできる、少女として屈辱的なポーズ。
 尿道だけの力では、もう我慢することはできなかった。

「まだ……まだ……もつ……もん……っ」

 じゅわっ、じゅわわっ。

 前抑えしたことにより、膀胱が圧迫されたとでもいうのだろうか?
 ショーツから滲み出してきたおしっこがスカートにまで染みこみ、指先が生温かくなっていく。
 もう、残された時間はあまりにも少なかった。

「こ、こんなところでぇ……っ」

 ぎゅううううう!
 じゅわわわわぁっ。

 前抑えしながら、なんとか歩を重ねようとする。
 だけどだんだんと意識がフワッとして、なぜか気持ちよくなってきていた。
 身体が警告しているのだ。
 これ以上おしっこを我慢すると身体に毒だぞ、と。
 早く出して気持ちよくなってしまえ、と。

「あっ! あっ! あっ!」

 じゅわっじゅわっじゅわわっ。

 おまたが痙攣するたびにおしっこが漏れ出してきて、前抑えしている両手の温もりが確かなものになっていく。
 指の隙間から、おしっこが滲み出してきていた。

「も、もう……あっ、うわぁぁぁぁっ」

 カバンを放り出した美雪は、前抑えして路地へと駆け込んでいた。
 もう、家まで間に合わない……諦めてしまった少女は、ここをトイレにしようと、心のどこかで決めてしまったのだ。

「い、や、ぁ……っ」

 そこは、人気の無い家路でも、さらに薄暗く狭い路地だった。
 幸いなことに、いまなら誰もいない。
 その瞬間――、美雪のなかで、なにかが弾けた。

「ふぁぁあああ……っ」

 視界が真っ白になり、フッと意識が遠のく。
 おまたが熱くなって、前抑えしている指の隙間から生温かい奔流が溢れ出してきた。

 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 スカートのなかからくぐもった水音が鳴り響く。
 我慢していたぶんだけ、恥ずかしい音も激しいものとなった。

「あっ! あっ! あっ!」

 がくんっ! がくんっ!
 スカートに包まれているお尻が、弾かれるように痙攣する。
 それはまるで、絶頂してしまったかのように。
 限界までおしっこを我慢してから出すと、女性器はその快感を射精をしたときに似た快感と誤変換すると言われている。
 いまの美雪もまさにそうだった。

「んっ、んああっ、あ!」

 しゅいいいいいいいいいいいいい!
 ぐちゅっ! ぐちゅちゅ!

 視界が何度もフラッシュして、そのたびに秘筋し――、
 前抑えしている指の隙間から、粘着質な体液が潰れる音が溢れ出してくる。

 それは美雪が失禁しながらも絶頂している、恥ずかしい音だった。

「んんんー!」

 ぷっしゅぅぅぅぅぅぅぅぅ!

 どんなに強く前抑えしても、おしっこと絶頂汁の噴出が止まってくれない。
 美雪の内股にはおしっこの滝が流れ落ちていき、黒い靴下を濡らしてローファーからおしっこが溢れ出してくるほどになっていた。

「ううっ、止まって……止まってよぉ……」

 じゅももももももももももも……。

 指の隙間からは止めどなくおしっこが溢れ出してきて、夏の焼けた道路に大きな水たまりとなって広がっている。
 路地裏に、ツーンとしたアンモニア臭が満ち溢れると、美雪を包み込んでいく。

「あっ、あっ、あぁぁっ」

 しゅわわわわわわ……。

 諦めきった美雪は路地裏に立ち尽くして欲望を垂れ流し――、
 やがて、その勢いも徐々に弱まっていく。
 そして。

 ぶるるっ!
 ぷっしゅぅぅ……!
 ぐぢゅぢゅっ!

 美雪は大きく身震いをすると、最後の一飛沫を噴き出す。
 指の隙間から、やや白濁したおしっこが溢れ出してきて、美雪の失禁は終わりを告げた。

 あとに残ったのは――。

「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」

 路地裏に響き渡る、獣のような吐息。
 引いては押し寄せてくる快楽の波に、美雪は射精をした直後のような余韻に襲われていた。

(やだ……。ぱんつ、ヌルッてしてる……)

 おしっこに濡れたショーツの裏側は、気がつけば熱い粘液に濡れていた。
 前抑えしていた両手から、少しずつ力を抜いていくと――、

 じょばぁ……。

 手のひらに溜まっていたおしっこが溢れ出してきて、内股を濡らし地面に散っていく。
 それでもショーツの裏側の粘液が消えてくれることはなかった。


おもらし日記4につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/01/12 08:19

お腹の化石3

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか金曜日。
平日はブログの更新をするという目標を達成することができました。
この調子で今年も少しずつ積み上げていきたいと思います。

さて、今日は金曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

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 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

思春期のぱんつは蒸れる。

「ン……ッ、んんんっ。おまた、ムズムズするの……」

 クチュクチュ、
 クチュチュチュチュ。

 透子の股間から、ネットリ取りした水音が鳴り響く。
 学校なのに。
 トイレの個室の外には、他の女子もたくさんいるというのに。
 透子の指先は止まってくれない。
 むしろ小刻みに震えながら、クレヴァスの深いところにまで食い込んでいく。

「お豆が……くぅぅっ、はぅっ」

 クチュチュッ!
 キュンッ! キュンッ!

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

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レモネードオアシス 2024/01/11 08:25

おもらし日記2

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか木曜日。
今日はかなり冷え込んだ朝になっています。
タンスに小指の角をぶつけないようにどうかお気をつけください。

さて、今日は木曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
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おもらし日記

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(こんなことなら……っ、学校でおしっこするんだったよっ)

 美雪が早くも後悔したのは、学校から出て5分が経ったころのことだった。
 いまにも漏らしそうになっていたのだ。
 美雪のコンプレックスの一つ……、おしっこをするときは量が多いから大きな音が鳴ってしまうこと。
 だけど、おもらしするよりは何倍もマシだ。
 美雪の膀胱は破裂する寸前の水風船のように膨らんでいた。

「あっ、ダメ……」

 キュン、キュンッ!
 じゅわわぁ。

 一歩前に進む、その些細な振動さえも美雪にとっては牙を剥く。
 膀胱が震えると、そのたびに少しずつおしっこが漏れ出してくるようだった。
 女の子の尿道は立っているときはスッと真下に延びているのだ。
 その尿道を引き締めるための筋肉も、ふっくらとした双丘ではあまりにも貧弱なものだった。

(ぱんつ……あったかくなっちゃ……いやぁ……っ)

 一歩。
 また一歩を重ねていく。
 しかしその一歩も徐々に小さいものになっていき、ついに美雪は立ち止まってしまう。

「慌てちゃダメ……。ゆっくり、ゆっくり行けば間に合うはず」

 じゅももっ。

 自分に言い聞かせるように呟いているうちにも、美雪は軽失禁していた。
 女の子の恥ずかしい染みを隠すために、ショーツに縫い付けられている二重布……クロッチはすっかり濡れそぼって、おまたに食い込んできている。

「はぁ……、はぁ……」

 ヒクンッ、ヒククンッ!
 じゅわっ、じゅわぁ……。

 おまたが歪に痙攣すると、そのたびにクロッチの裏側が生温かくなっていく。
 それでも。
 まだ諦めるわけにはいかなかった。
 一歩。
 一歩ずつを重ねていき……やがて、見えてきたのは、小さな公園。
 その公園は、ブランコと砂場があるだけの、小さな公園だ。
 隅っこには公衆トイレもあるけど……そこは学校のトイレよりも使いたくないスポットだった。

 なにしろ、狭いし、暗いし、汚い。
 真夜中になれば白い影を見たとか、髪の長い女の人の霊を見たとか、いろいろな噂話があるトイレだった。

「このトイレは、いやぁ……っ」

 ちょうどこの公園は、学校と家の中間地点にある。
 だからあともう半分の距離を歩ききれば、帰宅できるということでもあった。

「家まで、もつ……? もってくれる……?」

 じゅわっ、じゅわわっ。

 軽失禁を繰り返しながら、自らの膀胱と相談してみる。
 もう膀胱は破裂しそうなほどに厳しいことになっているけど、この暗くて怖い公衆トイレだけは使いたくはなかった。

「家までがんばらないと……っ」

 じゅももももっ。

 あまりの尿意に、美雪はへっぴり腰になっていた。
 それでも歩みを止めるわけにはいかない。
 小さな一歩でも、いつかはゴールに辿り着くことができるのだ。

(家まであと半分だもん! がんばれ、私……!)

 公園の公衆トイレはどうしても使いたくないから通り過ぎることにして――、美雪は再び閑静な住宅街の家路を急ぐことにする。
 あと7分ほど歩けば家に辿り着ける。
 それまで我慢することができれば、思いっきりおしっこをすることができる。

「ああっ」

 たらり――。

 美雪はか細い悲鳴を上げてしまった。
 内股を伝い落ちていく、一筋の感触。
 それはついにクロッチが力尽きた合図だった。

「あっ、ひぅぅっ」

 じゅもも……。

 内股を伝い落ちていく感触に、さらに軽失禁を重ねてしまう。
 生温かい一筋の感触は内股を伝い落ちていくと、靴下に染みこんでいった。

「えっ……あっ、ちょ……っ、だめぇ……っ」

 キュン! キュン! キュン!
 じゅももっ、じゅももっ、じゅもももも!

 おまたが切なげに痙攣するたびに、軽失禁が繰り返される。
 クロッチから滲み出してきたおしっこが、内股を幾筋もの滝となって流れ落ちていく。
 だけどまだだ、まだおもらししたわけじゃない。
 そんなこと、認めなくはなかった。

「あっ、うう!」

 じゅわわわぁ……っ。

 ぎゅっ!
 溢れ出してくる尿意に耐えきれず、ついに美雪は前抑えしてしまう。
 それは両手で自らの股間をギュッと押さえ込むという、女の子がおしっこを我慢するための最終手段。
 決して誰にも見られたくない、恥ずかしすぎるポーズだ。


おもらし日記3につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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