薫風、梔子を擽り

６月になりました。

今回は雑記回です。
６月と言えば処女作の「七夜の夢」が販売開始した時期なのでなんとなくそわそわします。
夢と言えば眠って見る方ではなく将来の願いの方の夢は持っているでしょうか？
夢について語ることの是非は色々ありますが話の種に少し語ります。

といっても一言で夢と言っても大なり小なり沢山ある願望を十把一絡げにして夢と言っている方も多いかと思います。
私もそれに近く溺れるほどの夢がありますが、その中でも創作活動･･･つまりサークル「名無し喫茶」を立ち上げてから生まれた夢もあります。
当然その夢には創作をする上で多くの人に触れて欲しいとか創りたいモノを自由に作れるだけのお金が欲しいだとかいう俗物的なものも沢山あるのですが、少し変わったところで言えば他サークルさんのコラボやキャラデザをしてみたい（依頼を受けたい）というものがあります。

コラボというと語弊があってゲストキャラのデザインと言った方が良いかもしれないです。
別サークルさんのメインヒロインの他のサブヒロイン（ゲスト枠的な）のデザインをしたいといったものです。
キャラデザはそのままの意味で作中ヒロインデザインとかをしてみたいという話です。
ここでのキャラデザはそのままデザインだけ私で立ち絵やCGは別の方が描くというパターンとそのまま私が描くという２つの意味を含んでいます。

当たり前ですが「名無し喫茶」のメンバーはナナタ一人なのでデザインも性格や台詞といったものも一人で作っています。
そしてサークルを立ち上げてからは作品へ活かす勉強や趣味を兼ねて他のサークルさんの作品を手に取る機会も増え、様々な魅力的なヒロインやキャラクターと出会いました。
そんな中ふと、「もし自分がこの作品のヒロインをデザインするならどのようなデザインにするのだろうか」「もし自分のデザインをこの作者さんが調理したらどのようなヒロインが生まれるのだろうか」といった欲求にも似た疑問を持ったのがきっかけでした。

凄く言語化が難しい感覚なのですが自分が意識的にしろ無意識的にしろ課しているルールという鎖に囚われないものを見たいというかそんな欲求です。
自分が関与しているのに自分で制御できないものを見たいと言うか
私の作品ではTHEサキュバスのようなヒロインは出ないので描く機会がないですが、デザインの機会があれば描ける、みたいな。･･･いえ、なんとなくこれもニュアンス的には違う気もしますが。
兎角そんな思いがあります。

まぁ正に夢の話で詮無きことですが。
受け身受け身で交流もない私には難しい話なのも理解してます。
それでも100年くらい創作を続けてれば叶うのでしょうか？
いつかそのような連絡が来ることを夢見る位は赦されるでしょうか？

それでは100年夢見る記事はプラン内で