レモネードオアシス 2024/07/30 14:34

TS俺は失敗禁止ッ!16

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

今週も火曜日です。
今日の千葉は最高気温が38度らしいです。
認知症の祖母(90)のデイサービスが無い日なので、室温の管理には気をつけたいところです。
皆様もお体にはお気をつけください。

さて、今日は火曜日ということでCi-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

おねしょ!


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

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#5章目 初めてのおむつ登校!

「おはよ。昴」
「ああ、おはよ。真琴」

 毎朝、一番最初に会うのはお隣さんであり幼なじみである真琴。
 それは物心ついたときから変わらない習慣だ。
 この習慣ばかりは、昴が女の子になってからも変わっていなかった。
 家から出てきた真琴は、

「あんた、寝癖ついてるじゃないの。ちょっとジッとしてなさい。梳いてあげるから」
「ン……すまん」
「あんた、見た目だけは美少女になってるんだから、身だしなみには気をつけなさいよ」

 真琴はカバンから櫛を取り出すと、さっそく昴のツインテールを梳いてくれる。
 いままで枝毛の心配なんてしたことがなかったけど、このときばかりは緊張する。

(あっ、真琴からなんかいい匂い、する……?)

 石けんだろうか?
 それともシャンプーだろうか?
 急接近……と言うよりも、身体が密着しているといっても過言ではないほど近くに感じられる真琴から漂ってきたのは、南国のフルーツのような甘い香り。

(やば……っ。いま真琴に近づかれると……!)

 脳内に蘇るのは、ゆうべ見た夢。
 そこで真琴は、ぱんつを穿いたままおもらしをして、昴も釣られるようにおもらしをして――。

「あっ」

 しゅいいっ。

 気がつけば、ショーツのなかにじんわりとしたぬくもりが広がっていた。
 こうなってしまうと、慣れない女性器は壊れた蛇口になってしまう。

「ダメ……ッ」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。

 ショーツのなかから、くぐもった水音が鳴り響く。

 今朝はおねしょをしてから、一度もトイレに行っていなかったから膀胱にはおしっこが溜まっていたのだろう。

「ダメって……なにがダメなのよ。寝癖、このままでいいの?」
「い、嫌、違……! そうじゃなくて……あああっ」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 クロッチでは抑えきれなくなったおしっこがショーツから滲みだしてくると、内股を伝い落ちていく感触。
 こうなってしまうと、もうおもらしがバレることを待つより他なかった。

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

緊張からか、不幸にもおもらししてしまう。涙目の昴に対し、真琴が言い渡した解決の条件とは…。

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