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JSの記事 (45)

レモネードオアシス 2023/02/03 04:59

未知の快楽6

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげさまで小説を書き続けることができています。

さて、今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

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登場人物

・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
 黒髪をおさげにしている大人しい女の子。
 いつも教室の隅っこの席で読書をしている。
 読めない漢字や、少しでも意味がわからない言葉があると、辞書を引きながら読み進めていく。

・服装
 白と紺色のセーラー服のような私服がお気に入り。
 お母さんに買ってもらった。

・ぱんつ
 女児ショーツ。
 飾り気のない純白の木綿のショーツ。
 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


(今日もおもらしして帰ろう)

 一週間が経った六時限目の算数の時間。
 瞳はそんなことを考えながら問題を解いていた。
 もう、おもらしをすることが当たり前のことになりつつあった。

 授業が終わるまであと五分。
 そうしたら帰りのショートホームルームが始まって、すぐに放課後になってくれる。
 そうすれば、我慢していたおしっこを思いっきり噴射することができる。
 もちろん、ぱんつは穿いたままで、だ。

(今日は……、学校でおもらしして帰ろっと)

 じゅわわぁ……ッ。

 おしっこが漏れ出してきてしまう。
 今日も昼休みからずっとおしっこを我慢してきたから、もう膀胱はパンパンに膨らんでいた。
 膨らみすぎた水風船のように爆発寸前だ。

「あっぅぅっ」

 じゅもも……ッ。

 あと少しでおしっこができる。
 そのことを想像しただけで、おまたが勝手に緩んでしまう。
 もうぱんつは少しずつ漏らし続けてきたおしっこでジトジトに湿っていた。
 この算数の授業が終わったら、担任の先生がそのまま帰りのショートホームルームをはじめる。
 だからあともうちょっとの我慢だ。

(おしっこ……。早くおしっこしたい……っ)

 じゅももっ。
 じゅわわわわっ。

 かすかな息づかいでさえも膀胱が刺激されて、おしっこが少しずつ漏れ出してきている。
 生温かくなったショーツに気まずくなって、内股を擦り合わせる。
 瞳の頭のなかは、もうおしっこのことでいっぱいになっていた。
 少しでも気を抜けば、いま座っている席におしっこでナイアガラの滝を作り上げてしまいそうだった。

        ☆

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レモネードオアシス 2023/01/27 15:12

未知の快楽5

今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


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登場人物

・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
 黒髪をおさげにしている大人しい女の子。
 いつも教室の隅っこの席で読書をしている。
 読めない漢字や、少しでも意味がわからない言葉があると、辞書を引きながら読み進めていく。

・服装
 白と紺色のセーラー服のような私服がお気に入り。
 お母さんに買ってもらった。

・ぱんつ
 女児ショーツ。
 飾り気のない純白の木綿のショーツ。
 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


 しゃがみこんだその瞬間。
 瞳は為す術なくおしっこを噴き出していた。
 女の子の尿道は太く、短い。
 だからしゃがみこんだときに膀胱が圧迫されると、勝手におしっこが噴き出すようにできている。
 ぱんつのなかがじんわりと生温かくなり、その感触は一気にお尻のほうへと広がっていった。

「あぅぅっ、我慢してたから……!」

 しゅわわわわわわわわわわわ!

 慌ててスカートをまくり上げてしゃがみ直す。
 真っ白なぱんつは、一瞬にして鮮やかなレモン色へと染め上げられていき、クロッチから黄金水が噴き出してくる。
 ツーンとしたアンモニア臭が、新緑の香りに蒸れ返っていく。

「んあっ、あああっあんっ!」

 ぷっしゅいいいいいいいいい!

 黄金のスプラッシュが止まらない。
 その勢いたるや、クロッチという二重布を突き抜けて、一メートル先にまで噴射されるほどだった。
 クロッチを突き抜けてきた極太のビームのようなレモンスプラッシュ。
 それが下草の生える地面に弾けると、あっという間に大きな水玉になっていく。

「ひっひぅぅっ! おしっこ、こんなに出てくるなんて……っ」

 しゅわわわわわわわわわわわわ!

 いままでおもらしをするときはトイレでやってきた。
 だから、こうしておしっこの量を目の当たりにすると、その量に驚いてしまう。
 いつもならおしっこをしたらすぐに水に流してしまうから、尚更だった。

「ううっ、止まらない……! おしっこ、止められない……!」

 シュイイイイイイイイイイイ!

 おしっこの噴射される鋭い音が止まらない。
 もしも茂みの外にまで、この恥ずかしい音が聞こえていたらどうしよう?
 少しでも音を抑えようとおまたを締めようと思うけど、

 キュンッ! キュンッ!

 おまたが切なげに痙攣するばかりでおしっこを止めることができなくなっていた。
 クロッチが縦筋に食い込んで、ヒクヒクと痙攣するたびにおしっこが噴き出してきている。

「ぁっ! ぁっ! ぁっ! ぁぁぁっ!」

 しゅいいいいいいいいいいいいい!

 クロッチに遮られたおしっこは、会陰を伝ってお尻のほうに広がっていく。
 もうお尻までおしっこでぐしょ濡れになっていて、ショーツの生地がペッタリと貼り付いていた。
 濡れたショーツには、瞳の桃尻が透けて見えている。
 もしも背後に誰か立っていたならば、瞳の恥ずかしいことになっているお尻が丸見えになっていたことだろう。

「うううっ、外なのに……!」

 ぢゅいいいいいいいいいいいい!

 くぐもった恥ずかしい噴射音が止まらない。
 しゃがみこんでいる内股を、春のそよ風が撫で回していく。
 こんなこと初めての体験だ。
 女の子は、おしっこをするときでさえも閉鎖された個室で、ひっそりと欲望を放つ。それも、音を気にしながら。
 それなのに。
 こうして外でおしっこをすることの、なんと開放的で気持ちいいことだろうか?

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レモネードオアシス 2023/01/13 06:40

未知の快楽4

今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


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登場人物

・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
 黒髪をおさげにしている大人しい女の子。
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・ぱんつ
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 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


「ぱんつ……ヌルヌルしてる……?」

 なぜなんだろう?
 それにおまたは熱くてむずむずするけど、おしっこをしたからだろうか。
 妙にスッキリとした感覚が残っていた。
 それ以上熱くなる方法は……、性に未成熟な瞳が知るはずもない。

「あぁ……ぱんつ、もう冷たくなってきてる……」

 ねっとりと濡れたぱんつは、早くも冷たくなってお尻に貼り付いてきている。
 それはおもらしをした瞳を責め立てているようでもあった。
 冷えたぱんつが、無性に冷たく感じられる。
 それだけ瞳のお尻が熱く火照っているということなのだろう。
 このまま濡れたぱんつを穿いていたら風邪を引いてしまうかもしれない。
 それに、おしっこでぐしょ濡れになったぱんつをお母さんに見つかったら、怒られてしまうに違いなかった。

「お洗濯しておこうっ」

 瞳はトイレから出ると、脱衣所の洗濯機に濡れたショーツを放り込む。
 ついでに着ていたセーラー服も脱ぐと一緒に放り込む。
 更には脱衣カゴに溜まっていた、お父さんとお母さんの服も入れておく。
 これで洗濯機を回して乾燥までかけておけば、瞳がおもらしをしたという証拠はこの世から消え去ってくれる。
 しかもお母さんから褒められるというおまけもついて。

「よし、これで証拠隠滅っと。そうだ、お風呂も洗っておこう!」

 一糸まとわぬ裸体となった瞳は、誰もいないことをいいことに裸でお風呂を洗い始める。
 二次性徴前の身体は少年のように痩せ細っていて、陶器のような真っ白な肌をしている。
 それでもお尻はプリッとしてきて、少しずつ女の身体へと成長しようとしていた。

「よいしょ、よいしょ……」

 スポンジで泡を立てて一生懸命お風呂を洗っている瞳は気づいていない。
 そのおまたは未だに桃色に染まっていて、

 たらり――、

 一筋の蜜を垂らしているということに。
 その蜜に気づく者は、誰もいない。

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レモネードオアシス 2023/01/06 04:57

未知の快楽3

明けましておめでとうございます。
今年もいい年でありますように。

今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
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登場人物

・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
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 読めない漢字や、少しでも意味がわからない言葉があると、辞書を引きながら読み進めていく。

・服装
 白と紺色のセーラー服のような私服がお気に入り。
 お母さんに買ってもらった。

・ぱんつ
 女児ショーツ。
 飾り気のない純白の木綿のショーツ。
 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


 濡れたぱんつはぺったりとお尻に貼り付いてきて冷たかったけど、すぐに火照ったお尻に熱くなっていく。

「ううっ、おしっこしたくなってきちゃってる」

 ぱんつを穿いたら、すぐに尿意がこみ上げてきた。
 なぜだろう?
 おまたが熱くなっているからだろうか?
 それは瞳にもわからないことだった。
 セーラー服のスカートを捲り上げると、

「よいしょっと」

 小柄な人は瞳には、ちょっと大きめの洋式の便座に腰かける。
 ……もちろん、ぱんつは穿いたままで、だ。
 これからイケナイことをしようとしている。
 ぱんつを穿いたままおしっこをするだなんて。
 瞳の鼓動は自然と早まり、痩せ細った少年のような身体は朱に染まっていた。

「……んっ」

 だけどいざぱんつを穿いたままでおしっこをしようとしても、お腹の変なところに力が入ってるのか、おしっこが出てきてくれなかった。
 漏らすときは、どんなに我慢しても勝手に漏れてきたというのに。

「ううっ、出てきて……くれない……っ」

 それでも顔を真っ赤にして息んでいると、やがて。

 じゅももっ。

「あっ」

 最初の一滴が出てきて、じゅわっとおまたが生温かくなる。
 自らの意志でおもらししたというのに、瞳は思わず色っぽい吐息を漏らしていた。
 だけど一度漏れ出してきておしっこは、もう止めることができなくなっている。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 ぱんつのなかから、くぐもった水音が噴き出してくる。
 女の子の太く短い尿道からおしっこが一気に噴き出してくると、クロッチの裏側に弾けて、その奔流は会陰を伝ってお尻へと広がっていく。

「おっ、お尻が……溶けちゃうぅ……」

 じゅいいいいいいいいいいいいい……。

 ショーツに染みこんだおしっこに、お尻が溶かされそうになる。
 それはまるで、生温かい手にお尻を撫で回されいてるかのような感触だった。
 お尻を撫でられるのが、こんなにも気持ちいいものだったなんて。
 それは物心がついて、初めて瞳が受けた愛撫だった。

「お尻……んああっ、気持ち、いーのぉ……」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。

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レモネードオアシス 2022/12/16 14:18

未知の快楽2

12月も早くも半ば。年の瀬が近づいてきました。

今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
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・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
 黒髪をおさげにしている大人しい女の子。
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・服装
 白と紺色のセーラー服のような私服がお気に入り。
 お母さんに買ってもらった。

・ぱんつ
 女児ショーツ。
 飾り気のない純白の木綿のショーツ。
 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


「おまた、拭かないと」

 いつまでも濡れたぱんつを穿いているわけにはいかない。
 授業が終わるまで、たぶんもう五分もない。
 そうなれば休み時間になって、女子トイレには他の生徒たちもたくさんくるに違いなかった。
 そうなる前に、ぱんつを脱いでおまたを拭かなければ。

「あぅぅ……」

 もわわぁ……。

 スカートを捲り上げてぱんつを降ろしていると――、立ち昇ってきたのは濃密なおしっこの湯気。
 飾り気のない木綿のぱんつは、見るも無惨な鮮やかなレモン色に染め上げられていた。
 ぱんつを脱ぐと、まずはおまたを綺麗に拭くことにする。

「んっ」

 トイレットペーパーを手に取って、産毛さえも生えていないふっくらとしたおまたを拭いた、そのときだった。

 チリリッ。

 指を食い込ませたおまたから発せられるのは、かすかな微弱電流。
 それでもおまたの深いところまで、しっかりと指を食い込ませて拭いていく。
 瞳が異変に気づいたのは、その数秒後のことだった。

「あれ……、なに、これ……?」

 おまたを拭ったティッシュに纏わり付いてきているのは、明らかにおしっことは違った、ヌルッとした液体だった。
 透明で、なんかネットリとしている。
 匂いを嗅いでみると……おしっこの匂いがした。おまたを拭いたのだから当然と言えば当然のことだけど。

「なんだろう……これ。汗とは違うみたいだけど」

 おまたを拭いたティッシュを見つめて首をかしげるけど、答えが見つかるはずなんて無くて。
 瞳は気のせいだと自分に言い聞かせておまたを拭いていく。
 いまは一刻も早くこの状況を切り抜けなくてはいけない。
 おまたを綺麗に拭けたら、次はぱんつを洗うことにする。

「タンクに溜まっていくお水で洗える、よね……?」

 トイレの水を流して、タンクに溜まっていく水を使ってパンをつ綺麗に洗っていく。
 もしもぱんつを捨てたりなんかしたら、お母さんに怒られてしまうかもしれない。

「あと一時間、我慢しないと……」

 今日は次の六時限目の算数の授業を乗り越えさえすれば放課後になる。
 だから濡れたぱんつも一時間の我慢だ。
 大丈夫。
 綺麗に洗って、固く絞れば体温で乾いてくれる……と思う。

「よしっ、綺麗になったの」

 ぱんつを綺麗に水洗いして、固く絞ってから広げてみる。
 木綿のぱんつは元の白さを取り戻していた。
 ただ、クロッチの裏側だけは黄ばんでいて取れなかったので気にしないことにしておく。

「……んっ」

 固く絞ったけど、それでも濡れたぱんつを穿くのは気持ち悪い。
 冷たかったし、それにお尻やおまたに貼り付いてくる。
 それでも顔に出すわけにはいかなかった。

(ちょっとくらいぱんつが汚れててもスカートだから平気だもん……っ)

 自分を鼓舞するかのようにホッと一息。

「よしっ、大丈夫っ」

 瞳はスカートの裾を正すとトイレの個室から出る。
 休み時間を知らせるチャイムが鳴ったのは、そんなときだった。

「早く教室に戻ろっと」

 トイレを出て廊下に。
 廊下には今日最後の休み時間を有効に使おうと多くの生徒たちで溢れていた。
 そんななかを、瞳は澄ました顔で歩いていく。
 こうして女の子は、少しずつぱんつを汚しても平気でいられるようになるのかもしれなかった。

        ☆

 こうして迎えた六時限目の算数の時間。
 ただ椅子に座っているだけで終わってくれると思っていたのに――。
 だけど、それは甘い考えのようだった。

(ううっ、濡れたぱんつが……、おまたに食い込んできてる)

 ただでさえ濡れたぱんつは気持ち悪いというのに、ジッと座っているとクロッチがおまたに食い込んできたのだった。
 それになぜか濡れたぱんつを穿いていると、おまたが熱くなってむらむらしてくる。

(うそ。エッチな気持ちになってきてる、の……?)

 おまたにぱんつが食い込んできてエッチな気持ちになってしまうだなんて。
 もしも誰かに知られたらどうしよう?
 それに濡れたぱんつはいくら固く絞ったとはいえ、スカートにお尻の染みができあがっているかもしれない。

(もしも誰かに気づかれたら、どうやって言い訳すればいいのだろう)

 いや、きっと言い逃れなんてできない。
 みんなにおもらしをしたことがバレてしまうに違いない――。

(どうしよう。どうしよう……っ)

 想像しただけで、瞳は人知れずに追い詰められていく。
 いつもと同じ教室。
 授業の風景なのに。
 それなのに、瞳のぱんつのなかだけ緊急事態になっていた。

(おまたがむらむらして、熱くなってるの……?)

 このとき、瞳は確かに濡れていた。
 だけど瞳がそのことに気づくことはない。
 ただ、騒がしい授業中の教室で、瞳のぱんつは瞳の意思とは無関係に熱く蒸らされていく。

(ぱんつ、固く絞ったつもりだったのに)

 それなのに、ぱんつが濡れているような感じがする。
 それも、熱く蒸れながら。
 だけど周りにクラスメートがたくさんいる授業中の教室で、ぱんつの具合を確かめるわけにもいかない。

(なんで……なんでドキドキしてるんだろう、わたしは……)

 その原因さえもわからない秘芯は熱く濡れ――。
 少しずつ時間が過ぎ去っていく。

        ☆

(やっと放課後になってくれたよ……!)

 帰りのショートホームルームが終わって放課後になったその瞬間。
 瞳は赤いカバンを背負うと、すぐに家路についていた。
 だけど瞳は気づいていない。
 その小さなお尻を包み込んでいる紺色のスカートには、お尻の形にくっきりと暗い染みができあがっていることに。
 その染みは、お尻の形に合わせて可愛いハート型になっていることに。
 瞳は気づいていない。

        ☆

「な、なんとか帰ってこれたよ……」

 玄関のドアを開けて、なんとか帰ってきた瞬間。
 瞳は背負っている赤いカバンを降ろすことも忘れて玄関にしゃがみこんでいた。
 ここまで帰ってくればもう安心だ。
 濡れて気持ち悪くなっているぱんつを脱ぐことができる。
 ちなみに今日はお母さんがパートの日だから、汚れたぱんつを見咎められることもない。

「うう~、ぱんつ、気持ち悪いの」

 まずは一刻も早くこのぱんつを脱いでしまいたかった。
 瞳は玄関にカバンを置くと、すぐ近くのトイレに行くことにした。

「ふぅ……」

 トイレのドアを閉めて、ホッと一息。
 その吐息は瞳の年とは思えないほど色っぽいものだったけど、そのことに瞳自身が気づく余裕は残されていなかった。
 目の前にあるのは、小柄な瞳にとってはちょっと大きめな洋式の便座。
 まずはスカートの両脇に手を入れて、ゆっくりとぱんつを降ろしていく。

 ぬちょぉ……。

「えっ?」

 ぱんつを降ろしたそのとき、瞳は眉をひそめてしまう。
 やっとのことで脱ぐことができた真っ白な木綿のぱんつ――そのクロッチの裏側に見慣れないものがこびり付いていたのだ。

「えっ、なに、これ……」

 クロッチに貼り付いていたもの……それは、ネバッとした液体だった。
 おしっこや汗とは明らかに違う、ハチミツのようなものがベッタリとクロッチの裏側にこびり付いている。
 かすかに黄ばんで見えるのは、ぱんつが黄ばんでいるせいなのだろうか?
 それは瞳にはわからないことだった。

「なに、これ。おまたから出てきた、の……?」

 指にとって確かめてみる。
 すると指のあいだでネットリと糸を張って、すぐに消えていく。

「納豆の糸みたい。匂いは……?」

 くんくんと鼻を鳴らして匂いを嗅いでみると……、おしっこの匂いがした。
 学校のトイレでもそうだったけど、たぶんぱんつに染みこんでいるおしっこの匂いだと思う。
 それでも丹念に匂いを嗅いでみると、かすかにヨーグルトのように酸っぱくて、それにほんの少しだけ海水のような磯臭さも感じた。

「なんだろう、このお汁は……」

 やっぱり、おまたから出てきたのだろうか?
 汗とは違うみたいだけど……。
 だけどなんでだろうか?
 匂いを嗅いでいると、なぜか頭がボーッとしてきて、おまたがむずむずと熱くなってくるようでもあった。

「ううっ、おまたがむずむずする……なんで……?」

 気がつけば、おまたは鮮やかな桃色に色づいて、熱くほころんでいた。
 ヒクンッ、ヒクンッ。
 まるでなにかを求めるかのように切なげに痙攣している。
 なんでなのかは、幼い瞳が知るよしもない。
 瞳はまだ、オナニーという行為も、言葉さえも知らないのだ。

 ――だけど。
 なんでこんなにもおまたが熱くなっているのか?
 その原因は、幼いながらもなんとなく分かっていた。

「おしっこ……ぱんつを穿いたままでしたら……気持ちよかったの」

 なんで気持ちよくなったのかはわからない。
 だけどぱんつを汚してしまったときの「イケナイのに」と言う感情と「おしっこを漏らしてスッキリしている」という感情がない交ぜになったときの感覚が、幼いお尻に染みこんでいたのかもしれなかった。
 それに生温かな手でお尻を撫で回されているかのような感覚を、もう一度味わってみたかった。

 ――大丈夫。
 お母さんが帰ってくるのは日が暮れてからだ。
 だからそれまでに濡れたぱんつを洗濯しておけば、おもらしをしたことは誰にもバレずに済む。

「こんなことしたらイケナイのに」

 頭ではわかっているけど、熱くなっているおまたを我慢できなくなっていた。
 濡れた木綿のぱんつを広げると、恐る恐る脚を通していく。


未知の快楽3につづく!

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