ねこ巫女籠城ゲーム開発(マップ表示用のカメラの追加)
前回の記事でマップ表示のための画像生成まで実装しました。今回はマップ表示をして WASD 移動できるカメラを追加します。
実装することの確認
ゲーム中に M キーが押されたときにマップ表示に切り替わるようにします。
そして、このゲームはシングルプレイなので、マップ表示に切り替えたときには通常のフィールド描画は行わないようにします。これは、マップ表示以外のカメラを無効にして実現します。(Unity のカメラは Depth の値が大きい順に表示されるので、マップ表示のカメラの Depth を最も小さくなるようにしておく)
とりあえずのマップ切り替え
何も考えずに M キーの処理を追加して、エラーが出たら対応していきます。
そして、俯瞰表示と TPS 表示のそれぞれからマップ表示に切り替えて戻る操作まで動作しました。
大変よいです。
マップ表示で行う操作について
マップ表示中に行いたいことは
- WASD で視点移動、ホイールでの拡大縮小。
- フィールド、建物、敵味方の配置を見ていろいろ考える。
- 操作キャラを 1, 2, 3 キーで切り替えて左クリックで移動先を指示する。
- 建物のダメージ状況、攻撃できる射程の描画、などの各種情報を表示する。
です。
とりあえず WASD とホイールの処理を実装します。ただ、これは今俯瞰表示に使っている RTS / TOP DOWN CAMERA CONTROLLER アセットを使って実現します。このアセットで「回転しない」「真上からの角度固定」「ズームの範囲はこれ」くらいの設定をしてだいたい動くようになりました。
大変よいです。
あと、なんかマップ表示でズームしたときにマップ画像がぼやけていたのに気付いたのですが、filterMode を Point に設定したら修正できました。
sprite.texture.filterMode = FilterMode.Point;
↓修正前と後
よいと思います。
まとめと今後の予定
マップ表示して視点移動までが実装できました。大変よいです。
次回は、操作の微調整か建築まわりか NPC の実装のどれかに着手しようと思います。がんばります。