おもらし日記27
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
あっという間に木曜日です。
今週は本当に体調が悪いです。
この季節に千葉に強風が吹くと乾燥したピーナッツ畑からの砂塵+花粉+黄砂のトリプルパンチでPCに集中して向かうことがあまりできていません。
点鼻薬でなんとか凌いでいますが、ちょっと効き目が悪くなっています。
皆様も健康にはお気をつけください。
さて、今日は木曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
(ど、どうしよう)
美雪がピンチに陥っていたのは、二時限目の国語の授業中のことだった。
早くも尿意がこみ上げてきて、膀胱がキュンキュンと痙攣し始めてきたのだ。
じゅわわぁ……。
どんなにおまたに力を入れておしっこを我慢しようとしても、美雪の貧弱な尿道括約筋は軽失禁を重ねている。
もうおむつのなかは、汗とおしっこでミストサウナのようになっていた。
(ううっ、おしっこ……我慢できない、よぉ……っ)
ぢゅわっ、じゅわわぁ……。
いくら紙おむつを穿いてきているとはいえ、おまたの力を抜いておしっこを放つのは抵抗があった。
周りにはクラスメートたちが、なにも知らずに授業を受けているのだ。
もしもおしっこの水音を聞かれたら?
匂いで気づかれてしまったら?
色々な心配事が渦巻いて、そう簡単におしっこを放つことなどできるはずがなかった。
(我慢……しないと……!)
キュンッ、キュンッ!
ぢゅわわっ。
まだ教室での放尿は時期尚早。
そう思って、せめて次の休み時間になったらおトイレに行こう……。
そのときに、おしっこの水音を聞かれるのは恥ずかしいけど、それでも教室でおもらしがバレてしまうよりは何倍もマシなはずだ。
そう思って教室の時計を見上げると――、
「ぇっ、うそ……」
美雪は愕然としてしまう。
なにしろ、時計の針は想像していた以上に進んでいなかったのだ。
(うそ。もう半分は終わったと思ってたのに。それなのに、まだ十五分も経ってないなんて……!)
じゅもももっ。
絶望感にフッと尿道から力が抜けて、チビッたにしては多すぎる量のおしっこが漏れ出してきた。
授業は一時限五十分で行われる。
と、いうことは、まだ半分……いや、三分の一も終わっていないということだ。
(どうしよう……っ。おトイレに行かせてもらう……?)
とは思うけど、クラスメートの男子がいる前でおトイレに行かせて欲しいと言うのは、とても恥ずかしいことのように思える。
と、なると、残されている道はたった一つだけだ。
(我慢……。我慢しないと……っ)
じゅももっ、じゅわわっ。
だけど一度漏れ出してきたおしっこは、どんなにおまたに力を入れても漏れ出してくる。
おむつのなかが、刻一刻とおしっこで蒸れていく――。
(しちゃう……? しちゃうの? 私……。授業中なのに、みんながいるところで、おしっこ……しちゃう、の……?)
別に紙おむつのことを疑っているわけではない。
ついこの前まで、美雪は夜の紙おむつのお世話になりっぱなしだったのだ。
だから、最近の紙おむつが薄くて頼りなさそうに見えても、しっかりとおしっこをガードしてくれることは知っている。
(だけど……ううっ! 恥ずかしいよ……!)
いざおしっこをしようと思っても、今度はおまたが変に緊張しておしっこが止まってしまう。
美雪の尿道は、最早自分の意思とは無関係に痙攣していた。
(おトイレに立つの、恥ずかしいし……! でも、このままおしっこするのも恥ずかしいし……!)
ぢゅわわ……。
じゅももっ、じょわわっ。
逡巡しながらも、赤ちゃんのように無毛の秘裂は痙攣するたびにおしっこ臭くなっていく。
このままだと一気に決壊したら……大変なことになるかもしれない。
紙おむつは一度に大量のおしっこをすると、吸収しきれずに溢れ出してきてしまうことがあるのだ。
もしも授業中、ここでそんなことが起こったら?
それこそ大惨事だ。
(しちゃう……しかない、の? ここで……少しずつ……。うん……少しなら……いい、よね……?)
もう、トイレに立つことはできないのだ。
それにこの授業を乗り越えられる自信もない。
それならば――。
(あっ、あっ、あっ)
じゅもも……。
じゅもももも……。
美雪は、呼吸を整えながら、少しずつ、少しずつ……尿道から力を抜いていく。
おむつの裏側に、背徳的で取り返しのつかない温もりが広がっていく。
おまたも……、会陰を伝って、お尻のほうも生温かくなっていって……。
(大丈夫。おむつ穿いてきてるから平気、だもん……)
じゅわわ……。じゅももっ。
ぢゅわわわわわわ……。
(あぁ……。おむつのなか、あったかくなってきてる……。教室なのに……)
じゅわわ……。
しゅいいいいいいいいいいいい……。
やがて尿道が完全に弛緩すると、生温かな奔流がクレヴァスから溢れ出してくる。
女の子の尿道は、太く、短い。
一度漏れ出してくると、たとえ少しずつ出そうと思っていても、多すぎる量が噴き出してくることになる。
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この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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