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おむつの記事 (52)

レモネードオアシス 2023/05/22 04:06

妹は甘えんぼ14

いつも温かいご支援ありがとうございます。

徘徊する祖母の介護ですっかり4時前に起床する生活サイクルになって、日中とても眠たい日々が続いていますが皆様はお元気でしょうか。

今日も元気に小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

妹は甘えんぼ(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


 学校で……体育の授業中にうんちを漏らした事件から二週間が経った。
 幸いなことに、絵馬は特に引きずることもなく学校に通えているようだ。
 優しいクラスメートたちには感謝してもしきれない。

(だけど、ちょっと無理してるように見えるんだよなー)

 浩喜がそんなことを感じたのは、いつものように妹と一緒に夕飯を食べ終わったときのことだった。
 いつもだったらこのあとで一緒になって食器を洗って、順番にお風呂に入ってからリビングのテーブルで宿題を片付けたり、ゲームをやってくつろいだりするわけなんだけど……。
 数学の宿題が思っていたよりも難しくて、なんとか終わらせたときには23時を過ぎていた。

「あー……なんとか終わった……。もうクタクタだぞ。絵馬は……全文書き取りか。また面倒な……」

 国語の全文書き取りは、手伝ってやるわけにはいかない。
 絵馬はいつも丁寧な文字を書いているから、浩喜の文字とは明らかに違うし。
 数学とかだったら、公式を教えたりできるのだけど。
 兄として若干の心苦しさを感じていると、一文字一文字丁寧に書いている絵馬は、眠たげに瞬きしながら言うのだった。

「お兄ちゃんは先に寝てて。あたしはまだ宿題終わってないから」
「えっ……。大丈夫なのか? おむつ、充てなくて」
「あたしだってもう子供じゃないんだから、一人で充てて寝れるもん。だからお兄ちゃんは先に寝てても大丈夫、だよ」
「そ、そうか……」

 なんか急に親離れ……ならぬ兄離れされてしまって、寂しくなってしまう。
 だけどこれはいつか通る道なのだ。
 いつまでも、兄と妹の関係でいるわけにはいかないのだ。

(通過儀礼、か……。朝になったらおむつ、交換してやるか。絵馬が望めば、だけど)

 そんなことを考えながら、

「おやすみ。あんまり無理するなよ」
「うん。ありがと。お兄ちゃんもおやすみ……」 

        ☆

 だが異変は翌朝に起きた。
 いや、もう既にゆうべ妹が無理をしていた時点で起きていたのかも知れない。

「あれ……、もうこんな時間か」

 いつも6時45分に起こしにきてくれるはずの絵馬は、しかし今日はいつまで待っても部屋に入ってくる気配さえもなかった。

 それどころか、毎朝リズミカルに聞こえている包丁がまな板を叩く音さえも聞こえてこない。

「……絵馬?」

 さすがに心配になって、のっそりとベッドから這い出して、妹の部屋のドアを軽くノック。
 しかし、朝の静まりかえった空気には静寂が満ちていて――。
 いや。
 かすかに擦れた声で、絵馬の呼び声が聞こえてきたような気がしてドアを開ける。

「お、お兄ちゃん……けほっ、けほ……っ」

 絵馬はベッドから身体を起こそうとしてくれる。
 だけど声は擦れてるし、顔は真っ赤だ。
 浩喜は慌てて妹へと駆け寄る。

「絵馬っ、体調悪いのか!?」
「うん……あ、でも大丈夫。朝ご飯、作っちゃうね」
「無理するな。今日は休んでろって」
「でも……、あたしだってもう子供じゃないんだし……っ」

 絵馬は無理にでもベッドから出ようとする。
 もしかしたら――、
 学校でうんちを漏らしてしまってからの二週間、絵馬はずっと無理をしていたのかも知れなかった。
 少しでも早く大人になりたい、と。

「今日は学校は……無理、だな。今日は土曜日だから、午前の授業が終わったらすぐ帰ってくるから。病院一緒に行くぞ」
「で、でも……」
「大人になりたいんなら、ちょっとくらい俺を頼ってくれよ」

 ちょっと待っててくれよ、と言い残すと、浩喜は体温計を持ってくる。
 それを妹の腋の下に挟むと、なんと表示された体温は38℃だった。これではとても学校には行かせられない。

「あー、これはもう休みだな。なにか食べたいもの、あるか? 近所のコンビニで買ってきてやる」
「うぅ……、それじゃあ、桃のゼリーが食べたい、かも……」
「桃のゼリーだな。よし、買ってくるから寝てるんだぞ」
「ごめん、なさい……」

        ☆

 近所のコンビニにひとっ走りで行ってきて、桃のゼリーやスポーツドリンクを買ってくる。
 いつも兄妹どちらかが風邪を引いたときは、こうして支え合ってきた。

(いつまでも兄妹でいるわけにはいかないと思ってたけど……、やっぱり絵馬は可愛い妹だよなー)

 そんなことを考えながらも、目的のものを買って五分ほどで家に帰ってくる。
 妹の部屋に入ると――、

 ふわっ、

 さっきは気づかなかったけど、妹の柔らかく甘い香りに、ツーンとしたアンモニア臭が混じっていることに気づく。
 これは最初に気づいてやるべきだった。

「飲み物、買ってきたから。枕元に置いとくな。ゼリーは冷蔵庫に入れとくから、食べたいときに食べてくれ」
「あ、ありがとう……」
「それと……、おむつ、交換してやるからな」
「あうう……。一人でできるから、大丈夫、だよ……」
「遠慮するなって。いつも充ててやってるんだから」
「うう~」

 布団を払ってやると、

 むわぁ……。

 濃厚なアンモニア臭が、妹の汗のミストとともに立ち昇ってくる。
 薄手のピンクのふりふりがついたワンピースタイプのパジャマを捲り上げると、鮮やかなレモン色に染め上げられた紙おむつ。
 朝方におねしょをしたのだろう。
 夜のうちに漏らしたおしっこだったら、もっとピーナツクリームみたいな色に変色しているし、アンモニア臭も濃縮されている。

「フレッシュなおしっこの匂いだな」
「んもうっ、そんなの知らないもんっ。やっぱり自分で代えるからいい!」

 言いながらも、絵馬は脚を広げてくれている。
 そんな妹の、おむつに覆われた股間から――、

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 くぐもった水音が聞こえてくると、搾りたてのレモン水の香りがおむつから立ち昇ってくる。


妹は甘えんぼ15につづく!

少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
フルカラー・フルサイズのイラストを楽しみたいという方は購入してもらえると創作の励みになります。

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レモネードオアシス 2023/01/09 14:41

妹は甘えんぼ2

いつも温かいご支援ありがとうございます。

去年はデビューしたレーベルである美少女文庫が廃刊していたと、人づてに聞いたりとなかなかヘビーなイベントがありましたが、今年は平穏であれたらなと思います。

さて、月曜日なので既刊の同人誌の更新です。
楽しんで貰えたら嬉しいです!


目次

妹は甘えんぼ(カテゴリー)

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♯ 2章目 お兄ちゃんにおはようご奉仕!


「お兄ちゃん……。おむつ交換して欲しいの」
「おう、任せてくれ」

 朝ご飯を食べ終わってから、学校に行くまでの短い時間。
 それは兄弟にとってはとても大事な時間だった。
 おむつ交換――。
 それは毎朝、兄の部屋のベッドで行われる。

「んっしょっと……。お、おねがいなの……」

 絵馬は兄のベッドで仰向けになると、カエルのように脚を開いてみせる。
 少し前まではなんの躊躇いもなく脚を開いていた絵馬だけど、思春期を迎えて羞恥心も芽生えているらしい。
 頬をほのかな桃色に染めていた。

「まずはおむつ、外してやるからな」
「うん……ぅぅっ、あっ、ちょっと、待って……」
「出るのか?」
「ぅん…………ちぃ、出る……」
「それじゃあ出しちゃえ。しっかり見ててやるから」
「うう……なんか、恥ずかしいよ……ぅっ、ぅぅぅ~……」

 恥ずかしそうに呻く妹。
 それでもおまたから力を抜いていくと、

「ぁっ、ぁっ、ぁぁっ」

 しゅいいいいいいいいい……。

 勢いよくおしっこが噴き出してくる音が聞こえてくると、もこもこと紙おむつが膨らんでいく。
 今、カエルのように脚を開いている妹のおまたはおしっこに濡れ、お尻のほうまでぐしょぐしょになっているに違いない。
 そんな無防備な姿を晒すのは、兄の前だけだ。

「……ちぃ、全部出たの……。お兄ちゃん……」
「そうか、それじゃあ交換してやるからなー」

 恥ずかしそうに瞳を潤ませる妹の股間を覆う紙おむつを外してやると――、

 むわっ。

 朝の空気に、濃密なアンモニア臭が湯気となって立ち昇る。
 一晩中封じ込まれていた妹の匂いは、涙が出そうなほどにツーンと刺激的で目に染みる。
 この匂いが、可愛い妹から出てきた――。
 そう考えただけで、背徳的な欲求が込み上げてきてしまう。

「絵馬のおまた、ツルツルで可愛いよな」
「んもうっ、おまた赤ちゃんみたいなの、イヤなんだからっ。クラスメートの女の子、みーんな生えてるのに……」
「俺は絵馬のおまたが好きだぞ」

 妹のおまたは、シュッとカッターで切れ込みを入れただけの、赤ん坊のようなパイパンだった。
 マシュマロのような白の恥丘の狭間から、ピンクの肉ヒダがはみ出している。

「あぁ……、お兄ちゃんが好きって……言ってくれるんなら……このままでいいかも」

 絵馬は頬を赤く染めて呟くと、ヒククンッ、肉のフードをヒクヒクと痙攣させる。
 やがて肉のクレヴァスの狭間から、おしっことは違った透明な体液が溢れ出してきた。
 ツーンとしたアンモニア臭に、少女の甘酸っぱい香りが混じる。

「なんだかエッチな気持ちになってきちゃったの……。お兄ちゃんが好きだなんて言うから悪いんだからね?」

 おむつを外された絵馬はベッドの上で身体を起こすと、股間を濡らしている体液を指ですくう。
 おしっこのように力を入れれば止められるというものでもないのか、ヒククッ、ヒクッ、引き攣るようにおまたが痙攣するたびに愛液が溢れ出してきていた。

「朝のお兄ちゃんの匂い、身につけていたいの……」

 妹は恥ずかしそうに呟く。
 その言葉が意味するところは一つ。
 妹も発情し、我慢できなくなっているのだ。

「絵馬がイヤじゃなかったら……、俺も、絵馬の匂い感じて、ちょっとマズいかも知れないし」
「……んもう、お兄ちゃんったら、おちんちん、こんなに大きくなってる」
「絵馬が可愛いからいけないんだろ?」
「おちんちん、あたしでこんなに大きくなってくれたんだ……えへっ。嬉しいな♪ さてさて、それじゃあお兄ちゃんはベッドに座ってね。気持ちよーくしてあげるからさ」

 妹に言われるがままに、兄はベッドの縁に腰掛ける。
 ハーパンとトランクスに覆われている男根は既に固くいきり立ち、テントのようになっていた。
 そんな男根を前にして、妹はブラジャーのホックをプツリと外す。

「んっしょっと。ブラジャー、またキツくなってきたみたい」
「凄いなー。俺のクラスの女子の誰よりも大きいと思うぞ」
「良いことなんて一つも無いよっ。男子たちからはデブってからかわれるし、肩だって凝るし。それにおっぱいばっかり大きくなって、ブラジャーのデザイン、あんまり可愛くないし……ハンモックみたいだって言われるし……」
「でも、絵馬のおっぱい、俺は大好きだけどな」
「……ん。お兄ちゃんが好きって言ってくれるから我慢できるの。このおっぱいはお兄ちゃんだけのものなんだからね?」

 ブラから解放された妹の双丘は、まさにスイカといっても過言ではないほどのボリュームを誇っていた。
 透き通るように白い乳房は羞恥心からだろうか? ほんのりと桃色の花びらが散っているようでもある。
 その頂は、小さいながらもツンと勃起しているピンクの乳首だ。

「おっぱいで気持ちよくしてあげるね!」

 ベッドの縁に座った兄に、乳房を晒した妹は跪く。
 むわっとした、蒸れ返るようなミルク臭が立ち昇る。

                      ∽∽∽

「おちんちん、カチカチになってる……」

 妹は兄のハーパンから固くいきり立った男根を取り出すと、羞恥心に頬を紅潮させて乳房の狭間でサンドイッチする。

 パイズリ――。

 それを初めて妹がしたのは、兄が寝ている深夜のことだった。
 そのときはムラムラしてついに我慢しきれなくなった絵馬が、本能的に自分の乳房を卑猥に使ってザーメンを搾り取ろうとしてきたのだが――、

 途中で異変に気づいて起きた兄に、絵馬は恥ずかしさのあまりに気絶してしまって、それでもムラムラが収まりきらずに、兄と一緒になってあれこれと悩みながらもザーメンを絞り出すことができたころには明け方になっていたのだった。
 それから一年は経っている。
 妹のテクニックは、無垢ながらも兄を喜ばせようと日に日に上達していた。

「まずはおっぱいで挟んで、それから……こうやって上下に擦ってあげるといいんだよね」


妹は甘えんぼ3につづく!

この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
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レモネードオアシス 2022/11/11 05:28

おもらしな快楽12

いつも温かいご支援ありがとうございます。

身内にコロナ陽性者が出たりとなかなかお仕事が進まなくなっている状況です。
皆様もどうかお気をつけください。

さて、今日も同人誌の公開です。
なんとか最終回まで辿り着くことができました。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


 無慈悲に言い放つのは、出欠を取り終えた担任。
 そういえば今日の1時限目の教科は担任が受け持つ英語の授業だった。

『早く始める代わりに、終わるのも早くするからなー。トイレに行っておきたいやつは先に行っておけよー』

 しめた。
 このチャンスを逃す手はないだろう。
 雫は席を立とうとするも――、

(えっ……?)

 しかし雫以外に席を立とうとする生徒は皆無だった。
 ガタンッ、雫が立ち上がろうとする音が、妙に大きく教室に響き渡った。

(こ、これじゃあトイレに行こうにも、行けねぇ……!!)

 心の叫びを上げている雫のことなど知らず、周りのクラスメートたちは英語の教科書とノートを準備している。
 席を立ちかけた雫は、そのムーブでごく自然に、カバンから教科書の準備をする。
 やばい。
 このままでは授業開始だ。
 だが雫には、一人でトイレに立つことはできなかった。

 もしもここで席を立てば、クラスの視線を集めてしまうことになる。

(立て……! 立つんだ雫……! いや、ジョー! いや、ジョーじゃない! 出る! ジョー出る!)

 じゅわわっ、
  じょ、じょぉぉぉぉっ。

 尿道が緩み、意識が真っ白に燃え尽きかかる。
 もしもここで立ったとしても、あまりの尿意にへっぴり腰になってしまうに違いなかった。
 それはいくらなんでも恥ずかしすぎる。
 ただでさえ大きなお尻は、おむつで一回り大きくなっているというのに。

(残り4分のショートホームルームのはずだったのに! 授業が終わるまで……、あと50分……!)

 じゅわわわわ、
  じゅももももも……。

 厳しすぎる現実に、フッと尿道から力が抜ける。
 そうだ……。
 おむつをあてているのだ。
 それならば、おしっこをしても良いじゃないか。
 我慢する必要は、どこにもない――。

「ぁっ、ぁぁぁ……」

 しゅわわ、
  しゅいいいいいいいいい……。

 おむつをトイレだと認識している女体は、あっさりと尿意を放ってしまう。
 ただ、勢いよく出すと、音でバレてしまうかも知れないから慎重に。

(ぁぁ……、漏れて、きてる……! 漏らしちゃってる……。おしっこ、教室でっ、みんなの前なのに……!)

 しゅいいいいいいいいいい……。

 おむつの中に穿いているショーツが生温かくなる。
 クロッチの裏側におしっこが弾け、おまたをイタズラっぽくくすぐっていく。
 おしっこは生温かい手となって、お尻を撫で回していく。

(おしっこ、お尻のほうに溜まってきて……! 大丈夫、かな……? おむつ、ちゃんと吸収してくれる……、かな?)

 しゅいいいい……。
  しゅわわわわわわ……。

 おむつの性能を確かめるように、朝一番のおしっこを教室で放っていく。
 雫が尿意を放っていることも知らず、教室ではいつも通りの授業風景が流れていた。

(バレて、ない……よね? あたしがおしっこしてるって、みんな、気づいてない……よね?)

 しゅわわわわわわわわ……。

 おしっこを漏らしながら、周囲に目配せ。
 大丈夫、みたいだ。
 みんな黒板の英文をノートに取ることに夢中になっている。
 誰も雫がおもらしをしているだなんて、想像さえもしていない。

(教室でおしっこしても大丈夫なんだ)

 ジョボボボボボボボボボボ……。
  じゅもももももももももも……。

 気が抜けると、一気におしっこが噴き出してきてしまう。
 最初は水音が聞こえたらどうしようかと思ったけど、おむつからの音漏れはないようだった。
 雫は背筋を少しだけ曲げると、椅子に押しつけられていた尿道を解放してやる。
 そうすると更におしっこが噴き出してきた。

(凄い……! 教室でおしっこしちゃってるんだ……! 変態すぎる……! ああっ、おまた、熱くなってきてるし……!)

 キュンッ! キュン!
 ぷっしゃあああああああああ!

 勢いよくおしっこが噴き出し、弾ける。
 それでも紙おむつは雫の失敗のすべてを包み込んでくれている。

(ああっ、おむつ膨らんできてる……。おしっこ吸って膨らんできてる。もこもこして、気持ちいい……)

 しゅいいいいいいいいいい……。

 おむつが入道雲のように膨らんでくる。
 薄型紙おむつの、吸水ポリマーが膨らんできているのだ。
 最近の紙おむつはポリマーが膨らむことによっておしっこを閉じ込めるようにできている。
 その表面はサラッとしているはずだが……、だけど、雫はおまたが塗れている感触が好きなので、いつもおむつのなかにショーツを穿くことにしていた。当然、今も。

(濡れたぱんつ、おまたにペッタリ貼りついてきてる……。凄い、変態すぎる……)

 しゅわわわわわわわわわ……。

「はぁぁ……」

 雫は熱い吐息を漏らしていた。
 ブレザーに包まれた女体は熱く火照り、胸元からはバニラエッセンスの香りが発散される。
 それは雫の発情臭だ。

(さすがおむつ……。おしっこ、全部受け止めてくれてる)

 しゅいいいいいいいいいい……。

 雫は頬を弛緩させるとおしっこを漏らしていく。
 その行為に、もはやなんの躊躇いもなくなっていた。
 毎晩おむつをあてて寝ているから、おむつが高性能なのは雫が一番よく理解している。

 しゅううううううううううう……。
 ブルルッ!

 雫は大きな身震いをして、一旦の放尿が終わる。
 吸水ポリマーはおしっこを吸収してブヨブヨになっていた。

 ぐじゅりっ。

 椅子に座り直すと、おしっこを吸収した紙おむつが潰れる。
 本来なら気持ち悪い感触だろうけど、雫の秘筋は背徳的な快楽に燃え上がっていた。
 おむつの中に穿いているショーツも、おまたに食い込んでヌルヌルになっている。

(誰も、あたしがおむつを穿いてることを知らない……。誰もあたしが変態だって知らない……)

        ☆

 その日、雫は何度も教室で人知れずにおもらしをした。
 昼休みを迎える前にはもう紙おむつは限界を迎えてしまったので、女子トイレで紙おむつを交換して。

 その日から、雫は何度もおむつをあてて登校した。

「もう、元のあたしに戻れない……」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 その日も、朝から教室で人知れずに尿意を放つ。
 むっちりとした熟れた身体から、バニラ系の発情臭を漂わせながら。
 そんな雫の黒髪はほんの少しだけ伸びて、艶めいていた。


おしまい

読んでくれている人がいたら嬉しいです。
楽しんでくれている人がいたらもっと嬉しいです。

この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
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レモネードオアシス 2022/11/09 12:44

おもらしな快楽11

いつも温かいご支援ありがとうございます。

ただいま新作の同人誌を制作中です。
11月中の発売を目指していましたが、DLsiteの週替わり無料公開キャンペーン中の開催されている11月中は新刊の動きが鈍いと判断し、12月上旬の発売を目指すことにしました。

さて、今日も同人誌の公開です。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


√6 授業中のおむつおもらし!

「はぁ……シャワー、あったかぁい……」

 大雨のなかでおもらしをして帰ってきて。
 雫はシャワーを浴びながら緩みきった表情を浮かべていた。
 冷え切った身体に、温かなシャワーが心地いい。
 このまま髪も洗ってしまおうと思って、三つ編みをほどいて入念にトリートメント。
 髪を洗うときは、髪同士を擦り合わせると傷んでしまうから指を通しながら丁寧に洗っていく。

「おまた、熱くなったままだし」

 髪を洗い終えても、おまたはまだ熱いままだった。
 無毛のクレヴァスは官能に赤らんでいて、しかも花びらが綻んでいる。
 人前でのおもらしで気持ちよくなってしまった証だった。

「どうしよう。新たな快楽に目覚めそう……」

 くちゅり。

 秘筋に指を這わせると、明らかにお湯とは違った粘着質で卑猥な音が浴室に鳴り響く。
 くちゅり、くちゅり。
 一度触れてしまうと、指の動きは止まらなくなってしまう。
 肉びらを掻き分けて、固くなっている米粒のような器官……クリトリスを探り当てると、

「……ンッ!」

 下半身から電流が駆け抜けていき、プルンと脂が乗りすぎた身体が波打つ。
 雫は知るよしもないが……、快楽を貪り秘筋が痙攣するたびにお尻の両脇にはえくぼができている。

「おまた、我慢できない」

 くちゅ、くちゅ、くちゅ。

 なぜ女の子の指先が柔らかいのか?
 それは敏感なところに優しく触れるためなのかもしれない。

「おまた、痺れて……んんっ」

 くちゅちゅちゅちゅちゅちゅ。

 米粒のように小さなクリトリスは、それだけ神経が集中しているから大切に扱ってあげないといけない。
 雫の指先は小刻みに痙攣し、淫靡な水音が奏でられる。

「うっ、うっっっうん!」

 ガクッ、ガクンッ!
 お尻を大きく震わせてまずは最初の絶頂。
 だけどまだ足りない。
 女の子の身体はわがままなのだ。
 たった1回で満足できるはずがなかった。

「あっ、おおぉぉぉっ、うっ、うん!」

 本当はもっと可愛い嬌声を上げて絶頂したい。
 それこそエロゲのヒロインのように。
 だけどそれは無理な話だ。
 エッチするときは全身が強ばってしまうから、可愛い声を上げる余裕なんてない。

「もっと……もっとぉ……んっ、うっ、うう!」

 浴室に獣のように低い声と、淫靡な水音が響き渡る。
 雫がお風呂を上がったのは、それから1時間後のことだった。

        ☆

「人前でおもらしするの、あんなに気持ちよかったなんて……」

 深夜。
 ベッドに仰向けになった雫は暗い天井を見上げながら呟いた。
 思い起こされるのは今日の下校中のこと。
 大雨のなかとはいえ、人前でおもらしをしてしまった。
 そのときの疼きが、まだ下腹部に熱い官能となって燻っている。
 お風呂では何回も、何回も発散させたと思ったのに。

「おむつ、蒸れちゃう……」

 ただでさえ、寝る前のおしっこはショーツを穿いたままのおむつにしているから、じっとりと濡れている。
 そのうえ熱い蜜で蒸らしてしまうだなんて。

「人前で……おもらし……もっと、したい……」

 そうしなければ、もはや熱く疼いている子宮は収まってくれないように思えてくる。
 考えがないわけじゃない。
 だけど、バレたときのリスクを考えると――、
 トクンッ。
 なぜか鼓動が早くなってくる。

「おむつ穿いて、学校で……」

 それも、教室で。
 授業中に、こっそりと、椅子に座ったままで。

「変態過ぎるよ……」

 妄想しただけで、ジュワッと濡れる。
 男子はちんちんが立つだけで済むのかもしれないけど、女子は股間を濡らしてしまう。
 おむつの中に穿いているおもらしショーツが蒸れ、ヌルヌルになっていく。
 もう、我慢するという選択肢は雫の思考から消えていた。

        ☆

(初めてのおむつ登校……! うおおおおお!)

 翌朝の通学路。
 雫は早くも後悔していた。
 カサリ、カサリ、一歩進むごとに、スカートのなかに穿いている紙おむつが擦れる音がする。

 もしもいたずらっ子のそよ風が吹いてスカートが捲り上がったら、パンチラならぬオムチラが待っている。

(おむつなんか穿いてくるんじゃなかったぁぁぁぁ!)

 心のなかで絶叫しながらも、しかし秘芯は熱く勃起しているのだろう。
 一歩進むごとに、おまたがジンジンしている。

(蒸れてきてる……! おむつ、蒸れ蒸れになってきてる……!)

 ちなみに今朝は、初めてのおむつ登校ということもあって新品の紙おむつと洗い立てのショーツを穿いてきた。
 だからおむつが蒸れるということはないと思っていたのに。
 そう思っていたのに――。

(おむつ蒸れ蒸れになって……、ショーツヌルヌルで……、おまたムラムラしてる……!!)

 まだおもらししていないというのに、おむつのなかに穿いているショーツはヌルヌルになっている。
 もしもおむつを穿いていなかったら、内股に愛液の滝ができあがっていたに違いなかった。

        ☆

(な、なんとか辿り着けたぜ……)

 雫がなんとか教室の自分の席に辿り着いたころには、もうショーツは愛液でぐしょ濡れになっていた。
 おむつを穿いているから蒸れに蒸れて、おまたを掻きむしりたい衝動に駆られる。
 だけど教室でそんなことをするわけにもいかない。
 もうすぐ朝のショートホームルームが始まるから、教室にはたくさんのクラスメートがいる。

(どうしよう……、無性におしっこ、したくなってきたぁ……!)

 今朝はまだ朝一番のおしっこをしていない。
 自分を追い込んでいくスタイルのつもりだったけど、まさかここまで早く尿意が牙を剥いてくるとは。

(おむつ穿いてるから、我慢、できない……っ)

 じゅわっ、
  じゅわわっ。

 雫にとっては『おむつ=トイレ』だった。
 普通の年頃の女の子だったら、トイレ以外でおしっこをすることなんて……しかも、人前でしようとすると無意識のうちに理性がブレーキをかける。
 だけど雫は違う。
 おむつを穿いていれば、いつでもどこでもトイレだ。
 身体がそういうふうに認識してしまっている。

(今からトイレに行くと……、ううっ、出欠に間に合わないし!)

 ジュワッ、
  ジュワワワワッ。

 こうして席についているだけでも、緩みきったおまたはゴーサインを出そうとしている。
 クロッチの裏側が生温かくなって、お尻のほうへと広がっていく。

(せめて我慢……! 朝のショートホームルームが終わったら……出欠取ったらトイレ……!)

 ――ゆうべは。
 たしかに、教室でおむつにおもらししたらどんなに気持ちいいだろうかと妄想したけど、もうちょっと心の準備というか……、そういうものを大切にしたい。
 いくらなんでも、思い立ったが吉日とはいえ、その日の1時限目が始まる前にいきなり教室でおもらしというのはレベルが高すぎる。
 せめて、午後だ。
 そして狙うべきは休み時間。
 そうすれば、もしもおむつからおしっこが横漏れしてきてもトイレに逃げ込むことができる。

(ホームルーム終わったらトイレ、トイレ、トイレ……)

 じゅもも、
  じゅもももも。

 ヒクヒクと痙攣するたびに漏れ出している温もりを感じながら、雫は心のなかで念仏のように唱える。
 そうだ。
 有名なお坊さんも言っていたじゃないか。
 ――心頭を滅却すれば、火もまた涼し、と。
 心を無にすれば、たとえ火のなかに飛び込んでも涼しいということだ。
 ちなみにこの句を詠んだと言い伝えられいてる坊さんは、信長に焼き討ちに遭ったなか詠んだと云われている。
 真偽は定かではないが。

『雨(あま)森(もり)、雨森~?』
「ふぁっ、ふぁい!」

 厳しすぎる尿意を我慢するあまり、担任に名前を呼ばれているのにスルーするところだった。
 どうやら心頭を滅却するあまりに出欠を取っていたことに気づいていなかったらしい。
 だけどこれでミッションの1つを達成した。
 これで1時限目が始まる前の休み時間にトイレに行ける。

(まだだ、まだ慌てるような……、いや、このセリフはダメだ……! 最近ろくな目に遭ってないし……! それじゃあなんだ!? そうだ、あと何分でホームルームが終わる!?)

 教室の前にかかっている時計を確認すると、残り4分。

(4!? 4だと……!? 4は縁起が悪い……! よりによって残り4分のときに時計を見てしまうとは……!)

 某奇妙な冒険の暗殺者のジンクスによれば、4がかかわるとろくな目に遭わないと云われている。
 しかもそのジンクスは、このときに限って言えば正解のようだった。

『それじゃあ、今日はこのまま授業始めるか。ちょうど俺が担当の教科だしな』


おもらしな快楽12につづく!

読んでくれている人がいたら嬉しいです。
楽しんでくれている人がいたらもっと嬉しいです。


この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
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レモネードオアシス 2022/10/04 16:36

おもらしな快楽2

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまで小説を更新し続けることができています。

今回はおむつにおねしょ。
安らかに寝息を立てている雫は、人知れずに――。


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

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「すぅ……。すぅ……。すぅ……」

 静まりかえった深夜の寝室に、雫の安らかな寝息だけが聞こえてくる。
 おもらししたショーツがお尻に纏わり付いてくると、雫はよく安眠できることを知っていた。
 雫はわざとおもらしをしてショーツを汚すことが大好きだった。
 この感覚に気づいたきっかけは――、

 子供のころ、トイレに駆け込むも間に合わず、おもらししてしまったことだった。
 そのときの『開放感』と『イケナイこと』をしているという感覚が癖になってしまっている。
 それ以来、10年以上にも渡ってわざとおもらしを続けてきた。
 だから、雫のショーツは目を凝らすと全体的に黄ばんでいる。

「ン……にゅうぅ」

 安らかな寝息を立てている雫の眉目が、かすかに苦しげに歪む。
 雫くらいの年頃の少女だったら、尿意を感じたら目を覚ますところだろうが……。
 しかし、雫は決して目を覚ますことはない。

「にゅうう……んっ、ぅぅ」

 しゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。

 雫の股間から、くぐもった水音が鳴り響く。
 紙おむつを充てられた秘部から、ツーンとしたアンモニア臭をまとった湯気が立ち上っていく。

「はぁぁ……」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 それは、なんの躊躇いもない放尿だった。
 それほどまでにおもらしは雫の生活の一部に溶け込んでいるのだ。
 クロッチの裏側に弾けたおしっこは、深い眠りに落ちていてもクリトリスをイタズラっぽく撫で回していく。

「んっ、ふぅぅ……っ」

 しゅわわわわわわわわわわ……。

 失禁しながら、雫はどこか色っぽい吐息を漏らす。
 むっちりとした太ももが官能に赤らみ、しっとりと汗ばんでいく。

「はぁ……、はぁぁ……はぅぅ」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 若く瑞々しい身体は、おねしょという失態にもクリトリスを熱く勃起させてしまう。
 その証拠に、ノーブラで寝ている雫の乳頭は、ツーンと上向きに勃起していた。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 じゅももももももももももも……。

 くぐもった水音も、やがて少しずつ収まってくると、
 ――ブルルッ!
 雫は大きく身震いをする。
 それは雫がおもらしを終えた、なによりもの合図だ。

 ジュワワワ……。

 おしっこを吸いきれず、おむつから生温かい恥水が溢れだしてくる。
 それでも雫は、

「すぅ……、すぅ……」

 何事もなかったかのように安らかな寝息を立て始める。
 そのおむつの中でクリトリスが固く勃起し、ショーツを甘美な体液で濡らしていることも知らずに――。

        ☆

「…………ん、ううう?」

 翌朝。
 雫が何事もなく目を覚ますと、しかし紙おむつはパンパンに膨らんで、ややくすんだ黄色に変色していた。
 おしっこは出した直後は鮮やかなレモン色をしているけど、時間が経つにつれてやがてくすんでくる。
 くすんだおしっこは、おもらしに慣れてしまっているという、恥ずかしい証でもあった。

「めがね、めがね」

 ベッドの枕元に置いてあるメガネを手探りで見つけ『3』の字になっている目にかける。
 もはやメガネは雫の身体の一部と化していた。
 ……もっとも、メガネをかけても眠たげな瞳まではカバーすることはできないのだけど。

「ん、おしっこ……もう、おむつ、パンパンになってるけど……」

 雫は、眠たげに目をこすりながら、ベッドの上だというのにしゃがみこむ。
 それは、和式の便器に跨がるときのように。
 その直後だった。

「はぁぁ」

 しゃああああああああああ……。

 なんの躊躇いもなくおしっこが噴き出してると、クロッチの裏側に跳ね返って、会陰を伝っておむつへと染みこんでいく。

 女の子の尿道は、太く、短い。
 無防備に地面にしゃがみこんでしまうと、膀胱が圧迫されて、そのまま失禁してしまうほどに。

「あー……、朝一番のおしっこはやっぱり気持ちいいなぁ……。はぁ……気持ちよすぎる……」

 しゅいいいいいいいいいい……。

「……あ」

 朝一番のおもらしをおむつに噴射しながら、雫は短い声を漏らしてしまう。
 おしっこを受け止めている紙おむつから、ある異変を感じ取ってしまったのだ。
 それは――。

「あぁ、漏れてきちゃう。横漏れ、しちゃう……っ」

 しゅいいいいいいいい……。
 ぽた、ぽたた……。

 限界を迎えた紙おむつからおしっこが溢れ出してくると、脚の付け根から横漏れしてきたではないか。
 どうやら、おねしょの量が思っていた以上に多かったようだ。

「止まらない、ううう~」

 女性器の太く短い尿道では、朝一番のおしっこを止めることなどできるはずがなかった。
 しかも雫の尿道はただでさえ緩い。

「ああ……。またシーツ、汚しちゃったよ……」

 しゅわわわわわわわわわ……。
 ポタタ、ポタタ……。

 シーツに新たな染みが生み出されていく。
 よく目を凝らしてみれば、洗いざらした白のシーツには、雫のおねしょの染みがいくつも残っている。

「あーあ、やっちゃった……。でも、おむつ、たぷたぷして、気持ちいい……ぱんつもぐしょぐしょだよ」

 シーツは洗濯に出しておくとして、布団も干しておかなくてはならない。
 いまのおしっこの染みと、それといままで何回もおねしょしてきた染み。
 両手でも数え切れないほどの染み。

「あたしの失敗……、見ないで、欲しいな」

 ちなみに雫の部屋は閑静な住宅街の道路に面している。
 しかも二階だ。
 ベランダに布団を干すと、おねしょの染みを見られてしまうということだ。
 思春期を迎えた少女として、これほど屈辱的な公開プレイもなかなか無いだろう。

「ああ、見られてる……。いまの男子、あたしの布団見てた……。見て、すぐに目、逸らしてた……っ」

 ちなみに布団の影になってるから外からは分からないけど、雫はおむつ一丁でベランダに出て布団を干している。
 もしもこの恥ずかしい格好を見られたらどうしよう?
 その想像でさえも、雫にとっては官能のスパイスとなって身体を熱く香り立たせる。

「ぱんつのなかが、熱くなってきてる……」

 ベランダにおねしょ布団を、おむつ一丁で干して。
 雫はマゾの快楽に股間を熱くぬめらせてしまう。
 休日だったらこのまま布団の影に隠れて身体の昂ぶりを発散させたいところだけど。
 残念なことに、今日はこれから学校がある。
 だけど、我慢できない――。

「おしっこ、まだ、出そう……」

 雫はベランダに干した布団の影にしゃがみこむ。
 それはまるで和式のトイレでするときのように。
 そしてそのままおまたの力を抜いていくと、

 しゅいいいいいいいい……。

 羞恥心に弛緩したおまたが、残尿に生温かくなった。
 おしっこを吸いきったおむつがたぷたぷになって、ショーツもヌルヌルでぐしょ濡れになっている。

「おむつから溢れ出してきちゃってるよ……」

 しゅううううううううう……。

 パンパンに膨らんだおむつから、おしっこが横漏れしてくる。
 ツーンとした刺激的な匂いの朝一番のおしっこは、ベランダに広がると、雨樋を伝って1階へと流れ落ちていく。
 もしも近くを誰かが通りかかったら、匂いと布団で、雫が変態的な性癖を持っていることがバレてしまうかも知れない。
 そのスリルに身体が更に熱くなっていき――、
 やがて、ブルルッ! 雫は大きく身体を震わせると、最後の一飛沫をなんの躊躇いもなくおむつへとはなっていた。

「はぁ……。スッキリしたぁ……。おむつ、脱がないと」

 ぴりぴり、
 ショーツタイプの紙おむつの左右を破って開封。
 パンパンに膨らんだ紙おむつはザボンの皮のように分厚くなっていて、それにずっしりと重たくなっていた。

 むわわ……っ。

 一晩中封印されていたおしっこの湯気が立ち昇り、寝起きの鼻孔をアンモニア臭が刺激する。
 あまりの臭いに、雫自身が涙ぐんでしまうほどだ。

「ぱんつもぐしょぐしょになってるし」

 雫はおねしょショーツを降ろす。
 火照ったパイパンに、朝のひんやりとした空気が心地いい。

「おむつはあとでゴミ袋の一番奥に捨てておくとして、ショーツはまだ……」

 雫は呟くと、スプレータイプの消臭剤をシュシュッとショーツに噴きかける。
 消臭作用もあるし、殺菌作用もある優れものだ。

「……くんくん。匂い、ヨシ!」

 一晩中、おむつの中で蒸れ返ってぐしょ濡れになっているショーツの匂いを確認すると、雫のお気に入りの石けんの匂いに早変わり。
 これで今日はずっとこのおもらしショーツを穿いていることができる。
 雫は、いつも湿ったショーツを穿いて学校に行くことにしていた。

「ン……ッ。濡れたぱんつがおまたに食い込んできて……、お尻に貼り付いてきてる……気持ちいい……」

 ジュワッ、

 ショーツを穿くと、早くもクロッチの裏側が蜜に濡れる感触。
 おしっこか、愛液なのか、たぶん両方だ。

「……気持ちいい……。おもらしショーツが穿けるのは、スカートを穿ける女の子の特権だよね!」

 ズボンだったら、こうはいかない。
 あとは念には念を入れて、スカートにも消臭スプレーを噴きかける。

「あはっ。ぱんつ、お尻にも食い込んできてるよ……っ」

 大きなお尻を包み込むように伸び伸びになった黄ばんだ白ショーツを穿いて、ハンモックのような白のブラ。
 ブラウスを着て、スカートを穿いて、タイを締めて。
 黒髪は櫛でとかして、緩い三つ編みにまとめておく。
 最後にくたびれたブレザーを引っかけたら、いつもの雫のできあがりだ。

「うぬぅ……。しかしショーツから尻下の肉が乗ってきてるような気が……?」

 最近はお尻や太ももに肉が乗りすぎてきただろうか。
 しかし、まぁ……、あとで考えたら良いかと雫は部屋をあとにするのだった。
 そのショーツの裏側に、熱い熱を秘めながら。


おもらしな快楽3

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この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
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