おもらし日記21
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週もあっという間に金曜日です。
きのうはブログを更新したいところだったのですが、久しぶりに酷い二日酔いになって寝込んでいました。
肝臓の痙攣を感じることができるほどの二日酔いでした。
しばらくお酒は勘弁です。
さて、今日は金曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
「はぁぁ……、はぁぁ……、はぁぁ……っ」
女子トイレの個室から、荒い呼吸音だけが繰り返されていた。
顔を真っ赤にさせた美雪は、和式トイレに跨がり、背筋を丸めてしゃがみこんだままで獣のように荒い吐息をついている。
そのブルマはパンパンに膨らみきり、軟便によって茶色く穢されている。
和式便器の水面には、足口から溢れ出した軟便が、うずたかく積もっていた。
「ううっ、ぱんつのなか……冷たくなってきてる……」
マグマのように熱かった軟便は、時間とともに冷たくなっていて、べったりとお尻やおまたに貼り付いてきていた。
そればかりか、少しでも身じろぎをすると、軟便はお尻の割れ目や秘部に食い込んでくる。
それはうんちおもらしをしてしまった美雪を責め立ててくるようでもあった。
「どうしよう……。どうしよう……ううっ」
美雪は和式の便器にしゃがみこんだまま、何度も呟いていた。
どうするもなにも、おもらしをしてしまったショーツとブルマを綺麗に洗わなくてはいけない。
そのためには、まずはショーツを降ろさなければならなかった。
それは自らの失敗と、向き合わなければならないということだ。
「ぱんつ、脱がないと……」
和式便器に跨がったまま、よろめきながらもなんとか立ち上がる。
そしてブルマとショーツの両端に指を入れて、ゆっくりと降ろしていくと――、
ぬっちょぉぉぉおおお……。
もわわぁ……っ。
ショーツのなかは、惨憺たる有様になっていた。
白かったはずのこっとんショーツは、見る影もなく茶色く汚辱されていた。
硬質便は焦げ茶色を通り越して黒くなっていて、ショーツのなかに巨大な便塊となって鎮座している。
その硬質便に、茶色い軟便がぶちまけられていた。
クロッチはおろか、前のほうまで便塊が押し寄せてきていて、おへそのゴムに届きそうになっているほどだった。
「ひ、酷すぎる……」
なんとか便塊を受け止めたショーツとブルマを降ろすと、トイレの貯水槽に置く。
ショーツの汚れも酷いものだったけど、おまたやお尻にもベッタリとペースト状のうんちがこびり付いていた。
まずはおまたを綺麗にしなくてはいけなかった。
「お尻も、おまたも……、グチャグチャだよぉ……」
ぬっちゃあぁぁ……。
プリッとした思春期特有のお尻も、赤ん坊のようにつるつるのおまたも、うんち塗れになっている。
美雪はその汚れをトイレットペーパーだけで綺麗にしていくことになった。
「赤ちゃんみたいにつるつるなのに……うんち漏らしちゃうなんて……最悪すぎる……」
ただでさえコンプレックスのパイパンは、うんちを漏らした赤ん坊のように穢されている。
まさかこの年にもなってうんちをおもらししてしまうだなんて。
「……割れ目も……ひっ、ひうっ、綺麗にしないと……うっ、ううううう~」
軟便は、少女の肉裂の奥にまで食い込んできていた。
時間をかけて丹念に綺麗にしていき――そうしているうちに、やがて授業の終了を知らせるチャイムが鳴り響いた。
あと三十分もすれば帰りのショートホームルームが終わって放課後になってしまう。
そうなれば、このトイレには帰宅前のおトイレを済ませにたくさんの女子たちがくるに違いなかった。
「早く、洗わないと……っ」
お尻とおまたを綺麗に拭き清め、次はショーツとブルマだ。
美雪の一週間分の便塊を受け止めたショーツは……酷いものだった。
白かったのが信じられぬほどに茶色く染め上げられ、ただのぼろ切れと化していた。
それでも綺麗に洗わなければならない。
洗って、穿かなければならないのだ。そうしなければ、この個室から出ることができない。
「うう、重たい、よぉ……っ」
ずっしりと便塊を包み込んでいるショーツを広げ、ゆっくりと慎重にひっくり返す。
べちょん……っ。
便塊を和式のトイレへと落とすと、派手な水飛沫が飛び散った。
「石けん、よし……!」
不幸中の幸いか、トイレの貯水槽には石けんが置かれていた。
学校指定の、レモンの香りがする石けんだ。
美雪は石けんを泡立てると、茶色いショーツを手洗いしていくことにする。
白かった泡は一瞬にして茶色くなり、それでも少しずつショーツは元の白さを取り戻していく。
……それでも、元々染みついているお尻の方にまで広がっている黄ばみは取れなかったけど。
「よし、次はブルマ……!」
ブルマの足口には、溢れ出した軟便の跡がこびり付いている。
ケミカルな肌触りのブルマは、ショーツよりも汚れが落ちやすく、軽く洗っただけで汚泥を落とすことができた。
紺色だから、汚れも目立たないし。
ブルマが紺色や赤をしているのは、女の子の日や色々な染みを目立たないようにするためでもあるのだ。
「ふぅ……なんとか綺麗にできたよ」
お尻もおまたも、ショーツもブルマも綺麗にできたころには、もう既に放課後になったのだろう。
女子トイレの個室の外はザワザワと落ち着かない雰囲気になっていた。
他の個室ではおしっこの音や、音姫を使う音が聞こえてきている。
(ぱんつ、冷たい……)
綺麗に洗ったとはいえ、乾かしている時間まではない。
美雪は洗いたてのショーツとブルマを穿くと、
「んっ」
冷たい生地がお尻やおまたに食い込んできて、小さな呻き声を漏らしてしまう。
それでも紺色のブルマは、一見しただけでは濡れているとはわからない……はずだ。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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