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うっちゅう 2022/11/15 22:21

かつて命を救ったクール高身長メイドに、バコバコに犯されて家族になるショタ領主

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うっちゅう 2022/11/15 22:18

超かわいい彼氏君が逆ナンパされてたので、嫉妬心を爆発させて、お仕置きセックスする、高身長イケメン彼女

 雲一つない青空は、まるで悩みなんて一つもないみたい。暗い感情を抱えている私とは、対照的に、照りつけるような強い日差しが、燦燦と降り注いでいる。彼がまたナンパされていたらどうしよう。考えるだけで憂鬱だった。私は、白い砂浜で彼を探す。彼というのは、私の彼氏のことだ。大好きなんて言葉では言い表すことができないくらい、私にとって彼の存在は大きい。初めて彼に会ったのも、夏の日だった。夏祭りで女性にナンパされていた彼を、助けたのが出会いだ。最初は、私より四つも下だから、恋愛対象にならないと思ったけど、そんなことはなかった。私は、彼に対してしっかり恋愛感情を抱けているし、なんなら、エッチなこともしたい。でも、彼は今まで体を許してくれたことはなかった。家柄が良い私よりも貞操観念がしっかりしていて、婚前交渉は許されないという立場をとっていた。

 そんな彼が、海に行きたいというから、一緒に海で遊ぶことにした。でも、一つ大きな懸念があった。彼は、驚くほど異性にモテる。本当に行く先々で、女性に言い寄られる。私がちょっと気を抜いて、彼を一人にさせると、気づいた時にはほかの女に囲まれている。彼は決して、一般的なモテる男性には該当しない。身長が高いわけではないし、顔が特別かっこいいわけでもない(整ってはいるけど)。身長で言えば、160cmほどだから、私よりも20cmほども小さいし、一般的な女性と比較してもそれほど大きくはない。顔も、イケメンというよりは、可愛いという表現がよく似合う。その辺にいる凡百の女よりは絶対に可愛いと断言できる。なんなら、テレビに映るアイドルなんかよりよほど可愛いかもしれない。私は、いわゆる男性的な顔つきなので少し羨ましいくらいだ。

 だけど、彼が女を引き寄せてしまう一番の要因は、女性の庇護欲を煽ることである。どこか、一つ一つの仕草に女性の母性をくすぐるようなところがある。守ってあげたくなるのだ。女性の本能にダイレクトに訴えかけてくる魅力と言ってもよいかもしれない。とんでもないフェロモンが出ているみたいに、女性を引き寄せてしまう。私が一生守ってあげないと、そう思ってしまうような素敵な男の子なのである。実際、私よりも前に交際経験があるらしい。彼のことだから、身体を許していることはないだろうけど、少し嫉妬してしまう。

 海は、大賑わいだったけど、私は一人だった。私が孤独に海岸を歩いているときだった。遠目に彼が見えた。でも、残念なことに、彼は一人ではなかった。私の懸念通り、女に囲まれていた。私の中に黒い感情が湧き上がってくるのが分かる。もちろん、彼は素敵な人だ。私が彼の魅力を一番わかっている。だから、彼が言い寄られることも理解できる。ただ、理屈ではわかっていても嫌なものは嫌である。何度見ても慣れるものではない。彼に言い寄る女はすべて死んでほしい。今すぐに私の前から消えてほしい。彼のそばにいるのは私だけでいい。私は走って彼の元へ向かう。近づけば近づくほど、彼を口説く下賤な女の話声が聞こえてきた。

「えぇ~ちょっと遊んでこうよ♥悪いことはしないって、ほら♥一緒にビーチバレーしよ♥」

頭に行くべき栄養を、全て胸に持っていかれたような、品のない体をした女が彼のことを誘っていた。明るい茶髪をしたその女は、布面積が少ない、こちらも品位のかけらもない黒の水着を着ていた。男性の情欲を煽ることを目的にしたまったくもって浅ましい服装だった。その品のなさは、行動にも反映されていた。なんと、彼の素肌にべたべた触りながら、話しかけている。しかも、隙あらば、彼の腕を、自分の胸に押し付けようとしている。許せない。彼の肌に触れていいのは私だけなのに。
 
「ごめんなさい、僕彼女を待ってるんで」

彼は心底嫌そうな顔をして拒否した。ここで、鼻の下を伸ばすような彼氏じゃなくて本当に良かった。そして、私もついに彼の元にたどり着くことができた。私は彼の手を握って言い放った。

「ごめん、私の彼氏だからさ、ちょっと離れてくれる。ゴメンね?」

 きっと、この瞬間の私は、勝ち誇った嫌な女の表情をしていたのだろうなと思う。乳デカ女は、私を見た後、目を丸くして消えていった。恋人が実際に来たのにナンパを続けるのはそもそも難しいから当然の対応だった。でも、一番は私に驚いたのだと思う。自分で言うのもなんだが、私は人と比べれば抜群に容姿が良い。身長は180cmで、スタイルは相当良い自負がある。それに、筋トレなどの地道な努力は怠っていないから、綺麗な締まった体になっている。男性に引かれない程度に、腹筋も割れている。少なくとも、今日ここで来ている黒いビキニが恥ずかしいないくらいには、身体を仕上げている。それに、でるべきところはちゃんと出てるから、女性的な魅力も十分ある。胸の大きさは先ほどの女ほどではないが、今の大きさが身体の均整が崩れないギリギリの大きさなので、これでちょうどいいハズ。彼がもっと大きいのが好きなら、いろいろ手は尽くそうと思っているけれど。

「ごめんね。心配させたよね」

 私の手を握る彼の手が震えていた。興味のない異性から言い寄られることほど気持ち悪いことはない。私だってナンパされたことは何度もある。しかし、慣れるものではない。毎回嫌な気分になる。彼は怖かったのだ。私は彼をそっと抱きしめる。彼は遠慮がちに私の背中に腕を回してきた。どうやら、素肌ばかりでどこに障ればよいのかわからないみたいだった。そういうところもとってもかわいい。私たちはしばらくずっとそうしていた。彼の震えが止まるまで、ずっとそうしてあげようと思った。

「もういいって、長いよ」

 彼は顔を赤らめて言う。恐怖が溶けて恥ずかしさが勝ったのだろう。きっと、素肌と素肌が触れ合っているのが落ち着かないのだろう。私はずっとこうしていたかったけど、彼が嫌がることをしたくもない。名残惜し気に彼を開放した。

「その……水着、とっても可愛いね。でもさ、なにか羽織ったら?あんまり、肌見せすぎるの良くないと思うな……」

 彼は視線を逸らしながら言った。可愛い。私の水着を褒めないといけないと思ってくれたのだろう。でも、恥ずかしくて目をそらしてしまうところが凄く彼らしい、また、月並みな言葉になってしまうところがすごくかわいい。私が肌を見せるのを嫌がってくれるところも素敵。きっと、他の男性に私の肌をあまり見せたくないのだろう。彼の中で私に対する独占欲が働いているのだと思うと嬉しくなる。でもそれと同じ感情は私の中にもあった。彼も水着を着ていたけど、さすがにちょっと肌が出すぎだと思う。下に水着一枚という一般的な男性の海の装いではある。でも、なんだかそれが凄く卑猥に感じる。それはきっと、彼の白い肌が惜しげもなく晒されているからだ。彼の肌が、どこの馬の骨とも知れない女どもの目に入っていると思うと、すさまじい嫌悪感を覚える。彼の肌に触れ、彼を見ることができるのは世界に私だけでよい。他の女にその資格はない。でも、そこまで独占欲を見せるときっと、彼は私のことを嫌いになってしまうと思うので我慢する。束縛が強い女だとはあまり思われたくない。

「あ、そうだ。日焼け止めもう塗った?君肌弱いし、ちゃんと塗った方がいいよ」
 
私はそう言って日焼け止めクリームを取り出した。彼がありがとうといって、それを受取ろうとするので、私は、とっさにクリームを持った手を大きく上げた。

「何か勘違いしてるみたいだけど、私が今から君に塗るんだよ。自分で塗ろうとしても背中まで届かないでしょ♥」
 
  私は笑顔で言う。すると、彼は頬を赤く染めながらうつむいて、うんと答えた。やっぱり、可愛い。彼の背後をとって、彼の素肌に触れることができるこの瞬間は、私にとって至福の時間だ。私は彼の白くて美しい肌に丁寧に日焼け止めを塗りこんでいく。彼は可愛いけれど、身体はやっぱり男性のもので、少し角ばっている部分がある。そういうところを見ると少しドキッとしてしまう。でも、彼の素肌をこうして触れる機会なんてなかなか無いから、ついつい長々と念入りに触ってしまう。背中だけじゃなくて、胸部とか、太ももの付け根にも塗ってあげたい。でも、さすがにそんなところを塗るのはセクハラになるかもしれないからやめる。このままだと私の彼への欲望が抑えきれない。私は、堪らなくなって、彼の前に回り込んで正面から抱き着いた。彼の顔はたちまち真っ赤になった。耳元で囁きながら、そのまま彼の首筋から鎖骨にかけて指を這わせる。

「こんなところでやめてよ、他の人もいるんだよ」

 彼は少し恥ずかしそうに声で言った。その姿がとっても愛らしい。本当に小動物みたいな可愛さだ。私には、彼をいじめているつもりは一切なく、ただ単に、彼に触れたくて仕方がないだけだ。彼に嫌われないように、私だって気を付けている。でも、それでも溢れてくる衝動は止められなかった。私は彼の身体に自分の身体を密着させる。彼の身体はとても温かかった。彼は私の体温を感じてくれているだろうか。耳をすませば彼の心臓の音が聞こえてくる。私たちはしばらくの間、お互いの体温を感じていた。私は幸せだった。彼と二人で海に来たことも、彼の素肌に直接触れられることも、私の心を満たしてくれる。本当は、もっと先のことまでしたい。でも、それは彼にとって大きな負担になる。しばらく経って、私たちは海に繰り出した。まずは、ビーチバレーをすることにした。私は自分でもいうのもなんだけど、運動神経がいいから、ボールの扱いも上手い。一方彼は結構下手なので、私からパスされたボールを上手く返すことができない。彼は私の方を見て笑っていた。私はその笑顔にキュンとして、思わず抱きしめてしまった。

「難しいね」

 こういう時に不貞腐れずに、笑顔になれるのが彼の良いところだと思う。何度もボールをこぼしてもずっと笑っている彼が何よりもまぶしかった。ひとしきり砂浜でビーチバレーを楽しんだ後、私たちは、二人で海岸を歩くことにした。私は彼の腕に抱き着きながら、砂浜の上を歩く。砂が柔らかくて歩きにくい。それに、波打ち際に近づくと、濡れてしまうから、歩く場所も限られてきて、余計に動きづらくなる。私はふと、彼の方に視線を向けた。そこには、私に手を引かれて歩いている彼の姿があった。私はその姿を見ているだけで胸が高鳴った。そして、彼が私に振り向いたとき、彼の瞳が私の姿を映しているのが見えた。それだけで、私は天にも昇りそうになる。彼の手が触れているのは私の手のひらだ。彼の手の感触が伝わってくる。それを意識しただけで私はもうどうにかなりそうだった。彼の手に握られているという実感だけでもう満足しそうになってしまう。私はそっと手を開いた。すると、彼は優しく微笑んでくれた。私は、彼のこの表情が好きなのだ。私は、彼が大好きなんだなって思う。彼のことが愛おしすぎて、もうどうしようもない。

 私は、彼の手を引いて、彼のことを海の中へと連れ込んだ。突然の出来事に、彼は目を丸くしていた。私は、彼に海水をかける。すると、彼もやり返してきた。それから、私たちの水のかけあいっこが始まった。最初は遠慮がちにしていた彼も、次第に本気で私に水をかけてきた。私も負けじと、彼に水を飛ばす。私たちは夢中になって遊んだ。とても楽しい時間だ。彼は私のことを楽しませてばかりくれる。私のわがままを聞いてくれて、私のそばに居続けてくれる。私のことを好きだと言ってくれる。私は、彼のために何かをしてあげられているんだろうか?彼が喜んでくれるなら何でもしてあげたい。

 私は彼の手を強く握りしめた。彼との時間はあっという間に過ぎていった。気が付けばもう夕方で、空はオレンジ色に染まっている。私は、車で彼を送っていくことにした。私は彼を助手席に乗せてハンドルを握った。好きなアーティストの曲をかけながら、彼と共に家路につく。もし、結婚したらこんな感じなんだろうか、と思う。彼は私と一緒にいることを楽しんでくれているようで、ずっとニコニコしながら窓の外の風景を見つめていた。私も同じ気持ちで、彼とのドライブを楽しんだ。彼の家の前に着くと、彼は名残惜しそうな顔をした。私も少し寂しい。また明日会えるけれど、やっぱり離れたくない。私は、車を降りようとする彼を引き留める。そして、キスをした。彼は驚いていたが、すぐに受け入れてくれた。私は嬉しくて涙が出そうになった。このまま、彼の身体に触れたい。

 彼とこれより先のことがしたい。彼と肉体的に接続したい。でも、これ以上は駄目。理屈ではわかっている。彼はそんなことを望んではいない。私だってこんなところでするわけにはいかないことは理解している。でも、もう我慢できなかった。それは、私の性欲もあるけれど、一番は、不安から来るものだった。今日も彼は他の女に誘われていた。こんなことはしょっちゅうある。もしも、私よりも素敵な女性が現れたら、彼はその娘と付き合ってしまうのではないだろうか。もちろん優しい彼がそんなことをするはずない。でも一度、頭によぎってしまうとこびりついて離れない。彼と過ごす時間はとても幸せだ。でも、もう精神的なつながりだけでは、満足できないし、安心もできない。彼と肉体的にもつながりたい。そうして、彼は私のもので、私は彼の物なのだということをはっきりとさせたい。私は彼の身体に抱き着いて、彼の耳元で囁くように言った。

「私は、君のことが好き。だから、君と一つになりたい」

彼は困ったような表情を浮かべた。私は、彼の返事を聞く前に行動に移した。私は彼を押し倒して、その上に馬乗りになる。彼は驚いた様子で抵抗したが、私が上に乗っているせいか上手く動けないようだった。そのまま、私は彼の服を脱がしていく。彼はされるがままだった。
 
「やだ、やめてっ、こんなのダメだよ」
 
彼は必死に抵抗する。私に押さえつけられた手を伸ばして、車の扉を開けようとする。でも無駄だ。私は車のキーを押す。カチッという音が鳴る。これで、誰も車の内側から出ることはできない。
 
「逃がさないよ♥」
 
 やがて、お互い裸になると、彼は恥ずかしそうにして、手で顔を隠した。私はその姿が可愛くて、つい笑ってしまった。今からもっとえげつないことをするのに、裸くらいでそんなリアクションをされては困る。それから、私は彼の身体に自分の肌を重ねる。彼の体温が直に伝わってくる。私は彼の胸に顔を埋めて匂いを嗅いだ。彼の汗の香りが鼻腔をくすぐる。すごくいい香りだ。私は彼の首筋に舌を這わせた。彼の肌が粟立っているのを感じる。それが心地よくて何度も舐めてしまう。彼の味をもっと知りたい。
私は、彼の胸の突起を口に含んだ。彼の口から吐息が漏れる。そして、私の頭を抱え込むようにして抱きしめてくる。彼は感じてくれているようだ。私を受け入れてくれる。私は、今度は下半身に手を伸ばす。そして優しく撫でてあげる。すると、彼のそこは熱を帯び始めていた。私は、彼のペニスを握ると、上下に動かし始めた。すると、彼の呼吸が荒くなる。
 
「ひっ♥やっ……そんなところっ、んんんっ触っちゃダメ……汚いよっ……んんっ」
 
 自分が犯されているのに、私の心配をしてくれる彼はやっぱり底なしに優しい。でもそういう態度が、私を興奮させる。私は、彼の股の間に体を入れると、そこに口づけをする。そして、丁寧に愛撫を始めた。彼はもう限界なのか声にならない声で喘いでいる。私は、彼に絶頂を迎えさせるためにさらに激しく攻め立てる。すると、彼は体を震わせながら射精をした。勢い良く飛び出してきた精液が私の顔にかかる。温かい感触に包まれながら、私はそれを指ですくうと口に運んだ。苦みのある液体を飲み干す。これが、彼の味なんだと思うと性的に興奮を覚える。

「君は、今日の私を見てこんなにえっちな液体を製造してたってことだよね♥ダメな子♥」
 
 さっき出た精液は、彼が、私と今日一日、私と過ごす時間の中でできたもの。つまり、私に性的な魅力を覚えてくれたという証。えにも言われぬ幸福感が私を襲う。今この瞬間、私は世界で一番幸せだと断言できる。私は、彼の頬に軽くキスをした。
それから、私は彼の上に跨った。ゆっくりと腰を落としていく。彼のものが膣内に侵入してくるのを感じて、私は身体に電流が流れるかのような感覚を覚えた。私は、彼にしがみつくようにして快楽に耐える。彼のモノを根元まで飲み込んだ瞬間、私は果ててしまった。私は、ビクビクと痙攣しながら彼を強く締め付ける。彼は、苦しそうな顔をしていた。
 しかし、彼はすぐに反撃に出た(そういう意図があったわけではないだろうけど)。彼は下から突き上げてくる。きっと無我夢中だったのだろう。私は、その衝撃に耐えられず大きな声で叫んだ。彼は容赦なくピストン運動を繰り返す。その度に、私の身体は跳ね上がるように震えた。私は、もう何も考えられなくなってただひたすらに快感を受け入れるだけだった。しばらくして、彼が私の中に熱いものを流し込んでくるのを感じた。それと同時に私も達してしまった。しばらく余韻に浸っていたが、彼が私の中から出て行ったので、私は名残惜しさを覚えながら彼の上から降りた。驚いたことに、彼は、私を後ろから抱きしめると、肩にキスをしてきた。
 
「ごめんね、心配かけてごめん。僕はずっと君のそばにいるよ」
 
彼はそう言ってくれた。それだけで私は幸せだ。
 
「これからもずっと一緒だよ」
 
私はそう言うと、振り返り彼の唇を奪った。
私たちはもう一度繋がった。今度は正面を向いて、お互いを求め合う。彼は私の中で動き続ける。最初はゆっくりだったが、徐々に早く。
 
「あっ、ああぁっ……♥」
 
彼が奥深くまで突いてくると、私の体は弓なりに反り返る。彼は、私の身体を抱きかかえると、そのまま持ち上げて立ち上がった。私は、彼の背中にしがみつき、両足を彼の体に巻きつける。いわゆる駅弁だった。
 
「んっ……はあ、はっ、あんっ♥すごっ、いぃっ!」
 
彼の力強いストロークが子宮口を叩くたびに私の意識は飛びそうになる。彼の腕が私の太ももを支える。彼の支えを失ったらどうなるのかと考えるだけで恐怖を覚えるほどだ。私は懇願する。もっと彼が欲しい。彼の抽挿はさらに激しさを増す。私は何度も絶頂を迎えるがそれでもまだ足りない。もっと欲しいのだ。私は自分から積極的に動いてみる。
 
「あっ、ああぁっ……♥」
 
やがて、彼の方にも限界が訪れたようで、再び大量の精を解き放った。私はそれを受け止めると同時に気を失ってしまった。次に目が覚めた時、私はベッドの上にいた。隣には彼がいる。どうにかして、私に服を着せ、車から出て、私を家のベッドまで運んでくれたみたいだった。私は嬉しくなって抱きついた。彼は少し困ったような顔をしたが、優しく頭を撫でてくれた。私は、彼にお礼を言うためにキスをした。
 
「女の子と性交渉して、車に置き去りなんて最低でしょ。だから、こうしたんだ」
 
 彼に寝顔を見られたという恥ずかしさが私を襲う。顔が熱くなるのを感じる。彼は私が落ち着くまで待ってくれていた。私が落ち着いたところで話を始める。まず、彼は私に謝ってきた。そして、自分のことを許してほしいと言ってきた。私はそんなこと気にしていないと伝えた。
 
「あの時の私、凄い下品だったでしょ?嫌いになった?」
 
それが不安だった。一心不乱に快楽を求めてしまったけど、彼はそれをどう思ったのだろうか。すると、彼は私を抱きしめてこう言った。
 
「好きだよ。すごく可愛かった」
「ほんとに、嘘じゃない?」
「嘘じゃないよ」
「ずっと、私のそばにいてくれる?」
「ずっといるよ」
 
私は思わず泣きだしてしまった。そして、彼の胸に飛び込んだ。もう何も怖くなかった。

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うっちゅう 2022/11/15 22:14

高身長むちむち幼馴染が勘違い嫉妬して、デート後に、低身長男の子を強引に犯しまくる話

「君が悪いんだ。君が他の女の話ばっかりするから。私には君しかいないのに」
彼女の息は荒く、頬は紅潮していた。部屋の電気が薄暗く光っている。彼女は怯え切った僕を満足そうに見つめた。そして、味わうように僕の体に触れる。身体が熱い。どうしてこんな風になってしまったのだろう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
時間は遡る。僕は悩んでいた。体育館の床でモップをかけながら、先輩へと目を向ける。いつも、明るく快活な雰囲気で、マネージャーながらも部を引っ張ってくれた先輩。彼女が明日、引退する。夏の大会がもう終わってしまったからだ。結局、彼女にIH出場という夢を届けることはできなかった。

「どうしたの、暗い顔して。かわいい顔が台無しだよ」

先輩はもう引退だというのに、いつもと変わらない明るく元気な声で僕に話しかける。長い髪が、夕日に照らされて、とても綺麗だった。

「その可愛いっていうのやめてください。その、まぁ、悩み事です」

まさに、彼女に関することで悩んでいるのだが、そんなことは言えない。恥ずかしいし。こんな風に先輩と話せるのも最後かと思うとなんだか寂しくなる。

「そうなんだ、まぁほどほどにしときなよ。明日からは私無しでも頑張るんだぞ」

 そういうと先輩はにこっと笑った。そして、同学年の男子の先輩に呼ばれて去っていった。おそらく、引退する者同士、積もる話があるのだろう。その日は、そのまま、彼女とはもう話さずにお開きになった。
 僕が体育館の扉を開けると、夕焼け色の空が一面を覆いつくしていた。そんな空を眺めていると、僕を呼ぶ声がした。

「ねぇ、一緒に帰ろう?」

 幼馴染の月見時雨だった。僕は、首を上に挙げて彼女の方を見る。僕と彼女の間には歴然たる身長の差があるのである。僕が身長164cmで、彼女は187cmである。男の僕の方が、はるかに小さいから、あまり彼女と並んで歩きたくはない。というか、彼女と並んで歩きたい人などいないのではないか。彼女は、まず圧倒的にスタイルがいい。脚が非常に長く、スーパーモデルのような体型をしている。顔は中性的だが整っている。適度に高い鼻はまるで、ギリシアの彫刻のようだ。その瞳は理性的で、冷たく、いくらか悪魔的にも見える光を放っている。目元にしっかりと蓄えられた睫毛は、彼女の瞳の力を何倍にも増幅させる。身体にも、十分に女性的な丸みがあって、正直男性としてそれを意識しないことは難しい。でも、幼馴染の身体で欲情するなど、最低の行為だ。そんなことは許されない。つまり、どんな美男美女であっても、彼女と並んで歩けば、まるで別の醜い種族のように見えてしまうのである。それだけ、彼女の美は洗練されているのだ。僕は、そんな彼女と毎日登下校している。

僕たちは、静かに並んで道を歩いていた。お互いに気を遣わない距離感なので無言でも気まずさはない。毎日、どちらかが、とりとめのない話題を提供するのである。

「そういえばさ、何か悩みでもある?私に相談してよ」

そうだ、彼女なら僕の悩みを解決できるかもしれない。彼女は僕よりもはるかに賢いし、なによりも、先輩と同じ女子高生だ。彼女が適任だ。

「あのね、部活を引退するマネージャーの先輩に、個人的にプレゼントがしたいんだ。女子高生ってどういうものが嬉しいの?できれば、一緒に買いに行ってくれると嬉しいんだけど……」

 彼女は、面食らったような顔をし、顔をしかめた。その意味が僕にはわからなかった。そして、にっこりと笑って言った。

「うん。いいよ。ぜひ、ご一緒させてもらうね、そうだね、今週の土曜日なんてどうかな?」

 一瞬、彼女の瞳から、冷たいものを感じた。でも、次の瞬間には、彼女は普段通りに戻っていた。だから、気のせいだと思ってこの時は気に留めることもなかった。
 
 集合場所の駅には僕の方が先についていた。夏休みだからか、人だかりが多い。目の前を、多くの人が横切っていく。夏の日差しが照り付けるように暑い。スマートフォンで時間を確認すると、集合時間よりも20分も早くついてしまっていた。何をして時間をつぶそうか考えていると、遠くの方から彼女がこちらにやってくるのがわかった。彼女は、元々身長が高いから、周りの人と比べて見つけやすいし、それ以上にオーラが違いすぎる。彼女に思わず見とれてしまった。気づいた時には、彼女は目の前にいた。

「おまたせ。待たせたかな?」

彼女が笑って言う。美人特有の素敵な笑顔だった。でも、服装がいつもと全く違った。普段、彼女は高身長を生かしたボーイッシュな服装を好んできている。それこそ、ジーンズに黒のキャップを合わせるというような、いわゆる、かっこいい服装をすることが多かった。実際、彼女の恵まれたスタイルとそのファッションは良く合致していた。男の僕でも女の子として、恋に落ちてしまいそうなくらい素敵なものなのだ。でも、今回は打って変わって、非常に女の子らしい着こなしだった。薄いベージュ色のタイトスカートに、透けたブラウス。服の上から彼女のきめ細やかな肌がほんの少しだけ透けて見える。鎖骨のあたりもがっつり出てるから、正直目のやり場に困る。とてもかわいいとは思うけど、今までの彼女にはなかったファッションだ。どうやって反応すればよいかわからない。

「その、今日の服とっても可愛いね。いつもの時雨ちゃんとは違って、それがとてもいいと思う」

 月並みな感想だった。気の利いたことの一つも言えないのかと思った。でも、そういうと、彼女は満足げに微笑した。そして、僕の腕を引っ張って、意気揚々と改札へと向かっていった。彼女の足取りはとても軽やかだった。嬉しそうな彼女を見て僕もなんだか心が温かくなった。でも、彼女が、歩く速度を僕に合わせてくれているのが男として凄く恥ずかしかった。

 電車はそれなりに混雑していた。夏休みだから仕方ないと言えば仕方ない。でも、座れないどころか、満員電車よりも多少マシな程度でしかなかった。冷房がしっかり効いているので、暑さによる不快感はさほどない。でも、すぐ近くに、人がいるのはやはり慣れなかった。でも、その車内環境以上に、目のやり場にとても困った。彼女が、扉付近に立ち、僕はそれに向かい合う形だった。こうなると、身長の関係から、彼女の胸が僕の目の前にくる。非常に困る。僕も女性の身体に対して、人並みの興味はある。しかも、彼女はとてもスタイルが良い。気になって仕方がない。幼馴染をそんな目で見るなど最低なので、なんとか目線を逸らす。扉に貼ってあるくだらない酒の広告や、近くのおじさんなんかを観察して、必死に気を紛らわす。扉に反射した自分の顔がとても険しくて、なんだか笑ってしまいそうになった。笑い事ではないが。

「ねぇ、大丈夫?さっきからしんどそうだけど」

彼女が、心配そうに声をかける。非常に申し訳ない。

「ううん、全然大丈夫だから。何ともないよ」

そういうと、彼女はそうなんだ、といってまた黙ってしまった。基本的に彼女は隠し事をされたり、頼ってもらえないことを嫌がる。勘が良い彼女のことだから、僕が何か隠していることには気づいているだろう。だからといって、本人に直接話せるわけではないのが問題である。もし話したら、一瞬で嫌われてしまうだろう。

 そうこうしているうちに、ショッピングモールがある駅までたどり着いた。人々が、流れる川のように、規則正しく電車から吐き出されていく。無数の人間が押し合いへし合いしているうちに、彼女を一瞬見失ってしまった。何とか混雑を抜けて、彼女と合流すると、彼女がこういった。

「また、はぐれたら大変だからさ、手、つなごうよ」

少し恥ずかしかったけれど、僕はそっと左手を差し出した。握った彼女の手は僕より大きかった。でも、女の子特有の柔らかさがあってそれだけで、なんだかドキドキしてしまった。

僕たちは、ショッピングモール内を並んで歩いていた。色とりどりの広告が次々と目に飛び込んでくる。購買意欲を煽るためであろう楽しげな音楽が耳に響く。それに、合わせるかのような女性の事務的なアナウンス。ショッピングモールに来た、という気持ちになる。夏休みのショッピングモールは混雑していた。家族連れや、カップルが沢山いた。僕たちは、その中を特に行く当てもなくぶらぶらしていた。

「私たち、他の人からしたら、どんな風に見えてるのかな?」

彼女が急にこんなことを言い出すから、困ってしまう。どういう意図だろう。僕と手をつないでいるのが恥ずかしいということだろうか。確かに、学校の知り合いに見られたでもしたら気まずいし、弁明が大変だ。

「手をつなぐの、嫌だった?確かに、そういう関係に見られちゃうかもしれないしね。まぁ、この身長差だから、どう見ても姉と弟に見えるだろうけど」

僕としては、割と面白い冗談を言ったつもりだったのだが、彼女は口角を一切上げなかった。それどころか、若干不機嫌そうな顔をした。手を放してこないので、そういう意図ではなかったのだろう。それが、癪に障ったのだろうか。話題を逸らそうと思い、本日の本題、先輩に渡すプレゼントの話をすることにした。

「その、女子高生って、何をもらったら嬉しいものなの?」

彼女は若干機嫌を直してくれたようだった。少し考えこんだ後、口を開いた。

「そうだね、化粧品なんかは、止めといたほうがいいかもね。肌に直接つけるものだから、相性があるしね。アクセサリーなんかは喜んでくれるかもしれないけれど、これも、好みが分かれるから、ちょっとリスキーかも。やっぱり、アロマとか、お菓子とかの、消耗品のほうがいいんんじゃない?」

なるほど、化粧品はよしたほうがいいのか。彼女は頼りになるなと思った。女性の視点から、意見をくれるから非常に参考になる。彼女を誘ってよかった。先輩は、甘いものが好きだから、ちょっと高めのお菓子なんかがいいかもしれない。僕がそんなことを考えていると、彼女が、ゆったりとした声で付け足した。それはなんだか、僕に囁きかけるみたいな話し方だった。

「でも、私は、好きな人からもらえるものなら、何でも嬉しいかな」

そう言った彼女の顔は本当に綺麗だった。

若干動揺してしまったが、行先は決まった。二階にある少しお高めのお菓子屋で、焼き菓子を買うことにした。僕たちはエスカレーターに乗って店まで向かった。不思議なことに、僕たちは一言も言葉を交わさなかった。周囲の喧騒から離れて、二人だけは静寂だった。それは、直前の彼女による発言が、二人の間に若干の緊張感をもたらしたからだった。決して居心地が良いわけでもないのだけれど、居心地が悪いわけでもない不思議な感じだった。このままではいけないと思い、なにか世間話をしようと考えた。よくよく考えれば、彼女は、先輩について何も聞いてこなかった。彼女と僕がどういう関係にあるのかなどは、一切聞いてこなかった。わざわざ、先輩へのお礼の品を選んでもらっているのに、彼女にそれを伝えないのは道理が通らない気がしたので、これを機に話すことにした。そんなことを考えていると、先に彼女が口を開いた。図らずも、僕が考えていたことと、同じ内容だった。

「そういえばさ、空とその先輩はどういう関係なの?」

なんだか、探るような聞きかただった。関心はあるのだろうが、声は全く弾んでいなかった。確かに、今まで何も伝えずにここまで来てしまったから、腹を立てるのも当然だ。僕は先輩との関係を話すことにした。

「先輩は一つ上の部活の先輩で、うちのバスケ部でマネージャーをやってた人なんだ。中学時代は自分も選手だったのだけど、足の怪我で続けられなくなって、高校からはマネージャーになったんだって。とても後輩への面倒見がよくて、僕も本当にお世話になった。放課後にシュートの練習に付き合ってもらったり、練習の後はご飯をおごってもらったり、本当に優しい、あこがれの先輩だった。あと、話がとても面白くて、合宿の時なんかは……」

僕が話を続けようとすると、彼女が唐突に会話を遮った。

「そういうことは聞いてない」

僕は彼女と何十年も一緒に生きてきたけど、こんなに苛立ちを露わにしているところを見たことがなかった。低い声からも、彼女の怒りが容易に読み取れた。彼女は、僕よりはるかに体格に恵まれているから、威圧感がすさまじかった。生物的な本能としての恐怖を感じた。

「私が、聞きたいのは、その先輩と付き合っているのか、付き合ってないのか、それだけ」

彼女は、先ほどよりも、苛立ちを抑え、でも、明らかに威圧するかのような声で僕に尋ねた。おそらく、彼女が、聞きたかったことと、僕の回答に致命的な乖離が存在していたから、彼女は激しい憤怒を覚えたのだろうか。それにしても、彼女はそこまで、短気な人間ではなかったような気がする。早く答えなければならないことは間違いなかったので、僕は急いで答えた。

「あ、えっと、全然そういう関係じゃないよ。僕から見ても尊敬できる先輩であって、それ以上でもそれ以下でもないし、先輩からしても、きっと、可愛い後輩くらいのイメージだったんじゃないかな」

僕がそう答えると、彼女は、ふーん、と言ってまたいつものような彼女に戻った。彼女に対して、先輩の話はしてはいけないようだが、そんなに先輩のことが嫌い、あるいは苦手なのであれば、どうして、買い物に付き合ってくれているのだろうか。昔は彼女のことは。どんなことでも、わかると思っていたし、実際そうだったけど、今はさっぱりわからなかった。

その後、彼女と相談しながら、お菓子屋さんでクッキーを買った。時計は16:00を指していた。昼から集合したので、概ねこんなものである。当初の目的はすでに果たした。でも、僕にはまだやらなければいけないことがあった。

「今日のお礼がしたいんだけど、何か欲しいものとかある?」

彼女は、驚きと喜びが入り混じったのような表情を浮かべた。そして、3階の化粧品売り場を指さした。

「ここがいい」
「化粧品とかって、肌によって相性あるから避けたほうがいいんじゃないの?」

僕は揶揄うように言った。

「本人がいるから、別でしょ。いいのいいの」

彼女が先導する形で、僕たちは化粧品店に向かった。僕は化粧品には全く以て疎かった。四角や丸のケースの中に、色とりどりの板?が敷き詰められていた。これを肌に塗るのだろうあ?それ以外にも、液体が入ったボトルなど、様々なものが陳列されていた。もし、僕が女の子だったら、これらすべてを把握して、使わなければいけないと思うと、ゾッとした。とても、僕にはそれはできそうになかった。僕にとっては、意味不明な空間だったけど、彼女はその中を慣れた足取りで進んだ。僕もおいていかれないように彼女に着いていった。彼女は、棚から何か手に取った。そして僕に見せた。

「これがいいな。君とおそろいがいい。二人で、同じやつ買おうよ、君の分は私が買うから」
「それだと、お礼にならないじゃん。」
「いいの、いいの。二人でリップクリームを送りあうなんてなんだか素敵でしょ」

そのあとも、二人分、僕が払うと言ったけど、彼女は聞かなかった。こういう時の彼女は非常に強情で、自分の意見を曲げない。仕方がないので、それぞれ相手にリップクリームを買って、それを送りあった。しかも、まったく同じものである。そうであれば、贈りあう必要はあったのかと思ってしまうけれど、彼女にとってはそれが一番重要だったのだろう。僕からもらったリップクリームをその大きな体で大事そうに持っていたことから、それは明らかだった。僕の予想した形のお礼ではなかったけど、彼女が喜んでくれたので、まぁ良いかと思った。


僕たちは、そのまま、電車を利用して、家まで帰った。駅からは、徒歩で移動した。あたりは、もう真っ暗になっていてすっかり夜だった。街灯の光だけが二人を照らしていた。僕たちの家は隣接しているので、それぞれの家の前で解散という手はずだった。でも、彼女が思いもよらない発言をした。

「今日さ、夕食うちで食べていかない?両親は二人で旅行に出かけてるから迷惑にはならないよ。なんなら、私も夜に一人だとちょっと寂しいんだよね。一緒にいてくれるの助かるのだけど」

僕は困った。確かに、僕たちは、子供のころはよくお互いの家で遊んだし、食事を共にすることもあった。でも、中学生になって以降は、めっきりそんなことはなくなった。いくら幼馴染で、仲の良い友人のような関係だからと言って、夜に相手の家に遊びに行くのはさすがに倫理的に許されない。それくらいは僕でもわかる。付き合ってもない男女にしては、一線を越えすぎている。僕は断ろうとしたけど、彼女はそれを察したのか、言葉を付け加えた。

「さっき、お礼にならないって言ってたよね。じゃあ、これがお礼ってことにしてくれない?」

彼女がいたずらっぽく笑って言った。こうなると僕も断り切れなかった。仕方がないので、彼女の家にお邪魔させてもらうことにした。彼女は嬉しそうに、自分の家の鍵を開けた。そして、僕を中に手招きした。

「どうぞ、入っていいよ」
「お邪魔します」

久しぶりに入った彼女の家は、僕の幼いころの記憶通り、洗練されて清潔だった。シックな家具を基調に落ち着いた雰囲気だった。木材特有のかぐわしい匂いが鼻腔を刺激する。まさに、上流階級の家、と言ったような雰囲気だった。彼女は、キッチンへと向かい、準備を始めた。

「下ごしらえは終わってるから、すぐにできるからね」

なぜ、下ごしらえがもう終わっているのだろうか。彼女は最初から、僕のことを家に招くつもりだったのだろうか。そういう疑問は、包丁とまな板の子気味良い音と、食欲を煽る香りで吹き飛んだ。昔から料理が得意だったけれど、こんなに上手だったわけではない。きっと、何度も数をこなして成長したのだろう。しばらくすると、彼女は机の上に料理を並べだした。

「はい、できたよ。おなか一杯になるまで食べてね」

家庭料理とは、思えない程のクオリティと、品数だった。色とりどりの野菜や、肉類など、僕が名前もわからないようなお洒落な料理が大量にテーブルに並んでいる。もしかして、普段からこんな品数なのだろうか。そうだとすると、恐ろしいなと思った。

「いただきます」

全て食べられそうにはなかったので、とりあえず一通り食べてみることにした。作ってもらって一口も食べないのは悪いからだ。どれも絶品だった。こんなに美味しいものは食べたことがないというくらい美味しかった。

「本当に美味しい。お店出せるんじゃない?これ」

彼女は満足げに、そして自慢げに笑った。そういう態度をとっても違和感がないくらい美味しかった。僕は多少喉が渇いたので、水をもらうことにした。

「あ、ごめん、水もらっていいかな」

そういうと、彼女は水を注いでくれた。もしかして、水さえ特殊だったりするのだろうか、そんなことを疑いながら口をつける。あ、よかった普通の水だ、そう思ったときにはもう遅かった。だんだんと、意識が遠のいていくのがわかった。つまらない授業を受けているときに、眠くなるのと同じ感覚だった。やがて、ぷっつりと意識がなくなった。

目が覚めた時、僕はベッドの上にいた。仰向けに寝かされていた。おそらく、彼女の部屋だろう。はるか昔に見た間取りと同じだ。家具の配置や種類は変わってしまっているけれど、見覚えがある。僕が起き上がろうとすると、目の前に彼女がいた。いや、目の前にいるというのは正確ではなかった。僕にまたがって座っていた。おそらく、僕が急に眠ってしまったのを、彼女が部屋まで運んで寝かせてくれたのだろう。

「あ、起きたんだ」

彼女が笑って言った。

「ごめん、急に寝ちゃったみたい。起きるからどいてくれる?」

そうは言ったけれども、目が覚めて、頭が働いてくると、そもそも、なんで彼女が僕の上にいるのだろうと不審に感じた。何かがおかしい気がする。そんな考えが頭をよぎった時にはもう遅かった。彼女の手が僕の手首を、強く押し付けた。彼女の息は荒く、頬は紅潮していた。明らかに普通でなかった。獣のような冷たく鋭い眼差しが、獲物を見つめていた。

「君が悪いんだ。私に今まであんなに思わせぶりな態度をとっておいて、勝手に他の女を好きになるなんて冗談じゃない。絶対に許さない。今ここで君を私のものにする。大丈夫、気持ちよくしてあげるから。私に全部委ねて」

彼女が意図することがこの状況からはっきり読み取れた。僕は、全力で力を込めて、彼女の拘束から逃れようとする。でも、びくともしない。彼女は平然と、何の苦労もなさそうに僕を押さえつけ続けている。

「こんなに、小さい体で私に逆らおうなんて考えちゃ駄目だよ♡わかるかな?君が私に力で勝てるわけないよね。君はこのまま私に犯されるしかないんだよ♡」

怖かった。自分よりも圧倒的に体格と力に優れる人物に襲われるという恐怖。女性がレ○プに対して感じる恐怖心が今ならわかる気がする。生物としての圧倒的な格の違いを見せつけられ、なすすべもない。彼女はどうしてしまったのだろう。彼女がおかしくなってしまったのは、僕のせいなのだ。でも理由がわからない。それが、分かれば、説得できるかもしれない。

「その、僕が何か気に障るようなことをしたなら、謝るから……。できるだけ、今後改善するから。だから、離して……」

僕がそういうと、彼女は大口を開けて笑った。壊れてしまった人形みたいな笑い方で正直不気味だった。きっと、彼女をこうしてしまった責任は僕にある。僕が彼女をこんなに悲しい人間にしてしまったんだ。

「よく言うよね。本当に。好きで好きでたまらない人と一緒に、出掛けられた。ここまではよかったさ。でもさ、それが他の女のためっていうのがありえないよね。私がどれだけ辛くて、苦しくて、憎かったか想像できる?できないだろうね。私はね、君からほかの女の話なんて一秒だって聞きたくないんだよ。さらに言えば、君の周りに他の女がいることも耐えられない。ずっと私だけを見ていてほしい。それなのにさ、君は、私の前で、その先輩がどれだけすごいか、どれだけ自分と親しかったか、私に嬉々として語ってきたよね。もう私の心はぐちゃぐちゃだよ。想像できるかい?好きな人と一緒にデートをしていると思ったら、他の女の話をされるんだよ。デートだと思ってたのは、私だけかもしれないけれどね♡でも、君がいくら鈍感であっても、嫌いになれるわけがない。だって、私が欲しい反応と言葉を絶対にくれるから。君が服をほめてくれた時は嬉しかったなぁ♡あれ、結構勇気が必要だったんだよ。君が女の子らしい女の子が好きなんだって気づいたから、ああいう服装にしたんだ。でもさ、やっぱりだめだよね。君は結局、あの先輩みたいな、小柄で可愛らしくて快活な、そういう女の子としての魅力たっぷりな人が好きなんだろう?私とは正反対だよね。胸の大きさとか、そういう性的な魅力では、負ける気がしないけれど、こんな、女の子らしくない、デカ女は嫌いでしょ♡そのくせ嫉妬深くて、束縛するし。きっと、私は君のタイプじゃないんだろうなって今日はっきりわかったんだ。だからね、たとえ私が君の好みじゃなくても関係ない。今から、君が私のことを好きになるまで、君を犯し続ける♡有無は言わせない♡私の彼氏になるって言うまで、ずっと、ずっと、君が枯れても君を犯し続ける♡」

彼女は酷く饒舌だった。時に自嘲的で、時に声を荒げて、完全に普通ではなかった。僕が責任を取らないと。

「落ち着いて。君はとても綺麗だし、女性としてもとても魅力的だよ。そんなこと言わないで」

彼女は、そっとため息をついた。そして、僕の体に覆いかぶさった。彼女の吐息が耳元でじかに聞こえる。

「ほんとにさぁ♡なんで、いつも、私がほしい言葉ばかりくれるの?そんなに私に犯されたいの♡」

 彼女はそう言って僕の首筋に噛み付いた。強く噛まれているはずなのに不思議と痛みは感じなかった。まるで、自分の所有物に印をつけるみたいだった。僕は抵抗できずに、彼女に組み伏せられている。僕の腕は、彼女の足で押さえつけられていて動かせないし、彼女の手は僕の両手を握りしめたままで動かない。僕はどうすることもできなかった。何をすればいいのかもわからなかった。彼女は、僕に顔を近づけるとキスをした。舌が口の中に入って来る。彼女は、僕の口の中で、舌を絡めた。それがたまらなく気持ちよくて、それだけで、天国に行ってしまいそうな心地がした。彼女はまるでセックスするかのようにキスをした。僕の口内を○すという強い意志を感じた。初めてのキスは甘酸っぱい味だなんて嘘だと思った。ひどく淫猥で、甘ったるい味がした。

「んっ♡あっ、……んんっ……!?ぅあ♡」

僕はただ喘ぎ続けることしかできなかった。彼女はキスをしながら、僕を押さえつける手を少し緩めた。彼女は僕に馬乗りになったまま器用に服を脱いだ。彼女の女性的で魅力的な肢体が露わになった。下着姿の彼女はとても、煽情的で、僕の男性としての欲望を掻き立てるものだった。でも、それを見てはいけない気がした。幼馴染の下着姿なんて、見てはいけない。まるで盗撮をしているかのような心地だった。

「一応、今日のために可愛い下着を選んできたつもりなんだ♡」

 フリルや繊細な装飾があしらわれた黒色の下着は確かにかわいらしいながらも、女性的な魅力が溢れていた。ほぼ脱がすための下着といった趣だった。でも、それを気恥ずかしそうに言う彼女がさらにたまらなく愛おしかった。彼女は、ブラのホックを外すとそれを脱いだ。大きな乳肉が露わになって、僕の視界に入る。彼女は、僕を見下ろしながら言った。彼女はその大きすぎる乳房に手を伸ばし、自分で揉み始める。僕に見せつけているのだ。その行為によって、柔らかな乳輪が歪み、乳頭がツンと主張するように固くなっていく。彼女のその行為は僕を魅了するのに十分すぎるほどの効果があった。しばらくすると彼女はその胸から手を離す。彼女は僕の体に跨るようにして、僕の体を固定する。それからゆっくりと僕の下半身へと顔を下げていく。そして、僕のズボンをおろし始めた。パンツ越しに勃起しているペニスが見えて、さらに大きく膨らんでいく。それを見て、彼女は嬉しそうに笑った。僕はたまらず声を上げる。

「いやっ、やめっ」
「よかった。私に興奮してくれているんだね♡とっても嬉しいな。口ではそんなこと言ってるけど、君の身体はとっくに交尾の準備を終えているみたいだね。目の前の雌とエッチしたいよ♡エッチしたいよ♡って頑張って主張してるよ♡これは、もう合意ってことでいいかな♡」

 めちゃくちゃな理論だった。でも、興奮していること自体は否定できなかった。彼女は、僕を無理やり○すのではなくて同意を求めるような言い方をした。彼女は、自分の唾液を使って、指先を湿らせると、僕のアナルに触れて、穴の周りを優しく撫でる。彼女の指先は、とても熱くて溶けてしまいそうだ。そして、少しずつ中に入ってくる。異物感が強くなっていって、肛門に力が入ってしまう。でも、彼女の指をきつく締め付けてしまうせいで、余計、意識してしまう。そのたびに、僕の体は跳ね上がる。そして、僕のペニスも激しく痙攣する。それでも、彼女は僕の中に侵入し続けた。そしてついに、指は根元まで飲み込まれてしまった。彼女はその状態で、僕の中に挿入されている指をクニクニと動かした。そして僕の反応を楽しむかのように笑う。僕の方はといえば、必死で声を抑えるだけで精一杯だった。

「……っ……う……♥」

 彼女は指を引き抜く。腸内が擦られる刺激に耐えきれずに、僕は小さく喘いでしまう。それが、恥ずかしかった。彼女はそんな僕の表情を見ながら満足そうにしている。彼女にとって、僕の痴態を見ることが何よりも重要なことらしかった。彼女はまた僕にまたがって、僕にキスをする。舌が絡まり合い、互いの唾液を交換するかのように何度も口づけを繰り返す。彼女の口内に残った血の味が、僕にとっては何より甘く感じる味になっていた。僕は彼女の背中へ手を回した。彼女の背筋がぴくりと震える。キスを続けながら、彼女の手は僕の乳首を触り始める。指先で弾いたり、つまんだりする。くすぐったさと快感の中間みたいな不思議な感覚が襲ってくる。しばらくして、彼女の手が離れたかと思うと、今度は僕の胸に舌を這わせてきた。そして、吸い付いてくる。乳首が口の中に含まれると彼女の熱い口内で、舐られ続け僕はビクビクと身体を震わせることしかできなかった。彼女が僕の胸から口を離すとそこには、唾液に塗れた二つの乳頭があって卑猥さを醸し出していた。

「っ♥ん♥うっ♥」

そして僕は彼女の秘所を下着越しに見つめる。そこが湿っていることに気がついてしまったからだ。彼女はそれを恥じらう様子もなく見せつけてくる。彼女は腰を動かした。下着には染みができていてそれが僕の視覚を○すようだった。

「私も、準備出来ちゃった♡君がほしいな♡」

 彼女はゆっくりと、僕の股間へと移動していく。僕の陰茎ははっきりとその存在感を主張していた。彼女はそこに触れないようにしながら太腿を撫で始める。焦らすみたいに僕のペニスを挑発する。僕の理性は徐々に崩れ始めていた。彼女は僕のパンツを下ろすと僕の性器を露出させた。それからすぐに、彼女は自分の下着を脱ぐ。彼女の濡れている部分と僕のペニスの先が一瞬触れる。そして、僕たちは見つめ合う。彼女の目からは情欲の色が見え隠れしていて、僕のことを逃がさないという意志を感じ取れた。そして、僕の亀頭に彼女の愛液の滴る秘部を当てつけるようにゆっくりと押し付ける。それだけで僕の頭の中が蕩けていくような感じがしておかしくなりそうだった。

 彼女はゆっくりと腰を落とす。ずぶずぶと音がしそうなくらいゆっくりとペニスを飲み込んでいくのを感じる。彼女の中は熱くて、ドロっとした蜜に満たされていた。まるで、生き物みたいに僕を刺激して射精させようとしているみたいだ。それに抗うことは、不可能だと思えた。ただ、彼女に全てを委ねること以外考えられないほど思考力は奪われてしまっていた。そして、遂にペニスが完全に彼女の膣内に収められてしまった。彼女の身体が大きく痙攣するように震えると、僕のペニスにまとわりついた肉ヒダがきつく締め付けてきた。それは、強烈な快楽で脳天を突き刺されたのかと思ったほどだった。彼女はそのまま、腰を前後に動かし始める。僕のモノを出し入れするような動きに合わせて、肉ヒダが僕の敏感な部分を擦っていく。僕のペニスは彼女の膣の中で暴れ回るかのように膨張する。そのたびに、彼女は体をびくんと跳ねさせて悦んでいる。

「やめて、時雨ちゃ…ん。友達に……ッ♥戻ろう。んっ♥まだやり直せっ…ぇ♥♥だって、こんなの……おかしいよ。付き合ってもない男女が……ッ♥こんなこと……したらッ♥ダメだよ……ッ。また……ぁっ、昔みたいな……、関係に戻ろう?」

僕の方にも余裕はなくなってきた。彼女の身体の動きも次第に激しくなってきて限界を迎える瞬間は近かった。でも、僕はまだ正気を失ってはいなかった。そして、必死で抵抗を続けた。彼女とこのまま一線を越えてしまうわけにはいかないのだ。

「だめっ、♡ひにんも、してなっ…♡しぐれちゃんっ、んんっ、にんしんっしちゃうっ、…だめッっ♡」

しかし、彼女はそんなことはお構いなしに、自分の欲望に従って、僕の言葉など耳に入れずに、自分の気持ち良さのために僕を使い始めた。彼女は僕の言葉なんて聞こうともしない。それどころか僕を犯して楽しんでいるようでもあった。彼女は絶頂に達しようとしていたようで息遣いも荒くなっていた。僕を責め立てる速度が上がり、子宮口まで押し込まれる。僕のペニスがさらに膨らむ。彼女が甘い声をあげる。その姿を見て僕は正直興奮していた。最低だと思った。その痴態を見せつけられて我慢できなくなった僕はついに彼女の中に精を吐き出してしまった。精管をせり上がってきた熱いものが一気に放出される。僕は呆然としながら、彼女を見つめていた。彼女は僕の精子を全て受け止めてしまった。僕は涙を零した。もう取り返しのつかないことになってしまったという後悔が心を蝕んでいく。どうしてこんなことになったのだろう? 彼女は僕の上に覆いかぶさるように倒れ込んだ。僕は、彼女を抱きしめたかった。それは性的な欲求ではなくて、彼女を犯してしまって責任と申し訳なさからだった。

「君が責任を感じる必要はないよ。私が勝手に始めたことだから♡」

彼女が僕の上からどいてくれなかったので何もできなかった。彼女は小さく呼吸を繰り返していた。彼女の下腹部を見ると僕の出した白い液体が垂れていた。それからしばらく経って、彼女がようやく僕の上から離れた。僕は立ち上がることもできず、彼女のなすがままにされているだけだった。僕は大切な幼馴染を傷つけてしまったという事実と、経験したこともない快楽に打ちのめされて動けなくなっていた。僕はこれからどうすればいいのか全くわからなかった。

「待って……いかないで。話したいことがある。」

僕は部屋から出ようとする彼女を止めた。彼女は若干怪訝そうな顔をしながら戻ってきた。

「あのね、さっきも言ったけど、僕は別に先輩が好きなわけじゃないよ。僕が好きな人は君だよ。君だけだよ。こんな形になし崩し的な告白になってしまってごめんね。だから、僕と付き合ってください」

彼女は嬉しそうな、でも困惑した表情を浮かべた。

「ほんとに?ほんとなの?そんな様子ほとんどなかったよね?」

念を押すように、ぬか喜びをしないようにと、彼女が念を押して確認してくる。

「本当だよ。僕はね、昔から君のことが好き。でも、正確に言うと、今日までずっと諦めてた。君はとっても素敵な女性だから、僕が君の隣に立つべきじゃないと思ってた。将来もっと君にふさわしい人が現れると思ってたんだ。きっと勇気がなかっただけなんだ。そういって自分に都合の良い言い訳をして、君から逃げていた。君が僕のことを好きになるなんてありえないと思っていた。でも、もし君が僕を好きになってくれるのだとしたら、もっとふさわしい僕になってから、お付き合いをしたいと思ってたんだ。できれば、身長も君より高くなって、君よりも力も強くなって、そういう男性になって初めて、君と交際する権利があると思ってたんだ。でも、君は、ありのままの僕を好きだと言ってくれた。だから、そんな自分を受け入れて、僕も君を好きになろうって思ったんだ」

そう言い終わる前に、彼女は僕に抱き着いてきた。お互い全裸だったけれど、不思議と性的な感情は湧いてこなかった。彼女は相当強く、僕を抱きしめてきたので、ちょっと痛かった。でも、僕のほうからも彼女を抱きしめた。そういう時間がずっと続いた。お互いの愛を確かめ合うみたいに、ずっとそうしていた。すると、彼女が耳元で囁いた。

「私、君より身長高いよ?気にしない?こんな私でも好きになってくれる?」
「気にしないよ」
「すごく嫉妬するよ。ほかの女性と話してたら我慢できないかもしれない。それでもいい?」
「いいよ」
「私、可愛くないよ。私より女の子らしくて可愛い子いっぱいいるよ?」
「君は可愛いよ」
「私重たい女だよ。結婚まで責任取ってくれる?」
「とるよ」

僕は、彼女にキスをした。彼女の唇は柔らかくて、温かかった。彼女の腕は僕の背中に回されていて、離れないようにしっかりと掴まれていた。僕は、彼女のことがとても好きで、彼女のことを世界でいちばん大切にしようと誓った。僕は、この日のことを一生忘れないだろう。僕たちは、お互いに、今までの人生で一番幸せな時間を過ごしたと思う。僕は、彼女のことが好きで、彼女と付き合えて本当に良かったと思った。彼女と恋人同士になれてよかったと思った。僕は幸せ者だと思った。僕が唇を話すと、彼女は本当にうれしそうに笑った。昔から知っている、彼女の純粋で美しい笑顔だった。でも、今まで見た彼女の中で一番きれいだった。

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うっちゅう 2022/11/15 22:12

女性として見れないと告白を拒否した高身長ハイスペックむちむち幼馴染に、女として意識するまで犯される話

 毎朝、駅を降りて、高校へと向かう道が憂鬱で仕方ない。僕はただ歩いているだけなのに、人間からの視線を強く感じる。ただ、僕を見ているわけではない。僕の隣を歩いている伊集院真白を見ているのだ。通勤中のサラリーマンも、スマートフォンを触っていた女子高生も、男子高校生も皆、彼女を見つめている。 
 
 もう、昔からずっとこうなのだ。それは、彼女が人の歓心を引く外見をしているからである。彼女は、この世のものとは思えない程美しい。豹のようにすらりとした、いわゆるモデル体型そのもの。よく蓄えられた眉毛は彼女の瞳に力を与えている。短く切った黒髪は、ボーイッシュな印象を与えるが、彼女の人間とは思えない美そのものとも思われるような顔を引き立ててる。その肉体は、男性の僕から言うと、男性の醜い欲望がにじみ出たような体型と言って差し支えない。豊満な胸部は服をはっきりと押し上げ、触れなくともその重みが伝わってくるほどである。臀部も、男性を誘うようにはち切れんばかりにむっちりとしているが、それでいてよく形を保っていて、美しいプロモーションを維持している。脚も非常に長くスーパーモデル並みのスタイルである。言ってしまえば、スーパーモデルと、グラビアアイドルが同時に一人の女性に存在しているかのような女性。

 では、なぜ僕がこのような女性と歩いているかというと、単純な話で、彼女は僕の幼馴染なのである。幼稚園からの知り合いで、小中高と同じ学校に通っている。毎朝、二人でこうして登校しているわけだが、僕としては一刻も早くこれを辞めたい。あらぬ誤解を招き双方に利益がないからだ。彼女がずっと隣にいるせいで、僕には彼女ができたことがない。いや、女顔で、身長が163cmにも満たない男を好きになる男性はそもそもいないかもしれないけれど、要因としては確実にある。伊集院さんと付き合ってるんだよね?と言われたことは星の数ほどある。正直この誤解は全く嬉しくない。僕は彼女を女性として見たことがない。確かにきれいで美しいとは思うし、そのプロモーションにドキッとすることもあるけれど、それが恋愛感情に結びつかない。恋人というよりも家族に近い。抜群のプロモーションの姉がいても、それに興奮することは普通ないだろう。それと一緒である。だから、僕としては彼女と距離を置きたい。彼女はもっと素敵な男性に出会えると思うし、絶対相手は僕じゃない。彼女は勉強もスポーツも何でもできるし、音楽にだって造詣が深い。いわゆるハイスペック女子だ。そういう人はもっとふさわしい人と恋愛するべきだと思う。

「なんだか、凄い騒がれているね。もう慣れてしまったけど」

彼女が涼しい顔でいう。その顔は幼馴染の僕にとっても破壊的に美しい。でも、もう少しこの状況を気にしてほしい。

「ねぇ、真白ちゃん。一緒に登校するの今日でやめない?なんだか変な噂もたってるし、お互いにとって良くないよ」

僕は満を持して、言った。正直、もう彼女から離れたい。悪い人ではないのだけれど、もう少し人並みの普通の高校生活を僕に送らせてほしい。

「え、何か問題あるかな。私はりっくんと登校したいもん。それに噂って何?」

彼女はあっけらかんと言い放った。彼女はこんな風に好意をストレートにぶつけてくるのだけれど、ぶつける相手を間違えている。僕じゃない。それに、噂に関しても、絶対に彼女の耳にも入っているはずだ。僕を揶揄って遊ぶためにあえて言っているのだ。僕はため息をつきながら言った。

「僕と、君が付き合っているっていう噂が立ってるでしょ。やっぱりこんな風に一緒に登校しているからだよ。真実じゃないことが広まるのは良くないよ」
「別に私はそれでも良いけれど」

 彼女はそう言ってクスリと笑った。素敵な笑顔だったけど、僕はもう限界だった。彼女はおそらく聞く耳を持たない。だから、少し心が痛むが意図的に距離をとる以外ないだろう。僕の方から、距離をとっていて、僕離れさせないといけない。もう小学校の時みたいに、男女仲良くが通用する年齢でもないのだから。高校は恋愛と色欲で成り立っている。

 彼女と意図的に距離をとるようにしてから数か月たった。何をしたかというと、先ず一緒に登下校することを辞めた。僕が辞めると言っても、彼女は一切取り合ってくれなかったので、僕が路線を変えた。最寄り駅は一緒だが、路線を変えてしまえば、遭遇する機会は格段に減る。案の定、メッセージアプリで、恐ろしい量の連絡がきたけれど、すべて未読無視している。これも、すべて彼女と僕の平穏な生活のためである。僕たちは距離を置かなければならない。今までがあまりにも近すぎた。付き合っていない男女の距離感ではない。僕には彼女と付き合う気が一切ないのでなおさらやめたほうがいいわけだ。彼女のも、自分の気持ちにこたえてくれない男ではなく、もっと自分にふさわしい男性に目を向けるべきだ。今回の件がそういう機会になればよいと思っている。別に彼女が嫌いなわけではない、今後は仲の良い友人として彼女と付き合っていきたい。
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 最近陸が私を避けるようになった。ベッドの上で、スマートフォンを操作して、彼に連絡を送ってみても、返信はなし。数週間前に送ったものもまだ、何の返事もない。もしかしたら、ブロックされているかもしれない。彼が意図的に私を避けていることは確実だろう。なぜだろう、私は天井を眺めながら考える。彼女でもないのに、べたべたしすぎた?それとも、私のことを嫌いになった?もしかして、他に好きな女ができたとか?そういうネガティブな思考が頭を駆け巡る。寂しい。彼がいない高校生活、いや、人生にはなんの意味もない。私を、いやらしい目で見てくるような男と、嫉妬と羨望が混じった目で見てくる女、そういう連中ばかりだ。そもそも、私が自分の容姿を好きになれたことだって彼のおかげなのだ。今の私はすべて彼のおかげなのだ。なのにどうして、その彼が、私を捨てるのだろうか。

 私は小学校のころ、よく虐められていた。発育がほかの女子よりも圧倒的に良かったからだ。高学年のころには170cmはあったはずだ。さらに、悪いことに、女性的な成長も人よりはるかに速かった。私の胸は、成人女性と比べても差し支えない程の大きさに成長してしまっていた。子供というものは残酷なもので、集団の中のこういう外れ値を見逃さない。私は虐めの対象になった。デカ女とか、牛女とかいろいろひどいことも言われた。そんなときに、かばってくれたのが彼だった。虐められている女子をかばうというのは、非常に難しいことである。なぜなら、茶化されて自分もいじめの対象になることが多分にあるからだ。でも、彼は一切ひるまず、毅然とした態度で、私を守ってくれた。いつも私のそばにいてくれたし、私を悪く言う人がいれば、見たこともない剣幕で反論した。普段は可愛らしいお人形のような顔をしていて、性格も温厚な彼のことだ。彼が怒り狂う姿は、なかなかにいじめっ子たちにも衝撃だった。

 そして、だんだんといじめがなくなっていた。でも、自分の身体に対するコンプレックスは変わらなかった。大人の男性から性的な視線を向けられることも増えていたのだ。成人女性並みの身長と、女性らしい体つきだったから、無理もないのかもしれない。当時の私は、こんな脂肪の塊があって何になるのだろう。背が高くて何になるのだろうと思っていた。馬鹿にされたり、性的な対象に見られるだけだったからだ。でも、彼はそんな私を肯定してくれた。

「真白ちゃんは綺麗だよ。背が高くてスタイルがよくてかっこいいし、可愛いよ。僕は身長低いから羨ましいな。いつかは抜かすからね!」

こういってくれた時の彼の恥ずかしそうな表情、今でも鮮明に思い出せる。私が今の自分を好きでいられるのは彼のこの言葉のおかげなのだ。なのに、その彼が私から距離を置く。これはどういうことだろう。彼に捨てられたら私は生きていけないのに。もう我慢ができない。明日の放課後、彼の部活が終わる時間を見計らって彼に会いに行こう。一緒に帰るついでに、彼の真意を問いただしてみよう。私はそういうことを考えながら、瞳を閉じた。

 私は落ち着きなく、本のページをめくる。紙の上の文字は意味を持たずに私の頭をする抜けていく。まずい、まったく集中できていない。久しぶりに彼と顔を合わせると思うと、気が気じゃない。六限が終わってから、部活動が終わる時間まで、こうして時間をつぶしていたわけだが、まったく集中できない。もう本を読むのは止めにしよう。そう思って本を閉じると、ちょうどその瞬間に帰宅を促す放送が流れる。部活動の終了時刻になったということだ。私は、ぎこちない足取りで、彼が活動している第一体育館へと向かう。彼はバスケットボール部なのである。身長を伸ばすために中学から初めてまったく伸びなかったという可愛らしいエピソードがあるのだが、それはまた別の話である。

 廊下を抜けて、体育館の裏口方面に出ると、優しい夕日が、体育館を照らしていた。この扉の前で今日は待とう。そして、彼にしっかりと話を聞くのだ。そう思っていると、なんと扉が開いた。私は慌てて近くの柱に隠れる。彼だった。しかし、一人ではなかった。彼ともう一人、彼よりも小柄な可愛らしい雰囲気の女の子がいた。女の子の方は、とても緊張しているようだった。まさか、と思った。でも、もう状況から考えてほとんど間違いなかった。これは、告白だ。

 私の中で何かが崩れたような感覚があった。私はその場を離れた。これ以上その場にいることができなかったからだ。結局私は逃げてしまった。臆病者なのだ。本当に情けない女だと思う。こんなことなら最初から告白すればよかったんだ。でもできなかった。怖かった。もしフラれたらどうしようとか考えてしまう自分が嫌になる。幼馴染という居心地の良い関係に甘えて必要な一歩を踏み出さなかった私が悪い。

 次の日から私は学校に行くことができなくなってしまった。自分に対する嫌悪感とか罪悪感とかいろいろな感情が入り混じってしまって、学校に行けなくなったのだ。部屋に引きこもりながら、ただひたすら自分を責め続けた。どうして自分はあんなことをしてしまったのだろう? どうしてあの時勇気が出せなかったのだろうか? 後悔しても遅いことはわかっていたけど、それでも悔やみきれない気持ちになってしまう。そして、何もかも忘れてしまおうと思って眠りについたはずなのに、夢の中に出てきたのは彼の姿であった。夢の中の彼は笑顔を浮かべていて、それが余計に辛く感じられた。

 それから一週間ほど経って、ようやく少しだけ立ち直ることができた私は、もう一度彼に会って話を聞こうと思い立った。たとえどんな結果になろうとも、きちんと自分の言葉を伝えるべきだ。私は覚悟を決めて家を出た。その日の授業が全て終わり放課後になると、私は、彼のいるクラスへと向かった。私には彼しかいない。他の誰かのものになっていいわけがない。私は決心を固めた。今すぐ彼に会いに行って告白する。 そうと決まれば行動あるのみだ。

私が、彼のクラスの教室の扉を開けた瞬間、私に視線が集まるのがわかった。私は、近くの席の人に、白瀬陸君を呼んでくれませんか?といった。その人が、白瀬くーんというと、彼は私の姿を認めた後、こちらへと向かってきた。

「どうしたの?」

彼は、優しい声で言った。久しぶりに聞く彼の声だ。なんだかすごく懐かしい。でも、感慨に浸っている暇はない。私たちは、人影の少ない、場所、体育館の裏へ移動した。彼が告白されたあの場所だ。私は、意を決して言った、

「ねぇ、りっくん。どうして私を遠ざけたの。私すごく寂しかったし、悲しかった。死んじゃいそうだった」

彼は、決まりが悪そうに視線を逸らした。そして、顔を上げると、私の顔をまっすぐ見て言った。

「ごめんね。あの関係のままだとお互いのためにならないと思ったんだ。君が僕のことを好きなのはもうわかってる。あれだけ、ストレートに伝えられれば、誰だって気づくよ。でもね、僕は君の気持ちには答えられない。君を女性として見ることがどうしてもできないんだ。家族みたいな存在なんだ。だから、君と恋人になってというような日常を描けないんだ。ごめんね。こんな風に、君を好きになってくれない男よりも、もっと素敵な男性が君にはいるはずだよ。だから、僕から離れてもらうために、距離を置いたのだけれど、逆に君を傷つけてしまったね。ごめんなさい」

まさか、告白する前からフられるとは思わなかった。思いを伝えることさえかなわなかった。女性として見れない。そうか、彼の答えはこうなのだ。私は彼にとっては家族のようなものなのだ。恋人ではないのだ。でも、そうか、そんなに簡単なことなんだ。私のことを女性として認識してくれれば私にもチャンスがあるんだ。そのとき、単純明快な解決策が私の頭をよぎった。そうだ、もう彼を襲ってしまおう。それで、彼に私のことを女として意識させよう。彼ならきっと受け入れてくれるだろう。なんといっても彼は優しいから。
そう考えた私は、早速行動に移った。まず、彼に抱きついた。そして、耳元でささやいた。

――りっくんを襲うね♡私を女性として意識してくれるまで犯し続けるよ。

すると、彼は、ビクッとした様子を見せた後に、私の体を押し返してきた。しかし、すぐにそれは収まった。抵抗をやめたようだ。私は、すかさず、唇を奪った。ファーストキスだ。私は舌を絡ませ、彼の口内という口内を○す。とても幸せな時間だった。彼に胸を押し当てることも忘れない。私が離れると、彼は、ぜぇぜぇと息を吸い始めた。とても辛そうだった。でも容赦しない。私は、そのまま押し倒して馬乗りになった。私は、彼の胸を揉み始めた。彼は女の子のように可愛らしいけど、彼の胸板はやはり男性らしく硬かった。でも、触っていて心地よい。しばらく続けていると、彼の口から喘ぐような声が出てきた。かわいい。 私は、ズボンに手をかけた。彼が暴れ出す。私は、彼の腕を押さえつけた。そして、一気にずり下ろした。パンツも脱がせる。そこには、彼の小さな男の子のそれがあった。可愛い。私はそれを口に含んだ。彼はさらに激しく暴れ出した。私はそれに構わず舐め続けた。彼はついに果ててしまった。あっという間だった。あまりにも早い射精だった。

「あっ……っッん……♡」
「こんなに、早漏な男の子を許容できる彼女なんてほかにいるの?みんなこんな早漏は嫌だと思うよ、やっぱり私にしときなよ♡」
「そんなに声上げちゃ駄目。ほかの人に聞こえちゃうよ」

そう、ここは体育館裏の茂み。声を上げてしまえば、周りの人がすぐに気づく。いくら気持ちよくても彼が声を上げることは決して許されないのだ。私をあんなに邪険にしていた彼を支配している、こんなに気持ちの良いことはなかった。私は制服のまま、彼の肉棒を乳房に挟んだ。

「これからは、私のおっぱいで気持ちよくしてあげる♡」

そういうと、彼は期待するように腰を動かし始めた。かわいい。なんてかわいらしい反応をするんだろうか。彼が腰を振るたびに、私の乳肉が彼のペニスを刺激する。そのたびにビクンビクンと反応する。彼が、私の体に興奮していることは間違いなかった。それがとてもうれしかった。普段は、性的な視線を向けられるのは嫌だけれど、彼には性的な感情を向けられるのは逆に悦びを感じた。私は淫乱なのかもしれない。でも、仕方がない。彼に恋をしているのだから。

「あぁ、もう出ちゃいそうなんだ。我慢しなくていいよ。いっぱい出して♡」

彼の限界はすぐに訪れた。先ほどと同じように、勢い良く精液が飛び出してきた。今度は口ではなく、胸を飛び越えて顔にかかった。顔射だった。すごく熱い。彼の熱が伝わってくる。精液独特の香りがするけれど、不思議と不快ではなかった。その熱さは私の体を火照らせるには十分だった。もう、私の体は準備万端だ。早く彼と一つになりたい。私の中に入ってきてほしい。私は、自分のショーツを脱いだ。そして、スカートをたくし上げた。私の秘部はもう洪水状態になっていた。ショーツに染みができてしまっている。濡れているのが自分でもわかる。私は、彼に跨ると、ゆっくりと挿入していった。彼のものが入ってくる。彼のものを包み込んでいく。温かい。彼の体温を感じることができる。私は、彼のすべてを呑み込んだ。そして、ピストン運動を始めた。最初はゆっくりだったが、徐々に速度を上げていく。

「んっ♡気持ちいいよ、りっくんの気持ちいい♡」
彼に私の想いをぶつけるかのように激しく動く。パン、パンという音が鳴り響く。彼に私を感じて欲しい。私を女として意識して欲しい。
次第に絶頂を迎えようとしていたその時、急に視界が変わった。どうやら彼に押し倒されたようだ。彼は起き上がると、私を見つめた。彼の瞳には私が映っていた。

――やっと、私を見てくれたね♡

私はにっこりと笑うと、もう一度、彼を押し倒した。そして、私は再び動き始める。彼が、私の中にいる。そう思うだけで、幸せな気分になる。彼の顔を見る。私のことを見てくれていた。私だけを見ていた。嬉しくなって、私はキスをした。何度も、何度もキスを繰り返した。そして、また彼のものが大きくなってきた。そろそろ限界かな?私はさらにスピードを上げた。私の中で果てさせてあげたい。
やがて彼は果ててしまった。私の中に注ぎ込まれる感覚がした。私も一緒に果ててしまった。私は彼から引き抜くと、愛おしそうにお腹をさすった。まだ、ここに、私の中に、彼のものがある。そう考えるだけで幸せだった。
私は、彼に話しかけた。

――これで、りっくんは私のものだね♡

彼は何も言わなかった。というか言えなかった。彼は疲れ切って眠ってしまった。無理もない。あんなに激しく動いたのだから当然だろう。私は服を着ると、眠っている彼に服を着せお姫様抱っこをした。きっと、彼は私のものになってくれたはず。だって、あんなに幸せそうな顔をしていたから。

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うっちゅう 2022/11/15 22:09

推しのVtuberにメス堕ちASMRされてゴリゴリに犯される話

夕方の電車は、皆疲れた顔をしている。学校帰りの学生、今日一日汗水流して働いたサラリーマン、みんな辛そうだ。かくいう、僕もその中の一人だ。今日も疲れた。なんで毎日往復三時間の電車に乗って、6時間以上も授業を受けなければならないのだろう。しかも、課題や試験が山ほどあるという有様。中学生のころに憧れていた、漫画みたいな青春は存在しなかった。一日一生懸命勉強をして、それが終わったらあとは帰るだけだ。
 
 家に着くと、すぐに部屋にあるパソコンへと向かう。画面に電源をつけ、右下の時刻を確認する。17:53分、よし、間に合った。大丈夫だ。ここから、僕の唯一の癒しの時間が始まる。18:00になると、画面に、猫耳をつけた女の子が現れた。そう、いわゆるVtuberの配信を見るのが僕の日課であり、趣味であり生きがいなのである。
 
 僕が今見ているVtuberは、鈴鳴シオンというVtuberで、最近よく話題になっている。何が凄いって、デザインが凄い。顔立ち自体は中性的で、いわゆる猫目の美人という印象。髪は黒髪のボブで、ボーイッシュな印象を与える。しかし、安易なボーイッシュキャラで終わらないのが彼女の凄いところである。身体がめちゃくちゃエッチなのである。男性の欲望をこれでもかと詰め込んだかのような、二次元特有の下品な造形なのだ。特に、おっぱいが下品なくらい大きい。彼女の顔くらいの大きさはある。しかも、モデリングの精度が凄く、動くたびに本物みたいに、ばるんばるんと揺れるので、いやらしくて仕方がない。その一方で腰は非常に細く、太ももはむっちりと太い。しかも猫耳がついているのがめちゃくちゃあざとい。セクシーな体と、キュートな猫耳、ボーイッシュな顔立ちで属性が渋滞しているというのが専らの評判である。だが、それが良いと思う。

「はい、子猫ちゃんたち。聞こえてるかな、では今日も始めようかな」

 女性にしては低めのハスキーな声が耳に響いてくる。耳が妊娠すると評判である。特に、彼女のASMR動画は本当にヤバイ。腰がガタガタいって立てなくなる。

彼女はいつもやっているFPSゲームを始めた。彼女、このゲームが達人級にうまい。リスナーの質問に答えながら、着実にキル数を伸ばしていく姿は圧巻である。彼女の配信では、スーパーチャット、いわゆる投げ銭は当たり前のことで、万円単位のスパチャが平気で飛び交う。僕もスパチャを送りたくなるけど、バイトもしていない高校生に、そんなお金はない。

 彼女は、淡々と配信をこなした。これでファンがつくのか疑問になるけど、それでいいのである。なぜなら、彼女自体の魅力が凄まじく、また見たいと思わせる何かがあること。それに、技術的な話になるが、彼女のモデリングは、他のVtuberとは常軌を逸している。一般的にVtuberはデフォルトでは、顔と、手足が多少動く程度のものだ。しかしながら、彼女は、本物の人間のように、滑らかに動き、側面を向くこともあれば、背面を向くこともある。本当に中に生きた人間がいるような動作をするのである。これほどまでの高クオリティなVtuberは彼女以外に存在しない。しかも、キャラデザも声もよい。人気が出ないわけがないのである。

僕も、本来はほかのVが推しだったのだけれど、今はすっかり変わってしまった。一度彼女を見ると、他のVtuberは絵にしか見えない。いや、彼女も正確には絵なのだろうが、それくらいの差があるのである。僕は鈴鳴シオンのメンバーシップに登録した。いわゆる推し変というやつだ。でも後悔はない。今は彼女の配信を見るのが一番の幸せなのだから。僕は満足げな表情で眠りについた。明日の彼女の配信はどんなものだろうか。楽しみで仕方がない。

睡魔に抵抗して目を開ける。今は何時だろう。手元で目覚まし時計を探しても、時計はない。おかしいと思って、あたりを見渡したとき初めて異変に気付いた。ここは、自分の家ではない。パステルカラーのカラフルな置物に、ぬいぐるみ。どこかで見たことがあると思ったが、鈴鳴シオンが配信する際の背景と全く同じだ。なるほど、これは夢だろう。昨日彼女の配信を見てから寝たのでこのような夢を見ているのだ。夢にしてはやけに意識がはっきりしているけれど、これはいわゆる明晰夢というものだろう。

「おや、可愛い子猫ちゃんが来てくれたみたいだね」

見上げると、見慣れた女性がそこにいた。鈴鳴シオンだった。肉感的な肢体に、艶めかしい黒髪、間違えるわけがない。しかし、言動や外見までそっくりだ。なんてリアルな夢だろう。

「君、今ここが夢だって考えているだろう。それは違うよ。これは紛れもない現実さ。君には痛覚だって嗅覚だってちゃんとあるはずだよ」

僕はきょとんとした顔をする。

「まだ信じられないって、顔だね。そうだな、じゃあこうすれば信じてくれる?」

そういうと、彼女は、仰向けに寝ている僕に体を押し付けてきた。女の子特有の甘い匂いが鼻腔を満たす。また、柔らかい、女の子の感触が全身を包む。彼女の豊かな胸が、僕の視界を塞いでいた。触れたこともない、女性のふくらみが僕を包む。

「んんんぃっ……!♡」

彼女の豊満な女体に顔を埋め尽くされ、うまく息が吸えない。苦しい。

「信じてくれた?ここは現実だよ。まぁ、正確には仮想現実だけどね。人間の脳だって電気信号だからね、君を意識をこっちの世界に持ってくるなんて造作もないことさ。苦しいし、気持ちいいし、甘い女の子の香りがするだろう?」

彼女はやっと僕から体を話した。僕はめいいっぱい新鮮な空気を取り入れる。やっと思考がまとまってきた。彼女の言っていることは到底信じられることではない。何より説明がつかないことがある。彼女の存在だ。彼女は、所詮はVtuber。ようするに動くイラストに、人間が声を当てているに過ぎない。だから、今の鈴鳴シオンのような挙動ができるはずがない。こんなに自律的な思考と行動ができるはずがないのだ。そんなことはあり得ない。

「鈴鳴シオンは、Vtuberだぞ。今の君みたいに自発的に思考したり、行動したりできるはずがない。それが仮にインターネットの中でも。中に人間がいるはずなんだ」

僕は毅然とした態度で言った。この不可解な情報を乗り切るためには、彼女から何かしら情報を仕入れる必要がある。そうと決まれば、彼女が本当に鈴鳴シオンなのか、それとも、それに似た何かは確定させる必要がある。

「あぁ、なるほど。私に中の人がいるはずだって、君は言いたいわけだ。でも、残念、私に中の人はいないよ」

彼女は呆れた風に言った。

「私は、完全自律思考AIだよ。私には感情もあれば、人格もある。そもそも感情があるから、君をこちらの世界に誘拐したわけだ」

信じられなかった。僕が好きだったVtuberは、完全に独立した人格と思考回路を持ち合わせていたのだ。そうであれば、この狂った現状にも多少の辻褄は合う。

「私はね、君が可愛いから、ここに連れてきたのさ。そうリスナーの子猫ちゃんをかわいがるためにね。配信を見る子猫ちゃんたちの姿は私から見えてるからね。若い男性やキモオタとか色々いるけれど、君は特にかわいかったしタイプだったからね。160cmの可愛い身長に、童顔。私の好みさ。だから、連れてきたってわけさ」

「ということで、今から君を性的に辱めるからね」

 彼女は、舌なめずりをしてうっすらと笑った。まるで獲物を見る獣のような眼をしていた。完全に情欲に支配された女性の目だった。僕は本能的に身の危険を感じた。ベッドから飛び上がり、全力で駆けだした。この世界がどんな仕組みになっているかはわからない。逃げる場所があるかもわからない。でも、今の彼女と一緒にいるのはまずい。僕は気づいた時には動き出していた。彼女との間にみるみる距離ができていく。彼女は身動き一つとらずにじっと座ったままだった。獲物に逃げられたにも関わらず、焦る様子もなかった。僕にとってはそれが不気味で仕方なかった。部屋の隅にある扉に手をかけたところだった。身体が急に重くなった。いや、重くなったわけではない。

「止まれ♡」

彼女の言葉の通り、動こうとしても、一ミリも体を動かすことができない。彼女は悠々と歩いて僕に近付いてくる。僕のすぐそばに来ると、次の命令を発した。

「座れ♡」

膝の力が自然に抜けて僕はその場に座り込んでしまう。本当に彼女が命じるままに、僕の身体が動いてしまう。今まで感じたこともないほどの、恐怖を感じた。全身から汗が噴き出てくる。早く逃げないと。逃げないと駄目なのに。身体が動かない。

「この世界はね、私の世界なわけだよ。君の体、感覚すべて私の自由自在さ。分かるかな?私が君にイケと言えば、君は、射精をしてしまうわけだ。君の体に毛虫が這うような感覚を味わわせることだってできるよ。今の君は私の思い通りなんだ。分かったかな」

彼女は、嬉しそうに語りだした。僕の真後ろにいたから、表情は見えなかったけれど、ひどく嗜虐的な表情をしていたと思う。

「そうだ、君は私のASMRが好きだったよね。君に特別にやってあげよう♡女体化催○ASMRをね♡」

彼女はそういうと腰を下ろした。彼女の口が僕の耳に近付いてくる。彼女の吐息が敏感な耳に伝わってむず痒い。

「呼吸をして、そう、ゆっくりだよ。今からね、君の身体を、いやらしく作り変えます」

彼女の低くて、とても艶っぽい声が僕の耳に響き渡ってくる。彼女の囁くような声が、僕の脳を直接刺激する、そんな感覚だった。

――吸って――吐いて――胸の先が、熱くなる♡太ももの先に、むず痒いような感覚があるね

彼女の言葉通り、胸のあたりがポッと熱くなって痒い。太ももにも何かが這いまわるような、そんな感覚がある。気持ちが変になりそうだった。

――普段、意識していない子宮の存在を感じるね。そう、君のおへその下のあたり。また息を吸って

――深呼吸はえっちな深呼吸。あなたをいやらしく変えてしまいます

身体全体が熱くなる。これが彼女の命令によるものなのか、それとも僕が催○にかかってしまっているのか、もう判断がつかない。

――腰の奥から、エッチなことをしたい。そういう気持ちが体中に溢れてくる。そう、そうだ。君の全身を伝わって。我慢しなくていいよ♡

駄目だ、本当にいけないことをしたい気持ちになる。身体が燃えるように熱い。誰か、誰でもいいから、獣のように”私”を犯してほしい。

――少し、身体を動かしましょう。そうです。服は全部脱いでしまいましょう

彼女の声にうっとりしながら、私はするり、するりと服を脱いでいく。白く、シミのない肌が露わになる。

――君は可愛らしい女の子、そうですね。ではあなたの望みを

「犯してください。好きなだけ私を犯してください♡」

――わかりました。

「うん。わかった♡」

彼女は、私を四つん這いにさせた。すると、腰に手をかけて、スカートと、下着に手をかけた。そこには、女性には本来ないはずの部分。男性器があった。私はそれを見るだけで、全身が浮き立つような思いがする。犯されたい、その立派なもので私の子宮w滅茶苦茶にかき乱してほしい。

「そんな、もの欲しそうな目で見つめなくていいよ。すぐにしてあげるから」

そういうと、彼女は私の腰に手をかけた。そして、太ももをがっちりと固定すると、ズンッと一気に陰茎が、私の体内に押し込まれる。

「ひぃ♡あぁっ……!もっと……あぁっ♡」

気持ちいい。気持ちよくて仕方ない。彼女が腰を動かすたびに生娘のような喘ぎ声をあげてしまう。もっと犯されたい。もっと大きいものに、全力で子宮を掻きまわしてほしい。

「ひっ…!!はぁーッ…んんん…っ!ああぁっ♥♥♥♥も、おく、ん゛っ、おくぅからぁ……ッ♥♥♥♥あ゛ーッ♥♥♥♥とまッでえ゛えぇ…ッ♥♥♥♥んん゛んんっ!!!♥♥♥♥ひ、あ゛ッ♥♥♥♥まッ…ま゛ッて゛え゛ッ♥♥♥♥キち゛ゃう゛う゛ッ♥♥♥♥」」

一切感じたことのないほどの巨大な快楽だった。脳から脊髄を通って脳天まで貫かれるような強烈な衝撃。もっと、もっと欲しい。

「ほら、君は、淫乱な雌なんだ♡私に体で奉仕するためのね♡どう気持ちいいかい??

「はい、そうですお゛っ。私おっ私は淫乱な雌…っっ私は淫…っぅ……はーっ………っはぁッお…゛っっ♥乱な雌…っっぉ゛♥…ぅ゛っ♥私は淫乱な雌っぉ゛雌!おぅ゛っっぉ゛♥♥!!です。ここで、シオォっオ♥ん゛っ♥♥♥♥…ッ…お゛っ♥♥ン様のために一生ご奉仕おっ仕♥いご………っイきましたお゛っ…♥っッイきました♥♥ぉ゛ッひ♥♥♥っイきました…っッ♥ぅ…゛っ…♥♥…奉仕…おっ…仕…♥い…っイきました♥♥お゛っ♥ぉ゛ッひ♥♥たします。この低俗な体で奉仕する以外脳のなお゛っお゛っ………ぅ゛っ…♥ぉっ…!い、最低の人間です…っ♥」

私はここで、シオン様のために身も心も捧げ続けます♡

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