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おもらしの記事 (271)

レモネードオアシス 2024/04/30 17:02

TS俺は失敗禁止ッ!6

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日です。
DLsiteでは同人誌の新刊が配信中です。

さて、火曜日と言うことで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!

※この小説は将来的に同人誌として発表する予定のある作品です。
 記事をご購入の際は、その点をご留意頂けましたら幸いです。


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

この小説を最初から読む!


「さて、と。買うものは買ったし! 今日のところは帰りましょうか」
「ほ、本当にこの格好で歩かないとダメか?」
「あんた、そのなりして男物の制服なんて着てたらかえって目立つわよ」
「せ、せめてスカートはやめたい……っ。こんな極小の布切れを腰に巻いただけというのは……!」
「女の子がスカートを短くするのは気合を入れるとき! 堂々と視線を受け止めてやりなさい!」
「そんなぁ……」
 せめてもの抵抗と、両手で洋服が詰まった紙袋を持ち上げて、剥き出しの太ももをガードしようと思って――、

 じょぼぼ!

 ちょっと重たい紙袋を持っただけ。
 たったそれだけなのに、いつもよりも重たく感じられて、ショーツのなかにじんわりと生温かいものをおもらししてしまう感触。

(えっ?)

 気のせいだと言い聞かせるも、ショーツのなかのわだかまりは消えてはくれなかった。

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少しずつ溢れ出してくる、尿意……ッッッ!

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レモネードオアシス 2024/04/22 15:08

ビターチョコレート6

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

月曜日です。
この週末は風邪を引いていました。

さて、今日は月曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


 ブボッ、
  ブポポッ!

「あっ……っ」

 翌朝。
 ショーツのなかに弾ける水っぽい爆音に、ひなぎくはパチリと目を覚ました。
 反射的にキュッとお尻に力が入るけど、もうすべてが遅い。
 下剤によってドロドロになった下痢が、ショーツのなかにベッタリと詰まっている。

「う、うそ……」

 それでも信じられずに、お尻に手をあてると――、
 ショーツに覆われたひなぎくのヒップラインは、下痢によってうっすらと膨らみ、二回りほど大きくなっている。
 慌てて身体を起こすと、

 グチュ――ッ。

 ショーツのなかに詰まった下痢がお尻に潰れる、なんとも言えない気持ち悪い感触。
 シーツに溢れ出していた下痢も、大きなお尻にべっちょりと潰れていた。

「う、うそ……」

 身体を起こして、その惨状に目を疑ってしまう。
 カレーライスをベッドの上にこぼしたとしても、こんなに酷いことにはならないだろう。
 一瞬にして目が覚めると、戻ってきたのは嗅覚だった。

「酷い……臭い、だよぉ……」

 あまりの悪臭に、鼻がツーンとして涙が溢れ出してくる。
 しましまショーツは茶色く染め上げられていて、おまたの方まで下痢でパンパンに詰まっていて――、

 しゅいいいいいいいいいいいい……。

 あんまりにもショックで、ひなぎくは朝一番のおしっこを失禁していた。
 下痢に濾過されたおしっこが、シーツへと広がり、染みこんでいく。

「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 どんなにおしっこを止めようと思っても止まってくれない。
 シーツには恥ずかしい染みが広がっていく。
 下痢で濾過されたおしっこの、茶色い染みが。

「お願い……、止まってぇ……っ」

 おまたに力を入れて、おしっこを止めようとし――、
 そのときだった。
 コンコンッ、控えめなノックとともに「お嬢様。朝食の準備ができました」と、ドアの向こうでシェフィの呼ぶ声。
 反射的に、「あっ、うん」と返事をしてしまったのが運の尽きだった。

「お嬢様。お加減のほうは……?」

 ゆっくりとドアが開くと、絹のカチューシャを乗っけたシェフィが首を伸ばして覗き込んでくる。
 そしてその銀髪碧眼の風貌が、ほんのかすかだけど動揺する。
 無理もない。
 ひなぎくの下半身は下痢塗れで、ベッドもカレーの山盛りだ。
 だけどシェフィが動揺したように見えたのも一瞬のこと。
 すぐに、

「お風呂の用意をしてあります。まずはお召し物を脱がして差し上げましょう」
「うう~」

 優しい手つきだけど、シェフィはなんの躊躇いもなく、遠慮なくショーツを脱がしていってくれる。

 手伝ってくれるのはありがたいけど、うんち塗れになったおまたとお尻を見られるのは恥ずかしい。

「その、ごめん……、おむつ、あてておけばよかった」
「いいのです。私はお嬢様のお世話をしているときに悦びを感じているのですから」
「うー……」

 シェフィはテキパキと身体を綺麗にしてくれる。
 すでにお湯を沸かして用意していたみたいで、ひなぎくはあっという間に全身をくまなく拭かれていた。
 そのあとは朝の入浴タイム。
 そこでもひなぎくは身体の隅々までシェフィによって磨かれていくのだった。


ビターチョコレート7につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/04/18 13:43

ビターチョコレート5

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

木曜日です。
きのうはやけ酒をして二日酔いで潰れていました。
しばらくはお酒は控えたいと思います。

さて、今日は木曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

ビターチョコレート

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「すー……、すー……」

 ぎゅるるるっ、
  ぎゅるるるる~……。

 大腸とは、食べたものの水分を吸収する器官だ
 そこに2週間ものあいだ詰まっていた排泄物は、カチカチに固まっているはずだが……。
 しかしアルテマはどんなに頑固な便塊でさえもドロドロの下痢に溶かすほどの下剤である。
 そのことを深い眠りの底にあるひなぎくが、そのことを知るはずもない。
 それでもお腹の異変を感じたのか、

「んっ、んん~……」

 どこか色っぽい吐息を漏らすと、ひなぎくは寝返りを打つ。
 そのときにお行儀悪くタオルケットも蹴っ飛ばしてしまう。
 Tシャツを着ているとはいえ、ジワジワとお腹が冷えていくが……、眠っているひなぎくが知るよしもない。
 そして、そのときは唐突に訪れた。

 ぷりゅっ!

 はじまりは、小さな……、しかし水っぽい炸裂音だった。
 ひなぎくのプリッとしたお尻の割れ目から、液状のモノの漏洩が始まったのだ。

 ぷりゅっ、ぷりゅりゅ!

 ショーツのなかで水っぽい音が弾けると、じゅわり……、お尻の割れ目の真ん中に、茶色い染みが浮き上がってきたではないか。
 だがそれはまだ序章に過ぎない。

「うっ、ううう……っ」

 ぷりゅりゅっ!
  ビチッ、ビチチッ!

 桃尻の狭間から漏れ出してきている下痢は、やがてショーツをうっすらと盛り上げていく。
 それでもひなぎくの失便は終わらない。

「んっ、はぁン……んんっ、ん!」

 ビチチッ! ブピュッ!
 ブチュチュッ! ブポッ、ブポッ!

 可愛らしいデザインのしましまショーツが盛り上がり、ぷつぷつと茶色い水分が滲みだしてくる。
 醜悪な腐敗臭が、盛り上がったショーツから漂ってきて――、
 だが、ひなぎくはそのことに気づかない。
 むしろお腹に力を入れていく。

「う、うううっ、んっ!」

 ブリュッ! ビチビチビチ!
  ビチチチチチチチチ!

 ここにきてひなぎくは、自らお腹に力を入れて息み出す。
 きっと夢の中ではトイレに間に合っているのだろうが……、しかし現実で下痢が放たれているのはショーツのなかだ。
 お尻をぴったりと包み込んでくれるショーツは、当然のように容量が少ない。

「ウッッ、うん……っ、んっ」

 ビチチッ! ビチッ!
 にゅるるるるるるるるる!

 ショーツのなかでは収まりきらなくなった下痢は、ついに足口から溢れ出してきてしまう。
 下剤に溶かされた、水に近い流動体となった、2週間ものの汚泥。

 ショーツから溢れ出してきた汚泥は、ショーツへと落ちていくと、うずたかく積み重なっていった。

「はぁっ、はぁぁ……っ」

 ニュルルルルルルル!
  ブリブリブリッ! ブボボッ!

 便失禁という痴態を晒していることも知らず、ひなぎくは更にお腹に力を籠める。
 本能的に、身体に詰まっている毒素を吐き出そうとしているのだ。
 人間の、もっとも原始的な欲求の一つである『排泄欲』を満たそうと、本能のままに息んでしまう。
 それがたとえショーツを穿いたままだとしても。

「んんっ、う~……じゅる……じゅるる……」

 こんなときだというのに、ひなぎくはあろうことかヨダレを垂らし始めたではないか。
 それは気持ちいいと感じてしまったときに晒してしまう、ひなぎくのコンプレックス。
 失便しているというのに、ひなぎくは『気持ちいい』と感じてしまっているのだ。
 どんなに恥ずかしいことでも、2週間ぶりに排泄欲を満たした女体は快楽に包まれている。

「…………ぁぁ……、じゅるる……ン、ンンッ」

 ミチミチミチミチミチ!
  ブボボボボボボボボボボ!

 空気が混じった下痢を噴出し続け……、ひなぎくの失便は一晩を通じて続くことになる。

        ☆


ビターチョコレート6につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/04/08 14:57

ビターチョコレート3

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

月曜日が始まりました。
今日は飼い始めた猫様の避妊手術なので、午前中に動物病院に行ってきました。
午後に手術が行われ、夕方にお迎えに行ってきます。

さて、月曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


 家まであと10分。
 不幸中の幸いか、人通りが少ない閑静な住宅街だから、誰かと会う可能性は低いが……だけど、安心はできない。
 白タイツは茶色く染め上げられているし、お尻からはヘドロよりも醜悪な香りを漂わせているのだ。

「どうか、誰にも会いませんように」

 いつの間にか落としていたカバンを拾い上げて、ピンと背筋を伸ばして歩きはじめる。

 ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ……。

 一歩進むごとに軟便がショーツのなかでネットリと攪拌され、おまたに食い込んでくる。
 それでも歩を止めるわけにはいかない。
 お尻を包んでいるスカートは、うんちによって一回りほど大きく膨らんでいる。

(お願い……、ばれないで)

 人とすれ違うときは、カバンを両手で前に持って白タイツを隠して歩く。
 すれ違ったら、後ろ手に持ってお尻を隠す。
 だけど茶色い香りまでは隠せるはずもない。
 ひなぎくが風上にいるときに、匂いを感じ取ったのだろう。
 小学生の男の子たちが顔をしかめると、

『お前、おならしただろ』
『いや、言い出しっぺのお前だろ』

 だなんて冷やかしあっている。
 まさかひなぎくのお尻から漂ってきているとは夢にも思っていないに違いなかった。

(ごめんなさい、臭いよね……)

 心のなかで謝りながら、ひなぎくは何とか家に辿り着く。
 ひなぎくの家は、周りの家と比べるとちょっと大きめの洋館だ。
 鉄格子でできた扉の上には槍が生えていて、扉の向こうには青々とした噴水を湛えた庭が広がっている。
 噴水を中心としたロータリーを迎えるように、白壁の洋館が夕日を受けていた。

「な、なんとか辿り着けた……ふぅ……」

 大きな鉄扉の横にあるインターフォンを押して、気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?

 ビチチチチ!

 ショーツの中に熱いものを漏らしてしまう。
 これから広い庭を横切らないと、屋敷には辿り着けないというのに。
 インターフォンを押して数秒後、メイドがひなぎくの顔を確認したのだろう。

『お帰りなさいませ、お嬢様』

 スピーカー越しに聞こえるのは、冷たい感じのする女性の声。
 その一言とともに、ゆっくりと鉄扉が自動で開かれていく。
 あとは庭を横切るだけ。
 もう人とすれ違うこともない。

「ふう……」

 深くため息をつくと、

 にゅるるるるるるるる!

 ショーツの中が重たくなるけど、ひなぎくは心のどこかでホッとしてしまっている。
 ――もう、ここまでくれば人と会うことはない――。
 頭の片隅で、そんなことを考えていた。

「もう……、ちょっとだけ、楽になりたい……」

 ブリュリュリュリュリュ!
  しゅいいいいいいいいい……。

 我慢していたものをショーツのなかに吐き出し、お腹が楽になって……、ひなぎくは、ゆっくりと広々とした庭を歩きはじめた。

        ☆

 ひなぎくの部屋は、2階にある洋間だ。
 広さは20畳ほどあって、窓からは噴水のある庭園を見下ろすことができる。
 一人で使うには広い部屋だけど、ひなぎくは雑然としたものがあまり好きではないから、必要最低限の机やベッドと華奢なティーテーブルと本棚があるくらい。
 だけど本棚は大きなものが3つほど並んでいる。

「やっと辿り着いた……ふぅ」

 まずはカバンを置いて、それからトイレに行って、それから汚してしまった下着を洗濯しなければ。
 メイドたちにバレずにすべてをこなすことができるだろうか?
 そんなことを考えていると。

「……あ」

 ひなぎくが使っているダブルサイズのベッドの上に、綺麗に畳まれた下着が置かれているではないか。
 どうやら専属のメイドにはすべてお見通しらしい。
 ひなぎくは替えの下着を手に取ると、トイレへと急ぐのだった。


ビターチョコレート4につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/04/05 14:33

TS俺は失敗禁止ッ!1

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

金曜日です。
今日は病院に行って健康診断で採血してきました。
健康は大切です。

さて、今日は金曜日と言うことで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
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#1章目 朝起きたら女の子になっていた!


「……んん?」

 片山昴(かたやま すばる)が目を覚ましたのは、お尻に感じる冷たい感触のせいだった。
 寝るときは全裸で寝ることにしているが――、それでも冷え切ったシーツがお尻にまとわりついてきているような感触。
 これは、もしかして……?

「はっ!?」

 昴は勢いよく身体を起こすと、自らのお尻に触る。

 むにゅっ。

「ふぁっ!?」

 おねしょをしてしまったのかと思って飛び起きてみたものの、お尻を触れている手のひらから伝わってくるのは、思っていたよりも柔らかすぎる感触。
 俺のケツはもっと引き締まっていたような気がするのだが……!?
 そう思って寝ぼけ眼のピントを自らの股間へと絞っていくと。

「あ、んんん……?」

 昴は間の抜けた声を上げてしまう。
 なにしろ『そこ』にあるはずのものが、どんなに目を凝らしても消滅していたのだ。

「あれ、俺のちんこが、ない……?」

 そこにあったもの。
 それはマシュマロのようなふっくらとした股間に、シュッと刻まれた縦筋が一本。
 その狭間からは、ピンクの花びらのような肉ヒダがちょこんとはみ出している。
 生え揃っていた陰毛までも消滅し、正真正銘のつるつるのおまたが、そこにあった。

「えっ、なに、これ……ええ……?」

 状況を理解しようと思っても、あまりにも現実が現実離れしていて理解が追いつかない。
 これじゃあ、まるで女の子みたいじゃないか。
 それにお尻が柔らかかったのも……。

「なんだ、なんだこれは……!?」

 急速に寝ぼけ眼が回復してくると、ふぁさ……。
 視界に飛び込んできたのは、サラサラのロングヘアだった。
 アッシュブロンドとでも言うのだろうか?
 光の当たり加減によっては、うっすらとした水色にも見える。

「な、なに……?」

 不思議に思って一房の髪を掴んで、引っ張ってみる。
 痛い。頭皮が。
 どうやらこのアッシュブロンドは自分のものらしい。
 ツヤツヤのロングヘアが。

「こ、これは……っ」

 昴は更に言葉を失ってしまう。
 股間に髪の毛と、身体の変化にびっくりしっぱなしで気づかなかったけど、昴の身体には更なる変化が、大きく、豊満に膨らんでいたのだ。

「お、おおおっ、おっぱいが……いっぱい!?」

 そう。
 男のものでは有り得ないほどに大きく膨らんでいたのは、昴のおっぱい。
 信じられないくらい大きく膨らんでいて、その頂点にはピンク色の乳首がポッチリと乗っかっている。
 あまりにも現実離れしている光景に、確かめるように触れてみると、むにゅう――。

「柔らかい……」

 そして、思っていたよりも冷たくてひんやりとしていた。
 その感触があまりにも生々しすぎて、夢である可能性だなんて宇宙の彼方へと吹き飛んでいた。

「えっ、あっ、うっ、うそ……」

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 無意識のうちに、昴は失禁していた。
 ただでさえおねしょをして大きな染みができあがっていたというのに、その染みが更に大きなものになっていく。

「あっ、うそ……おしっこ、止まらない……っ」

 しゅわわわわわわわわわわ……。
 ヒクンッ、ヒクンッ。

 どんなに股間に力を入れても、おしっこが止まってはくれない。
 ツーンとしたアンモニア臭に、これは現実なんだという実感が湧いてきて。

「な、なんじゃこりゃああああああああ!」

 昴は、布団の上で脚を開き、おしっこを噴き出しながら絶叫しているのだった。


TS俺は失敗禁止ッ!2につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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