UnholY CreatioN 2021/01/13 16:50

スクラップアンドスクラップ


…うーん、もう1月も真ん中に差し掛かろうとしておりますが、正直なところ穢神楽は目に見える進捗らしき進捗が無いというか…。
年末から今までの活動をとりあえず振り返ってみます。

別にずっとだらだらしていたわけではなく、むしろ休み無しで動いていた感の方が強いんですけどね。
ここ最近ずっとやっていたのは「ドットアニメからSpineアニメへの移行準備」です。
今回の穢神楽、なんかすっごいぬるぬる動くドットアニメを売りにしていこうかと思い、ちょうど去年の2月ごろから開発をトーチャラーのアップデートと並行してやってきたのですけど、そのヌルヌルドットアニメを作るためのソフト「DAINApp」が最近、ver.1.0になって正式リリースされたんですね。
ただ…そのver.1.0は今までのフレーム補完アルゴリズムとは全然違う形になってしまっているんです。ちょっとこれは使いにくい。いやむしろ使えない。
ということで、当初穢神楽はLive2Dでモデルを動かしてゲームを作るみたいな方向で計画しておりましたので、それをもっと使いやすいSpineの方でモデルを作ってゲーム内で動かしていこうということにいたしました。

ただ、私はあのよくある「身体が斜め45度を向きながら足だけバタバタさせてる忍者走り」や「攻撃時の腕の動きが奥行きの感じられない円運動」みたいな動きはあまり好きではありません。
ということで、Spineモデルでも普通の2Dアニメのような動きが作れないか、という研究をすることにいたしました。


ということで、まずは年末~お正月にマリアンネさんモデルを制作し、どの程度立体感を出せるか実験しました。
正面視点の歩き、走りなどの動作は奥行きを表現できないと難しいアニメとなります。
これは上手くいきそうと確信し、続いてみつきちゃんモデルの制作に入りました。


…が、これは上手くいきませんでした。
正面モデルからメッシュの変形で斜め45度までの絵を作ろうという計画でしたが、違和感が消せない。
仕方ないので、生産効率を上げるためパンツ以外脱がせて実験モデルを作りました。今度は45度の絵から正面~横向きの絵を作る計画です。


…うーん、あと少し惜しい気がする。
ここで私はふと冷静になります。

「…別にシームレスに角度が変わるように見せなくても問題なくない?」


ということで、もう正攻法で正面、45度、真横、135度、背面のイラストを用意して動かしていくことにしました。
Spineに取り込んだ時に絵を合わせていきますので、この状態ではかなり変ですね…。
パーツの前後関係を駆使して正面絵の乳房パーツを背面絵に流用したり、いろいろやって作業効率を少しでも上げていきたいです。
まずは裸の状態で動かし、それで上手くいったら服(破損差分含め)を追加していこうかなと思っています。
そして、もし可能であれば上記のシームレスな角度変更も可能なように改造していきたいですね。すっごい複雑になりますけど…。

もしこれが成功すればマリアンネさんモデルや、そのあとの様々な人間タイプのモデルに(それこそ、別の絵師に描いてもらった絵も)流用することが可能となってきますので大きな資産となるはずです。
とりあえず1月いっぱい使ってトライしてみます。
…どうしても納得いかない場合はSpineモデル採用はやめ、ぬるぬるドットアニメではなく通常のドットアニメを使っていくことにいたします。
なんだかんだでSpineいじるの楽しいので、ドットアニメをモヤモヤしながら作るより、楽しくゲーム制作を出来る手段を取っていきたいですね。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索