本条ミリーの憂鬱4
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週も金曜日がやってきました。
そして年の瀬です。
今年最後の更新です。
どうか良いお年を。
さて、今日は金曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
・登場人物
本条ミリー(ほんじょう みりー)
JK2年生。
17歳。
英国系の祖母の血を引いているクォーター。
小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
金髪のロングヘアをツインテールにしている。
青と白のしましまショーツを愛用している。
ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。
下校中の悲劇・再び!
「だ、め、ええ……っ」
ぎゅるるっ!
ごぽぽっ! ぷすっ、ぷすす……っ。
校門から出たばかりのミリーは、住宅街を少し進んだその先――、影になっている路地へとよろめきながらも進んでいく。
もうこの時点でミリーの心はポッキリと折れていた。
(もう、家まで保たない……! それにおむつもずっしり重たくなってるし……! それなら、楽になったほうが……ああ!)
ブ、ブブブ……! ブパパッ!
影になっている路地に辿り着くのと、決壊するのは正に同時だった。
スカートのなかから弾き出されたのは、水っぽい放屁音。
それがプレリュードだった。
「あっ、あああ! いや、いやだ……!」
ムリュムリュムリュ!
ブビビッ! ブボボボボ!
スカートに覆われているミリーのお尻が、更にセクシーに盛り上がっていく。
ずっしりとおむつが重たくなり、お尻が溶かされそうなくらいに熱くなっていた。
(ああ……、漏らしてしまった……)
ぶりぶりぶりっ!
ビチチッ! むにゅううううう!
下品な音を響かせながらも、ミリーは決してしゃがみこむことはしなかった。
それは少女としての最後のプライドだったのかもしれない。
だけどネチャネチャになっている紙おむつでは、もはや我慢することさえもできなくなっていた。
「あっ、あああ! お尻、とろける……! ううっ! 勝手に……溢れ出してきちゃう……うああああ!」
ブボボッ! ぶっふぉ!
ビチビチビチビチビチビチビチ!
正に垂れ流しだった。
しかも、いまのミリーには我慢するという意志が完全に消滅しつつあった。
こんなにもおむつを汚してしまったのだ。
それならば、早く楽になったほうがいいじゃないか……。
それに、我慢していればそれだけ痴態を長時間晒さなければならないということでもある。
それなら早く排泄を終えて、歩きはじめたほうが安全ではないか……?
「も、もう……我慢できない……うあああああっ」
ぶりゅりゅ……っ。
ぶぱぱっ、にゅるるるる……っ。
ついにミリーは、自らの意志でお腹に力を入れると排泄を続けていく。
立ったままで。
おむつをあてたままだというのに。
それは背徳的だけど、少女として開放的な快感をもたらすこともまた事実だった。
「しちゃってる……! しちゃってるんだ……! 立ったままなのに! うんちもおしっこも、止まらなくなってるよ……!」
ブリブリブリッ! ブリュリュリュリュ!
しゅわわわわわわわわわわわわわ!
お腹に力を入れて自らの意志でうんちを排泄していると、その快楽に釣られるようにしておしっこも漏れ出してくる。
うんちを漏らせば括約筋が広げられて、尿道までもが緩んでしまう。
それは一筋のクレヴァスに尿道と肛門があるのだから当然のことと言えた。
「ん……っ、ふぅぅぅっ」
ぶりぶりぶりっ!
ぷっしゅぅぅぅぅ……。
ぶるるっ!
大きく身震いをして、体内の不浄をすべて出し切る。
ミリーの自らの意志での排泄は、唐突に終わった。
あとに残ったのは……、酷いものだった。
「おむつ、重たすぎるよ……」
ミリーの排泄のすべてを受け止めた紙おむつは、パンパンに膨張していて、もっさりと重たくなっていた。
薄かったはずのおまたにあたっている部分は、吸水ポリマーがもこもこに膨らんでいて脚を閉じることさえも難しくなっていた。
(スッキリしちゃった……ああぁ……)
ねちょ、ねちょちょ……っ。
よろめきながらも歩きだそうとするけど、分厚く膨らんだ紙おむつのせいで歩きにくくなっていた。
だけどずっと路地で棒立ちしているわけにもいかない。
「早く、帰らないと」
呟き、決意を固めると歩きはじめる。
一歩進むたびに、
ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ……。
おむつのなかがグチャグチャにかき混ぜられて、ドロドロになっていく。
おまたにもヌルヌルしたものが食い込んできて、ミリーは無意識のうちにへっぴり腰になっていた。
そればかりか、はしたなくがに股にもなっている。
「こんなところ、誰にも見られたくない……っ」
不幸中の幸いか、閑静な住宅街の家路には、ミリーの他には誰もいない。
もはやミリーのスカートの裾からは分厚く膨らんだ紙おむつがはみ出していて、醜悪な茶色い香りが溢れ出してきていた。
もしも誰かとすれ違ったら、何事かと思われるに違いなかった。
「早く帰らないと……っ。どうか誰にも会いませんように……っ」
ぐちゅ、ぐちょ、ぐじゅじゅ……。
一歩進むたびにおむつのなかが攪拌されていく不快感に顔をしかめながらも、少しずつ歩を重ねていく。
どうか曲がり角の先に、誰もいませんように。
そうお願いしながら。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。