万能の天才が残した言葉
万能の天才が残した言葉
万能の天才と言われたレオナルド・ダ・ヴィンチ。彼は亡くなる直前に「私はまだ何も成し遂げていない」と残しています。
今の世間でも見栄を張る凡人は過去の栄光ばかり自慢するものですが、対してダ・ヴィンチは最後まで自分を凡人だと思って死んだわけですね。
有名な「モナリザ」も描いては消し描いては消しを繰り返して10年以上も掛かったと言います。
どんな生涯だったかは詳しくはないですが、自分の作品を完成させてしまう怖さがあったのだろうか。
もしそうなら共感してしまいます。
そうなら天才でも恐怖を感じてしまうのだろうかと考えてしまいます。
少なくとも
「私はまだ何も成し遂げてはいない」というセリフには彼の死への恐怖を感じます。
大昔で67歳まで生きたダ・ヴィンチは相当な長寿だと言えるのに、まだ死にたくないと思ってしまうんです。
いくら"万能の天才"だと言われたところで、死への恐怖や、作品を終わらせられない優柔不断さが何とも人間臭くて、
天才だって凡人と何も変わらないんだなというダメさ加減が僕は好きです。
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