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Wedge White 2024/01/03 14:05

2024年 新年のご挨拶

 新年あけまして、おめでとうございます
 Wedge Whiteは今年で、音声作品の制作を始めて、5年目となりました
 ……が、最後の活動が2021年で終わっていましたので、実質3年目ぐらいのつもりです
 ちょうど例のアレの時期辺りから動きが鈍化した辺りからして、色々とお察しいただけるかとは思いますが、ようやく、色々と改善して、さぁやるぞ!な流れです

 が、その実態が見えてこなくては、ホントに動いてるの~?
 ホントでござるか~?
 といった感じかと思いますので、今年、最初の発売予定の作品について、キャラ紹介&新年らしい小説、イラストをご用意させていただきました



作品コンセプト

 Wedge Whiteでは初となる、おねショタ作品となります……!
 が、ただのお姉さんではなく、見た目はちっちゃい感じの、ロリお姉さん的なヒロインの作品となります
 作品傾向としては、桐の作品にも近しい雰囲気となっているのではないか、と感じております
 詳細については、また後ほど、別の告知記事を公開する予定で、その際に音声サンプルや声優様の情報も公開できれば、と考えております
 ただ、最初に言わせていただきますと

今作もめっちゃいいですわぞ

 最高の方にご依頼をさせていただき、理想的なヒロインに仕上がっております
 ぜひぜひ、ご期待ください


キャラ紹介

天衣リンネ
身長:144cm
体重:43kg
スリーサイズ:87(G)・54・79

屋敷で働くメイド、日本人とフランス人のハーフ。小柄ながらスタイルはよく、仕事もできる完璧なメイド
総司を「旦那様」と呼び、総司の父親は「大旦那様」と呼んでいる

普段は態度に出さないが、総司を溺愛していて、いじるのが大好き
将来、彼は有力な家の令嬢と結婚してしまうだろうと思っているが、彼のことを諦めきれず、万が一にも結ばれるようなことがないだろうか、と期待している
総司に性的なことを教育しているが、実は自身も一切経験はなく、ネットで調べた知識を実行しているだけなため、平気なようで実はものすごく照れている

学校では非常に成績優秀な生徒会長
母親の母国のフランス語をはじめ、ヨーロッパ系の言語に堪能で、場合によっては大旦那様の通訳を担当するほど

全く顔には出さないが、総司とのエッチの時は緊張と興奮でいつも舞い上がってしまっている
そのため、いつも以上に全身の感度が上がり、気を抜くとすぐにイッてしまうほど「出来上がって」しまっているらしい
基本的にはSで、総司が感じている姿を見るのが大好きだが、結果的に自分はみっともなくイッてしまうことを我慢する日々のため、セルフ焦らしプレイのような形になっており、M適正も高い



日高総司
身長:148cm

かつて栄華を誇った旧財閥、日高家の御曹司
まだ年若いが、父親があまり丈夫な人ではないため、自分にもしものことがあった際にスムーズにトップを譲れるように、と既に経営上は彼がトップの立場にある
昔はリンネに「坊ちゃま」と呼ばれていたが、正式に彼が跡取りとして任命されてからは「旦那様」と呼ばれている
また、リンネが正式に教育係になったのもこのタイミング

家は昔こそ非常に華やかな暮らしをしていたが、現在はすっかり勢いが衰えており、将来は同規模か少し格が落ちる名家の令嬢と結婚、企業合併をすることでいくらかでも勢いを取り戻すことを幹部からは期待されている
一方で父親は旧財閥というものが弱っていき、やがて消滅していくのは自然な流れだと考えているため、息子に自由な恋愛をしてもらいたいと思っている

幼い頃に家にやってきたリンネに一目惚れをしており、当然それが初恋
彼女が教育係として性教育を施すのには、憧れの人と体を重ねる喜びを感じる一方、義務感からのものと考えているため、複雑な気持ちを抱いている




小説


今年の抱負



「旦那様。そろそろお時間ですよ」
「あっ、うん。ありがとう、リンネさん」
 新年。正直に言うと、僕にはあまり実感がないというか、学校は普通に3月まであるのだから、年が変わったと言っても、何かが大きく変わったということはない。
 とはいえ、今年のお正月は少しだけ、特別なことがあった。
 僕らは三が日を家で家族で過ごした後、またすぐにそれぞれの生活へと戻っていく。
 つまり、父さんは社長らしくその仕事へと戻るし、母さんも同じく会社の自分がいるべき場所へ戻っていく。
 家に残された僕は、学校が始まるまでの間、いつも通りにリンネさんたちと一緒に過ごす。
 その中で、初詣に行くのが当たり前だった。
 だけれど今回は、その当たり前が少しだけ特別に感じる。
 なぜなら、今の僕はリンネさんと特別な関係――恋人になっているのだから。
「もう1月だというのに、今年は随分と温かいですね。ですが、いつもの神社は山間にありますので、念のためこちらをどうぞ」
「あ、ありがとう。このマフラー、新しいの?」
 リンネさんが手渡してくれたマフラーは、毛糸の……手編みのものように思えた。
 もしかすると、と胸が高鳴る。
「はい。編み物はしたことがなかったのですが、手作り、させてもらいました。あまりいい出来ではないのですが、もしよければ」
「……ううん。すごく上手だよ。ありがとう、リンネさん」
「いいえ。お気になさらず。……私がやりたくて、やったことですから」
「っ……!」
 リンネさんは相変わらず、あまり表情を見せてはくれない。
 しかし、少しだけ微笑んでくれたのがわかって。僕も嬉しくなってしまった。
「さあ、いきましょうか」
「うん……!」
 すっかり嬉しくなってしまって、ウキウキ気分で外へ出ていく。
 我ながら単純だなぁ、と思うけど。でも、浮かれてもいいと思う。恋人から手編みのマフラーをもらえたんだから。
 そうして車に乗って、神社の近くまで向かった。
 比較的、穴場的な神社だとは思うのだけど、さすがにこの時期は込んでいる。
 それに思ったより肌寒い感じだった。
「早速、リンネさんのマフラーが大活躍だね」
「ふふっ、よかったです。私も、お揃いなんですよ」
 そう言うとリンネさんは得意げな表情で自分のマフラーを巻いた。
 僕のとは色違いの毛糸の、全く同じ形のマフラー。ただ、リンネさんのものの方が、少しだけ作りが悪いような気がしたのは……最初は自分用で練習をしたということなのだろうか。
「僕、リンネさんのがいい、って言ったら迷惑かな?」
「これを、ですか?……ですが、これは失敗作もいいところですが」
「でも、リンネさんが最初に作ったものだから」
「…………仕方のない旦那様ですね。ですが、私もメイドとして、恋人として、意地とプライドがあります。やはり、自分で納得のいかないものを差し上げる訳にはいきません」
「そ、そっか。ごめんなさい……」
 そうだ、とハッとする。
 リンネさんは完璧主義だし、自分に厳しい人だ。そんな彼女にとって無神経だっただろう。
「なので」
 そう言うと、リンネさんは自分のマフラーを長く伸ばした。
「こういうのは、どうでしょうか」
 そうして、マフラーは僕の首にまで巻かれて、二人を結ぶようにぐるぐると巻かれていった。

「実は長く作りすぎてしまっていたので。これで、どうでしょうか」
「……うん、すごく嬉しい。でも、僕のマフラーは必要なくなっちゃったね」
「それはどうぞ、これからお一人の時にご活用ください」
「そんな時、あるかな。僕、これからずっとこのマフラーでリンネさんと外を歩きたいな」
「――旦那様」
「うん」
「そういう歯の浮くセリフは、ほどほどにしてくださいね」
「は、はいっ…………」
 割りと真剣に冷たい目で言われて、萎縮してしまうのだった。
「冗談です。ですが、旦那様」
「うん?」
「んちゅっ……」
 その瞬間。
 頬にふんわりとした感触があり、次にぬくもりを。マフラーよりもずっと自然で、そして嬉しい温かさを感じる。
 だが、すぐにそれは失われてしまって。
 少しだけ頬を赤らめたリンネさんの顔が隣にあった。
「お返し、です」
「あ、ありがとう……?」
「もうこういうのはなしですよ。神前でよくありません」
「マフラーは二人でしちゃってるけどね」
「参拝する際は、外しましょう。こういったことは形式が大事ですから」

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Wedge White 2023/02/14 22:28

乙女の勝負

乙女の勝負



「チョコの作り方?別に教えてもいいが、エル、お前が料理なんてどういう風の吹き回しじゃ?」
「だって、もうすぐバレンタインデーでしょ?だから、悠君に手作りチョコを作ってあげたいの!」
 2月の初旬のある日。
 エルシアは起きてくるなり、可愛らしく両手を合わせ、桐に対して拝んでお願いをしていた。
 その姿が妙に日本人っぽくて、思わず桐は苦笑してしまう。
「妾も悠には作るつもりだったし、二人からという形にすればいいじゃろう。デザインのアドバイスなどをくれれば、十分二人で作ったことになるじゃろう?」
「そうじゃなくて、全部私の手で作りたいの!」
「……結局、料理を覚えたいと言いつつ一度も練習していないじゃろう。お菓子作りは料理よりも難しいぞ?軽量や時間を測るのが非常に大事で、じゃな……」
「頑張るから、お願い!」
 桐としては意地悪する理由もないし、初めから受け入れるつもりだったのだが、エルシアが子どものようにお願いをしてくるのが妙に可愛らしく、わざと遠回りするようなことを言ってしまっていた。
「しょうがないのう。ただし、妾は料理に関しては妥協はできんからな。できるまで徹底的に厳しく教えるから、覚悟しているんじゃな」
「はい!師匠!」
「師匠、のう……」
 本当にエルシアらしくない言動に戸惑いながらも、こうしてエルシアのチョコ作り特訓が始まった。



「で、具体的にはどんなチョコを作りたいのじゃ?シンプルにチョコを溶かして成形し直したチョコから、ブラウニーやクッキー、なんならチョコレートドリンクまで。色々とチョコを使ったお菓子はある訳じゃが」
「え、えーと、桐はどれがいいと思う?」
「そう来ると思っておったわ……」
 可愛らしく聞き返してくるエルシアに呆れつつ、桐はエルシアのスマホを借りて、いくらか検索して見せた。
「桐、スマホ使えるんだ……」
「お前は妾をなんだと思っているのじゃ」
「お婆ちゃん」
「妾の方が若いんじゃろう、このババアめ」
「あうっ……!」
 桐は軽くエルシアのおでこを指で弾き、v画面を見せる。
「初心者向けならまあ、トリュフチョコか、このチョコムース辺りがいいじゃろう」
「えぇー、それって、溶かして固めるだけじゃないの?手抜きって思われない?」
「ズブの素人のくせに生意気言いおって……。溶かして固めるだけと言うが、ではエル。どれぐらいチョコを湯煎するつもりなのじゃ?2分か?5分か?それとも10分か?」
「え、えーと……よく溶けた方がなめらかそうだし、10分ぐらい?」
「では、どれぐらい固める?冷蔵庫で30分か1時間か、2時間か」
「カチコチの方がチョコっぽいから、2時間!」
 桐は試すように質問しながら、笑いが隠し切れていない。だが、エルシアはそれに気づく余裕もないらしく、なぜか指を折って時間を数えている。
「物にもよるが、トリュフチョコなら20分も冷やせば十分じゃ。トリュフの場合、手で丸めてココアパウダーをまぶす行程があるのだから、完全に固まっていては成形できないじゃろう」
「あ、そっか!……って、20分って選択肢はなかったでしょー!」
「いや、妾は一例としてそう言っただけで、そこから選べとは言っておらんが」
「むー!意地悪だよー!」
「とりあえず、全く製菓の知識はないとわかったから、手抜きとぶう垂れず、簡単なものを作るぞ。大体、簡単だから手抜きという発想が何か違うじゃろう。シンプルなレシピなら、その分、材料にこだわったり、デコレーションに手を加えるという選択もある。トリュフにしても、生クリームの分量を変えるだけで味わいは変わってくるしのう」
「うーん、でも私、チョコの味ってわからないし」
「そのために妾がいるんじゃろう?いくらでもお前の下手なチョコを食べてやるから、失敗を恐れずに色々とやってみるといい」
 桐は優しく言い、早速、用意していた板チョコを取り出す。
「まずはチョコを刻んで、ボウルに入れてみるといい。さすがにそれぐらいはできるじゃろう?」
「ほ、包丁って握るの初めてなんだけど……」
 引きつった笑顔で助けを求めるエルシア。
「どれだけお姫様やっていたのじゃ……。ほとんど人と関わっていなかった妾とは違い、お前は人の社会で暮らしていたんじゃろう?」
「だ、だって、私の食事って血液だし!誰かに料理を作ってあげる機会もなかったし!」
「……では、悠はエルが初めて料理を作ってやりたいと思った相手という訳じゃな」
「う、うん……そうだよ」
「まったく……」
 桐はため息を小さくついた後。包丁を握って見せる。
「まずはお手本を見せるからな。包丁はそもそも、自分から指に当てない限り、怪我をすることはないのじゃ。ゆっくりと刻んでいれば、怖いことは何もない。チョコは滑ったりする危険もないしのう」
 トン、トン、トン、とあえてゆっくりと。一定のリズムで桐はチョコを刻んでいく。
 美しく等間隔で刃は入っていき、細切れのチョコが簡単に作られていった。
「やってみるといい」
「う、うん!」
「そう言えば、エルは力が強かったな。ゆっくり、優しくでいいからな」
「そ、そんなに強くないよ。男の人と同じぐらい」
 おっかなびっくり。エルシアは包丁をチョコに落としていく。
 すると、当然ながらチョコは切断される。
「わ、やったー!」
「はいはい、嬉しいのはいいが、包丁を振り上げるんじゃないぞ。まあ、お前も妾も包丁程度でどうこうなる体ではないが」
「でも、痛いのヤだから、ちゃんとするね」
「うむ。血の混じったチョコはさぞビターじゃろうしな……」
 二人の特訓は、バレンタイン直前まで続き、最終的にエルシアはチョコムースを作ることになった。
 牛乳とマシュマロで作った下地に、後からチョコを加えて作るため、湯煎すら必要なく、当に「溶かして固めただけ」で作ることができ、なおかつ完成したムースをデコレーションすることでオリジナリティも出せるため、彼女の技術と要望に叶うレシピだったという訳だ。



「悠君、ハッピーバレンタイン!私からのチョコ、受け取って!」
「エル。ありがとう。……もしかして、手作りなのか?」
「うん、もちろん!桐にいっぱい教えてもらったの!」
 バレンタイン当日。悠が帰ってきてからしばらくして、エルシアが起きると、すぐに彼女は前日に用意していたチョコムースを取り出して渡した。
 彼女が料理を作れないことは悠も知っているため、思わず彼は桐の方を見ていた。すると、桐は優しくうなずき、それから口を開いて笑った。
「悠君。早速食べてみて!ちゃんと美味しくできてるはずだから!」
「ああ、ありがたくいただくよ」
 幼い子どものように身を乗り出し、すぐに食べるように言う彼女に苦笑しながら、スプーンですくって口に入れる。
「……美味しい。すごく優しい味わいだよ」
「えへへっ……よかったぁ」
「よく頑張ったな。エル。……桐も」
「本当、想像以上に不器用でのう。何度、匙を投げようと思ったか」
「えぇーっ!?」
 わざとらしく桐が言うと、エルシアは割りと本気で心外そうな、悲しそうな顔をする。
「冗談じゃ。本当によく頑張っていたぞ、エル。悠に喜んでもらえてよかったのう」
「うん……ありがとう、桐」
「ん、どういたしまして。……ほれ、悠。妾からも」
「桐からも?ありがとう!」
 桐もお皿の上に乗ったケーキを差し出してくる。
 ティラミスのように台形の、可愛らしく上品なチョコケーキだった。
「普通にチョコやケーキを作っても芸がないから、パフェを作ってやろうと思っていたのじゃが、エルがムースということで、被らないようにこっちにしたのじゃが」
「すごく嬉しいよ。……それにしても、パフェか」
「うむ。前にパフェが好きじゃが、さすがに男の身で頼む勇気がないと言っていたじゃろう?――ま、そっちに関しては今度、妾と遊びに行って頼むとしよう。妾が注文して、悠とシェアすればいいじゃろう?」
「前に一回だけ言っただけなのに、覚えててくれたのか……。うん、その機会も楽しみにしているよ」
 悠は嬉しそうに言いながら、彼女のケーキも口にする。
「ん~っ!美味い!!」
「ふふっ、よかった。そこまでケーキを作った経験はないからのう」
 おそらくはエルシアが悠と会う前。あるいは、エルシアが寝ている時に話題に出ていたことについて話し、次のデートの約束も取り付ける。しかも、一緒に同じものを食べるなんて、エルシアにはできないことだ。
 桐と悠の会話を聞きながら、エルシアはむくれにむくれていた。
「……エル、何を拗ねているのじゃ」
「拗ねてないもん。桐が大人げないって思ってるだけだもん」
「はぁ。誰が大人げないのじゃ、誰が」
 衝動的に拗ねていたエルシアだったが、確かに彼女がチョコを用意できたのは桐のお陰であり、大人げないのは自分の方だとすぐに気づく。
「でもぉ……」
「悠。エルシアはもっと褒めてほしいそうじゃ。頼めるか?」
「え、ええっと、どうすれば?頭なでなでとか……?」
「わ、わわっ……」
 その言葉だけで赤面するエルシア。だが、桐は少しだけいやらしく笑って、エルシアの後ろに回る。そして……。
「それもいいが、こっちの方が喜ぶじゃろう?」
「きゃあっ!?」
 思い切り、エルシアのドレスをずり下ろしてみせた。
 ぶるるるんっ!と爆乳が激しく揺れ乱れながら、悠の前に姿を現す。
 まだ揺れている真っ白な胸に、ピンク色の乳首は、悠の視界をずっと支配していた。目を離せなかったのだ。
「え、え、えっと……」
 悠は赤面しつつ、まずは手を伸ばしたものか、と迷っていると。
「こんなこともあろうかと。残ったチョコをそれとなく常温で保存していたのじゃが。……ほれ、エル。自分の武器を存分に使うがいい。――妾にはないものなのじゃからな。拗ねる必要もなかろう」
「ふぁあああんっ!?」
 桐は、ボウルに残っていたチョコをハケを使ってエルシアの乳首に塗りたくる。
 その刺激にエルシアはびくびくと震えて、当然、おっぱいも激しく揺れまくり、チョコはまだ半分溶けているため、体中に飛び散ってしまう。

「……エル!」
「ひぅううっ!?」
 その痴態を真正面から見ていた悠は、遂に我慢できなくなって、彼女を押し倒し、おっぱいに吸い付いてしまった。
 肉厚の乳首をそのまま食べるように、口の中に含む。
「じゅるうううっ!!」
「ひっ、んぅううんっ!!やっ、ぁぁああんっ!ダメ、ダメ、だよぉ!ゆう、くっ……!ひぁああああああ!!!」
 悠はチョコを舐め取るという名目ではあるものの、とっくにチョコが取れてしまったエルシアの乳首をちゅぱちゅぱ、じゅぶじゅぶといつまでも舐めしゃぶり続ける。チョコはなくなっても、甘い匂いと、味は消えない。エルシアのおっぱい自身から、ほのかに甘いミルクのような風味がするのだ。
「はぶちゅっ!ちゅるるぅううっ!!!ちゅるっ、ずずるぅううっ!」
「ひっ、んっ、ふぁあああんっ!!!あっ、あっ、あぁああっ!!ちくびぃ!よ、弱い、からぁっ!!あっ、あっ、あっ、あぁああああっ!!!」
 思い切り乳首を刺激されて、エルシアは悶え、声を裏返らせて激しく乱れる。
「悠、君っ……私のおっぱい、好き?」
「んちゅるっ……もちろんっ……じゅるるちゅううっ!」
「ふぁああああんっ!好きっ、好きっ、私も悠君好きだよっ……!」
 エルシアは喘ぎながらも、ぎゅうっ、と悠を抱きしめて、もっと顔を胸に埋めるようにする。

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Wedge White 2022/10/31 21:31

ハロウィンのお誘い

ハロウィンのお誘い



「そういえば、もうすぐハロウィンですね」
 学校の帰り道のこと。
 透はいつものように早苗と一緒に帰りながら、なんでもない雑談としてそんなことを切り出した。
「ハロウィンってあんまり好きじゃないんですよね、私」
「パリピがうるさいから?」
「それもありますが、ほら、私ってリアルモンスターなトコあるじゃないですか。なので、ちゃらちゃらしたコスプレの、人外モドキが闊歩していると警察魂が暴走しかけます」
「警察魂」
 不思議なワードを復唱する透。
「ほら、弓道警察とかあるじゃないですか。モンスター警察って訳です。いや、その羽の生え方とかおかしくない?みたいな」
「でも、早苗さんには羽とか生えてないですよね。角とか」
「私は高貴な夜の一族ですからね。創作物の吸血鬼みたいに、そんな悪魔的なものは生えていません。あくまで夜の一族は人間から進化した種族なんです」
 ドヤ顔で胸を張る早苗。何重にも布が折り重なった森ガール衣装の上からでも、大きな胸が震えたのがわかった。
「ですが、露骨な人外的な特徴を持った種族もいますし、知り合いもいますから。モドキを見てると違和感がすごくって」
「なるほど。なら、早苗さんのコスプレとかは期待できないなぁ」
「期待してたんですか?」
 露骨に嫌そうな、軽蔑するような冷たい視線を向ける早苗。
「少しは」
「不潔」
「そ、そんなにいけないことですか!?可愛い彼女のハロウィン仮装を期待するぐらい……」
「露骨なおべっかを言っても遅いですよ。どうせ、エッチな衣装を着てくれないかなー、とか下心満載だったくせに」
「それはまあ、そうですとも!」
「うわぁ、今度は開き直りですよ」
「でも俺、割りと真剣に期待してたんですよ?」
「そ、そうなんですか。むぅっ…………」
 早苗はしばらく、困ったように顎のところに握りこぶしを当て、悩んでいる素振りを見せる。
「やっぱり、ナシですね」
「無慈悲!」
 藤宮早苗、半吸血鬼(ダンピール)であり、透の彼女。
 しかし彼女は、中々にガードが硬い系女子なのであった。



「なんでですか。なぜそうなったのですか!」
「さ、早苗さん!?」
「なんで学校単位でハロウィンパーティーとか考えるんですか、アホですか、この学校は。定時制のくせに!」
「さらっと自分がもう3年も在籍してる学校をディスらないでください」
「でも、今年で初ですよ!?」
 ハロウィン当日の夜。月曜日、平日のために普通に学校はあり、そして、定時制に通っている二人は学校終わりがハロウィン本番の時間と重なる。
 結果、その日はコスプレが許可され、放課後は楽しもう!という感じになっていた。
「で、早苗さんは吸血鬼なんですね」
「とりあえずマント羽織っておけばそう名乗れますからね。世間一般のイメージの安直さですよ」
「ちなみに俺、何かわかります?」
「怪盗」
「わかってますよね。俺も吸血鬼なんですよ」
「トオル君。それは明らかに私を意識したものですよね」
 そこまで言うと、早苗は我慢できなくなったのか、視線を反らし、顔を赤くする。
「なんかそれ、怖いですよ。むしろキモいです」
「めちゃくちゃ声、にやけてますけど?」
「…………嬉しいんですよ、普通に」
「やった」
 無邪気にガッツポーズする透。
「まあ、私からするとトオル君まで世間一般の吸血鬼像そのままな仮装をしたのは、悔しいというか、微妙な気持ちもありますが。……でも、あなたが私をリスペクトしてくれた結果なのはわかってます。それは嬉しいですよ」
「……よかったです。そう思ってもらえて」
「はぁ、こんなことをあなたがしてくれたので、仕方がないですね。私も観念しますよ」
「えっ……?」
「こっち、来てください。他の人に見られないようなところ」
「は、はい」
 早苗は更に顔を赤くして、透を学校の敷地の外れへと手招きする。
 そして、周りに見られていないことを何度も確認して、マントを脱いだ。
「えっ……!?」

 そうすると出てきたのは、チューブトップ状の衣装に、コウモリのような羽を背負った“悪魔”姿の早苗だった。
 ご丁寧に角の生えたカチューシャもしていて、かなりしっかりと小悪魔になりきっている。
「私は吸血鬼ですが、あまりそれらしい特徴はないので。わかりやすい悪魔になってみようかと。もちろん、ここだけは自前ですよ?」
 そう言って、早苗は自分の口内に備わった二本の牙を指差す。人の八重歯よりも明らかに目立ったそれは、彼女が吸血鬼である証明だった。
「だ、だからって早苗さん、エロすぎません……!?後、お、おっぱっ……!」
「あ、あんまり見ないでください!これ、普通にサイズ合ってないので、ずれてくるんですよ……!」
 そう言って、早苗は危うくこぼれそうになる胸を、無理矢理に衣装の中に押し込む。
 精一杯、布地を引っ張ってこぼれないようにして。しかし、すぐに胸の重量のせいなのか、ずり落ちてきてしまっていた。
「この姿で歩いてたら、普通に痴女ですね……」
「言わないでくださいってば!……後、マントで隠していても、それはそれで露出狂めいているのでは、と今になって気づきました」
「……なんか逆にいいですね、痴女先輩と一緒に帰るのとか、想像するだけでヤバイです」
「狙って痴女になった訳じゃないですって。……トオル君に、喜んでもらいたかったので」
 早苗は顔を真っ赤にしながらも、熱っぽい視線を透に向ける。
「ありがとうございます。嬉しいですよ。すっごく」
 彼も笑顔を見せ、再びマントをしっかりと巻き込んだ早苗は、透と一緒に帰路へと就いた。
 学校の仲間たちは、ハロウィンの馬鹿騒ぎをするのかもしれないが、二人には二人だけでするべきことがある。

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着衣パイズリ、対面座位中出しをしちゃうエッチな続きです

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Wedge White 2022/10/14 20:17

谷間を見せつける花蓮

小説の抜粋(公開記事と同一です)



「……花蓮が悪いんだからな。俺をそんな風に誘って」
「はい。責任は取らせてもらいますね」
 花蓮はそう言うと、完全に制服の上を脱いでしまった。
 パンツと同じ、純白のレースとフリルとがふんだんに使われた、いかにも高そうな。そしてエロいブラジャー。
 花蓮の身長は低いが、胸や下半身の肉付きは幼さとは真逆を行くもので――正直、服の上からでもかなりエロい。
 そんな彼女が下着だけの姿になれば、もう俺の興奮は抑えきれず、自然とズボンの前を開け、屹立したモノを取り出してしまっていた。
「龍也くん。気持ちよくなってくださいね」
「あ、ぁっ……」
 花蓮の手が俺の下半身に伸びてくる。
 その細く長く美しい、白魚の指がきゅっ、と俺のモノを包み込んだ。
「うぁっ…………」
「ふふっ、もうヌルヌルです。パンツも濡れちゃってますね?」
「ああ、すぐにカピカピになるだろうな」
「ごめんなさい。わたしのせいで」
 花蓮の視線と声音、そして吐息も熱っぽい。
 ブラが隠しきれていない胸の表面には、汗がじっとりと浮かんでいて、大きく胸が上下する度に柔肉が震え、揺れている。
 大声を出してしまえば。いや、出さなくても、誰かが気まぐれにこの路地を覗けば、見られてしまうような状況。そんなスリルが俺たちの情感をより高め、そして……。

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Wedge White 2022/10/14 20:07

華やぎの雪月花 第1話

このお話について

 主人公、天井龍也は可愛い幼馴染と、妹を持つ恵まれた環境にいる……
 のだが、彼を取り巻く女子たちは一癖も二癖もある強烈なキャラクターばかり
 恋に友情に妹の世話に。波乱万丈の学生生活を描くお話
 本作のキャラクターは、Wedge White内では最古のものであり、ようやく彼らが連載作品化となった



近江ヶ丘花蓮(おうみがおか かれん)
誕生日:4月13日 おひつじ 山桜 美麗・上品・あなたに微笑む
身長:150cm
体重:48kg
スリーサイズ:91(H)・57・80

龍也の幼馴染で婚約相手
誰にでもとても丁寧な口調で話す、上品で心優しい女の子
実家は日本でも有数の大金持ちだが、それを鼻にかけることはなく、かなり気さくでノリもいい
一方、龍也や小雪など、非常に仲がいい相手には少し小悪魔な意地悪さを見せることもあり、人をからかうのが大好き
自分の容姿には自信があり、龍也相手には逆セクハラをしたりと、かなりエッチ

お淑やかだが、龍也のことが好き過ぎるあまり、彼を想ってオナニーしてしまったり、龍也本人に胸を押し付けたり、胸や足を見せつけたりと、かなり積極的にエロ的に絡んでいく
龍也も本気で嫌がる訳ではなく、ドキドキしているが、結婚前に本番エッチはしない、と二人で約束している

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