投稿記事

おむつ登校の記事 (7)

レモネードオアシス 2022/06/14 06:07

しつけて委員長4

教室で人知れずにおむつにおもらしっ!


目次

しつけて委員長(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


4章目 教室でおむつおもらし!

 カサ、カサカサ……。
 歩くたびにスカートのなかで紙おむつが擦れる音。
 それでも円華はいつものようにツンと済ませた真面目な委員長の顔で朝の廊下を歩いて行く。
 登校してきた円華がまずはやらなくてならないこと。
 それは口止めだ。
 教室に入り、すぐに御影長政を見つけると、

「ちょっといいかしら、御影君」
「いっ、委員長!?」
「御影君、昨日のことは……」
「わ、わかってるよ。誰だって失敗することくらいはあると思うし」
「そ、そう……。そう思ってくれていればいいの」

 どうやら長政は、昨日の公園での一件はただの失敗だと思ってくれているらしい。
 まあ、まさか円華が人前でおもらしすることに快感を覚えているだなんて、誰も想像さえもしないだろうが……。

(これで口止めはオッケー、よね)

 ホッと胸を撫で下ろして、自分の席につく。
 椅子とお尻のあいだにおむつのふかふかおむつの感触。
 このまま教室で、みんながいるところでおしっこをしたら、どんなに気持ちいいだろうか?
 口止めを済ませたばかりだというのに、円華はそんなことを考えてしまう。

(だめ。しばらくは人前でおもらしするの、止めておいたほうがよさそうね……)

 そんなことを考えながら、教科書を開いて予習を始めるが――、

        ☆

(あっ、おしっこ、したいかも……)

 円華が思い立ってしまったのは、四時限目の数学の授業中だった。
 テープタイプの紙おむつを充てていると、トイレに行くのがついつい億劫になってしまう。
 スカートが捲れてオムチラという悲劇もあるし、なにしろショーツのように手軽に降ろすことができないし。
 だから、円華はこの時間までトイレには立っていなかった。
 なるべく水分を摂らないようにしていたけど、さすがに膀胱がパンパンになっている。

(だめっ。しばらくは人前でおしっこはやめておこうって思ったばかりなのに……!)

 ダメだと頭でわかっていても、円華の身体には特殊な性癖が染みついてしまっていた。

 ジワリ……。

 チビってしまったのだろう。
 おまたがジンワリと生温かくなった。
 ただでさえ、通気性がよくなっているとはいえ、夏の紙おむつというのは蒸れる。

(おまた、痒くなっちゃう)

 ミストサウナのように蒸れ返っているおむつにレモネードが漏れ出すと、すぐに蒸発したのだろう。
 おしっこは霧となって、円華の美丘に染みこんでくる。
 いま、この瞬間におまたを掻くことができたらどんなに気持ちいいだろうか?
 だけどそんなこと、授業中の教室で恥ずかしくてできるはずもなかった。

(早くトイレに行きたい……。あと何分で終わるの?)

 教室の前にある時計を見て、円華は愕然としてしまった。
 休み時間まで、あと三十分――、

(う、うそ……っ。我慢できるはず、ない……っ)

 おねしょをしてきたとはいえ、今朝はトイレに行かなかった。
 膀胱に溜まりに溜まったおしっこは、濃厚な黄色になっていることだろう。

(ううっ、我慢しないといけないとわかると……)
「あっ」

 ジョッ、ジョボボ!

 チビッた……、にしては多すぎる量が漏れ出してきて、円華は短いソプラノボイスを上げてしまった。
 ただでさえ円華の尿道は貧弱だというのに。
 そのうえ我慢しなければならないと自覚すると、余計に膀胱が痛くなってきてしまう。

(授業中なのにっ。教室でおもらしなんかできない……っ。周りにみんながいるのに……!)

 いままで何度も人前で尿意を放ってスリルを味わってきた円華だけど、さすがに授業中の教室でおもらしを始めるのはレベルが高すぎる。
 もしも誰か一人にでも気づかれたら、破滅してしまうことだろう。
 真面目な委員長が、おむつを穿いて授業中におもらしをしているだなんて。
 だけど円華は頭の隅で思ってしまうのだ。

(きっと、気持ちいいだろうなぁ……)

 教室でおもらししたら、どんなに気持ちいいんだろう。
 でも、もしも私がこんなに変態だってバレたら、どうなってしまうのだろう?
 円華は、そんなことを考えながら、無意識のうちに股間の力を弛緩させていく。

(あっ、だめ、出ちゃう……)

 一瞬の躊躇。
 だけどその直後には、

(ちょっとだけおしっこを抜いておいたほうが楽になれるよね。我慢できないくらい溜まっても大変だし)

 なんてことを考えている。
 授業が終わるまで、あと三十分――。
 そんな時間を我慢しきれるわけがないのだ。
 それならば、ちょっとだけ抜いておいたほうが……。

(ちょっとだけ、ちょっとだけ……)

 ジュワ……。
  じゅわわわわ……。

 股間の力を抜くと、おしっこはすぐに出てきてくれた。
 何度も人前で尿意を放ってきた円華なのだ。
 変態なM気質が、自覚せぬうちに染みついていたのかも知れなかった。

(ああ、おしっこ、あったかい……。おむつだからちょっとくらいなら、ね……)

 その油断がまずかった。
 マゾ気質が染みついている円華の股間は、

 チョロ、チョロロ……。
   しょわわわわわわわわ。

(えっ!? あっ、ちょっ、ダメッ! そんなに……!? 勝手に出てこないで!)

 おまたを閉じようとしてももう遅い。
 一度開いてしまった尿道はヒクヒクと痙攣し、生温かいレモネードを垂れ流すばかりだった。
 しかも、その勢いは一気に増していく。

 しょわわわ、
  ぷしゅ、しゅいいいいいい。

(あー! あああー! わー! わー!)

 おむつの裏側にレモネードが弾け、ぱしゃぱしゃとおまたに跳ね返ってくる。
 その感触は、円華のおまたをイタズラっぽくくすぐっているかのようだった。
 自らのレモネードのスプラッシュに、円華のマゾに染まり切った尿道は更にほぐれてしまう。

 しゅいいいいいい……

(あー! わわわっ! わたし、本当にしちゃってる! 教室でおしっこしちゃってるんだ……!)

 その事実に、円華は戸惑うというよりも、むしろ興奮していた。
 恐らく脳内麻薬が分泌されているのだろう。
 股間を生温かく濡らしながら、円華の意識は今にも溶けそうになっている。
 それでも、失禁は続いていた。
 いや、それはもう失禁ではないのだろう。
 みんなにバレたらどうしよう?
 そんな破滅願望に取り憑かれた、マゾ気質の円華によるわざとのおもらしだった。

 じゅもも……、
  ジョボボボボボボボ……。

(ああっ、気持ちいい……。みんなに見られながらおしっこするの、いい、よぉ……)

 円華は座り直すと、尿道を解放していく。

 グジュリ、

 もこもこに膨らみきった紙おむつが、椅子とお尻のあいだに潰される。
 その気持ち悪い感触さえも、今の円華にとっては快楽へのスパイスだった。

「ここは、おしっこをしてもいい場所なんだ。おトイレなんだ。おむつを穿いているから、何の心配もいらない……」

 ぷしゅいいいいいいい……。
  しょわわわわわわわわわわ。

 もはや、トイレでしているのと変わらない勢い。
 円華はなんの躊躇いもなく尿意を放っていた。
 だがその放尿にも終わりは来る。

「あー……、あー……あぁー……」

 ブルルッ!
 円華は椅子に座ったまま、身体を大きく震わせる。
 それは見るものが見たら、おしっこを出し切ったあとの痙攣に他ならなかった。

「あぁー……あぁ……はふう……」

 円華は、顔を真っ赤にさせて、身体から力を抜いていく。
 その黒瞳は涙ぐみ、口元からは一筋のこぼれ落ちていた。
 だが、その円華に気づく者は、誰一人としていなかった。
 円華の失敗は、おむつがすべて受け止めてくれたのだから。

(おむつ……、こんなにもこもこになってブヨブヨになってる。全部出しちゃったのに吸い尽くしてくれたんだ)

 もしも横漏れしてきていたら、今ごろ円華のスカートには、大きな尻染みができあがるどころか、ナイアガラの滝のようにおしっこが椅子から流れ落ちていたことだろう。
 だけど、おむつは円華のおしっこをすべて吸収して、入道雲のように膨らんで包み込んでくれていた。
 教室にはエアコンがかかっているけど、真夏のおむつは熱く蒸れている。
 もっとも、それだけ円華のお尻が熱く火照っているということなのかもしれないけど……。


しつけて委員長5につづく!

この小説は同人誌の『大決壊! しつけて委員長』に収録してある小説です。
フルサイズのイラスト6枚も収録されています。
同人誌を買ってくれると創作活動の励みになります!

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

レモネードオアシス 2021/04/16 10:30

大決壊!~おもらしカノジョが妊娠するまで11~

いつもあたたかいご支援ありがとうございます!


今日は金曜日なので小説を更新する日です。
妊娠したスバルと流れる緩やかな時間。


今回は最終回ということで全公開しておきたいと思います!


※この小説は、順調にいけば今年の5月→4月末のGW前に配信を開始する同人誌の小説です。

また、今年か来年の暑くなってきたころか寒くなったころか、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、めんぼーさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。


スバルとおむつ登校っ!



目次

おもらし彼女が妊娠するまで(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


☆☆終章 男の子? 女の子?

「……んん、もう朝か……」

 柔らかな朝日に大和が目を覚ますと、視界に飛び込んでくるのは未だ安らかな寝息を立てているスバルの寝顔。
 2人とも一糸まとわぬ裸体となって、ゆうべは何回も身体を重ね合わせたのだった。

「うーん……ゆうべはがんばりすぎたか」

 いつもならスバルのほうが早く目が覚めるけど、今日は大和が先のようだった。
 大和は、スバルのおろしてある金髪を梳いてやる。

「懐かしい、なぁ……」

 大和は、しみじみと呟く。
 おもらしして困っているスバルを助けたのが、去年の春。
 それが遠い昔のことのように思える。

(ゆうべは初めてのエッチした1周年記念日で……、それでスバルがいろいろな体位を試してみたいって言い出して……)

 そんなスバルのお腹は季節とともに大きくなってきて、いまではぽっこりと幸せそうに膨らんでいた。

 ――スバルは、妊娠したのだ。

 それでもスバルの性欲はとどまるところを知らないらしい。

(スバルの性欲は、間違いなく俺よりも強いしな)

 この1年間、一緒に生活をしてきたから間違いない。
 あっという間のこの1年間、初体験の申請を出したり、学園中から注目を浴びたりしていろいろとあった。
 あれから市役所に行って婚姻届を出して入籍したりもした。
 一緒に住むための家も国から支給されて、いまでは新婚生活を送っている。

 支給されたのは、学校の近くの小さなアパート。
 最初はいきなり一軒家ではなくて、狭い部屋がいいらしい。
 小さくて狭いアパートの一室だったけど、スバルがいればそれだけで幸せだった。
 こうして夏が過ぎ、冬が過ぎ――、

「俺とスバルの赤ちゃん、なんだよなぁ……」

 大きく膨らんだスバルのお腹を撫でてあげると、

「ン……、もう、朝……」

 スバルはうっすらと瞳を開いて呟いた。
 どうやらお目覚めのようだ。

「おはよ。スバル。身体、平気か?」
「うん……。赤ちゃんにお腹蹴られて起きたし……」
「元気そうで良かった。それじゃあ、簡単な朝ご飯作ってくるからゆっくりしててくれ」
「ありがと」

 身重なスバルをベッドに残し、大和は小さなキッチンで簡単な料理を作り始める。
 今朝のメニューはトーストとサラダと目玉焼き。
 それにおまけのイチゴ。
 材料は、きのうの学校帰りに2人でスーパーに寄って買ってきた。
 このイチゴは、スーパーで顔見知りになった売り場のおばちゃんからのプレゼントだ。
 すっかり町内にも年上の知り合いが増えたし、そのたびにいろいろとくれるし、困っていることがあれば助けてもらっている。
 いい社会になったものだ。

「トマトを切って、レタスを千切って……、卵を2つ一気に炒めて……と」

 こうしているうちにトースターにセットしておいたパンが焼き上がって、香ばしい匂いが漂ってくる。
 手際よく小さなテーブルに並べていくと、大和は再びベッドルームへと戻っていく。

「朝飯できたぞー。おむつ充ててやるぞー」

 アパートの手狭なベッドルームでは、スバルは身支度を調えている真っ最中だった。
 大きくなったお腹に合うサイズに調整された学校指定のセーラー服を、ワンピースのように着ている。
 だけど制服をオーダーメードしたときよりも更にお腹が大きくなってきているから、お尻が隠しきれなくなっていた。

「お願いね、パパ♪」
「おう。おむつのことならなんでも任せてくれ」

 お腹が大きく膨らんだスバルに、ベッドで仰向けになってもらうと、手早く紙おむつを充ててやる。
 初めて紙おむつを充てたときは説明書を見ながらの見よう見まねだったけど、いまではすっかり上手く充てられるようになった。
 これならいつでも子供が生まれてきても大丈夫だ……と思う。

「よし、おむつはこれでオッケーっと」
「ありがと。お腹……結構大きくなってきたから……ちょっと張ってるかも」
「そっか。それじゃあおむつは多めに持っていったほうがいいな」
「うん」

 大和のカバンのなかには今日の授業の教科書とノート、それにおむつ交換に使う道具が一通り入っている。
 おかげさまで大和のカバンはパンパンに膨らんでいる。それでも大和は満足げに頷くと、カバンのファスナーを閉めるのだった。

        ☆

 2人の愛の巣であるアパートから、学校までは歩いて10分弱。
 2階建てのアパートの外階段をスバルの手を取りながら降りて通学路に出ると、すでに同じ制服を着た生徒たちがゆっくりとした川の流れのように通学していた。
 大きく膨らんだお腹を抱えながら歩いているスバルに歩調を合わせて歩きはじめて、しばらくしたときのこと。

「そういえばさ、きのう産婦人科に行って聞いてきたの」

 まるで世間話をするかのようにスバルが切り出す。

「聞いてきたって、なにをだ? も、もしかして、身体、なにか悪いところとか……!?」
「ううん。違うの。そういうことじゃなくて……その……女の子だって」
「……?」
 一瞬、なにを言われているか分からずに、大和は首をかしげてしまう。
 だけどそれがなんのことか理解すると、

「そうか! 女の子なのか!」

 大和自身が驚いてしまうほどの声で合点してしまい、周りにいる通学中の生徒たちの視線を一身に集めてしまう。
 大和はごまかすように咳払いすると、スバルはいたずらっぽい笑みを浮かべていた。

「これで、今日中にはもう学校でみんなの噂になってるね。きみは奥手だから、こうでもしないとみんなに教えてくれないと思って」
「こいつは一本取られたな。でもそうか、女の子かー。それじゃあ、生まれたときのためにいろいろと揃えておかないとな」
「うん」

 ちょっと……というか、朝からかなりびっくりしたサプライズだったけど、不器用なスバルなりに考えた伝え方なのだろう。
 びっくりしたけど、これから必要なものも決まってくる。
 まずは服はピンク系がいいのだろうか?
 いや、最近は女の子だからってピンクというのは古いかもしれないから、ここはスバルと相談しながら揃えていくのがいいだろう。
 あとはたしか赤ちゃんの性別が決まったら祝い金が出るらしいから、その申請書も出しておいて……、
 と、そこまで考えて大和は、隣を歩くスバルを見やる。

「ときにスバル」
「なぁに?」
「お腹が大きく膨らんできてるのは俺も凄く嬉しく感じるけど……その、最近制服のサイズが合わなくなってきてないか?」
「うーん、そうかな?」

 呑気に首をかしげてみせるスバルだけど、絶対にその自覚はあるのだろう。
 なにしろスバルが来ているマタニティ用の制服――セーラー服の上をワンピースのようにしている――は、大きく膨らんだお腹に押し上げられて、丈が足りなくなっていたのだ。
 花柄の紙おむつが丸見えになってしまっている。

「きみに充ててもらったおむつ……見られちゃってるね」

 この通学中に、ゆるゆるのおまたからごく自然に垂れ流したであろうおしっこによって、鮮やかなレモン色に染まっていた。

「テープタイプの紙おむつは、1人じゃ充てられないよね。だから、私がおむつを充ててるっていうことは、きみに充ててもらって……交換してもらってますって宣言してるっていうことなんだから」
「お、おう。そんな深い意味があったとは」
「もうすぐ生まれてくる赤ちゃん……女の子だからさ、名前……これからゆっくり決めようよ」
「ああ、そうだな」

 ゆっくりと、ゆっくりと2人は並んで歩いて行く。
 最初は前を歩いたり、後ろを歩いたり、ずっと相手の背中ばかりを見てきた2人だったけど。
 いつのまにか隣り合って歩いてて、いつしか手を取り合っていて。
 それはたぶん、家族が増えてもこれからもずっと続くこと。

おしまい☆☆


最後までお付き合いいただきありがとうございました!
楽しんでもらえたら嬉しいです!

ただいま予約受付中です!
お気に入り登録ありがとうございます。
励みになっています。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

1 2 »

月別アーカイブ

記事を検索