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TS俺女子のレッスンの記事 (47)

レモネードオアシス 2023/06/21 09:28

TS俺が女の子のレッスン!?7

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目次

TS俺が女の子のレッスン!?

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♠♥ブルマでおもらしっ。


「はい、おもらしライナー。お守り代わりに、ぱんつのなかに入れておいて」
「な、なんだよこのゴツいのは……」
「おもらししても大丈夫になるお守り」

 翌朝。
 司の部屋にやってきた晶が差し出してきたのは、分厚い紙でできた物体だった。
 長さ30センチほどある。

「紙の吸水ライナー。200ccまで吸える。きのうのうちに必要そうだったから買っておいた」
「そ、それは……すまぬ。そうだ、お金渡さないと」
「大丈夫。あなたのお父さんとお母さんから海外送金してもらったから」
「お、おう」

 どうやら司が入院して精密検査を受けているあいだに、色々と話が進んでいるらしかった。
 だけどいま問題なのは。

「ど、どうやってこんなものを装備しろと?」
「まずはぱんつを降ろして」
「あ、ああ」
「そのライナーをクロッチの上に置く」
「お、おう」
「ぱんつを穿く」
「む、むぅ」

 ライナーを置いたショーツを穿き、しかし司は顔をしかめてしまう。
 30センチほどある分厚い紙のライナーをおまたに充てているのだ。
 違和感がないと言ったら嘘になる。
 むしろ違和感の塊がショーツのなかに鎮座していた。

「股ぐらが……っ、ごわごわするぞぉ……っ」
「女子が股ぐらなんて言わないの」
「お、おまたが閉じれないんだがっ」
「サイズは夜用だから、最初は違和感があるかもしれない。だけどそのうち慣れると思うから」

 おまたどころか、お尻のほうまでごわごわしている。
 それでもおもらししても大丈夫になると言うのならば、入れておいたほうが安心なのだろう。

「女の子は、ぱんつのなかにこんなものをフル装備してても平然としてないといけないと言うことか……うぉぉっ」
 司はスカートの裾を整えると、晶に手を引かれて通学路に出るのだった。

        ☆

「もっと背筋を正して歩かないと。うちの学校、スカート短いんだから」
「はい」
「あんまりへっぴり腰になってると、スカートからぱんつはみ出てるわよ」
「はい」

 朝の通学路。
 司は晶とともに女子の制服を着て、登校することになっていた。
 ただでさえ生まれて初めてのスカートに、司の挙動は壊れたロボットのようになっている。
 男のころにはなにも感じなかったそよ風が牙を剥く。

「うう……。なんだか視線を感じる……っ」
「無理もないでしょ。司ったら見かけだけは金髪碧眼の美少女になってるんだもの」
「仕方ないだろ、勝手になってたんだから」

 女の子になって初めての登校。
 金髪碧眼の美少女になっているから、いやでも目立っているのだろう。
 通学路を歩いていると、同じ制服を着ている男子たちの視線がチクチクと刺さるのを感じる。
 主に、Fカップに膨らんでいるおっぱいと、ミニスカートで剥き出しになっている太ももに。

「俺は男だぞ。男の胸なんて見てもなにも楽しいことはないぞ……っ」
「なに言ってるのよ。女子ならドーンと男子たちの視線を受け止めてやりなさい」
「そんなこと言っても、このスカート、短すぎて装甲が……っ」
「スカートに装甲を求めない」

 スカートの裾をギュッと抑えるも、春のそよ風はイタズラっぽく太ももを撫で回していく。
 少しでも早くこの場を立ち去りたくて早歩きしようとするけど、隣を歩いている晶から、

「女の子なんだから、しっかり脚を閉じて歩くこと」
「はい」
「あんまり大股で歩くと、ぱんつが見えるから気をつけて」
「はい」
「下駄箱で上履きに履きかえるときも、ぱんちらポイントだから気をつけるように」
「はい」

 晶から女子としてのレッスンを叩き込まれながら、司は登校していくことになる。
 それでも、晶が一緒にいてくれるからこそ、登校することができているのかもしれなかった。
 もしも司一人だったら、絶対に家に籠もっていたに違いない。

「……ありがとな。付き合ってくれて」
「なに言ってるのよ。当然のことをしてるだけ」

 無表情で呟く晶だけど、そのほっぺたは少しだけ桃色に染まっているようにも見えた。
 幼なじみだからこそわかる、ほんのかすかな違いだけど。

「ほら、もうすぐ下駄箱。ぱんつが見えないように気をつけて」
「ま、任せてくれ」

 二人して並んで登校し、校門をくぐって下駄箱にまでやってきていた。
 ここまでくると、昇降口にいる男子たちの視線の集中砲火を受けているような気になっていた。
 当の男子たちは、チラ見をしているつもりなのだろうけど……。
 男子のチラ見は、女子にとってのガン見。
 そのことを嫌でも実感できてしまう。

「ぱんつが見えないように、見えないように……っ」

 ショーツのなかには30センチもある紙ナプキンが入っているのだ。絶対に見られるわけにはいかない。
 ローファーを脱いで、ショーツが見えないように屈んでローファーを拾い上げて下駄箱に。
 それから上履きに履きかえる。
 たったそれだけの動作に、司は精も根も尽き果てそうなほどに消耗していた。
 ……すぐ隣では晶が、平然と上履きへと履きかえている。
 女子、恐るべし。


TS俺が女の子のレッスン!?8につづく!

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レモネードオアシス 2023/06/20 12:02

TS俺が女の子のレッスン!?6

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目次

TS俺が女の子のレッスン!?

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「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 息も絶え絶えになってお風呂から上がってきた司は、晶が持ってきてくれた部屋着に着替えることになった。
 洗い晒しのTシャツに、三分丈の黒スパッツ。
 ぴっちりしたスパッツは慣れないし、それにトランクスを穿いていたら穿くことができないから必然的にショーツを穿くことになる。

「はぁ……しましまぱんつを穿かないといけないのか……」
「早く慣れることね。みんなの前でおもらししたら大変なことになるから」
「うう……」

 そう言われると、早く慣れておかなければならないのだろう。
 女の子の身体にも、ショーツにも。
 こうして少しずつ女の子になっていくのかもしれなかった。

        ☆

 ちなみに。
 司がおもらししてしまった制服は、晶がクリーニングに出してくれた。
 晶はしっかりとスペアの制服を用意してくれていたので、司は何の問題もなく明日から学校に通うことができるようになっていたのだった。

「いつまでも籠もってるわけにもいかないし、なぁ……」
「それじゃ、明日の朝になったら迎えにくるから」

 晶は言い残すと、隣の家へと帰っていく。
 どうやらズル休みできる可能性は捨てておいたほうが良さそうだ。


TS俺が女の子のレッスン!?7につづく!

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レモネードオアシス 2023/06/19 15:01

TS俺が女の子のレッスン!?5

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初めての女子用の制服!


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TS俺が女の子のレッスン!?

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「ああ……また一つ女の子になっちまった……」
「紐、食い込んでない? 横からおっぱいはみ出してると苦しいし、形が崩れてくるから気をつけてね」
「しっかりフィットしてしまっています……ううっ」
「よし、次は制服」
「はぁ!?」

 下着だけでも恥ずかしいというのに、次は制服だなんて。
 しかもスカートを広げてみると、かなりミニに設定されているようだった。
 もう司のヒットポイントは0だ。
 それでも晶は容赦してくれない。

「あの、こんな極小の布切れを巻いて人前に出ろだなんて、それは無理なんですけど」
「女の子がスカートを短くするのは、気合を入れるため。自らを鼓舞するためなの。男どもの視線を堂々と受け止めてやりなさい」
「そんなぁ……」
「はい、まずはブラウス。次はリボンね。タイもあるけどどっちにする?」
「タイでお願いします……」

 女子は胸元のリボンをタイにすることもできる。
 それは男子だったころのせめてもの司の抵抗だった。
 ただし、色は可愛らしいピンク。

「うう……これはブラウスじゃない……ワイシャツ、ワイシャツなんだ……。胸元もタイだし……っ」
「そうそうその意気。はい、スカート」
「うぉぉ……スカートォォォ!!」

 気合を入れながらもスカートに脚を通していく。
 やはりというかかなりミニのようだった。
 ちょっとでも気を抜けば、しましまぱんつが見えてしまうほどに。

「ど、どうやって穿けばいいんだ?」
「両脚を通したら、腰のところのホックを留めるの」
「お、おう」

 言われたとおり腰のホックを留める。
 なんとか……スカートを穿くことができたようだ。
 ただし、この極小の布切れの防御力は限りなく0に近そうだが。

「ん。可愛い。次は靴下」
「もう好きにしてくれ……」

 ザ・JKという感じの黒い靴下。
 スカートを穿いたままで靴下を穿こうとするとぱんつが見えてしまうけど、この際気にしないでおくことにする。

「あとは……ヘアスタイルね。せっかくつやつやの金髪なんだから、ツインテールにしてあげる」
「そんなぁ……」

 嫌がっている声も、自分で思っているよりも高くて、女の子の声になっている。
 司は為す術なくツインテールにされていくことになった。

「よし、完全無欠のJK……女の子になったわね。安心して、とっても可愛いから」
「うう……信じたくない……」
「それじゃあ実際に見てみる?」

 一糸まとわぬ裸体となったままの晶は、部屋を出ていく。
 その後ろ姿のお尻が満月みたいにぷりっとしてて、ドキリとしていると、すぐに晶は戻ってきた。
 どうやら母の部屋から姿見……大きな鏡を持ってきたようだ。

「はい、しっかりと直視しなさい」
「うっ、うぐ……っ」

 姿見を直視して、司は言葉を詰まらせてしまう。
 なにしろそこに頼りなさげに立っていたのは、完全無欠の金髪碧眼の美少女だったのだ。
 頬を真っ赤に染めて、頼りなさげにこちらのことを覗き込んできている様子は小動物を思われる。
 それでいてブラウスを押し上げているおっぱいは大きく張っていて、ブレザーのボタンを嵌めることができないほどだった。

「うう……。これが俺だなんて……」

 恥ずかしさのあまりに目眩を感じる。
 視界がぐるぐると回ってきて、気がつけば――、

 しゅいいいいいいいいいい……。

 ぱんつのなかが温かくなっていた。
 いったい、なにが?
 司自身なにが起こったのか理解できずにいると、そうしているうちにも、

 しゅわわわわわわわわわわわ……。

 スカートのなかからくぐもった水音が鳴り響いている。
 ぱんつのなかが生温かくなって、その温もりが滲み出してきたかと思ったら、内股を流れ落ちていき――、

「えっ、あっ、うそ……っ」

 しょおおおおおおおおおぉぉぉ……。

 内股を黄金水に撫で回され、このときになって司は失禁していることに気づく。
 だけどおまたに力を入れても、おしっこを止めることができなかった。

 ヒクンッ、ヒクンッ。
 しゅいいいいいいいいい……。

 おしっこを止めようと思っても、おまたが切なげに痙攣するばかりだった。
 女の子の尿道は、太く、短い。
 だから一度おしっこが漏れ出してきてしまうと、最後まで漏らすより他ないのだ。

「う、うそっ、漏れてる……!?」
「あら。おもらししちゃうなんて可愛らしい」
「か、可愛くなんか……ああっ」

 しゅわわわわわわわわわ!

 おしっこの勢いが増す。
 司がビックリしてがに股になってしまったからだった。
 たったそれだけで、おしっこが勢いよく噴き出してくる。
 女の子にはおちんちんなんて付いてないから、脚を開けばそれだけ勢いよくおしっこが噴き出すようにできている。

「ううっ、止まらない……っ」

 ジョボボボボボボボボボ……。

 まだ女性器に慣れていない司は、黄金水を垂れ流す他なかった。
 せっかく着た制服が、靴下があっという間にぐしょ濡れになると、フローリングの床に湖のように広がっていく。

「ダメ……。出て、くるな……ううっ」

 しゅわわわわわわわわ……。

 スカートの上から、おまたを前抑えしてもおしっこは漏れ出してきている。
 やがて膀胱のなかのものをすべて出し切ってしまい――、

 しょおおおおおぉぉぉ……。
 ぽた、ぽたた……。

「ああ……。全部……出ちまった……」
「大丈夫? スッキリした?」
「スッキリ……しちゃいました……」
「そう。それなら着替えないと。司はまだ女の子のおまたに慣れてないだけだから。気にしないで」
「でも……」
「学校に行ったとき、みんなの前でおもらししてたら、もっと大変なことになってたと思うし」
「うう……おもらししてるところ、晶にみられるだけでも充分に恥ずかしい……」
「何年幼なじみやってきたと思ってるのよ。一緒にお風呂に入ったり、それに外でおしっこの飛ばしあいだってやってきたでしょ。なにも恥ずかしがることなんてない」
「あっ」

 おもらしして凹んでいると、晶はなんの躊躇いもなく抱きしめてくれる。
 一糸まとわぬ裸体で。
 足元にはおしっこの水たまりが広がっているというのに。

「お洋服、脱がせてあげる。一緒にお風呂に入りましょう」
「え。一緒にはさすがに」
「今更恥ずかしがらないの。五年生まで一緒に入ってたし、それに女の子同士なんだから」
「うう~」

 そう言われると反論のしようもなくなる。
 こうして司は晶に身体の隅々まで洗われることになった。

「せっかくの美少女なんだもの。ちゃんとお肌を磨いておかないと。それにシャンプーとリンスも紳士用のものなんて使ってたらボサボサになっちゃう。今度一緒に買いに行きましょ」
「あっ、ああんっ。おまた、くすぐったいっ」
「おまたは奥まで洗っておかないと」
「わかった、わかったから堪忍して……っ」
「堪忍しない。司にはしっかり女の子になってもらうから」


TS俺が女の子のレッスン!?6につづく!

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レモネードオアシス 2023/06/17 16:08

TS俺が女の子のレッスン!?4

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初めてのショーツ!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

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「は、生えてない……のか?」
「私は生えてない。周りの子たちは五年生くらいで生えてたけど」
「そ、そうなんだ……」

 セクシーな体型に育っているのに、おまただけは赤ちゃんのようにつるつる。
 そのアンバランスさに、おまたから目が離せなくなっていると、

「さて、司。あなたも脱ぎなさい」
「ちょっ」
「私だけ裸になるなんてズルいし。女は度胸」
「俺は男だ!」
「こんなに可愛いのに、なに言ってるのよ」
「あーれー」

 司は一瞬にして男物の制服を脱がされることになる。
 露わになったのは、

 たゆん♪

 プリンのように波打つFカップ。
 恥ずかしさのあまり、ほのかに桃色に染まっていて、その頂にはちょこんとキイチゴのような小さな乳首が乗っかっている。
 晶は容赦無くトランクスも脱がせてくる。

「無駄な抵抗はよしなさい」
「あうっ!」

 モワァ……。

 甘い香りとともにトランクスの下から姿を現したのは、産毛さえも生えていない、ふっくらとした純白の美丘。
 やや土手高の丘には、シュッと一筋のクレヴァスが刻まれている。
 その狭間からは、一枚のピンク色の花びらがほころんでいた。

「ん。可愛い」
「だから可愛いっていうなっ。俺は男なんだからっ」
「素直になりなさい。まずはぱんつから」
「うう~、本当に穿かなきゃ、ダメ?」
「ダメ。トランクスなんて穿いてたらナプキン使えないし。それにほら、よく見て」

 晶は白と水色のしましまぱんつを広げてみせる。
 そしてぱんつの底がよく見えるように示すのだった。

「女の子のぱんつは、おまたが当たるところが二重布……クロッチになってるの」
「な、なんでそんなものが……? 男物のパンツにはそんなものなかったと思うが……」
「女の子のおまたからは下り物とか、おしっことかたくさん漏れ出てきちゃうの。だから外にまで染み出ないようにクロッチがあるの」
「あー……、確かに」

 ついさっき重たいボストンバッグを持ち上げたときに、ジョボボッとチビってしまったことを思いだす。
 トランクスを穿いているときにチビると、たしかに太ももを伝い落ちてズボンに染みこんで気持ち悪いことになっていたのだった。

「あと思いっきり笑ったり、クシャミをしたときにもおしっこが噴き出してくるから注意するように」
「お、おう」

 女の子のクシャミって可愛いよなー、とか思っていたけど、思いっきりクシャミをするとお腹に力が入った拍子におしっこが噴き出してくる……と、いうのはなんとなく分かる気がした。
 気をつけなければ。

「だから、はい、ぱんつ穿いて」
「で、でもなぁ……っ」

 女物のぱんつを穿くというのは、それは女であるということを認めてしまうようなものだ。
 それも可愛いしましまぱんつだなんて。
「穿かないと……ダメ?」
「ダメ。女の子の日が来たら大変なことになるし。下半身が血まみれになってもいいなら別だけど」
「うう~」

 どうやら選択の余地はないようだ。
 司はしましまショーツを広げると、ゆっくりと脚を通していくことにする。
 ……それはそれは嫌そうな顔をして。

「うう……。ぱんつ、柔らかい……」

 右脚。
 左脚。
 両脚をショーツに通して、ゆっくりと上げていき――、

「ああ……穿いちまった……」

 ついに司はショーツを穿いてしまう。
 ふっくらとしたショーツは、しっかりとフィットしてきて、お尻を優しく包み込んでくれる。
 男物の下着よりも肌触りがよくて、ほんのりと温かい気がした。

「ああ……。これでまた一つ女の子になってしまった……」
「次、ブラジャー」
「ひっひいっ。ブラジャーは勘弁して下さいっ」
「なに言ってるのよ。そんなに見事なおっぱいしてるんだから、ノーブラで登校なんかしたら男子たちの視線が釘付けになる」
「だ、だが……っ」
「それにFカップあるんでしょう? 重力に耐えきれずに垂れてきちゃったら大変じゃないの」
「ちょっと待て。なんでサイズのことを知っている」
「担任の先生に聞いたの。これから司が登校することになるなら必要になるっていうことで、カラダの細部のことまで特別に教えてもらった。だからサイズは完璧」
「お、俺のプライバシー……」
「はい、ブラジャー」

 晶は無表情のままブラジャーを差し出してくる。
 有無を言わせずに「あてろ」と言うことなのだろう。
 物心着いたころからの幼なじみだ。それくらいわかる。

「だ、だが……どうやってあてるんだ?」

 それは当然の疑問だった。
 男だったころはブラジャーなんてあてたことがないし。

「まずはおっぱいを包み込むように二つのカップをあてて」
「うう……っ」
「それから背中のホックを嵌めるの」
「あてたくない……。あてたくないが……っ」

 嫌々ながらブラのストラップを整えて、背中のホックを引っかける。
 柔らかな生地がおっぱいを包み込んでくれる。


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レモネードオアシス 2023/06/15 12:00

TS俺が女の子のレッスン!?3

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きのうは週に1回の祖母のデイケアの日ということもあって気が抜けてしまったのか、一日中寝ていました。

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無口な幼なじみ女子のストリップショー。


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

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「司、あなたはいまでは立派な女の子なの。だから無理しないで」
「こんなバッグ、男のころだったら軽々と片手でいけたんだけどなぁ……」

 二人がかりでボストンバッグを持って、二階の司の部屋へと運んでいく。
 晶もなにも警戒することなく、司の部屋へ。

「ふぅ、重たかった。一体このボストンバッグになにを入れてきたんだよ。妙にかさばってるし、重たいし」
「それは見てのお楽しみ。それにしても……」
「な、なんだよ」

 晶は、こちらのことを舐めるように見つめてくる。
 いくら幼なじみとはいえ、そんなに見つめられると居心地が悪くなるというか、照れるというか……。
 そんなことを考えていると、晶は呟くのだった。

「本当に女の子になってるみたいね。それも、かなり可愛い」
「か、可愛いとかいうなっ」
「金髪だってサラサラのロングヘアだし、目も澄んだ海みたいな碧眼。おっぱいだって大きいし、完全無欠の美少女じゃないの」
「び、美少女……っ」

 まさか自分が美少女と呼ばれる日がこようとは。
 嫌なはずなのに、頬が熱くなってしまう。
 そんな司を尻目に、晶はボストンバッグを開封するのだった。
 中に入っていたのは、

「ま、まさか、それは……っ」

 司は言葉を失ってしまう。
 なにしろバッグに入っていたのは、学校の制服だったのだ。
 それも、女子用の。
 おまけにショーツやブラジャーまで用意してくれたみたいだ。

「これから学校に通うことになれば、必要になると思って」
「ちょっ、俺は嫌だぞ! 絶対に! 制服なら男物の制服を着てけばいいじゃないか」
「ダメ。完全無欠の金髪美少女なのに、男装なんてしてたら返って目立つ」
「う。確かに……っ」
「それに……司、あなたはぱんつ、どうしてるの?」
「トランクスだけど……」
「そんなにごわごわしたトランクスなんて穿いてたらダメ。女の子の日が来たら大変なことになる」
「……と、いうと……?」
「クシャミすると、股間から血が噴き出す」
「ひっひい」
「女の子の日は身体に密着するショーツを穿いて、ナプキンを入れておかないと大変なことになる。だから観念して」

 晶がボストンバッグから取り出したのは、女子用の制服。
 シックで落ち着いたブラウンのブレザー。
 黒のスカート。
 それに黒の靴下。
 そして――。

「ぱんつ、穿かないとダメなのか?」
「最初は違和感があるかもしれないけど、慣れておかないと」
「うう~……」

 晶が用意してくれたのは、それはそれは可愛らしいショーツだった。
 水色と白のしましまぱんつで、こっとん製なのか、ふかふかとした優しい手触り。
 ブラジャーの柄も揃えてくれたのか、水色と白のボーダー柄。

「司。あなたを女の子にしてあげる」
「ひっひいっ」
「まずはその男物の制服を脱ぎなさい」
「ま、待った。いくらなんでも急すぎるだろ。心の準備というものがだな」

 女の子になった身体を見られるのは、なんだかとても恥ずかしい気がする。
 それに情けなことに、司の男だった部分は、まだ産毛さえも生えていない、赤ん坊のような『おまた』なのだ。
 それを見られるのは恥ずかしすぎる。

「脱ぎたくないの? それじゃあ私がお手本をみせてあげるから見ててちょうだい」
「えっ?」

 晶は静かに呟くと、おもむろに制服を脱ぎ始める。
 ブレザーにスカート。
 ブラウスに黒タイツ。
 露わになったのは、Fカップに膨らんだ大きな乳房。
 それでいてウエストはキュッとくびれていて、ヒップラインはセクシーに膨らんでいる。
 昔からのインドア派で、その素肌はシルクのように白かった。

「こら、なんで目を逸らすのよ。あなただって女の子でしょう」
「そ、そうだけど……一緒にお風呂入ってたころよりもずいぶん性徴してるというか……」
「当たり前じゃないの。あのころ、五年生くらいだったし。私だって成長するもの」
「そりゃそうだが……っ」

 想像以上の幼なじみの成長に、司は戸惑ってしまう。
 それでいてFカップのおっぱいを包み込んでいるのは、水色と白のボーダー柄のブラジャー。
 ショーツもお揃いのしましまぱんつだった。
 大人っぽく成長している身体に対して、下着はやや子供っぽくてアンバランスな危うさを感じる。

「さて、と」

 晶は呟くと、なんの躊躇いもなくブラジャーを外してみせたではないか。

 たゆんっ。

 露わになったのは、プリンのように波打つ乳房。
 マシュマロみたいに真っ白で、かすかに桃色。
 その頂にある乳首は、小さいけどツンと自己主張していた。
 それだけではない。

「んっ」

 晶はショーツの両サイドに指をかけると、ゆっくりと降ろしていく。

 もわわぁ……。

 ショーツの内側から甘い香りが漂ったように感じたのは気のせいではないのだろう。
 室温が二℃ほど上がる。
 甘い香りとともに露わになったのは――、

「えっ」

 司は思わず目を疑ってしまった。
 なにしろ晶の恥丘は、産毛さえも生えていないパイパンだったのだ。
 ふっくらとした恥丘には、シュッと一筋のクレヴァスが刻まれていて、その割れ目からはピンクの花びらのような小陰唇がはみ出していた。
 まさに赤ちゃんのようにつるんとした『おまた』だった。


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