おもらし日記15
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
火曜日です。
千葉は晴れていますが、若干風が強く花粉の飛散が怖いことになっています。
千葉県というところは、最高峰が愛宕山の(408m)で全都道府県中最下位と、真っ平らだから風が強いんですよね。沖縄よりも最高峰が低かったりします。
さて、今日は火曜日ということで同人誌の既刊を更新していきたいと思います。
Ci-enオリジナルの小説はストックを切らしているのでしばらくお休みです。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!
(ごめん、なさい……。もう、我慢できない……)
しゅわわわわ……。
心のなかで謝罪しながら、尿道から力が抜けていく。
もう美雪の我慢は、既に限界を超えていたのだ。
「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ」
もわ……。
スクール水着の内側が生温かくなっていく。
それは取り返しのつかない感触だ。
もしも誰かにバレたりなんかしたら、みんな一斉にプールから上がって行くに違いない。
(ダメ、こんなことしちゃいけないのに。いけないのにっ)
もわっ、もわわ……っ。
おまたが生温かい靄に包まれていく。
お尻のや太ももも、生温かくなっていく。
もう、ごまかしようがない――。
(お願いします。誰も……気づかないで……!)
じゅももももももも……。
もわわっ。
我慢に我慢を重ねてきたせいだろうか?
美雪のおしっこは、濃密な黄色をしていた。
それはプールの青では隠せないほどに。
「ひっ、ひぃっ」
じょぼぼぼぼぼっ。
もわっもわわっ。
美雪が股間にかかる濃密な靄に気づいたのは、尿意を放ってから二十秒ほどが経ったときのことだった。
青いプールにかかっているのは、濃密な黄色い靄。
誰かが気づけば、見咎められるほどの濃さだった。
(お願いします、誰も気づかないで……っ)
ぢゅもももももももも……。
しゅうううぅぅぅぅぅ……。
それでも美雪はその場に立ち尽くしたまま、動くことができなかった。
尿道を解放し、辛うじて立っていられるこの状況。
もしもこの場所から無理に動こうとすれば、足を攣ってしまう自信がある。
(おしっこ……止まらない……っ、止まらない……っ)
しゅうううううううぅぅぅぅ……。
じゅもももももももももももも……。
今日二回目のおしっこは、なかなか終わってはくれない。
ただでさえ膀胱はパンパンに膨らんでいるし、すぐ近くにはクラスメートたちが泳いでいる。
緊張して、おしっこの勢いも無意識のうちに弱くなっているのだろう。
美雪の失禁は、濃密な黄色い靄を広げながらも続いていくことになった。
(おまたも……お尻も……内股も……あったかいよぉ……)
じゅももももももも……。
もわ、もわわぁ……。
水中でのおもらしは、すべてが無音だった。
それでも濃密な黄色い靄は確実に広がっていき、美雪を包み込むほどになっている。
もしかしたら、美雪の周りだけ水が生温かくなっているかもしれない。
それほどまでにおしっこの量は多く、美雪の身体は羞恥心に熱くなっていた。
(こんなところ、誰かに気づかれたら……、もうお終いなのに……ううっ)
ジョボボボボボボボボ……。
もわわぁ……。
すべてが無音の失禁。
それでもおしっこが消えてくれるというわけではない。
スクール水着に包まれている美雪の身体は、ほんのりとした桃色に染まり、秘部は熱くなっていた。
「あっ、ぁぁぁぁぁっ、あっ」
しゅわわわわわわわわわ……。
失禁しながら、美雪の頬が弛緩してくる。
それに発情したかのように赤く染まっていた。
ぬるり……。
秘部からは、小水とは違ったトロッとした蜜が溢れ出してくる。
青空の下、失禁しながら、あろうことか美雪は気持ちいいと感じてしまっていたのだ。
どんなに恥ずかしいと思っていても、身体は正直だ。
排泄欲という、原始的な欲求を満たし、美雪は確かに快楽を感じてしまっている。
(お願い、こんな私……見ないで……)
もわ……もわわ……。
もわわ~ん……。
腰の周りに黄色い靄をかけながら、美雪は尿意を垂れ流していく。
濃密な濃い靄がたゆたい、美雪の内股をイタズラっぽくくすぐっていく。
その刺激に更に尿道が緩んでしまい――、
「ぁっ! ぁっ! ぁっ! ぁっ! ぁっ!」
ぢゅもももももももも……。
もわわっ、もわわぁ……。
美雪は頬を真っ赤にさせて、口をパクパクさせながら失禁するより他なかった。
その様子はまるで酸欠になった金魚のようだ。
美雪を中心として黄色いモヤモヤが広がっていき、周りで水を掛けあっている女子生徒を包み込むほどになっていた。
(あぁ……こんなに溜まってたなんて……っ)
もわわっ、もわ……。
しょおおおおおおぉぉぉぉ……。
自らの生温かい感触に包まれながら、美雪は失禁を続け――そして。
「んっ、ふぅぅっ!」
ぶるるっ。
ぢゅもももももも!
美雪は大きく身体を震わせ、最後の一飛沫を噴き出す。
それは美雪のおもらしが終わったことを知らせるなによりもの合図だった。
「ふぁぁぁあ……」
おもらしが終わっても、美雪はその場に立ち尽くしたまま、動くことができなかった。
トロッとまなじりを下げ、すっかり頬を緩ませていた。
(しちゃった……漏らしちゃったんだ……。みんながいるプールで、おしっこをおもらししちゃったんだ……)
周りにいる女子生徒たちは、まさか美雪がプールでおもらししたとは知らずに、無邪気にはしゃいだり泳いだりしている。
こうしているあいだにも、美雪の股間にかかっていた黄色い靄が晴れていく。
おもらしをした恥ずかしい『濁り』は、少しずつ消えていき、プール全体へと広がっていった。
(はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ)
知らぬうちに身体は火照り、全力疾走をした後のように頭がボーッとしている。
軽い酸欠になっているみたいだった。
夏の日差しがプールに反射してチカチカと網膜を焼き、水のさざめきがノイズのように聞こえる。
「プールの水、気持ちいい……」
冷たく感じられていたプールの水が、いまとなっては火照った身体に心地よく感じられる。
それほどまでに美雪の身体は、桃のように色づいて火照っていた。
『よーし、それじゃあそろそろプールから上がって各自休憩ー』
プールサイドで女性教師がホイッスルを鳴らして合図する。
どうやら水中でのおもらしは、思っていたよりも時間がかかっていたようだ。
(スッキリしちゃった……。ごめんなさい)
美雪は良心の呵責を覚えながらもプールから上がっていく。
プールサイドに上がると、
トロリ……、
水滴に混じって、美雪の股間からネットリとした愛液が流れ落ちていくが……そのことに気づくのは、誰もいなかった。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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