レモネードオアシス 2022/05/09 17:51

荒川凜緖の秘密1

クールなJKの荒川凜緖(あらかわ りお)には、誰にも言えない秘密があった。
それは下校中の公衆トイレで、こっそりと行われていて……。



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ないしょの成長日記(カテゴリー)

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「ふう……今日の練習はこれくらいでいいか……」

 使い込まれたベースをしまい、ため息をついたのは、黒髪を腰のあたりまで伸ばした少女だった。
 紺色のブレザーに白のブラウス。
 水色に白のチェックが入ったスカートは、下着が見えそうなほどに短く改造されている。

 剥き出しになっている太股は、陶器のように白く、ふくらはぎは黒の靴下で半分くらい隠されていた。

 この少女の名前を、
 荒川凜緖(あらかわ りお)、
 という。

 つぼみ学園では軽音部に所属し、ベースとボーカルを担当しており、文化祭を前にして、部室で猛特訓……というわけだ。
 窓の外に視線をやれば、すでにとっぷりと日は暮れている。

「凜緖先輩っ。今日も遅くまでお疲れ様でした」

 凜緖に声をかけたのは金髪碧眼の小柄な少女だった。
 それ自体が輝いているのではないかと言われると信じてしまいそうなほどに明るい金髪を、凜緖と同じように腰と同じあたりまで伸ばし、凜緖と同じようにスカートを切り詰めて、制服を着崩している。
 それだけ凜緖のことが尊敬しているということなのだろう。

「メロ、すまないな、こんな時間まで付き合わせてしまって」

 凜緖の言葉に、メロと呼ばれた少女は首を振る。

「いいんです。凜緖先輩と一緒に練習できて楽しいですから。もうすぐ凜緖先輩と演奏できる、最後の文化祭ですからねっ」
「おいおい、まだ夏が終わったばかりだって言うのに気が早いな。私はまだ卒業してないぞ」

「でも、冬が終わったら……あっという間です。だから今のうちに凜緖先輩といっぱい練習しておきたいんです」
「ありがとな。そう言ってくれると嬉しいよ。メロがキーボードで練習に付き合ってくれて、私も助かってるんだぞ」
「メロ先輩のためなら、たくさん弾きますからねっ」
「ああ、よろしくな」

 軽い談笑を交わしながら、凜緖とメロは楽器を片付けていく。
 時計の針は、すでに18時を回っていた。
 そろそろ校門の鍵を閉められてしまう時間だ……。

        ☆

「それじゃあ、また明日な」
「はいっ。また明日です、凜緖先輩っ」

 日が暮れて真っ暗になった校門で、凜緖はメロと手を振って別れる。こればっかりは、家が逆方向にあるから仕方がない。
 メロの家には一度だけ行ったことがあるが、父親がアメリカ系のやり手の貿易商らしく、庭に噴水がある感じの立派な屋敷だった。

「まあ、私はこっちの住宅街なんだがな……」

 凜緖は一人呟くと、街路灯が点々と続く夜道を急いでいく。
 やや大股の、早足で。
 先を急ぐのには、理由があった。

(ううーっ。おしっこしたい……!!)

 凜緖は、おしっこを我慢していたのだ。
 それも昼休みあたりからずっと。
 凜緖は家路を逸れて、とちゅうにある公園へと入っていく。
 誰もいない、ポツポツと水銀灯がともっている、小さな公園だ。
 その片隅には、公衆トイレがあった。

 男女も分けられていない、汚くて暗い公衆トイレだ。
 凜緖は、たまにこの公衆トイレのお世話になることにしていた。
 トイレに一歩踏み込むと、なんとも言えない悪臭が鼻を突く。
 だが、ここなら人がこないから安心だ。

(漏らさなくてすんだ、な……)

 凜緖は真っ暗な個室に入ると、鍵を閉める。
 そこはあまり使われていない水洗トイレだった。
 トイレットペーパーはとっくの昔に空になって、電気も薄暗い。
 狭い個室には、和式のトイレがちょこんとあるだけだった。
 凜緖は、そんな和式トイレの前に立つと、ショーツを下ろす。
 その瞬間、

 もわ……。

 ツーンとしたアンモニア臭が、トイレの悪臭を上塗りしていく。

 ライブの練習で思いっきり歌っていたし、おしっこが漏れそうなプレッシャーでいっぱいおまたやお尻に汗をかいた。
 だから、凜緖が愛用している、白と水色のしましまショーツはジットリと汗に湿っていた。

 それに染みこんでいるのは汗だけではなかった。
 女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布……クロッチには、シュッとレモン色の縦筋が刻まれていた。

(やだ、こんなに漏れてたなんて)

 女の子の尿道は、太く、短い。
 それに子宮があるから、その分だけ膀胱が小さくできている。
 だから、お腹の底から声を出したり、くしゃみをすると、どうしてもチビってしまうのだ。

 それに加え、クロッチには凜緖の少女の汚れが、カスタードクリームのようにベットリとこびりついていた。
 身体は大人へと成長しているのだが……、

(そして今日も生えてないのか……)

 凜緖は、ショーツで覆われていたおまたを見つめて、顔をしかめてしまった。
 凜緖のそこは、産毛さえも生えていない正真正銘のパイパンだったのだ。
 学校ではクールな先輩キャラがすっかり定着しているけど、凜緖の女の子の部分は、子供のようなおしっこ臭いおまただったのだ。

(おしっこ臭いおまたなんて、赤ん坊みたいじゃないか。はあ、早く生えてこないかなー。せめて産毛くらいは欲しいよなー)

 ヒクヒクと痙攣している一本筋を見つめながら、そんなことを考えていると、

 ――プシュッ、

 おしっこが噴き出してきてしまう。

(ああ、まだダメッ。ちゃんとぱんつ穿いてからじゃないとっ)

 そのまま和式の便座に跨がるかと思われた凜緖。
 ……だが。
 凜緖は再びショーツを穿くと、あろうことかそのまま和式の便座に跨がったではないか。

(はぁ……ずっと我慢してたから、今日はたくさん出るぞ……)

 しましまショーツに刻まれた縦筋が、ヒクヒクと痙攣すると、

 ジワリ……、

 暗い染みがクロッチに浮き上がったではないか。

 凜緖の、子供のころからの癖。
 ――おもらし遊び。

 いつからか、凜緖はおもらしを気持ちいいと思っていた。
 きっかけは……多分、おねしょだったと思う。
 凜緖は、高学年くらいまでおねしょをしていた。

 それにおしっこを我慢して、我慢して……、それから出したときの開放感も好きだった。

「ああ……でちゃう……。わたし、おもらししちゃうんだ……」

 おしっこを我慢していたというのに、いざショーツを穿いたままだそうとすると、緊張して上手く出てきてくれない。
 お腹に力を入れても、縦筋が刻まれたショーツがヒクヒクと苦しげに痙攣しているばかりだった。

「んんっ、んんんんん……っ」

 それでも凜緖は、お腹に力を入れていく。
 このトイレには水道がないから、ここでおもらししたらショーツを洗うこともできない。
 それにトイレットペーパーもないから、おまたを拭くことができない。

(取り返しのつかないことになる……)

 それが分かっているからこそ、凜緖のおまたは更に熱くなっていく。

「ぱんつ、穿いたままおしっこしちゃうんだ……。こんな歳にもなって」

 凜緖はおまたに力を入れ続けていくと、

 プシュッ――。

「あっ、でちゃうっ」

 クロッチの裏側に聖水が弾け、ジワリ、取り返しのつかない温もりが広がる感触。

 プシュッ。
  しょわわわわわわわわ……。

 凜緖のショーツから、くぐもった水音が聞こえてくる。
 少女の恥ずかしい染みを隠すためのクロッチには、あっという間に暗い染みが浮き上がっていく。
 その染みはじわじわと大きくなり、会陰を伝ってお尻のほうへと広がっていった。

「あぁ……私、おもらししちゃってるんだ……」

 シュイイイイイイイイイイ……。

 ブルルッ。
 凜緖は頬を緩ませると、官能的に身体を震わせる。
 ショーツが食い込んでいる股間はヒクヒクと痙攣し、熱い聖水を漏らし続けていた。

「おしっこにおまたくすぐられてるみたいで……あはっ、やっぱりくすぐったいな……」

 このおまたがくすぐられている感触が好きだった。それにおまたに弾けたおしっこは、会陰を伝ってお尻へと流れていく。

「はぁ……。お尻、撫でられてる感じがして、気持ちいい……」

 しょわわわわわわ……。
   ぽた、ぽたた……。

 お尻を撫で回される感触。
 お尻の膨らみから垂れていくおしっこが、和式便器の水面に弾けていく。

「おしっこ……勝手に出てきて……。ずっと我慢してたから……気持ちいい……」

 シュイイイイイイイイ……。

 緊張も解けてくると、おしっこの勢いも激しくなっていく。
 クロッチを突き破るほど……、とまではいかないけど、勢いのない噴水のようにおしっこが出てきている。

 ジョボボボボボボボ……。

「はぁ……。やっぱり気持ちいいな……。おもらしは」

 生暖かいおしっこは、クロッチの裏側に弾け、生暖かい手でお尻を撫で回してくれて、包み込んでくれる。
 この取り返しのつかない感触が好きだった。

「お尻、温かくて気持ちいい……。」

 もしかしたら、この感触はずっと赤ん坊の頃におむつを充てて、母親に抱かれているときにおしっこをしてしまったころの憧憬が、記憶のどこかに残っているのかも知れなかった。

 しょおおおおおぉぉぉ……。

「もう、ぱんつグショグショになってる……。はぁぁ……おしっこ、勢いなくなってきちゃった……」

 ブルルッ!!
  ――プシュッ!!

 凜緖が大きく身震いし、おしっこが勢いよく噴き出すと、凜緖のおもらし遊びは唐突に終わった。

「ああ、気持ちよかった……。ああ、もうぱんつ、冷たくなってきてる」

 当然のことだけど、このトイレには水道もないから、ショーツを洗うこともできなかった。
 それにトイレットペーパーも置いてない。
 この濡れたショーツを穿いて帰るしかないのだ。

「外、誰もいないよな」

 凜緖はスカートの裾を整えると、何事もなかったかのように公衆トイレを出る。
 人気のない住宅街の夜道。
 凜緖の他には誰もいない。

「はぁ……気持ちよかったけど……、なにやってるんだろ、私」

 家まで歩いて五分。
 凜緖は、平然とした表情で、夜道を歩き始める。
 まさか凜緖が、ミニスカートの中におもらしでグショグショになったショーツを穿いているとは、誰も思わないだろう。

(ショーツ、お尻に張り付いてきてるな)

 おしっこで濡れたショーツが、ペッタリとお尻に張り付いてくる。
 よく見れば、凜緖の内股にはおしっこの筋が垂れてきているのが分かるだろう。

(なにやってんだろ……。ホントに、私)

 とは、冷たくなったショーツを穿きながら、いつも思っていることだ。
 それでも凜緖は、またおもらし遊びをしてしまう。
 その証拠に、凜緖の秘筋は、熱い蜜で濡れていた……。



荒川凜緖の秘密2につづく!

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