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ホラーの記事 (18)

赤羽決亭@木東有稀 2019/09/24 22:24

【CM】オカルトホラーADV「死神+天使 狂」 今更ながらCM公開しました〜【pv】

YoutubeでCM公開させていただきました!

https://youtu.be/iw4mh-h5zTY


よろしければご覧ください!

ちなみにyoutubeの概要欄もこちらに記載します!
曲は「Azur」様に制作をお願いさせていただきました!!
素敵な曲を制作してくださった「Azur」様のサイトはこちら!
azurfor.nobody.jp

Twitter:
猪瀬みこと様:@micottoinose
花摘藍 様:@aikochann
TOMO:@to_azur


曲紹介
曲名「DEATH ANGEL」
ボーカル:猪瀬みこと/花摘藍
作詞:猪瀬みこと
作曲/編曲:TOMO
(Azur)

本編ではこちらの欲をOP曲で使用させていただいております。


ちなみにゲーム制作している赤羽決亭はこちら
HP:ci-en.jp/creator/1087
Twitter:@akabaketu8

配布サイト
DLsite:https://www.dlsite.com/home/circle/profile/=/maker_id/RG27036.html

作品紹介

人気SNSクラウディーでは、とある噂が流れていた。
死神からメッセージを受け取ると死ぬ、その前には前兆があると。

この物語は永遠、小夜見、学の3人の視点から物語を読み進めることができます。
3人の視点で3人それぞれの事情により、「死神の噂」の受け取り方は変わってきます。
そして、3人には「死神のバルーン」だけではなく、それぞれ噂が取り巻いています。

そんな様々な噂に振り回される彼らの運命は?

永遠・小夜見・学視点とDark Blakeつめあわせ、選択肢追加・エンディングを追加してます!


ちなみに「死神+天使 望」ノベル更新中(望視点)

少しでも作品を知っていただくため、本編として配布予定だった「死神+天使 望」の前編のみをノベル版で連載更新します!

気になる方はこちらからどうぞ!

プロローグ「真実の結末と序章」[Ci-en] [pixiv]
1話-1「かつての日常」[ci-en]
1話-2「かつての日常」[ci-en]

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赤羽決亭@木東有稀 2019/09/17 18:05

【死神+天使 望】1話-2 「かつての日常」 【宣伝用小説】

目次:
プロローグ[ci-en]
1話-1 [ci-en]
1話-2(イマココ)
ーーーーーーーーーーーーーーー

「ちょっと望!遅いと思ったら…その服の汚れは何!?」

「ご…ごめんなさい…」

掃除の後、野球に誘われていた僕は、家にも帰らずそのまま公園へ行った。
人数合わせで呼ばれていった僕だったけど…。

まぁもちろん戦力と呼べるような実力はないわけで、足を引っ張りまくった。
期待されていなかったとはいえ、あまりにもひどかったのか、途中から試合じゃなくて僕の特訓になった。

気がつけば門限はとっくに過ぎていたけど、僕の特訓のための千本ノックに付き合ってくれてる彼らに門限のことを言い出すことなんかできるわけもなく。

結果がこの惨状だった。
チャイムを押して出てきた母さんの鬼の形相は…直視できなかったな…。

「もう…お父さんもう帰ってきてるのよ!小学生がこんな時間まで外うろついてたら危ないでしょ!」

「でも…特訓だって…」

「言い訳なんか聞きたくありません!」
「門限破った子は家に入れません」

「え!?」

「門限破った時はいつもそうしてきたでしょ。」

「けど…」

「母さん…それは本末転倒だろ。」

夕飯を食べ終えた父さんが玄関までやってくる。
多分あまりにもうるさかったから様子を見にきたって感じだったのかな。
今のやり取りを聞いて仲裁に入ってくれた。

「夜は危ないから怒ってるなら、家に入れないのは望を危険に晒すことになるだろう。家に入れてやるべきだ。」

「父さん」
「説教はそのあとでいいだろう。」

助けてくれたのか…と思ったら…そういうことじゃないんだ。
少し落胆する。
その僕の表情を読み取ったのだろう

「理由はどうあれ門限破るのはどうかと思うぞ。罰は受けるのは当然だ」
と言われてしまった。

「…お父さんのいうとおりね、先にご飯にしましょう。
手を洗って来なさい」

「はーい。」

はは…お腹は空いてるはずなのに、リビングまでの足取りが重いな…。
説教を聞きながらのご飯ほど美味しくないものはない。

とはいえ、家に入れてもらえないよりはましか。
僕は家の中に入って手を洗ってからリビングへ向かった。

すると、テレビの音が聞こえて来た。
父さんがニュースを見ているらしい。
僕はそのテレビの音に耳を傾けた。

「しかし、恐ろしい事故ですね。」
「無免許でバイクを運転していた高校生が事故を起こすなんて…。」
「被害者は重症のようで現在病院に搬送され、治療を受けているそうです。」
「事故を起こしたのは、暴走族の…」



そのニュースの画面を見ると、写っていた住宅街は学区の端にある廃ビルが並んでいるところだった。
まさか今日、こんな身近なところで事故が起きてたなんて、ニュース見るまで知らなかった。

「まだ被害者の情報は流れてないけど…小学生の男の子が被害にあったらしいぞ。」

父さんはただ黙って後ろに突っ立っていた僕に、静かにそう話した

「そう…なんだ。」

「母さんな、これがお前なんじゃないかって心配して、それであんなに怒ったんだよ」

「まさか、考えすぎだよ。」

「けどな…考えてみろ、こんなニュースになるような事件が起きていて、
連絡もよこさずにまだ帰ってこない息子。
何かあったんじゃないかって、不安にもなるだろ。」

「…」

「まぁ、いろいろあると思うし仕方ないけど…心配したことだけはちゃんと謝っておけよ。」

「はーい。」

父さんが言うことはわかる。
母さんが心配してくれてることも、わからないわけじゃない。
だけど、こんな事件に巻き込まれるなんて、そう滅多にあることじゃない。
確かにこの事故が起きたのは学区内のことだけど、この辺りはやばいからってあまり近づかないし。
…関係ないことだと思うんだけどな。

「望、手洗ったなら自分のご飯よそってちょうだい。」

「えー」

「えーじゃないの。夕飯の時間に遅れた子の食事を準備はしませんからね。」

「…」

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赤羽決亭@木東有稀 2019/09/15 20:52

【死神+天使 望】1話 「かつての日常」 【宣伝用小説】

目次:
プロローグ[ci-en]
1話-1 (イマココ)
1話-2 [ci-en]
================================
時は1年前に遡る。


「望!いつまで寝てるの!?」
僕、日野望小学6年生は
母さんの怒鳴り声で目を覚ます、というどの家庭にもあるような朝を迎えるくらいには平凡だった



「まだいいじゃん、何もいつもより早く起こさなくても。」


僕は目をこすり文句を言いうと
母さんは腕をあからさまにイラついた様子を見せた

「お母さんが困るの、
朝食の片付けすまないと仕事行くの遅くなるし、望だっていつもギリギリでしょ?
くせ毛で身支度時間かかるし、6年なんだしちゃんとして。」

「だって眠いし。」


「望!!」

口答えをする僕に母は怒鳴る。

その様子をテームるで朝食を取りながら見ていた父さんが助け舟を出してくれた

「母さん、とにかく先に食べさせたら?
説教してると余計に遅くなるぞ。」

母さんはまだ言い足りないようだったが、時間がないのは事実なので朝食を食べるように促された。

それと同時に

「いってきまーす。」

一つ上の兄の声が聞こえた。
もう家を出るのか、玄関の方に向かう足音が聞こえる。
返事をしようとした母さんだったけど、兄に弁当を渡していないことに気がつき急いでそれを渡すために玄関へ向かった。

僕はその様子を見ながら目の前に座る父さんに話しかける


「兄さん最近朝早くない?」

「中学遠いからな、慣れるまでは早く行くんだと。」

「ふーん。」

中学ってそんなに遠いんだ。
大変そうだな…来年は僕も中学生…
もっと早く起きなきゃいけないのか…面倒だな…

そう思って死んだ目をして食パンにかじりつく。
その様子を見て何か不安を感じたらしい

「望も少しは兄さんのこと見習ったらどうだ。」

なんて注意された
母さんから助けてくれたけど、味方というわけでもないらしい。

「兄さんは兄さんなんだから押し付けないでよ。」

「いつまでもいうこと聞かないからだろ、嫌だったら実行しろ。」

「はいはい。」

そう適当に返事すると、僕は残りの食パンをほうばった。

これが僕のいつもの朝。

母さんはガミガミうるさいし、父さんはいつも兄さんと比べるし。
兄さんとは仲はいいけど、何でもできる人間が近くにいるとこっちは窮屈だ。

だけど…そんな家族が好きだったし、
こんなどうでもいい平凡な日々が幸せだったんだと思う。

===========================
それは学校での生活も同様だった。


自分のクラスは比較的明るくて、みんな仲良く関係は良好で、
朝学校に来れば声をかけてくれるにとは多かった
例えばこの日の朝なんかは…

「おっす日野」

「おはよー赤坂。ご機嫌だね、なんかいいことでもあった?」

満面の笑みで僕に声をかけてくるので、思わずそう聞くと
赤坂は「ふっふっふ」と笑いながらあるものを僕に手渡した。

「これ、前から貸して欲しいって言ってたゲーム」

「貸す?…もしかして「フロンティア・ゴールド」!?」

「そ、俺昨日クリアしたから日野に貸そうと思って」

「え!?いいの!?」

「おう、終わったら対戦しようぜ」

ゲームクリアして達成感に慕っている様子のクラスメイトとゲームや漫画の貸し借りをしたり
クラスの女子とも分け隔てなく話もする

「日野くん、ちょっと手伝ってくれない?」

「どうしたの?」

「先生にこの前の習字の時間に書いたやつ貼ってくれって頼まれたんだけど、
数多くて…一人じゃちょっと」

「そういうことなら手伝うよ、半分貸して」

「ありがとう、すごい助かる」

まぁ…その女子との会話がどんな内容かなんて些細な問題だ。
普通に頼まれごとをするくらいに話せればまぁまぁいいだろう。

そのほかにもクラスで穏便に過ごすための行動といえば…
やっぱりクラスのリーダー的な存在との付き合い方だろうか。
もちろんここもクリア済み

「おい日野、今日の掃除当番代わってくれよ」

僕のクラスのリーダー的男子の大地は僕の方に手を回してそう頼む様は、ほぼ脅迫である

「昨日も代わったじゃん」

「いいだろ、俺たち友達じゃん」

頼りにされるのは悪い気はしないけど、これが嬉しさよりも恐怖が勝つ。
こういう時の対処法は

「わかったよ」

「お、サンキュー」

よほどの用事がない限りは、抵抗せずに受け入れる。
それが平和に過ごすコツだ。

「日野くんもさいなんだね」
「嫌なら嫌って言えばいいのに」

近くにいた女子から憐れみと情けないという視線をもらったけど
そんなことできるわけがないあとが怖いよ。

僕の我慢で平和が保たれるのであれば、これほど安い犠牲はない。
それに、


「おい日野、今日空いてるか?」


「え?」

「このあと野球すんだけど、人数あつまんねーからさ
日野もどう?」

「そういうことなら行くよ。」

こんな感じで遊びの誘いを受けることもある。
数合わせだったとしても、こういう誘いはやっぱり嬉しいし
このやり方で仲良くしてくれる人がいるならそれでいい。


こんな感じで和気藹々としたクラスで、充実した生活を送っていた


ただ、問題が0だったわけではない。


「いってーな、そんなところでぼーっと突っ立ってんなよ!あぶねーだろ!」

突然教室に怒鳴り声が響き渡る
どうやら大地が教室を出ようとした時に、扉の前にいた女子にぶつかったようだ。

普通そんな風に怒鳴られれば女子も普通は怯むのだけど…
その女子は少し様子が違う。


「何よ、突然飛び出してぶつかったのはそっちでしょ?
あんたが謝んなさいよ。」

大地とぶつかった女子、四木数美は、静かに…でも凄みを利かせたトーンの低い声でそう言った。
それは少し遠くから聞いていても背筋が凍りそうになるほどのもので、大地も少し物怖じした。

しかし、それも一瞬の話。
すぐに我に返った大地は、生意気なその口ぶりに舌打ちをした。

「なんだ?てめ、調子乗ってんじゃねーぞ。
お前ごときが生意気なこと言ってんじゃねーぞ」

そう言ってガタイのいい大地が四木さんに蹴りを入れると、あまり筋力のない四木さんは転んで尻餅をついた。
大地はその様子を横目で見ると、すっとその横を通り過ぎたけど
僕は流石にそれを放って置けなかった。

「大丈夫?」

僕は声をかけて手を伸ばそうとしたけど

「バカにしないで。」


そういうと自力で立ち上がって自分の席へ向かった。

彼女は、あまり他人と関わろうとしなかった。
いや…周りが彼女に関わろうとしなかった。

なんでかはわかんないけど…近寄りにくい雰囲気があるからかな…。
ちょっと怖いし。

そういうことを考えると、この時のクラスが本当に平和だったかと言われると微妙だった。
でも、この後の出来事を考えれば…ましだったのかもしれない。

少なくとも、僕にとっては。

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赤羽決亭@木東有稀 2019/09/06 18:30

【死神+天使 望】プロローグ 「真実の結末と序章」 【宣伝用小説】

目次
プロローグ(イマココ)
1話-1[Ci-en]
1話-2 [ci-en]

=============

何度も何度もガンガンという大きな音が響きわたった。

それは僕が不良二人に鉄パイプで殴られている音。


僕は何とか抵抗を試みた

「やめてっ!痛っ!」


こんなに大きな音がしても、大声を出しても誰も気づかない。

当たり前だ人目につかない路地裏なのだから。

だから助けなんかこないし彼らも手を緩めることはなかった。
それどころか彼らも焦っているようで、力はどんどん強くなっていった

その時に聞こえた彼らの会話

「おい、殺すのやばいって」

「だけど、こいつにアレ見られたんだぞ!生かして返すわけには」


どうやら、僕は見てはいけないものを見てしまったらしい。

このままでは…あの噂通り僕は死んでしまう…

いやだ…死にたくない…何とかして逃げないと殺される…!

でも強く頭を打ったせいか吐き気を伴うめまいで動ける状況じゃなく、
体全身も殴られたせいで少し動かすだけで痛みが走り自由がきかなくなって
もう声すらも出せず、次第に意識が薄れていった

それでも彼らはまだ僕を殴り続けた。

その時ふと眼の前にさっきまではいなかった白い服を着た女性の姿が見えた。
すぐ近く、手を伸ばせば届くくらいの距離。

でも…彼女は助けてくれるでもなく、ただ静かにこっちを見ているだけだった。

君は…誰?

まさか…あの…あの噂の…


「しに…が…み…?」

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赤羽決亭@木東有稀 2019/09/06 17:08

本日より、「死神+天使 望」のノベルを記事で連載公開します! 

えー、コミケが終わりもうすぐ一ヶ月。

DL販売が始まってはや一週間になります(さらっと紹介。)

すいません、本当はDL配布始まったらすぐお知らせする予定だったのですが、まだちょっと手直ししたくて、完了するまでは…と思い、ご報告しておりませんでした。申し訳ない。

来週中に手直しできれば、正式に宣伝していきたいなと思っております。
(できればアプリも出したい。)
それまで少々お待ちを。


さて、DL配布についてのことはまた今後していくとしまして、
今回は新企画のご紹介。

と言ってもpixivで以前からやってはいたんですけどね、
ちょっとノベルの方をCi-en記事で公開していこうかなと思っております。

内容は「死神+天使」の望視点…学の弟視点ですね。
一番軸になってるキャラのお話です。

まだ世に出していない作品を前半だけ公開しようかなと思っております。
本当は本編として、公開予定のものだったのですが「連載は手が出しにくい」と言う意見を聞くようになりまして、ちょっと配布数カットするべきなのかな…と思い、望視点のお話をノベルの方に回そうかなと思ってこのような形にさせていただきました。

前半だけならネタバレにはなりませんので。
後半は有料配布かな…と思っております。(ゲームって形にするかもしれませんが。)

まぁ、ゲームのプロットだと思って読んでいただけるとありがたいです。

やっぱりゲームだとちょっと手が出しにくい人もいるかと思いますので、
この機会にノベルにしてみようかなと思ったのも理由の一つです。

漫画が一番いいのかもしれませんが、ちょっと時間かかるのと技量がないもので…。(あとゲームに慣れすぎて、漫画書けなくなった。)

ちょっと実験的なものなので、読んでいただけましたら幸いです。

何卒よろしくお願いいたします!

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