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2024年 05月の記事 (2)

新しいバイト先はオネショハンター

無料版です。前半部分です

僕は大学生3年生、単位もあらかた取り終わってバイト三昧の日々を検討している一般人だ。
とはいえせっかくのアルバイト、楽そうで面白そうで、出会いがあったりすれば尚良し、と思ってバイト探しに街をぶらついていた。

適当に散策して裏道へ入ったとき、目の前に謎のポスターが現れた。
「…オネショ……ハンター……?」

そのポスターは雑居ビルの壁に貼られ、下の方には小さく「詳細はオネショハンター隊長、水漏まで」と書かれていた。

ポスターには世界地図の前で恥ずかしがる制服の女の子が描かれ、一緒にオネショを探そう!
という謎のキーワードが書いてある。

「何だこりゃ……バイト代も書いてないぞ……あるのは連絡先だけ…」

僕はなぜか興味をそそられた。
そのポスターによると、この事務所はここから近く、一応オフィスのようだ。
僕は興味津々で向かうことにした。

事務所のドアを開けると、そこには若い女性がパソコンに向かっていた。
「オネショハンター?」と僕が言うと、女性は突然立ち上がって拳を握り叫んだ。
「そう!そうだよ君!」

隊長のテンションの高さに圧倒されたが、そのまま話し続ける。
「これって一体何なんですか?僕今まで生きてきて聞いたこともないんですけど」
「オネショハンターの事かい?それはね……」

隊長は立ち上がったまま続ける。
「みんなが思っている以上にオネショをしている人は多いんだ。私はそんな人たちのオネショを発見し、証拠を抑えて販売する。そういう仕事をしているんだ」
「はぁ……何でわざわざそんな商売を?」

「私が女性のオネショ好きだからさ!趣味と実益を兼ねたオネショまみれの生活を満喫する為に始めたんだ!」
少し興奮した隊長はふぅ、と息をついて椅子に座り直した。

「……で、君はなんでこんなところに?」
「いや、駅前歩いてたらそのポスターが貼ってあったんで、バイト探してたから何かなと思って」

それを聞いた隊長は目を輝かせる。
「そうか!ぜひ!オネショハンターで働いてもらいたいんだけど!!」

僕は一も二もなく承諾した。

「いいっすよ。バイト探してたし」
「ほ、本当かい!?こんな怪しい商売だよ!?」
「いや、だってさっき隊長自分で趣味と実益とか……利益があるならバイト代も出るでしょ?」

僕の正論に隊長は黙った。そして話を続ける。
「……そうか……そうだよね……じゃあバイト代についてだが…バイト代はね……」

隊長は上目遣いでこう言った。
「バイト代は出来高なんだけど、了承してくれるかな?君が見つけたオネショ女子の情報が稼いだお金からのバイト代発生ということで」
「いいっすよ。でも僕オネショに興奮とかじゃないと思うんで……そんなのですけどいいんですか?」

「いいよ!むしろそっちのが好都合!!ノンケのバイト君も試してみたかったからね!」
隊長は豪快に笑って僕に右手を差し出した。僕はそれに答えて握手をした。

これが僕と隊長の出会いだった。

「さて、まずはオネショ女子の情報収集からだ。いいバイト代が出るように頑張ろう!」
隊長はそう言って胸を張った。

「で、情報収集って具体的に何するんですか?」

「いい質問だね!まずは身近なオネショ女子の特徴や容姿を事細かに調べてもらうよ!知り合いの女の子を5人ほど辿れば聞けるんじゃあないかな」

そう言って隊長はメモを渡してきた。そこには質問内容のテンプレートが書いてあった。
「オネショの頻度、対策、失敗談、スリーサイズ、性癖、下着のブランド……これは?」

僕が驚いて聞くと隊長は自慢げに胸を張る。
「君がオネショ女子に辿り着いたらこの内容を録音してくるんだ。私はその内容に対してお金を払おう。ちなみにこれが料金の参考」

ピラッと見せてきた紙には、最終オネショの年齢に対しての金額が書いてあった。
「幼いときからオネショしていない人は金額が安くて、現役は10万円…すごい金額ですね」
「私にとってはこれくらい払いたいのさ!」

僕に出来るだろうか?いや、やるしかない!うまく行けば2人インタビューで20万円だ!

僕は心に決めて次の日から僕はオネショ女子探しを始めた。

とはいえ、当然オネショ女子の知り合いはいない。

まずは一番中の良い、ゲーム仲間で女友達が多そうな田中に声をかけてみることにした。
「なぁ田中、お前オネショする?」
「は?何言ってんの。オネショって赤ちゃんの時だけでしょ」

……どうやらオネショという概念はないようだ。これは非常に困った事になってしまった。僕はひとまず別の角度から攻めてみることにした。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ……」
僕はそう言って質問内容を読み上げる。それを聞いた田中はキョトンとした。

「何それ……なんかの罰ゲーム?」
「いや、本当にオネショする女を探すと大金がもらえるんだ。バイト代出すから協力してくれないか?」
そう言うと田中は納得したように手を打った。

「ああ!レポート的なやつね!分かった、適当に調べてみるよ」
意外とあっさり協力を取り付けることができた。僕は内心ホッとしながら了承し、学校終了後に連絡を取り合うことを約束した。

早速田中はメーリングリストを使って色々と聞いているようだった。

1日目はさすがに何も情報はないようだったが、2日目になると少しずつ情報が集まってくるようになった。
「今んとここんなんあるけど」

田中からのメールには2人のオネショ女子の情報があった。

それによると……

1人目:佐藤さん(21)おとなしい性格。高校の修学旅行でオネショ。現役の可能性あり。

2人目:鈴木さん(20)バイト先で聞いた話では高校生まで定期的に寝小便をして妹にバカにされていた。現役の可能性あり。
「なるほど……2人とも現役の可能性あり、と」

……これはかなり期待できるな……。

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おねしょ布団で世界記録に挑戦するおバカ姉ちゃん

自らおねしょを積極的にする姉の話です。
無料は冒頭のみです。


の姉はバカだ。

20になるが特に何もせず、1日中ダラダラしながらテレビを見ているだけの、怠惰な姉だ。

そんな姉がいきなり変な事を言い出した。

「なにか突然、世界記録を取ろうと思ったのよね」

ちょっと何を言っているのか分からない。
僕は「何言ってんだこいつ?」と思ったが姉の事だ、何も考えていないとわかりつつも話を聞く事にした。

「私がもし世界記録を取れば、就職しなくても生活できるし、家賃も半分出せると思うのよ。」
「姉さん。そんなあやふやな理由なら、就職した方が良いんじゃない?」
「いやよ、世界記録の方がいいもん」

どうやら姉は世界記録を取って、働かずに生活するつもりらしい。

何ともバカみたいな話だが、姉は本気で世界記録を取る気だ。
だから僕はそんなバカな姉の手伝いをする事にした。

「で、どうやって世界記録を取って、お金を稼ぐの?」
「そう。そこよね。」

どうやら何も考えていなかったらしく、姉は頭を抱えて悩み出した。
そんな姉の姿を見て、僕は大きなため息をついた。

「まずさ、姉ちゃんにしかできないことと、需要がありそうなことを探したら?」
「需要?」
「そう。それに、誰も挑戦してなくて、ニッチだけど需要と可能性のある、世界記録って何があると思う?」

僕が姉とそんな会話した日から数週間後……
僕は姉に呼ばれて姉の部屋に入った。
そこには自信ありげに胸を張る姉、姉の白いパジャマは股間や太腿に染みを広げていた。

部屋中アンモニア臭が充満する中、僕は姉に色々と物申したかったが、僕は途中で何か言うのを辞めた。

「……で、何で僕呼ばれたの?」
「オネショ!」

姉が満面の笑みで元気に答える……
バカだ。本物のバカがいる…

「それは見たらわかるけど…何で僕を呼んだのかがわからないんだけど…そんなの一人でこっそり片付けしなよ…」

姉はまた自慢げに、チッチッチッと指を振る。
「それができるならやってるわ!それに呼ばなかった理由もあるのよ?」

僕は本気でドヤ顔をする姉を見て次の言葉を待った。
「聞いて驚きなさい!何とコレを世界記録にするの!」

興奮した姉がビシッと僕の目の前に突きつける物……それは予想通り……姉が布団に描いた世界地図だ……

「うん。知ってた」
「あら?知っていたの?」

僕がため息混じりに答えると、姉は意外そうな顔をしたが、僕は無視して話を進める事にした。

「で?どうやって世界記録を目指すの?」

僕が尋ねると、姉は待ってましたと言わんばかりに得意げに計画を語り出した。

「まずね、このお布団は一切洗いません!でも濡れたままだと眠れないので一応干します!そして、1ヶ月連続おねしょした布団で世界記録の世界地図を作るのよ!」

自信たっぷりな姉を見て僕は思った……アホだと……だが僕が呼ばれた理由がわからない。

「姉ちゃんがやりたい事はわかったけど、何で僕呼ばれたの?」
僕が聞くと姉は当然と言わんばかりに答える。

「そんなの決まってるじゃない!アンタが私の記録係だからよ!」
そう言って姉ちゃんは僕にカメラを手渡してくる。

「カメラで記録して、動画でも稼ぐのよ!」
僕は姉の言葉を聞いて頭が痛くなった。

「それ……本気で言ってる?」
僕が尋ねると、姉は自信満々に答える。

「当たり前じゃない!激売れ間違いないわよ!」
そんな姉の姿を見て、僕の頭痛はさらに酷くなった。
僕は姉ちゃんが納得するまで付き合ってあげることにした……もうどうにでもなれと……

こうしてアホな姉の挑戦が始まったのだ。



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