秘密の快楽3
ぱんつを穿いたまま、わざとうんちおもらし。
♪2章目 スクール水着で大決壊!
(あっ……。きた、かも……?)
ミリーがその予感を察したのは、下校中にうんちを漏らしてしまった日から一週間が経ってからのことだった。
時は六時限目の国語の授業中。
教壇に立つ先生がチョークを走らせていく文字を、生徒たちは真面目にノートにとっていく。
この国語の教師はテストの点数だけではなくてノートをしっかりとっているかも重視するから気が抜けない。
だけど一週間ぶりにお目覚めのお腹は、そんなこと関係無しに蠢きだそうとしていた。
(ううっ、久々にきたぁ……っ)
ぐる、ぐるるるる……。
いま、ミリーのお腹には一週間分のうんちがカチカチに詰まっている。
だけどまだ大丈夫だ。
まだ慌てるような時間じゃない。
このまえ、下校中にうんちを漏らしてしまって大失敗したから、しっかりと対策を練ってきたのだ。
このあとの計画もバッチリだ。
(まずは授業が終わったら、カバンを持って体育館のトイレに行って……、そこでうんちしよう……!)
誰もこない体育館なら安心してうんちができるはず。
カチカチに固まっているぶんだけ、全部出し切るのに時間がかかるし、腸内で一週間も熟成されたうんちは匂いがきつくなっている。
だから人がこないことは重要だ。
(あと五分……。そうすれば楽になれる……っ)
ぎゅる、ぎゅるるる……。
幸いなことにこの授業が終わったら放課後だ。
パンパンに張っているお腹に手をあてながらノートをとり、ミリーはこのあとのトイレでの快楽へと思いを馳せる――。
☆
「ふう……」
女子トイレの個室のドアを閉め、ミリーは安堵のため息をついた。
ここまでくれば、もう安心だ。
このまえはトイレを詰まらせたくないあまりにうんちを我慢して、下校中に漏らしてしまった。
だからミリーはこの一週間、どうすればトイレを詰まらせずに済むかを、ずっと考えていたのだ。
そしていま、それを実行に移す。
「やっとうんちできる……」
ミリーはカバンを扉のフックにかけると、目の前にある和式の便座に跨がる。
フッと吐息をつくと、
ジョッ、
安心しきったせいか先走りのおしっこが漏れてきてしまった。
だけど今日はショーツを汚してしまったと焦ることはない。
なにしろ、ミリーの計画とは――。
「んっ」
しゅいいいいいいいいい……。
ミリーは和式のトイレにしゃがみこむ。
……ショーツを穿いたままで、だ。
女性器の太く短い尿道から、一気におしっこが噴き出してくると、クロッチという二重布を突き破って水面へと落ちていく。
透明だった水が、ミリーの金髪と同じ、明るい黄色へと染め上げられていった。
「ああぁ……ぱんつ穿いたままおしっこすると、なんか変な感じっ。お尻、撫でられてるみたいだよ」
しょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。
躊躇いながらも、ミリーはおまたの力を抜いていく。
クロッチに遮られたおしっこは、お気に入りの水色と白のしましまショーツを鮮やかなレモン色へと染め上げていく。
やがてそのおしっこの勢いも弱まってくると――、
ヒクッ、ヒククンッ!
無毛のおまたが切なげに痙攣すると、クロッチが縦筋に食い込んでいった。
「ふう……、おしっこ、しちゃったんだ……ぱんつ穿いたままなのに……」
だけどミリーの計画はまだ終わっていない。
お腹には一週間分のうんちが詰まってパンパンに張っているのだ。
このカチカチうんちを全部出し切る。
それがミリーの計画だった。
それも、ショーツを穿いたままで……。
「んっ、んんんんんん! はああああああ!」
おもらしショーツを穿いたままでお腹に力を入れてうんちを出そうとするも、お腹の変なところに力が入ってしまって、上手くうんちか出てきてくれない。
それでも顔を真っ赤にして息んでいくと、
もこりっ。
お尻を包み込んでいるおもらしショーツ……、そのお尻の部分が固いものに押し上げられていく。
「うっ、うううううううっ! んんんん!」
もこ、もこもこもこっ、
みりみりみりみりみり!
カチカチのうんちがショーツに満たされていくと、モリモリと歪に膨らんでいった。
「あっ、ああっ、うっ、うんち……っ、ぱんつ穿いたままうんちするなんて、嫌なのに……っ」
ミチミチミチミチミチ……、
ぶぼっ、ぼふっ、ブボボ……っ。
ミリーは躊躇いながらもショーツの中へとうんちを漏らしていく。
ショーツのなかにはカチカチのうんちがボーリング玉のように固まっていき、しまパンはモリモリと膨らんでいく。
それでもミリーはお腹に力を入れ続けていく。
すると。
ミリミリミリ……。
ぼとっ、ぼととっ。
和式トイレに跨がっているショーツの足口から、焦げ茶色の便塊が溢れ出してきたではないか。
それこそが、ミリーの狙いだった。
「ああっ、うんち……、ぱんつから溢れ出してきて……ううっ、もっと……、もっと……うんち、出るんだから……っ」
めりめりめりめりめり!
ぶぶぼっ、ぶっっぼぉぉ……っ
ぼとっ、ボトボトボト……っ!
ショーツから溢れ出してきたうんちは和式トイレにうずたかく積まれていき、ちょっとした小山ほどの大きさになる。
これくらいの量ならばトイレを詰まらせることはないだろう。
「うんち、ちょっとずつ流せば大丈夫、だよね……っ」
目の前にある水洗トイレのレバーを捻ると、綺麗な水によって焦げ茶色の便塊が流されていく。
ミリーのうんちは綺麗さっぱり流れてくれた。
「おお、やっぱり少しずつ流せばいいんだ。……おぱんつちょっと気持ち悪いけど……ふっ、ふぅぅ!」
ミチミチミチ……。
ぶっふぉっ、ブスス……ッ。
ミリーは更に息むと、ショーツをモリモリと盛り上がらせていく。
足口からはショーツに収まりきらなくなったうんちが溢れ出してきては水面へとボトボトと落ちていった。
その便塊を何回かに分けて流していくと、やがてミリーのお腹の具合も落ち着いてきてくれる。
「はぁ、はぁ、はぁ……。ぜんぶ、出た……っ」
夏の個室はミリーのおしっこと汗、そして腐敗臭によって蒸れ返っている。
それでも胸の奥底から込み上げてくるのは、久しく忘れていたスッキリとした快楽だった。
一週間ものあいだ溜め込んでいた便塊を出し切ったからか、身体も軽く感じる。
「あとは、ぱんつのなかのうんち、流れてくれれば……」
和式便器に跨がったままでのっそりと立ち上がると、思っていた以上にショーツは重たくなっていた。
「おぱんつのなか、どうなってるのかな……。ちょっと怖いけど、見るしか、ないんだよね……」
覚悟を決めてショーツを降ろしていくと……、
むわっ、
ショーツの中に鎮座していたのは、カチカチのうんちだった。
ボーリング玉のようにまん丸になって固まっている。
ミリーのお尻の形がくっきりと残っていて、シメジやスイートコーンの食べかすが見てとれた。
「うう、臭いよぉ……」
しかし不幸中の幸いか、カチカチうんちはお尻やショーツにこびりついているということはなかった。
ぼちゃんっ、
恐る恐る、ショーツを裏返して落としてやると、盛大に水飛沫を上げての着水。
それはまさに、ボーリング玉というにふさわしい便塊だ。
だけどショーツからはみだしてきたうんちを少しずつ流してきたおかげで、トイレを詰まらせるほどの量はなさそうだ。
「お願いだから流れてよね……」
お祈りしながらレバーを捻って水洗トイレを流すと、茶色いボーリング玉は最初のほうこそ水流に抗っていたけど、やがて少しずつ動き始めると綺麗さっぱり流れてくれた。
「ふう……。久しぶりに思いっきりうんちできたぁ……っ」
溜め込みがちな女子は、モヤモヤとした感覚をずっとお腹に抱えていなくてはならない。
出したいけど出てこないし、お腹が張ってくるとおしっこも漏れ出してきてしまうし。
だからショーツを穿いたままとはいえ、すべてのうんちを出し切って、ミリーは実に清々しい表情を浮かべていた。
「あとは……。ぱんつ、洗わないと、だよね」
ショーツを穿いたままでおしっことうんちをしたから、当然お気に入りのしましまショーツは汚れてしまっている。
ミリーはショーツを脱ぐと、フックにかけてあるカバンの奥のほうから洗剤を取り出す。
もしも学校でうんちがしたくなって……、そしてトイレを詰まらせないようにショーツを穿いたままうんちをするようなことになったときのために持ってきたのだ。
「ごしごし、ごしごし、とね……」
丁寧に手もみ洗いして、水洗トイレの水で汚れを流していくと、ショーツは元の水色と白のボーダー柄を取り戻してくれた。
「新しいぱんつ、持ってきてるけど……」
だけど、ショーツを穿いたままおしっこをしたときの、お尻を撫でられているかのような心地よさが蘇ってくると、
じゅわり――、
無毛の秘筋が熱い蜜に濡れる。
「濡れたぱんつ、気持ちいいの……?」
ミリーは洗い立てのショーツに脚を通していく。
ひんやりと濡れているショーツがお尻に、そしておまたに貼り付くと、なんともいえない心地よさが滲み出してきた。
「……んっ」
ショーツは冷たかったけど、すぐにお尻の体温で温まって、お尻にペッタリと貼り付いてくる。
満ち満ちとクリトリスが固く勃起してくる感覚。
「やだ……お豆、勃っちゃってる」
チリチリとした感覚が心地いい。
クロッチの裏側にはトロッとした蜜が広がってくる。おしっこじゃない。
興奮したときに溢れ出してくる愛液だ。
クロッチという二重布から滲みだしてくると、内股に幾筋もの透明な粘液が垂れてくる。
「濡れたぱんつ穿いて興奮してるの……?」
ミリーは自分の身体に起こっていることに戸惑いながらも、スカートの裾を整える。
これでまさかミリーがうんちおもらしをしたばかりの洗い立てショーツを穿いているだなんて、誰も想像さえもしないだろう。
ショーツの匂いも、ライム系の洗剤のいい香りだ。
(でも……、思いっきりうんちできて、気持ちよかったぁ……っ)
トイレから出ると、身体はすっかり軽くなっている。
ミリーは所属しているバトン部に顔を出そうと、校舎をスキップしていくのだった。
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この小説は、同人誌『真夏の記憶』として発表しています。
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