【製作過程#2】最初に考えた物語の骨子
最初に考えたストーリーは、
ある日、女性が拉致監禁事件に巻き込まれる、というものでした。
それから話がふくらみ…というか、
別々に考えていた、面白い会話やシチュエーションが
いくつかあったので、
それらを全部ごっちゃにしてしまって、
群像劇みたいにしてしまおうというアイディアでした。
エピソードごとに主人公がいて、
最後にそれらが関連しあう…みたいな。
【エピソードの羅列】
・拉致監禁される若い女性
・子供が誘拐されて脅迫電話がかかってきてるのに超強気な父親。
・子供を誘拐したけど、その子が超頭よくて追い詰められる犯人の男女。
・拉致された女性の実家、連絡がとれないのを心配して上京する母親。
・状況した母親に相談される所轄署の生活安全課の女性刑事。
・電車の中で漫画家志望の青年に急に弟子入りを志願されるもと売れっ子漫画家。
・自宅に30匹以上の猫を飼育して多頭飼い崩壊を起こしてる青年。
・ニセのハリウッド映画秘蔵DVDを売りつけられた拉致監禁業者の男。
・学生時代のいじめっこに金を要求され、
そいつを殺す完璧な計画を立てて本人に見せた男のその後。
そんなエピソードを並べたのですが、
エピソードを考えるより、それらをまとめて
最後に関連づけるのが難しかった…。
悩んで悩んで、時間をかけているうちに恐怖の瞬間がきました。
「この漫画…おもしろいのか?」
そう。
なんか、つまんなくなっちゃった。
主人公がいなかった、というのも原因の一つかもしれません。
★ ★ ★
で、それが転じて、いま執筆中の漫画になったという訳です。
主人公をつくりました。
わかりやすく、探偵。
探偵のまわりで、さまざまな事件が起きて、
探偵が解決してゆく、というありがちなお話。
では、次回からは、
現在進行形で、進捗をアップしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします~!(^▽^)/