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おねしょの記事 (28)

レモネードオアシス 2022/05/09 08:09

有栖川アンジェ。 ~おねしょ。紙おむつに~2

金髪碧眼のおむつ少女のアンジェ。
今夜も当然のように紙おむつをあてて眠りにつく……。
そんな夜のこと。


目次

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アンジェが眠りに入って一時間ほどが経った。
 少女が一人で使うにはあまりにも広いキングサイズのベッドで、アンジェは分厚いおむつにお尻を覆われ、両足はがに股に開いて寝ていた。

 布団は、既に蹴飛ばされていた。
 おむつを充てて布団をかぶっていると、どうしても蒸れてきてしまう。
 だからアンジェは布団を蹴飛ばしてしまうことが多かった。
 そんなアンジェが、ブルルッ、出し抜けに身体を大きく震わせると、

「んっ」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 なんの躊躇いもなくおしっこを放ったではないか。
 トイレトレーニングを受けたことがないアンジェは、赤ん坊並みにゆるゆるな尿道なのだ。
 寝ているときは、赤ん坊と同じように、完全に緩みきっている。

「……ちぃ……出る……むにゃむにゃ」

 しょわわわわわわわ……。

 なんの躊躇いもなく放たれるおねしょを受けて、厚手の紙おむつはモコモコに膨らんでいく。
 水色のおしっこサインが浮き上がり、股間のところが鮮やかなレモン色に染め上げられると、お尻のほうへと浸食していった。

「お尻……あったかぁい……」

 ブルルッ。
 アンジェは大きく一度痙攣すると、プシュッ、尿道からおしっこが放たれて、おねしょは終わった。
 レモン色に染め上げられた紙おむつを晒しながら、アンジェは深い眠りへと落ちていく。

 ……が。

 その一時間後。
 アンジェの身体が再び、ブルルッ。大きく震えたではないか。

「ちぃ……出る……ん」

 しゅいいいいいいいい……。

 おむつから聞こえてくる、くぐもった水音に、紙おむつがモコモコと膨らんでいく。
 ジャスミンティーや、ハーブティーをたくさん飲んだ少女の身体で濾過された聖水が溢れ出してくる。
 しかしどんなにハーブティーをたくさん飲んでも、少女の聖水は恥ずかしいアンモニア臭をまとっていた。

「お尻……あったかぁい……気持ちいーよー……」

 少女の縦筋から噴き出してくるおしっこは、会陰を伝ってお尻をイタズラっぽく撫で回していく。
 ツーンとした、かぐわしきアンモニア臭が漂ってきた。

「はぁ……全部……出たぁ……」

 ブルルッ!

 アンジェは身体を大きく震わせると、おねしょは一旦の終わりを告げる。

 ……だが。
 それからまた数時間後。

「ちぃ……でるぅ……」

 しゅいいいいいいいいいい。

 時間が経って冷え切った紙おむつが、再び暖かくなっていく。
 アンジェのおしっこを大量に吸収した紙おむつは、最初よりも何倍も分厚くなっている。
 そんな冷たい紙おむつに腰を包まれているのだ。
 おしっこが近くなっているのだろう。
 赤ん坊並の尿道のアンジェは一晩に、何度もおねしょを繰り返すようになっていた。

 じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ……。

「はふぅ……。おまた……温かいなぁ……」

 呟くと、アンジェは再び深い眠りへと落ちていく。
 それから、何回おねしょを繰り返したかは、アンジェさえにも分からない。
 ただ、アンジェの充てている紙おむつは、白い部分がなくなるほどに、おしっこでブヨブヨに膨らんでいた。
 きっと、立ちあがろうとすれば、おしっこの重みでおむつが落ちてくることだろう。
 それでもおむつにお尻を包み込まれて安心しきっているアンジェは、安らかな寝息を立てていた。

        ☆

 チュンチュン。
 ピーチク、パーチク。

 やがて空が青白んできて、小鳥の鳴き声が聞こえてくる頃。
 おむつを充てて、七時間以上が経っていた。
 最初のほうに漏らしたおしっこは、古くなって、やや茶色に変色している。
 アンジェのお尻を包み込んでいるおむつからは、一晩分のツーンとしたアンモニア臭が漂ってきている。

「むにゃむにゃ……。……ん、んん? もう、朝か……」

 脚を開いて寝ているアンジェは、いつものように冷たくなったおむつの感触に目が覚めた。

「おむつ、冷たくなってるな……。でも、感触は……サラッとしてていい感じか……。ジトジトにはなってないな。横漏れも……お尻漏れも……シーツは濡れてないな。合格っと」

 起きたばかりの頭で、色々と考える。
 こうして毎晩アンジェが紙おむつを充てて寝ているからこそ、世界トップシェアをひた走ることができているのだ。

「あっ、でも……おしっこ……出る……。しちゃうか」

 ブルルッ!
 アンジェは仰向けのまま、大きく身体を震わせると、

 しょわわわわわわわわ……。

 くぐもった水音とともに、生暖かいおしっこがお尻のほうへと広がっていく。
 あんまり仰向けの状態でおしっこをしすぎると、背中から漏れ出してきてしまうけど、アンジェの特盛り紙おむつは、しっかりとおしっこを受け止めてくれている。

「ああ……おしり、あったかいよぉ……。やっぱり、おむつはいいなぁ……。安心しておしっこできる……」
 
 ブルルッ!
 大きく身体を震わせると、アンジェの放尿は終わった。

「はぁ……もう一眠り、するか……ふぁぁ……」

 おむつが温かくなったら眠くなる。
 アンジェの長年染みついた習性だった。
 アンジェはそのまま瞳を閉じると、安らかな寝息を立て始める。
 ……が。
 ドアがノックされたのは、アンジェが惰眠を貪り始めた五分後だった。

「むにゃむにゃ……入っていーぞぉ……」
「失礼します」

 入ってきたのは、シックなメイド服に身体を包んだ神無だった。
 朝早いというのに、もうシャキッとしている。

「お嬢様、おむつを替えにきました」
「むにゃむにゃ……適当に頼むー」
「換える前に、全部出しておいて下さい」
「ああー。出すー」

 アンジェは夢見心地でおまたの力を抜くと、膀胱にわだかまっていた残尿が、

 チョロロ……ッ、

 ちょっとだけ漏れ出してきた。

「んん、出たぞ……」
「分かりました。交換しますね」

 アンジェの充てている紙おむつは茶色く変色し、夜の頃と比べると入道雲のように何倍もモコモコに膨らんでいる。
 神無は、そんなおむつをバリバリと音を立てて開封していった。

 ムワッ……。

 露わになったのは、茶色く染め上げられたおむつの裏側だった。
 時間が経って古くなったおしっこは、茶色く変色して濃縮されたアンモニア臭を放つようになるのだ。
 一晩分の凝縮されたおしっこの匂いは、鼻がツーンとして、涙が出てくるほどの悪臭だった。

「ううっ、自分でも臭い……」

 あまりの匂いに、半分眠っていたアンジェも目を覚ますほどだ。
 女の子とはいえ、その宿命からは逃れることはできない。

「ジッとしてて下さい。綺麗にしてあげますから」
「ああ、よろしく頼むぞ」

 こんなにも悪臭を放っているというのに、神無は顔色一つ変えることなくおむつ交換してくれる。
 古くなったおむつをアンジェのお尻の下から引き抜くと、温かいおしぼりで、丁寧におまたを拭いてくれる。

「んっ、おまた、気持ちいい……」
「お嬢様のおまた、今日も可愛らしいですよ」
「そ、そんな……変なこと言うなよ……んんっ」

 なんだか最近おまたを拭いてもらっていると、変な気持ちになることがある。
 今までは、そんなことなかったのに。

(この感覚、なんなんだろう?)

 そんなことを考えていると、おまたを綺麗に拭かれていき、パフパフとベビーパウダーもまぶされていく。

「終わりました」
「あ、ありがとう……」
「今日はどのおむつを充てて行かれますか?」
「そうだなあ、今日は暑くなりそうだから、薄型のパンツタイプを頼む」
「それではこの紙おむつですね。これもプロトタイプです。履かせて差し上げますから、脚をこちらに」
「ああ」

 ベッドから身体を起こして、両足をピンと伸ばす。
 と、そこに神無がスポッとパンツタイプの紙おむつを脚に通していき、穿かせてくれた。
 花柄があしらわれた、可愛らしいデザインのおむつだ。
 これならちょっとくらいスカートが捲れてしまっても、おむつだとは思われないだろう……多分。

「やはりパンツタイプは軽くていいな。ウエストのゴムも問題なし、と……。キツすぎると苦しいし、そうかといって緩く作ると、おしっこの重みで落ちてきても大変だし……このへんは重要だからな」

 おむつを穿いたアンジェは、ベッドから下りておむつの履き心地をチェックしている。
 そこに神無は見事な手際でアンジェを学校の制服へと着せ替えていた。

 シンプルな藍色と白を基調にした、つぼみ学園の制服だ。
 その制服を着て、ツインテールを結び直せばいつものアンジェのスタイルだ。
 もちろん、スカートのなかには紙おむつを穿いている。
 薄型だから、まさかアンジェがおむつを穿いているだなんて、誰も想像さえもしないだろう。

「よし、今日も元気に登校するか!」

 アンジェは、スカートの上からお尻をパンパン! とはたく。
 世界シェアトップのおむつメーカーの一人娘ともなれば、様々な試作品をその身で確かめなければならないのだ。


おしまい

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レモネードオアシス 2022/05/09 08:04

有栖川アンジェ ~おねしょ。紙おむつに~1

金髪碧眼のおむつ少女のアンジェ。
今夜も当然のように紙おむつをあてて眠りにつく……。



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「あ、出る……」

 とっぷりと日が暮れた深夜、呟いたのは、金髪碧眼の少女だった。
 流れるような金髪は簡単なツインテールに縛られ、風呂上がりのうなじからは石けんのフローラル系の香りが漂ってきている。
 スズランのような薄手のネグリジェに身体を包み、その少女の双丘は、ふっくらと膨らんでいた。

 少女の名前を、
 有栖川アンジェ、
 といった。

 お世辞抜きに美少女と呼んでも差し支えないほどの容姿を誇っているのだが……。
 なのだが……。

 アンジェはリクライニング機能付きの椅子に、にだらけきって座っていた。
 その両手にはゲームのコントローラーが握りしめられ、人形のように透き通った碧眼は、テレビを睨み付けている。
 ゲーム画面には、ブロックを積み重ねて街を作っていく様子が映し出されていた。

 アンジェの私室であるこの部屋も、シンプルだが品のいい調度品がところどころに飾られており、部屋の隅には天蓋付きのキングサイズのベッドが置かれている。

 ここまではなにも問題はない。
 問題なのは……。

 そのアンジェのお尻を包んでいるのは、なんと、厚手の紙おむつだったのだ。

 腰ほどまでしかないスズランのようなネグリジェでは、隠せないくらいにモコモコの、大きな紙おむつだ。
 しかも、既に何回も尿意を放ったのだろう。
 おしっこサインは青く染まり、白かった部分はレモン色に染め上げられていた。

「むう。もう夜か。ゴーストが出るからな、早く村に帰って寝ないと」

 アンジェは呟きながら、街に帰ると一泊する。
 そこで気が抜けたのか、

 しゅいいいいいいいいい……。

 おむつの中からくぐもった水音が聞こえてくると、モコモコと吸水ポリマーが膨らんでいった。

「ああ……、おまた、温かい……気持ちいいな」

 アンジェは、なんの躊躇いもなく尿意を放つと、サイドテーブル置いてあるペットボトル飲料をグビグビと飲んでいく。
 夜はリラックスできるようにと、ジャスミンティーを飲むことにしていた。

「ふう。さて、仕切り直して、街作りの再開と行こうか」

 再びコントローラーを握るアンジェだが。
 そんなとき、出し抜けにドアがノックされた。

「アンジェ様。そろそろ寝る時間です」
「ああ、神無(かんな)か。もうそんな時間なのか?」

 神無と呼ばれて入ってきたのは、シックなデザインのメイド服に身を包んだ、大人の女性だ。
 アッシュブロンドの髪を、肩で切り揃えてボブにしている。
 美人特有の冷たさを隠そうとはしない、見るからにやり手の女性といった感じのメイドさんだった。

「お嬢様。もう夜の十一時です。さあお嬢様、おむつを交換しますから、ベッドまで来て下さい」
「あっ、ちょっと待って。このイベント終わらせてから」
「ダメです。あんまり粘ると、この前みたいにコンセントを引っこ抜きますよ?」
「神無は本気でやるからツラい……」

 アンジェは渋々といった感じでセーブすると、ベッドへと、のそのそと歩いて行く。
 おしっこを吸収した紙おむつは大きく膨らんでおまたのところでぶら下がっているような感じになっていた。

「おおう、おむつ、こんなに重たくなってたのか」
「お風呂上がりに交換したから、四、五時間ほどでしょうか。どうですか? プロトタイプの紙おむつの感想は」
「うーん、そうだなぁ」

 アンジェはベッドの縁に腰掛けると、

 グチュッ!

 お尻に潰された紙おむつが、ゼリーのように潰れた。
 紙おむつに使われている吸水ポリマーは、おしっこを吸収するとゼリーのように膨らみ、おしっこを閉じ込めるのだ。

「うーん、おしっこの吸収量は申し分ないみたいだな。それにおむつの感触もサラッとしていていい感じだぞ。ただ、横漏れを防ごうとするのは分かるけど、ちょっとだけ脚の付け根に食い込んできて、むず痒いかもな」
「なるほど、それでは製品開発部に伝えておくことにします」
「ああ、よろしくな」

 アンジェの言葉を、神無は余すことなくメモしていく。
 なにを隠そう、アンジェは、世界シェアトップの紙おむつメーカーのご令嬢なのだ。
 それも、アンジェの貴重なおむつ生活があってのことだった。

 アンジェは、いわゆるパンツを穿いてのトイレトレーニングを受けたことがなかった。
 だから、生まれてから今まで、ショーツよりもおむつを穿いて過ごしてきた時間のほうが圧倒的に長い。
 けれどもさすがに思春期を迎えて、紙おむつを見られるのは恥ずかしくなってきたので、学校に行くときは薄型の紙おむつを穿くようにしているけど。

「さて、おしめを替えて上げますから、そこに寝て下さい」
「ああ、よろしく頼むぞ」

 アンジェは、キングサイズのベッドに仰向けになると、なんの躊躇いもなく赤ん坊のように脚を開いた。
 レモン色に染まりきった紙おむつが、神無へと晒される。

 アンジェは家にいるときはいつもすずらんランジェリーを着ることにしていた。
 リラックスできるし、なによりも、おむつを充ててもらうときに都合がいいからだ。

「全部出しましたか?」
「ンッ、ちょっと待っててくれ……ンンッ」

 仰向けに脚を開いたアンジェはお腹に力を入れると、

 しゅいいいいいいい……。

 おむつの中からくぐもった水音が聞こえてくる。
 おまたに弾けたおしっこは、会陰を伝ってお尻のほうへと流れ込んでいった。

「はああ……お尻、あったかぁい……漏れ出してないみたいだし、これなら安心して寝てられるな」
「製品開発部に伝えておきます。それでは、お嬢様」
「ああ、よろしく頼むぞ」
「では」

 神無は顔色一つ変えることなく、
 バリバリと紙おむつのテープを剥がしていき、おむつを開いた。

 もわ……っ。

 モコモコに膨らみきった紙おむつから立ち昇ってきたのは、ツーンとしたアンモニア臭だった。
 紙おむつの裏側は、アリスのおしっこによって鮮やかなレモン色に染め上げられていた。

 お風呂を上がってからの五時間弱。
 尿道が赤ちゃん並みのアンジェは、なんの躊躇いもなくおしっこを垂れ流し続けてきたのだ。
 その蒸れ返った匂いが、紙おむつへと密封されていた。

「うわっ。凄い匂いだな。匂いを封じ込める機能も問題なし、と。風通しも良かったしな」
「製品開発部に報告しておきます」
「それにしても、済まんな。神無にはこんな匂いを嗅がせてしまって……」
「お嬢様のおしっこの匂いなら、全然気になりませんから。おまた、拭きますね」
「あ、ああ。よろしく頼む……んっ」

 アンジェのおまたは、赤ん坊のようにツルツルのパイパンだった。
 母方がフランス系の血を受け継いでいて、白人特有の真っ白な肌に、シュッと一本の縦筋が刻まれている。
 そのクレヴァスから、ピンク色の薔薇の花びらがちょこんと顔を出していた。

「神無……。なんだか最近おまたがムズムズしてきて……その、触られてると、変な気持ちになってくるんだ。なんか、変な病気、なのか?」
「それは病気なんかではありませんよ。なにか、またお変わりあったら、私が相談に乗りますから」
「あ、ああ……。初めてのときはビックリしたからな……クシャミしたらおまたから血が噴き出してくるなんて。でも、神無がいてくれたから助かったんだからな……?」
「私は、お嬢様のことをなにも笑ったりしませんからね。そのことだけは覚えておいて下さい」
「ありがとな、神無……ンッ、んああ……」

 クレヴァスの深いところまで拭かれると、今度はおまたがかぶれないようにとパフパフとベビーパウダーをまぶしてくれる。

「神無のパフパフは、いつも気持ちいいな……」
「ありがとうございます。お嬢様の大事な部分ですから、しっかりとお手入れしておきませんと、ね」
「おまたが、そんなに大事なのか?」
「そのうち分かりますよ。それではお嬢様、新しいおむつに替えて差し上げます」
「よろしくな、さっきまで充ててたプロトタイプの紙おむつと同じものを充ててくれ。今夜はぐっすり寝て、一晩もつのか試してみたいから」
「はい、お願いします」

 神無は分厚い紙おむつを手に取ると、それをアンジェのお尻の下へと潜り込ませていく。
 アンジェもまた、おむつを充てやすいようにと、ちょっとだけお尻をあげた。
 いつもやっているから、馴れたものだ。

「お嬢様のおまたを優しく包み込むように、前に持ってきて……それから、腰のところをテープで留めて……。苦しくないですか?」
「ああ。ありがとうな。いい感じにお尻を、包まれて……はふう」
 
 ぽんぽん。
 神無はおむつを充ててくれると、いつもおまたを軽くたたいてくれる。
 それがアンジェは大好きだった。
 おむつにお尻を包まれて安心し、それから神無にぽんぽんとおまたを叩いてもらって……、幸せすぎて、そのまま寝てしまいそうになるくらいだ。
 だけど、アンジェには寝る前に、大切な習慣があった。

「神無、寝る前に、いつものお茶をくれ」
「はい、お嬢様」

 神無がティーポットで入れてくれたのは様々なハーブを調合してできたお茶だった。
 熱すぎず、冷たすぎずの、寝る前にちょうどいい温度に調整されている。
 ノンカフェインで美容に良く、しかも利尿作用に優れている。
 アンジェはお茶が好きだったので、寝る前はいつも飲むことにしていた。

「はぁ……。やっぱり神無が淹れてくれたお茶は美味しいな」
「ありがとうございます」
「んっ、美味しかった」

 お茶を一気に飲み干すと、ティーカップを神無に渡す。
 アンジェは、ベッドへと勢いよく仰向けになり……、そこに神無が布団を掛けてくれて……、

「おやすみな、神無」
「おやすみなさい、お嬢様。映画のように素晴らしい、良き夢を」

 神無は言い残すと、電気を消して、忍び足で部屋を出て行く。
 真っ暗になった部屋からは、早くもアンジェの安らかな寝息が聞こえてきていた。


おねしょ。紙おむつに2につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/04 16:57

田舎の元気娘と!11

今回は桜子ちゃんがおむつを充ててお兄ちゃんと一緒に寝るシーン。
果たして桜子はおねしょをせずに朝を迎えることができるのか!?



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田舎の元気娘と!(カテゴリー)

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 その日の深夜――。

「んん……。まだ夜か……」

 ゴソゴソと目を覚ましたのは真太郎だった。
 耳元で飛んでいる羽虫に目が覚めてしまったのだ。
 眠るときは抱きしめ合って寝た桜子だけど、今では身体は離れている。それでも手は握ったままになっていた。

「……蚊取り線香、つけなおすか」

 布団からもぞもぞと出ると、縁側に置いてある陶器の豚さんの中にある蚊取り線香を確認。
 夕方あたりにつけた蚊取り線香はすっかり真っ白な灰になって燃え尽きていた。
 その灰を庭先に捨てて、新しい蚊取り線香に火を灯す。
 豚さんがいい感じに煙を吐き出したから、布団に戻って寝直そうとするも――、

「んっ、にゅう……っ」

 ぐっすりと眠っている桜子が、不意に寝返りを打った。
 きっと夢の中でも元気いっぱいに駆け回っているのだろう。
 お腹に掛けてあったタオルケットも、思いっきり蹴っ飛ばしてしまっている。このままだとお腹を冷やして壊してしまうことだろう。

「やれやれ、風邪引くぞー」

 桜子のお腹にタオルケットをかけ直してやろうとし……、だが、そのときだった。

「ぉ…………しっこ」

 桜子のまさかの一言。
 目を覚ましたのかと思ったけど、桜子はまだ夢の中のようだ。
 と、言うことは……?
 真太郎の嫌な予感は直後には的中することになる。
 桜子はカエルのように脚を開くと、

「しっこ……、でりゅう……」

 しょおおおおおおおお……。

 闇夜に響く、くぐもった水音。
 小さなダムは決壊してしまったようだ。
 だけど心配することはなにもない。桜子のおまたは、紙おむつに包まれているのだから。

「ああぁ……。おしっこぉ……いっぱい出てりゅ……」

 しゅいいいいいいいい……。

 桜子は和式トイレに跨がるかのように脚を開き、なんの躊躇いもなくおしっこを噴射している。
 きっとおむつの中では勢いよくおしっこが噴き出しているのだろう。

 しゅわわわわわわわわわ!

 闇夜に元気のいいおしっこが弾ける音が響き渡る。
 それでも一滴もおしっこが溢れ出してくることはなかった。

「きもちいーのぉー。えへへー」

 しゅおおおおおおお……。

 やがて白かった紙おむつは鮮やかなレモン色に染まり、モコモコと膨らんできたではないか。
 どうやら紙おむつに埋め込まれている吸水ポリマーがおしっこを吸って膨らんでいるらしい。
 おむつのおまたのところが膨らみきると、今度はお尻の方までモコモコに膨らんでいく。
 カエルのように脚を開いておしっこをしているから、膨らんでいく様子がよーく分かった。

「はぁぁ~~、おまた、あったかぁい……」

 じょぼぼぼぼぼぼぼぼ……。
 むわぁ……。

 おむつから濃密な尿臭が湯気を上げているようでもある。
 ツーンとしたアンモニア臭が漂ってくる。
 紙おむつとはいえど、匂いまでは封じ込めておくことはできないらしい。

 しょわわわわわわわわ……。

 開脚されている桜子の内股はほんのりとした官能的な桃色に染まり、うっすらと汗が浮いている。
 よく見れば、乳首もポッチリと勃起しているようだった。
 桜子はおねしょの生温かい奔流に愛撫され、性的に感じてしまっているのだ。

「お尻……あったかい……よぉ……」

 しゅいいいいいいいいい……。

 自らのおしっこ放ったおしっこでおまたを……クリトリスを、そしてお尻までも愛撫され、知らぬあいだに大人への一歩を踏み出しているのかも知れなかった。
 だけどそのおもらしもいつかは終わり――、

「んんっ」

 ぶるるっ、
 プッシュウ――ッ!

 最後の一飛沫をおむつの内側に弾けさせ、桜子のおねしょは唐突に終わりを告げた。
 おしっこの音が消えると、庭先で鳴いている夏虫の声が急に大きさを増してくるように思える。
 すべては何事もなかったかのように……。

「凄いな。あんなにいっぱいおしっこしたはずなのに、全然漏れてきてないぞ」

 おむつはモコモコに膨らんではいるけど、シーツには一滴のおしっこも漏れ出してきてはいなかった。
 これならば明日の朝まで安心だろう。説明書には一晩分のおしっこも安心って書いてあったし。

「いっぱいおしっこできて偉いぞ」
「ん、にゃあ……」

 桜子の手を繋いで同じ布団に入る。
 すると桜子はギュッと抱きついてきて……、真太郎の太ももにゴシゴシとおまたを擦りつけてきたではないか。
 オナニーという言葉も行為も知らなくとも、本能にはエッチな記憶が刻み込まれているらしい。

        ☆

「ん……あぁぁ……。もう朝、なんだ……」

 瞳を開くと、すぐ近くに兄の寝顔があった。
 なんで朝がきてしまうのだろう?
 ずっと夜だったら、ずっとお兄ちゃんと一緒に寝ていられるのに。

「もっとお兄ちゃんと一緒にいたいのにぃ……」

 このままもう一度寝てしまおうと目を瞑ろうとして――、
 そのときに桜子は自らのお尻を覆う違和感に気がついた。
 冷たくてブヨブヨするこの感触は、

 も・し・か・し・て!?

 嫌な予感がして、お尻を撫で回してみると……カサリ、
 慣れない感触にちょっとだけビックリするけど、そういえばゆうべはおむつを充てて寝たんだと思いだす。
 と、言うことは……?

「おむつ……、冷たくなっちゃってるけど……!?」

 ゆっくりと身体を起こして、布団を確認。
 桜子のお尻があったところは、どうやら一滴もおしっこは漏れ出してきてはいないらしい。
 真っ白なシーツは綺麗なままだった。
 隣では兄が何事もなかったかのように眠っている。

「良かったぁ……。お兄ちゃんにおしっこかけてない……」

 そのことにホッと胸を撫で下ろす。
 だけどその代わり、おむつはちょっと気持ち悪くなっていた。それでも濡れたショーツよりはずっとサラサラしているけど。
 冷たくなってブヨブヨになっている。

「おむつ、モコモコだよぉ……」

 白地にピンクの花柄模様だった紙おむつは、鮮やかなレモン色に染め上げられていた。
 しかも薄かったのに、おしっこを吸収したせいか入道雲のようにモコモコに膨らんでいる。

「お兄ちゃんに見られる前に交換しておかないと……っ」

 こんなおむつを見られるのは恥ずかしすぎる。
 おまたを見られてもなんともない桜子だけど、赤ちゃんみたいに汚してしまったおむつを見られるのはさすがに恥ずかしいのだ。
 布団を出て新しいショーツを取ろうとする……、だけど、そのときだった。

「んん、あれ、桜子……もう起きてたのか」
「ちょっ、お兄ちゃんっ、まだ寝てていいからっ」

 慌てて寝かしつけようとするけど、どうやら兄にはすべてお見通しらしい。
 せめて布団から出ようとするけど、抱き寄せられていた。

「桜子、さてはなにか隠そうとしてるだろ」
「な、なんにも秘密なんてないもーん。おねしょなんてしてないんだから」
「俺は素直な子が好きだな」
「うう……。おねしょ、しちゃいました……」
「素直でよろしい。それじゃあ、おむつを交換してやるからな」
「ええっ、ちょっ、一人でできるもんっ」
「遠慮するなって」
「あううっ」

 布団の上で仰向けにさせられて、ガバッと開脚させられる。
 ゆうべお兄ちゃんにおむつを充ててもらうときにも同じポーズをしたけど、汚れたおむつを見られるのはやっぱり恥ずかしすぎる。
 だけど脚を閉じようとしても、兄の力の前では閉じることもできなかった。

「たくさん出たな。まだおしっこ残ってないか?」
「そ、そう言われるとちょっとだけしたいかも……」
「それじゃあ全部出しちゃえ。俺がしっかり見ててやるから」
「うぅ……、恥ずかしいよぉ……」
「恥ずかしがってる桜子、とっても可愛いぞ」
「そ、そんなぁ……あっ、ああぁ……だめぇ……っ」

 しょおおおおおおぉぉぉ。

 可愛い。
 たったその一言でおまたが緩んでしまったとでもいうのだろうか?
 おむつの中が生温かくなると、お尻の方にまでおしっこが伝い落ちていく。
 だけどどんなに恥ずかしくても、桜子は脚を閉じることができなかった。
 恥ずかしいところを見られていると、なぜか胸のドキドキが収まらなくなっていたのだ。

 しゅわわわわわわ……。

「あっ! あっ! あっ! あっ!」

 ツーンとしたアンモニア臭がおむつから立ち昇ってくると、おまたも、お尻もおしっこにイタズラっぽくくすぐられていく。
 ヒクヒクとおまたが痙攣して、そのたびにおしっこが恥ずかしい音を立てて漏れ出してきてしまう。
 だけど寝ているあいだにたくさんおねしょをしたせいだと思う。

 しょぉぉぉぉぉ……。
 ――プシャッ!

 最後の一飛沫を上げると、おしっこはすぐに終わってしまった。
 お兄ちゃんに見られながらおしっこをするのはドキドキして、なんだか気持ちよかったのに……。

(こんな感覚、初めて)

 桜子は新たな性癖に目覚めようとしていることを自覚さえもしていない。
 おむつの中では、切なげにおまたが痙攣している。
 だけど兄がそんなことを知るはずもなくて。

「よし、全部出たな。すっきりしたか?」
「う、うん……」
「おむつにたくさんできて偉いぞ。それじゃあおむつを外してやるからなー」
「えっ、ああっ、ちょっ、ダメッ」

 なぜか今おむつを外されておまたを見られるのはとても恥ずかしいことのように思えた。
 それでも兄は容赦無くバリバリと紙おむつのテープを剥がしていく。

 むわぁ……。

 朝日にツーンとしたアンモニア臭が立ち昇る。
 おむつの裏側は恥ずかしすぎる真っ黄色に染め上げられていた。それは一晩をかけておむつの中に溜まっていた、恥ずかしすぎる桜子の失敗。

「うう……あんまり見ないで……恥ずかしいよぉ……」
「おむつにできて偉いぞ。ここはトイレと一緒なんだ。だからおしっこをしてもなにも恥ずかしがることはないんだぞ」
「でも……あっ、あひ!」

 桜子は引き攣った声を上げてしまった。
 兄の指先がいきなりおまたに食い込んできたのだ。

「おにいちゃっ、らめっ、おまた触られると……っ」
「しっかり拭いてやるからジッとしてるんだぞ」
「ひっ、ひああ! らめッ、おまたむじゅむじゅしてっ」

 兄の指先はティッシュをまとっていたけど、それでもクニクニとおまたの奥にまで食い込んでくると感じてきてしまう。
 だんだんとエッチな気持ちになってきて、ダメだ、この感覚は……このままだとエッチなお汁が溢れ出してきてしまう。

「あ、ああんっ! お汁……出ちゃう……よぉぉ!」
「おやおや、桜子のおまたからおしっこが溢れ出してきてるぞ」
「それ違うっ、おしっこじゃなくて……ああん! エッチなお汁、だよぉ……! おまたむずむずして……アヒィ!」

 くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
 くちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅ。

 兄の指先はおまたの深いところにまで食い込んできて、ジンジンジンジンおまたが痺れてきて――、

「ふっ、ふっ、ふうう!」

 プッシャアアアアアアア!!

 おまたが痙攣すると、思いっきりおしっこを噴き出してしまった。

「あああっ、ごめんなさいっ、ひっ! ひうう! おまた、止まらない……ふっ、ふぅ!」

 ぷしゃっ、ぷしゃっ!
 ぷっしゃああああああ!

 おまたが痙攣し、お腹が波打つたびにおしっこが噴き出す。
 朝日にキラキラと反射して、兄の顔へと噴きかけられていった。
 それでも兄は避けずに、それに嫌な顔一つしなかった。

「ごめんなさい……っ、またお兄ちゃんにおしっこかけちゃうなんて……っ」
「謝ることなんてないぞ。桜子におしっこかけられても全然気にしないし。それにこれはおしっこじゃないぞ、多分」
「えっ、おしっこ……じゃないの?」
「ああ、これは桜子が気持ちよくなった証……。たぶん潮吹きだと思うから」
「潮……吹き……? なんかクジラさんみたい」
「はは、そうだな。桜子のおまたは元気がいいクジラさんみたいだったぞ」

 兄は言いながらもおまたをクニクニと拭いてくれる。
 だけどその指先はどこかエッチで、心地いいくすぐったさに桜子は身をよじってしまう。

「んもうっ、お兄ちゃんのいじわるっ、えっちぃ!」
「そんなこと言っても、桜子のおまた、拭いても拭いても愛液が溢れ出してきてるぞ」
「お兄ちゃんがくすぐってきてるからだもん……あっ、ああん!」

 クチュクチュクチュ!

 止めどなく溢れ出してくる愛液を兄に拭き取られていくと、なんとか愛液の大洪水は収まってくれた。
 だけどおまたはまだ熱くて赤らんでいるけど。

「さて、と。ぱんつ穿かせてやるぞー」
「うん!」

 カエルのように広げていた脚を閉じてショーツを通してもらって、キュッとおまたに食い込むくらいにまで上げてもらう。
「お兄ちゃんにぱんつ穿かせてもらっちゃった! なんかおまたがぽかぽかして気持ちいいの!」
「そいつは良かった。今日もいいことありそうだな」
「うん!」


田舎の元気娘と12につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/03 17:11

田舎の元気娘と!10

お兄ちゃんからの初めてのプレゼントは、紙おむつ。

恥ずかしがる桜子だけど、お兄ちゃんと一緒に寝るためにはおむつを充てなければいけないぞ!


目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

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「わ、わー……い。って、お兄ちゃん、本当にあたしのためにこれを買ってくれるの……?」
「ああ、今夜一緒に寝たいんだろ? それならしっかりおねしょ対策もしておかないとな!」
「でも、赤ちゃんじゃないのに……恥ずかしいよぉ……」

 桜子が真っ赤になって恥ずかしがるのも無理はない。
 学校が終わって駅前まで足を伸ばしてやってきたのはこの川(かわ)神(かみ)村で一番大きなお店であるドラッグストア。
 ただし道の駅も兼ねているので、地産地消の農作物とかもおいてある地域密着型のお店だ。
 そしてそんなお店の一角――。
 真太郎と桜子がやってきたのはおむつコーナーだった。

「おむつなんて……。そんなぁ……」
「恥ずかしがることないって。ほら、桜子くらいの年頃の女の子用の紙おむつも売ってるだろう?」
「うん、そうだけど……」
「それにほら、大人用の紙おむつも売ってるし。大人になっても紙おむつを充てることは、なんにも恥ずかしがることじゃないんだ」
「ほ、ほんとだ……。大人用の紙おむつも売ってるんだ……。大人になってもおむつ充てても、全然恥ずかしいことじゃないんだ。でも、お兄ちゃん、この漢字、なんて読むの?」
「そ、それは……大人用っていう意味が書かれているんだぞ」

 ……本当は介護用って書かれているんだけど。
 だけど嘘はついてないし。
 なによりも桜子に納得してもらうことが大切なのだ。

「でも、桜子のお小遣いじゃ足りないよ……」
「良いよ、俺が買っておいてやるから」
「でもでも、桜子が使うのに……」
「気にするなって。俺が桜子と一緒に寝たいと思ってるんだから」
「それじゃあ……、お兄ちゃんがプレゼントしてくれるの……?」
「ああ、そのためにここに来たんだからな」
「やった! ありがとう! それじゃあ……どのおむつがいいかな!?」
「うーん、悩ましいところだが……」

 と、ここまで考えて、ふと思う。
 これってデートとかで定番のどの水着がいい? とか、どの服が似合うと思う?
 というイベントなのでは、と。
 まさか、彼女いない歴=年齢の俺が、お子様相手に紙おむつを選ぶことになろうとは……。
 真太郎はしみじみと心の中で呟く。

(断じて俺はロリコンでは……!)

 とは思うけど、コロコロと表情が変わる桜子を見ていると、なんだかこっちまで元気をもらってるような気がするし。
 それに田舎に転校してきたときはどうなることかと思ったけど、なんだかんだ退屈せずにいられるのは桜子が隣にいてくれるからなんだと思う。
 もっと言えば、桜子だってあと五年もすればきっと可愛く成長していることだろう。

(だから俺は決してロリコンというわけでは……っ)

 必死に心の中で言い訳をしながらも、紙おむつを見繕っていく。
 桜子くらいの年頃の女の子用の紙おむつは、吸収できるおしっこの量が多いというのが特徴らしい。
 赤ちゃんよりも膀胱が大きく成長しているから、それは当然のことなのだろう。
 そのなかでも良さそうなのは……。

「このおむつなんかピンクの花柄模様で可愛いじゃないか?」
「うん! とっても可愛いと思う!」
「よーし、それじゃあこれにするか」

 桜子は紙おむつが詰まったピンクのビニール袋を抱えると、嬉しそうにその場でくるりと一回転。
 だけど抱えている荷物が大きすぎてその場でよろめいてしまったところを支えてやる。

「あ、ありがとう……。転んじゃうところだったよ」
「元気がいい桜子は好きだぞ。それじゃあ、一緒にレジに行くか」
「うん!」

        ☆

「お兄ちゃんに紙おむつ買ってもらっちゃった! 初めてのプレゼントだ! わーい!」

 帰り道の田んぼのあぜ道。
 桜子は、それはそれは嬉しそうにはしゃいでいた。
 おむつは俺が持つよと言っても、桜子はよほど嬉しいのか左手でおむつの入ったビニール袋を持って、腕を振り回さんばかりだ。
 ちなみに右手はしっかりと兄の手に繋がれている。
 桜子の子供特有の熱い手が、いつもよりも熱く感じられるのはきっと気のせいではないのだろう。

        ☆

 こうして今夜も一緒に寝ることになった桜子は真太郎の両親ともすっかり打ち解けて、夕飯も一緒に食べてお風呂も一緒に入った。
 さすがに桜子が一緒にお風呂に入りたいと言いだしたときには真太郎は冷や汗ものだったけど、そのへんはまだまだ桜子が子供だから両親も気にしていないらしい。
 それにこの前だって一緒にお風呂に入ったわけだし。
 ただ、母は意味深な『うちの真太郎を末永くよろしくね』という一言を残して台所へと消えていった。

「ともあれ、特に止められることもなく一緒に寝られることになったのは良かったな」
「うん。今夜もお兄ちゃんと一緒に寝られるの、嬉しいな!」

 風呂から上がった真太郎と桜子は、当然のようにぱんつ一丁だ。
 縁側から吹き込んでくる夜風が火照った身体に心地いい。
 あとは布団に横になるだけでバタンキューと眠れることだろう。今日は色々なことがあったし。
 思い返してみれば、桜子のおねしょを浴びてショーツを洗ってあげて、それからシーツを洗濯機に入れて布団を干したりと、慌ただしい朝だった。
 それに学校が終わったら駅前まで田舎道を歩いて(片道一時間!)おむつを買ったりなんかした。
 と、言うわけでそろそろ眠る時間なのだが――、

「恥ずかしいけど……、お兄ちゃんと一緒に寝るためだもんね。おむつ、充てて欲しいの」
「えっ」

 桜子のまさかの一言に、真太郎はフリーズしてしまう。
 いや、おむつを充てたら一緒に寝ようという約束だったけど、まさかおむつを充てて欲しいだなんて。
 自分で充てられないか……?
 聞こうと思っていると、

「はい、お兄ちゃん! おむつ、充てて欲しいな!」

 ガバァッ!
 桜子はショーツを脱ぎ払って布団に仰向けになると、なんの躊躇いもなく脚を開いてみせたではないか。

 ヒクッ、ヒククンッ!
 無毛の縦筋からはみ出しているピンクの肉ヒダが、蠱惑的に痙攣している。

「ちょっ、桜子、尻の穴まで丸見えじゃないかっ」
「お兄ちゃんにおむつ充ててもらうためだもん。早く、早く~」

 シュッと刻まれたクレヴァスは会陰につながり、やがてお尻の割れ目になっている。
 プリッとした子供っぽいお尻の中心には、小さなお尻の穴がヒクヒクと痙攣していた。

(やばい、なんか凄い匂いする……。おしっこでも汗でもない……なんの匂いなんだ……?)

 むわぁ……、
 風呂上がりのおまたはまだかすかに火照っていて、石けんの匂いに混じってほのかな汗、そして汗とは違うすっぱい香りが漂ってくる。
 それは年端がいかない少女のおまたであっても、男を狂わせる色香を放っているようにも思われた。

(いやいやいや、俺はお子様のおまたを見つめてなにを考えているんだよっ。早いところおむつを充ててやらなければっ)

 なんの躊躇いもなくおまたを割って開いている桜子から目を逸らすと、近くにある紙おむつのパッケージから一つ取り出す。
 ピンクの花柄模様の可愛らしいデザインで、ふかふかだけど思っているよりも薄い。
 これならおむつを充ててるっていう抵抗感も薄れてくれるに違いなかった。

「よーし、おむつ充ててあげるからジッとしてるんだぞー」
「うん! お、お願いします……」

 おまたを広げて見られているのは平気でも、おむつを充てられるとなるとちょっと恥ずかしいらしい。
 赤らんでいたおまたが、お尻の方まで綺麗なピンク色に染まっていった。
 むわっとした匂いも、心なしか強くなったように思える。

(うう、マズい……。俺は断じてロリコンではないが……! 理性が溶ける前におむつでこのおまたを包み込んでしまわなければ!)

 真太郎は意を決すると、紙おむつを広げて桜子に充ててあげることにする。

「えーっと、まずは……。おむつをお尻に敷いて……」
「うん」

 桜子はおむつを充てやすいようにと、仰向けになったままお尻を浮かしてくれる。そこにおむつを滑り込ませると、おまたを包み込むようにして充ててあげる。
「あぁ……おむつ、ふかふかしてて、おまたもお尻も包み込まれちゃってるみたい……」
「変な感じするか?」
「んん……。ちょっとだけするけど、お尻包まれてると、なんか安心してきちゃう、かも……」
「そうか、それは良かった」

 ぽんぽん、
 しっかりとテープで留めてやって、おむつのうえからおまたを軽くはたいてあげると、「はふぅ……」安心しきった吐息を漏らしてくれる。
 どうやらおむつを充てられて嫌がっているということはないらしい。

「あはっ、お兄ちゃんにおむつ充ててもらっちゃった。おまたあったかくて、なんだかとっても幸せ!」
「そうか、そいつは良かった。それじゃあ一緒に寝るか」
「うん!」

 電気を消すと、布団一つに枕二つ。
 同じ布団に桜子と一緒に寝る。
 お互いにぱんつ一丁……、いや桜子はおむつを充てているからおむつ一丁で、ギュッと抱きしめ合って、身体を密着させて体温を感じ合う。
 桜子のうなじから、ふんわりとした石けんの温かい香りが漂ってくる。

「えへへ、お兄ちゃんと一緒。嬉しいな♪」
「俺も桜子と一緒で嬉しいぞ」

 ごく自然と、思わず言ってしまってから、心の中で『俺は断じてロリコンでは……っ』と呟くけど、こんなに可愛い桜子を腕のなかに抱えていれば誰だって素直な気持ちになってしまうはずだ。
 真太郎は桜子を抱き寄せると、腕のなかの桜子は早くも安らかな寝息を立て始めるのだった。


田舎の元気娘と11につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/03 13:49

田舎の元気娘と!9

一緒の布団で寝ている桜子がおねしょ!
逃げ場なし!!



目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!



 布団を敷いたのは真太郎の部屋である和室。
 十二畳の部屋の真ん中に布団一つに枕が二つ並んでいる。
 どうやら本気で一緒に寝るらしい。
 しかもお互いにぱんつ一丁で。

「さて、そろそろ寝るとするか」
「うん……。お兄ちゃんと一緒の布団……。なんか新婚さんみたいでドキドキしちゃうね!」

 聞き捨てならないことを桜子が言ったような気がするけど気のせいだということにしておく。
 きっと新婚さんが一緒の布団で寝たときにやることを知らないからこんなにも純粋でいられるのだろうから。
 桜子は布団の上でぺたんとお尻をついて座ると、タオルケットを捲って誘惑してくる。
 あくまでも、一緒に寝られるのが嬉しいようだ。

「おにーちゃん、早く寝よ!」
「ああ、そうだな。それじゃ、電気消すぞ」
「うん!」

 電気を消して部屋が真っ暗になる。
 だけど障子を開け放っているから星明かりにすぐ目が慣れてきた。
 縁側から涼しい風が入ってくるからエアコンをつける必要はなさそうだ。網戸はしっかり閉めとかないと虫が入ってくるから大変だけど。

「お兄ちゃんと一緒……ぎゅ~っ」
「こら、あんまりくっつくなよ。暑いじゃないか」
「ちょっとだけ、……ね?」
「しょうがないな」
「えへへー。お兄ちゃんパワー、じゅーでんちゅー。タオルケットもお兄ちゃんの匂いして幸せなの」

 ぱんつ一丁でも容赦無く抱きついてくる桜子。
 だけどここはお子様の本領発揮らしい。
 三分も経たずに、

「すぴー、すぴー……」

 安らかな寝息が聞こえてきた。
 どうやら寝付きはかなり良いみたいだ。

「さて、俺も寝るかな……」

 抱きついたままで寝てしまった桜子を引き離す……のはちょっと可愛そうだったので、手を繋いで眠りにつくことにする。
 熱く小さな手を握ると、きっといい夢でも見ているのだろう。
 桜子の頬がかすかに緩み、きゅっと手を握り返してきてくれた。

        ☆

「んー……。なんか柔らかくて……マシュマロに溺れる……。
 …………はっ!?」

 真太郎が目を覚ましたのは、夢の中でマシュマロに押し潰されそうになったからだった。
 寝ぼけ眼を擦って、ゆっくりと焦点が合って見えてきたのは、未だ慣れない年季の入った木目の天井。
 障子が開け放たれている縁側からは、朝日が射している。

(そういえば田舎に引っ越してきたんだよなー。まだ実感湧かないけど)

 全寮制の学校に空き室ができれば、こうして古ぼけた天井を拝みながら目を覚ますこともなくなるのだろう。それまでの我慢だ。
 とりあえずは身体を起こして縁側に朝日でも浴びに行こうか。
 そう思って身体を起こそうとするも。

(んっ、おかしい、身体が動かない、ぞ……?)

 身体を起こそうと思っても、身動きを取ることができない。
 一瞬金縛りなのかと思ったけど、それはすぐに違うと分かった。
 なぜならぱんつ一丁で寝ている真太郎の身体に密着してきているのは、同じようにぱんつ一丁で寝ている桜子。
 ギュッと真太郎のことを離すものかと抱きついてきている。

「うぉぉ、桜子……、そんなに抱きついてきたら苦しいだろ」
「んにゅう……」

 引き離そうとしても、桜子はぐっすりと熟睡して全然目を覚ましてくれる気配はない。
 むしろ更に身体を密着させてきて、

「んっ、んんぅ……」

 苦しげな呻き声を漏らしはじめたではないか。
 更には小刻みに身体が震えはじめて、おまたをギュッと真太郎の身体へと押しつけてきて――、
 もしや、この気配は……!
 真太郎が危険を察知したときには、既に手遅れだった。

「おしっこぉ……でりゅう……」
「ちょっ」

 桜子を引き離そうとするも、小さな身体のどこにこんな力があるのかと不思議なくらいにしがみついてきている。
 こうしているうちに桜子のおまたが押しつけられてきている太ももに、ジンワリとしたぬくもりが広がっていき――、

 じゅわわ……。
 しょわわわわわわわ……。

 太ももに押しつけられてきている桜子のおまたから生温かいせせらぎが生まれ、イタズラっぽくくすぐっていく。

「ああっ、桜子、起きろ、起きるんだっ」
「はにゃ~、気持ちいーの。立ちションだー」

 どうやら桜子は現在進行形でいい夢を見ているようだ。
 きっと夢の中では男子のように立ちションをしているのだろう。女子がその開放感に憧れるのも分からなくはないけど……!

 しゅいいいいいいいい……。

 桜子は、なんの躊躇いもなくおしっこを放っていく。むしろお腹に力が籠められて、おしっこの勢いは更に増していった。

「あっ! あああ! 桜子っ、桜子……!」
「あはは~、おしっこ、いっぱいでてりゅぅ……」

 ジョボボボボボボボボボ……、
 もわっ。

 朝一番の桜子のおしっこは、体温よりも熱く感じられる。
 それは桜子の膀胱の温度……深体温だからなのだろう。
 出したてのおしっこは、体温よりもあたたかいのだ。

「はにゃあああ~~」

 ブルルッ!
 プシュ――ッッ!

 桜子は大きく身震いをすると、おねしょは唐突に終わった。
 だけどそれで桜子が目を覚ましてくれるわけではない。

「すっきりしたのぉ……んっ、んんっ!」

 まだおまたがムズムズするのだろう?
 それとも本能のままに、なのだろうか?
 桜子はおまたと乳首を真太郎の身体に押しつけるように抱きついてきて――、
 しかも乳首はポッチリと固く勃起していて――。

「桜子、起きろ、起きるんだぁぁぁ!!」

        ☆

「ううぅ、ごめんなさい、お兄ちゃん……」
「いいって、気にするな。俺は気にしてないからさ」
「うん……でも」

 桜子が落ち込んでいるのは朝の通学路。
 神社へと続く石段を昇っている桜子はしょんぼりとしていて元気がなかった。
 さすがの元気印の桜子でも、おねしょしているところを見られたばかりか、一緒に寝ている兄におしっこをかけてしまったことが恥ずかしくて堪らないらしい。

「ぱんつなら乾かしたし、シーツだって洗濯した。それに布団も干してきたから、なにも証拠なんて残ってない。桜子が心配することなんて一つもないぞ」
「うう~、でも、お兄ちゃんにおしっこかけちゃうなんて……恥ずかしすぎるよ」
「気にするなって、二人だけの秘密にしとけばいいだろう?」
「恥ずかしすぎる秘密だよ……」

 今まで何回もおもらしをしてきた桜子でも、おねしょはショックなようだ。
 しょんぼりと境内へと続く石段を昇っていき、

「あっ――」

 危うく桜子が転びそうになったところを咄嗟に手を掴んでやる。
 転ばずにすんだ桜子だけど、掴んだ手があっという間に熱くなっていき、更には桜子のほっぺたも真っ赤になっていった。

「あ、ありがとう……」
「おう」

 手を繋いだままでいるけど、桜子はどこかしょんぼりとしている。
 どうやらおねしょをしたショックを未だ引きずっているらしい。

「いつもはおねしょなんかしないのに……。お兄ちゃんのこと考えると、なんかね? おまたがむずむずして、変な感じがするの……。あたし、おかしいのかなぁ……」
「べ、別にそれはおかしいことなんかじゃないぞ。大人になるっていうのはそういうことだからな」
「そうなんだ……。でも、おねしょしちゃうなんて……」
「俺は別にそんなこと気にしてないけどなぁ。そうだ、今夜も一緒に寝てみるか?」

 桜子を慰めるためのさりげない一言。
 だけど桜子にとっては、想像していた以上に嬉しいらしい。

「ホント!? それじゃあ今夜もお兄ちゃんと寝る!」
「あー、でも、今夜は俺の親がいるからなぁ……おねしょしちゃったら隠しきれないかも」
「ううっ、それじゃあ……どうしようっ。お兄ちゃんと一緒に寝れないよっ。う~~~ん!」

 さっきまでしょんぼりしていたと思ったら喜ぶし、その直後には一生懸命になって首を捻っているし、本当に見ていて飽きない子だ。

「よし、桜子のために俺が一肌脱いでやるぞ!」
「えっ!? ホントに!? 今夜もお兄ちゃんと一緒に寝れるの!?」
「ああ、俺に任せてくれ!」
「わーい!」


田舎の元気娘と10につづく!

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