おもらし日記23
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
火曜日になりました。
今日の千葉は、結構激しい雨が降っています。
春の始まりには激しい雨が降りますね。
少しずつ温かくなってきている実感もあります。
さて、今日は火曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたのなら嬉しいです。
💧6章目 おむつ登校!
ヌルリ……。
「んっ……。もう、朝……」
美雪が目を覚ましたのは、ショーツのなかに広がるヌルリとした不快感のせいだった。
おねしょとは違う、粘着質な体液によってショーツが穢されて、お尻にまとわりついてきている。
(また、やってしまった……)
ベッドから身体を起こし、お尻に手をあてる。
ゆうべはお腹を冷やさないようにと三分丈のスパッツとTシャツを着て眠りについた。
そのスパッツのお尻の部分は、ジットリと湿っていたのだった。
(あの日の……うんちを漏らしてしまった夢を見るたびに、ぱんつを汚してしまうなんて)
美雪が学校でうんちをおもらしした日から、一週間が経っていた。
美雪は、あの日から変な夢を見るようになっていた。
うんちをおもらししたショーツとブルマを綺麗に洗って穿いて、下校したときの夢だ。
その夢を見るたびに、ショーツをヌルヌルに汚してしまう。
(新しいぱんつに穿き替えないと)
ベッドから出て、スパッツごとショーツを降ろす。
もわわ……。
ショーツの内側から立ち昇るのは、少女特有の生臭くも甘酸っぱい香り。
おしっこと汗、それにおまたから溢れ出してくる蜜が混じり合った、複雑な香りだ。
ただでさえ黄ばんでいるショーツは、お尻のほうまで美雪の蜜でヌルヌルになっていた。
(今日は体育だし……ブルマも穿いて行こ)
新しいショーツ――それもお尻のほうまで黄ばんでいるけど――に穿き替えて、ブルマも穿いていく。
体育がある日は、着替えるときにショーツを見られるのが恥ずかしいのであらかじめブルマを穿いて登校することにしていた。
着替えるときに、スカートのなかでブルマを穿けばいいと思うかもしれないけど、美雪はそのときにでさえも緊張して軽失禁してしまう。
(今日は何事もありませんように)
せめて一週間前のように、うんちをおもらししてしまうという事態だけは避けたいものだ。
美雪は溜め息をつきながらセーラー服に身を包んでいくと、カバンを持って自室を後にするのだった。
☆
(おまた、痒くなってる……ううっ)
掻痒感に耐えきれず、美雪が内股を擦り合わせたのは、体育の授業が終わった帰りのショートホームルームのときのことだった。
このときになると、もうショーツは汗と愛液とおしっこで蒸れ蒸れになっている。
しかも体育が終わったあと、更衣室でブルマを脱ぐことはできなかった。
もしも脱げば、一日中おしっこや恥ずかしい蜜を受け止め続けてきたブルマの匂いを発散させてしまうことになる。
女子更衣室は、美雪の香りで汚染されてしまうに違いなかった。
(ブルマ、穿いたままだしっ)
スカートのなかには、ブルマを穿いたままでいる。
だからショーツはもうミストサウナのようになっていた。
そんな美雪に追い打ちを掛けるように、
ぎゅるるるる……。
お腹から響き渡るのは、茶色い不協和音。
カチカチに張ったお腹には、一週間ものあいだ食べてきたものが詰まっている。
先週は体育の授業中に漏らしてしまったけど、今日はなんとか放課後まで持ちこたえてくれそうだ。
(うんち……したくなってきちゃった)
トロリ……。
少女のワレメから蜜が溢れ出してくると、会陰を伝ってお尻の方にまで広がっていく。
先週のうんちおもらしを思いだしただけで、美雪の秘部は熱くイヤらしく濡れてしまうようになっていた。
(学校で……うんちして帰ろう)
そんなことを考えているうちにも、美雪の割れ目は熱く蒸れ返っていく……。
☆
放課後になって美雪がやってきたのは、旧校舎の誰もいない女子トイレだった。
昇降口でローファーに履きかえて、旧校舎に備え付けられているスリッパを履いて女子トイレにやってくる。
そんな美雪の内股には、ブルマを穿いているというのに愛液の滝が流れ落ち、スカートのお尻には、初潮を迎えた少女のように尻染みができあがっていた。
「やっと、うんちできる……」
美雪の独り言が、旧校舎の女子トイレに、妙に大きく響き渡る。
そのトイレは薄暗く、夕陽を受けて不気味な雰囲気を漂わせていた。
極度の怖がりの美雪には怖すぎるスポットだったけど、それでも今の美雪にとっては些末な問題でしかなかった。
なにしろ、美雪は――
「本当に、しちゃうんだ……わたし」
女子トイレの個室へと続くドアを開ける。
そこにぽつんとあるのは、和式の便器だった。
それも水洗なんて洒落たものではなくて、ポッカリと暗い口を開けた汲み取り式だ。
「あっううっ!」
メリメリ……ッ。
便器を前にして気が抜けてしまったのか、直腸からカチカチに固まったものが漏れ出してくる。
美雪はカバンをドアのフックにかけると、和式便器に向かってしゃがみこんでいた。
……ブルマを、そしてショーツを降ろすことをせずに、だ。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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